2016年10月31日月曜日

学校と社会と

むかーし,むかしのことだが…
ある教師の卒業式の時の言葉。

>諸君はいい生徒ではなかった。
>むしろ・・・悪い生徒だった。
>しかし・・・悪い生徒の中にこそ,美しい魂が宿っていることを,諸君は私に教えてくれた。
>どうも本当にありがとう。
>どうも本当にありがとうな。

私は学生に教えるかもしれないが,学生にも同様に教えられ続けている。
昔も今も,そしておそらくこれからも。
しっかし…私も昔,先生に教えていたのかなぁ,何かを…

私が子供の頃は,教師に良く殴られたなぁ。
左耳の鼓膜を破られそうになったこともあるし。
でも…不思議と恨みはないどころか,そこまで向き合ってくれたことに感謝しかない。
なぜかなぁ。
やっぱり信頼してたのかなぁ。
教育において絶対に必要なことは,いかにその関係を構築するかってことなんだろう。
今もね,そう。
私は…ミカンを作っているのではなくて,人間を創っているのだから。

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