2019年5月31日金曜日

明日は…

ケイが頑張っている…ので,まだ寝られない。
来週の土曜日に高校生向けの大イベントで模擬講義をするのだが,その準備作業がまだまだ終わっていないので,それを明日の午前中に片づけ,午後は駿河台記念へ。
15期生のスポーツ班のプレゼント表彰式がある。
経済学会のOBOG会から最優秀賞の表彰を受ける。
セブンイレブンやヨーカドーの名誉会長の鈴木敏文氏から。
晩は,この春に卒業したシュウヘイ,ユリ,シュウジや表彰された15期らと飲む。
日曜日も仕事かなぁ。

ビジネスチャレンジ7回目

飲食班
Plan1
目標は江戸川区(西葛西)を国際交流が盛んな地域と認知してもらう。
ターゲットは江戸川区在住の3万人の外国人と交流意欲のある12.1%。
参加型料理会の実施。
これは試合当日ではなく,それ以外の日程で実施。
国籍がばらばらの4・5人のグループを作る。
言語は英語だけ。
グループごとに日本料理,インド料理,韓国料理とジャンルを分ける。
時間制限を設け,完成したら東京23FCの選手や関係者に試食してもらう。
Plan2
試食を試合当日に実施。
試合当日に料理をスタジアムを持参し,参加者で集合し観戦。
試合を見ながら食べる。

FB:
23日のクリーンプロジェクトにまず外国人コミュニティの人たちに参加してもらってもいいのでは?
事前の料理会への参加者を9.07に導くのかロジックが弱い。
英語のみを言語ということで大丈夫?
そもそもなぜ英語?
インド人の方々はむしろ日本語での交流を求めているのでは(ヨギさんの記事)?
料理会参加のインセンティブが弱いのでは?
EIFA依存度が高いのならば,まずはそことの接触が非常に重要!

スタジアム場外企画班:
対象とするセグメント60~80歳。
この層は余暇時間が多く,可処分所得が多い。
場内企画とターゲットを分けることの意義は大きい。
①居酒屋とのコラボ
9.07のチケットを見せると,ドリンク一杯無料。
知人とスタジアムでサッカーを見るきっかけづくりとなる。
②クイズラリー×ゴミ拾い
クイズラリーで江戸陸までの道順を分かりやすくする。
ゴミ拾いで街をきれいにする。
③東京23FC×敬老の日
高齢者と親子連れ
「おじいちゃん・おばあちゃんに似顔絵をプレゼントしよう」
④昔遊びコーナー・グラウンドゴルフ,体操教室

FB:
①について試合当日,お酒を飲みながら観戦というところに結び付けたらいいのでは?
②については他のイベントとバッティングするのでは?
ゴミ拾いは試合後の方が効果的なのでは?
②について高齢者向けでは不適切では?
④について江戸陸へ導くにはどうしたら?
地域の課題の解決にどうつながっているの?
ホームタウン協議会の際に,職人さんたちがミーティングをしていた。
職人さんを集めるってのも面白いかも!
ウォーキングサッカーって高齢者もできるイベントはいいかも!

スタジアム内企画班:
ターゲットは外国人コミュニティの子供。
子供を中心に大人も楽しむことができるスポーツ。
運動が苦手な子も楽しむことができるスポーツ。
普段できないようなスポーツ。
時間的制約(芝生60分,開始時間が12時から)
場所的制約(3部構成→フラット化するにあたっての企画設営場所の確保,トラック利用の可否)
けがのリスク(安全面の配慮必要)
親子が求めるイベントは何か?
基本的なコンセプト,テーマ,ターゲット,イベント内容は踏襲しつつも,1部制,トラックを有効活用,安全面についてはルールを工夫したり,保護者の付き添いをお願いするなどで対応。
ちびっこワールドカップ。
サッカー試合,水スポーツ,スポーツ鬼ごっこ,スポーツかるた。
とっても楽しそうで,有効そうな施策ばかりなので,早めに江戸陸と交渉し,トラック部分の利用範囲を広げさせてもらいましょう!

ポテンヒットエリア班:
①キッズフリーマーケット開催
対象は江戸陸付近の小学校4つ,インターナショナル・スクール,少年サッカーチーム1つ。
フリマを通じてコミュニケーションを図る。
既製品や制作物どちらでもOK。
②ペナント交換
ちびっこワールドカップの参加チーム間でのペナント交換。
お互いが作ってきたメッセージ付きのペナント。

FB:
①フリマの時間と場所の確保に調整が必要!
以下の組織との連携も!
小松菜江戸川おかみさん会
JA東京スマイル江戸川地区
小松菜おやき,まんじゅう,小松菜うどん
②横断幕があると嬉しい!
のぼりを子供たちに作ってもらい,区に公民館とかに置かせてもらう。
料理会にそもそもサッカーチームを呼んだら,ペナントにコメントを書きやすくなるのでは?
事前料理会の際にも,サッカーチームを呼び,東京23FCのちびっこチームとともに,料理を作り,そしてその後サッカーをして,一緒に最後に食べる!

全体のまとめ
9.07より前に行われる料理体験会に,インターナショナル・スクールや外国の方のちびっこ―チームをお呼びし,東京23FCちびっこチームと一緒に料理もサッカーも体験!!
そこで交流したちびっこらを,ちびっこワールドカップに来ていただく。
当日のちびっこワールドカップ・料理体験会・旗の製作につなげる!!

2019年5月30日木曜日

5月30日 3年生のゼミ

Why are you here?
Why are we here?
良く考えようね。
あなたはゼミにどのような貢献ができるの?
このゼミって何のために存在しているの?

さて,シニア班。
社会的な動向から考えてみよう。
現在の日本の労働人口は減少傾向にあり,移民政策を根本的に転換しない限り,シニア層や女性の雇用増に期待するしかない。
現在の定年制の下で定年年齢に達しようとする人間のなかは,金銭的な理由から再雇用制度や定年延長制度を活用し働き続けることを選択するものもいれば,会社を離れる人間もいる。
金銭的な理由以外にも,会社を離れたら,生きがいを喪失して,孤立した生活しか送ることができないために,会社で働くことを選択するものもいるだろう。
しかし,なかには別のコミュニティで生きがいを感じて生活をすることをできる人間もいるであろう。
この一番最後のシニア。
このシニアを惹きつけるようにするためには,職場環境をどのようにすればいいんでしょうね?
こういうシニアこそ組織に残って欲しい人財ってことない?

異動班。
新入社員が会社に入ってから会社の色に染まるのと,一定の色に染まった異動者が移動先で違う色に染まり直すのには大きな違いがある。
後者の方が難しいだろうし,塗り直さなければならない箇所がより詳細で具体的なはず。
心理的契約対象の具体性・詳細性(他にもあるかもしれない!)などが,両者では異なるかも?
異動の場合に異動者が心理的契約違反を認知した場合,その心理的契約対象が具体的・詳細であるがゆえに,退出傾向が高まるなんてことがあるのだろう?
色々なケースを皆で考えてみよう!

アメーバ班。
山登りを比喩にして,レジリエンスとアジリティの概念を,アメーバ経営の要素を組み込みつつ,だいぶうまくストーリーとして説明できるようになりました。
アメーバ経営の特性(デイリーフィードバックなど)がアジリティやレジリエンスを高めるロジックを,もう少し突き詰めて考えてみよう。
また,そういったアメーバ経営の特性が効く(効きやすい)組織と,そうじゃない組織ってのもあるかもしれないね。
とにかく,努力の跡が良く分かる良い発表でした!



5月30日 4年生のゼミ

ケンタロウ
フローの研究。
フロー…嫌な予感。
まずはフローに関する近年の研究があるか,さらには産業組織セッティングでフローに関する研究がどれだけあるのかを確認してみよう。
さらには,なぜフローなのか,内発的動機づけではなく,どうしてのフローなのか,この点についてもよーく考えてみよう。

シュウホ
EI(エモーションナル・インテリジェンス)ね…
そもそも感情をコントロールするということはどういうことなのか,もっとこれについて深い考察をして欲しいね。
禅のことに言及したけれども,最近はポジティブ心理学研究の中でもマインドフルネスがブーム。
これはケンタロウのフローにも関係するけれども…
フローもEIもポジティブ心理学領域なんだから,そもそもポジ心の基本書を読むことも勧める。

マミ
実業団スポーツの保有・維持が組織力を促進するメカニズム。
保有し続ける企業,撤退する企業,その違いは企業スポーツに対する考え方の違いなのか。
また企業スポーツで,プロを目指さないチームで,それでも選手のモチベが高く維持されている場合,それはなぜなのか。
その理由に,企業がスポーツチームを保有・維持することの効果を解明するヒントがあるかもしれないね。

Jリーグビジネス論 7回目!

本日はFC東京の回。
マーケティング統括部長の川崎渉氏。
大手外資系コンサルティング会社を振り出しに,大手IT系企業,それからベルディ,グランパスを経て,現在FC東京。
分かりやすい語り口,かつ明快な論理展開。
まずはFC東京について簡単にご紹介いただき,クラブ経営の実務をご説明いただき,Jリーグのクラブの現状をご説明いただいた。
DAZNの参入後,また世界的な環境変化を受け,Jリーグの基本的な考え方が,平等から傾斜へと変わりつつあるとのこと。
リーグの優勝賞金も大幅に上昇したし,理念強化配分金という制度も3年前から創設され,優勝すると15億円以上が3年間にわたり配分されるとのこと。
実際にJの上位5クラブの収入平均は2014年は44.7億円だったのが,2018年は72.2億円に増大。
Jのそれ以外のクラブの収入平均は2014年が28.4億円で,2018年は38.6億円。
上位5クラブとそれ以外のクラブとでは,収入差分が16.3億円から33.6億円に上昇している。
FC東京の課題についても語っていただいた。
ファン・サポーターのすすのを広げなければならないとのこと。
ツイッターのフォロワー数は20万人ほどで,7位。
トップはマリノスで45万人ほど。
東京という立地が一つの原因かもとのこと。
地方局があるというのは大きな要素。
東京は娯楽が非常に多い。
「地元」というきっかけが少ない。
スタジアム外での接点を工夫しているとのこと。
トレインチャンネルを通じてや,モンスト利用者に対して露出を増やそうと努力している。
人づてによる集客にも期待している。
年間チケットホルダーが1万人ぐらいいるので,その人たちに知り合いを連れてきてほしいので,そのためのイベント施策を工夫している。
青赤パークというのを毎回実施している。
半日,1日,楽しめるようになっている。
様々なアトラクションが設置。
必ずアンケートを取り,改善を繰り返している。
リピーターになってもらうためには,1回スタジアムに来てもらうだけではダメで,少なくとも3回ぐらい来てもらわないとダメ。
そこでデータベースマーケティングが大事となってくる。
さらには若い人の集客のために…
コト消費やトキ消費を重視する層に響くことって「つながり」「感情の振れ幅」「ステータス」。
これらにいかにリーチするか。
これが大事。
本当に素晴らしい講演だった。






ちょっとね,流石に

今日はランチミーティングもいれると,8つの会議とミーティング。
朝の10時から晩の18時まで,ほぼ休憩なし。
大学内を1号館,5号館,2号館,5号館,1号館,2号館と渡り歩く。
しかも,重い議題が幾つも…
流石に疲れたわ。
早く寝ようと思ったが,ケイがツォンガと激闘。
ようやっと試合終了だが,勝利したので,気分爽快。
試合中にずっとストレッチをしていたので,体も軽い。
さくっと寝て,さぁまた明日だ!

2019年5月28日火曜日

ジビエとブロックチェーン?

今日の夕方,情報システムの先生の研究会に参加。
テーマはジビエとブロックチェーン。
ミーティングの関係で,すべてを聞くことはできなかったけれども,興味深かった。
概要は以下の通り。

鳥獣被害は甚大。
100年後は鹿の数が人間を超える!
農水省が鳥獣の利活用,ジビエを推奨。
しかし…本格フレンチ,居酒屋のジビエは,ほぼほぼ輸入物。
鹿を刺身で食べると,E型肝炎のリスクが大きい。
刺身は非常に危険!
75度以上で熱していれば,ほぼ安全。
ただ熱し過ぎると,固くなるので…
鉄砲が首以外に当たると内臓が損傷し,菌が全身に行きわたる。
罠で捕まえても,早めにとめ刺ししないと,暴れて全身打ち身だらけになり,肉が食べれたものではなくなる。
日本国内にも無認可のジビエの処理場も多い。
2018年度に「国産ジビエ認証制度」が開始。
トレーサビリティを義務化し,ブロックチェーンの技術を2018年から活用。
ブロックチェーン自体は旬を過ぎているけれども,ブロックチェーンをデータのセキュリティに活用することは現在注目が高まっている。
ところで…
ブロックチェーンを通じてジビエにおいて守りたいデータとは?
捕獲者の情報
とめ刺し者の情報
放血者の情報
捕獲情報
損傷部位の情報
個体情報
現地作業に関する情報
外観に関する情報
解体時の確認項目(内臓)
解体時の確認項目(枝肉,その他)
解体時の確認事項(内臓・枝肉共通)
写真

どこの処理施設が入力したのか
誰がいつ入力したのか
データの新規・更新・削除

どの工程を通過したか
その工程をいつ通過したのか
その工程にどのくらいの時間をかけたのか
X線検査結果
金属探知検査結果

上記のデータは厚労省のガイドラインで求められている情報。
レストランのシェフの中には,いついつ何処で獲れたものかまで,指定してジビエを求める人も多い。

今後は…
ジビエ1グラム当たりいくらっていう仮想通貨を流通させたらどうなるかってところまで考えている。

プロデュース論7回目

本日のプロデュース論の講師の先生は,NHKの経済社会情報番組のチーフプロデューサーである海保香織氏。
あさイチ,ドキュメント72 hours,英語でしゃべらナイトなどを担当されてこられ,現在はクローズアップ現代をメインに担当されている。
私はドキュメント72が大好きで,金曜日の晩に家にいるときには,いつも見ている。

まず最初にNHKは必要だと思うか,不必要だと思うか,またその理由はというアンケートを学生に答えてもらう。
約50%の学生が必要。
約25%の学生が不必要。
分からない,どちらでもないという学生が残り。
必要だとする学生が,意外と多いととるか,少ないととるか…
ま,結構,多いような気がする。

「コンテンツと放送産業・公共放送は,未来に向けてどのようにしていったらいいのか」というテーマでご講演をいただいた。
まずは放送法をご解説いただき,NHKの目的についてご説明いただいた。
世界的に公共放送の若者の週間リーチ数が落ちているとのことで,受講生にもこの件について質問したところ,そもそも面白いコンテンツがNHKにはないとの意見が多かった。

公共放送における受信料制度についても話が及び,受信料のみで経営しているのは,イギリスのBBCとNHKぐらいとのこと。
税金化している国や,政府交付金で運営している国もあるそうだ。
番組制作費の規模は,NHKは3000億円ほどで,BBCとフランスのFTVの中間ぐらい。
ちなみにNetflixは6000億円。
製作費が厳しい中で,斬新な取り組みとしてフィンランドの公共放送についてもご紹介いただいた。
視聴者と一緒に製作費について考えていきたいといったスタンスでの実験的な取り組み。
最後には,公共放送は公共メディアへ変わる必要があるが,変えていくべきことと,変えてはいけないことがあることに言及された。
公共放送が変えてはいけないこと…社会的使命。















2019年5月26日日曜日

勝利

ケイ、勝利!
全仏のまだ1回戦だけどね。
今日は久しぶりにゆっくり休んだ。
畑仕事をして、映画を見て、ケイのテニスを見て。
すっかりリラックス。
明日は終日、会議とミーティング。
ビシッといこー、ビシッと。

2019年5月25日土曜日

一本道 再び

今,気がついた。
友部正人の詩がなぜ心に響くのか。
中也の詩のトーンに似ているんだ。

しんせい一箱分の一日を…
中央線よ彼女の胸に突き刺され…
ホッペタを寄せ合って…
底辺,ドブの中,怠惰の極み,そんなもんを経験した人間しか,絶対に浮かばんフレーズ。
優等生には絶対に書けないし,響かない詩。

心がぎゅっとなって,そして時々揺蕩う。
目を閉じれば,風景が浮かぶ。
あの街が,そこでのシーンが。
はっきりしちゃいすぎると,軋みすぎるけれども,ぼやけている程度なら,故郷のような匂いが柔らかく浮かび上がってくる。


友部正人「一本道」
https://www.youtube.com/watch?v=CITVlQF-cIE

ふと後をふり返ると
そこには夕焼けがありました
本当に何年ぶりのこと

そこには夕焼けがありました

あれからどの位たったのか
あれからどの位たったのか

ひとつ足を踏み出すごとに
影は後に伸びていきます
悲しい毒ははるかな海を染め
今日も一日が終ろうとしています
しんせい一箱分の一日を
指でひねってごみ箱の中

僕は今 阿佐ヶ谷の駅に立ち
電車を待っているところ
何もなかった事にしましょうと
今日も日が暮れました
あヽ中央線よ空を飛んで
あの娘の胸に突き刺され

どこへ行くのかこの一本道
西も東もわからない
行けども行けども見知らぬ街で
これが東京というものかしら
たずねてみても誰も答えちゃくれない
だから僕ももう聞かないよ

お銚子のすき間からのぞいてみると
そこには幸せがありました
幸せはホッペタを寄せあって
二人お酒をのんでました
その時月が話しかけます
もうすぐ夜が明けますよ

2019年5月24日金曜日

ビジネス・チャレンジ6回目!

場外企画担当班
「クイズラリー」
駅からスタジアムまでのクイズ
全部で23個
13問以上で正解でプレゼント
クイズの内容は,選手の名前や中央大学関連。
効果は…
東京23FCや江戸川区に関する知識を増やす,身近なものとして感じる。
普段気づかない町の魅力を発見。
ウォーキングを通じて健康増進。
ただし,熱中症や交通事故などのリスクも。
23FCの理念実現にどう資するのか?
このクイズラリーの存在を知ったなら,参加したい!って思うかな?
H氏「試合に参加する自体が地域貢献するってこともありうる」
そこを突き詰めて考えていくのも大事!

スタグル担当班
「フードフェス」
日本,インド,中国等々
日本については江戸川区の調理師学校に協力依頼
場所はスタジアム内だけではなく,荒川沿いも想定
一つの店舗につき100~800円のメニュー
チケットを持っている人は割引
費用は30万円くらい
イベント運営費20万
会場装飾日費10万
効果は…
食事を通じた異文化交流
フードフェスは集客効果が高い
課題は…
できる場所がある?
ゴミの問題?
他にも…
参加型料理会の開催案も(インドカレーなど,事前予約型?)
23区のすべての区から料理出品してもらうフェス案
H氏「完全に食フェスはレッドオーシャン。どうすればその中で来てもらえるのか?料理教室は体験型で可能性がある。もの消費→こと消費→わけ(訳)消費,この日この場所でなぜやるのか理由を明示できれば可能性がある。比較的まずくても良い。」

スタジアム内スポーツイベント企画担当班
塚野さん,西葛西観察。
インド人と日本人がサッカーをしていた。
でも,英語でおしゃべり。
インターナショナル・スクールに通っている日本人だったかも。
小さい子供がいるインド人世帯が多そう。
ターゲットの中心は「子供」
試合前にスポーツを中心としてイベントを3つの部に分けて行う。
試合終わりまで,飽きさせない。
各部ごとに流れを創り,最終的に試合の時間を最高の盛り上がりで楽しんでもらう。
第一部,第二部では,サッカーに限らずスポーツ(運動)の楽しさを知ってもらう。
第三部では,実際にサッカーの体験を通じて,サッカーの楽しさ魅力を感じてもらう。
試合観戦で,自分が感じたサッカーとエキスパートがプレーするサッカーのギャップを感じてもらい,その中でプレーする選手のカッコよさ,好きになったものを応援する楽しさを感じてもらたったり,試合に感動してもらったり,サッカーの試合の魅力を感じてもらう。
第一部…当日その場でしかできないスポーツイベント
スポーツ鬼ごっこ(天然芝で裸足で),障害物クイズ,ボルダリングなどのスポーツ体験,イタイッス,ベビーバスケットボール
Q「子供はすぐあきるよー,安全管理も大変だよー」
第二部…子供を中心に大人も楽しむことができるスポーツ,運動が苦手な子でも楽しむことができるスポーツ,差があまりつかないスポーツ
スポーツかるた,バレーボム,水鉄砲バトル
第三部…ちびっこ集まれ!VAMOS EDOGAWA!
江戸川DEワールドカップ
地元のインターナショナルスクール,団地で参加者募集
会場全体で子供たちを応援→その後の東京23FCの試合も会場一丸となって応援
23FC「会場に入れるのは早くて14時。芝生がイベントで70分。トラックがオリンピックの関係で無理かも」
H氏「ターゲティングは?具体的なペルソナは?子供をターゲットとする場合,子供が楽しむことをするのか,子供の親に刺さることをするのか。試合前のイベントで,本番の試合の選手の凄さを知らしめるのは良い。浦和もピチャピチャ広場が受けている」

その他の班
インターナショナルスクールに通う小学生と日本の小学生の交流
1.キッズフリーマーケット
小学生が主催となるフリーマーケットを開催
場所は目の前の小学校の校庭
商品は既製品,制作物,どちらでも可(ただし,食品は不可)
必要な準備
小学校への呼びかけ→事前レクチャー→製作期間→当日準備→開催!
2.応援旗を創り,チームをバックアップする
夏休み前の小学生に募集をかける,
小学生と布を染める
布を外すと染色されたエディ君,エンブレムが登場する。
色まみれになった靴は特殊な加工をして色落ちしない靴にしてプレゼント
完成した応援旗は当日試合に提示
3.タウンマップの作製
江戸川区を6地域に分割
小学生6人プラス大学生でグループを作成
担当地域を回って職業インタビュー
7月中にインタビュー,8月中にタウンマップ作製。
H氏「やはりターゲッティングが気になる…一つの企画ですべてを満たす必要はなく,他のグループとの関連をしっかり整理した方が良い。」

国際交流班
分断しているコミュニティをつなげる→言語交換(Language Exchange)
コンセプトは「食×言語」→料理教室,一緒に作り,一緒に食べて,新たな言語と文化を学ぶ
プラットフォーム:ミートアップ,コミュニティづくりのアプリ
場所:江戸川区のコミュニティを借りる
ターゲット:江戸川区だけではなく,東京23区の外国人
23FC「23FCの選手をもっと使っていってもいいかも」
H氏「ミートアップの潜在的可能性についてもっと調べた方が良いが,それの利用を断念することも視野に。想定顧客層を動かすのに最適なアプリなのかよく考えた方がいいかも」

2019年5月23日木曜日

5月23日 3年生のゼミ

アメーバとアジリティ班
美味しいタピオカジュースを創ろう。
素材はだいぶ選定できてきました。
アメーバ経営の本質・意義をまずはしっかり理解すること。
日次フィードバック。
自律的組織。
目標の自己設定などなど。
それらに加える他の素材は…
組織学習(学習する組織)
シングルループ学習
ダブルループ学習
フィードバックとフィードフォワード
理念の浸透とそれによるコントロール
これまで組織成員の行動に望ましい影響を与えようという場合,その方向性(ベクトルの向き)やモチベーション(ベクトルの太さ)への影響という視点はあったが,アジリティ(俊敏性,以下に早く到着するか)の視点は弱かった。
梯君のサッカーのプレイ図を,常に視野に入れ,どうしたら梯君はゴールをすることができるのか,梯君の効果的なゴールを産むメカニズムを解明しよう!

シニア班。
過去の偶然に対してポジティブな意味づけをしてきたシニアは,これから起こるであろう偶然に対する期待値も高く,結果として豊かな再雇用後キャリアを築けるかも!
しかし,過度にポジティブな意味づけをしすぎていると,再雇用後にネガティブな偶然が突然生起した場合の挫折リスクも高くなるかもねぇ。

異動班。
社内異動・会社間異動における心理的契約の特徴って何だろうね?
新入社員の場合とでは,契約対象が異なり,したがって期待水準の見積値が現実水準と相違する場合も生じ,したがって心理的契約違反の認知も起こりうる。
どうすれば心理的契約違反のネガティブな影響を抑制できるのか?
異動の場合,異動対象者の経験が人によって異なるだろうから,その相違をどのように研究上コントロールするのか,あるいは異動対象者の特性・経験が及ぼす心理的契約違反への影響の相違を探索しようとするのか?

5月23日 4年のゼミ

カッシー
知識移転に焦点を当てるなら,ナレッジシェアリング・システムや社内SNSに関する先行研究をレヴューしてみても良いかも。
社内SNSを通じて組織成員間で知識共有が促進するための条件って?
そこに組織文化が影響を及ぼしている?

モカ
ラーニング・ブリッジング,複数の場面における学習を架橋すること…という教育学上の概念を追いかけてみてもいいかも。
これをビジネス場面に援用する可能性を追究するってこと。
プライベート×仕事
越境学習・副業×仕事
前職での経験×仕事
これらのダイナミズムがある人が,ウェルビーングやパフォーマンスが高いとかね。
ありうるかも。
面白いと思う。

Jリーグビジネス論 6回目!

本日のJリーグビジネス論の講師は大宮アルディージャの原木壮輔氏。
リアルタイムアンケートで…
・大宮アルディージャで知っていること・イメージ
・行ったことのあるスタジアム
・試合で働く人たち
・スタジアムの一体感はどうすれば作れるか?
・心を動かすコミュニケーションとは何か?
・「誰でも参加できる 熱く楽しい 街の”お祭”」とは?
といった質問を学生に投げかけ,それに対する回答を即時に確認しながら,インタラクティブに講義をお進めいただいた。
広報部,ビジョン担当を経て,現在は運営担当の責任者をされているので,後半は運営に関することを中心に語っていただいた。
運営担当の職務を次の4つに分けてご説明いただいた。
競技運営,セキュリティ運営,スタジアム運営,イベント運営。
運営担当に求められる資質として,セーフティファースト,正確性,バランス,オープンマインド,お客様目線によるマーケティング思考が大事であるとのこと。
これでまとは少し毛色の異なる話をしていただき,試合がどのような方々の支えがあって成り立っているのか,よく理解できたと思います。















中杉のOBOG会

中央大学杉並高等学校。
私の卒業した高校。
2017年度は入学式で祝辞を述べ,2018年度は卒業式で語ってきた。
OBとしてまさか,数百人の生徒さんの前で,お話するとは30数年前には夢想だにしなかった。
さて,その中杉のOBOG組織として杉朋会(さんぽうかい)というのがある。
その会報誌に「卒業生からの便り」というコラムの記事を投稿させていただいた。
ひょんなことから中杉を受験することになり,運よく合格させていただき,そこで私の人生は決まった。
中杉は私の原点。

2019年5月21日火曜日

外部への発信

昨日,河合塾の高校生向けの大学紹介の雑誌の取材を受けた。
毎年,どこかしらから取材があるのだが,河合塾の雑誌は発行部数が30万部で,規模がちょっと大きいので,商学部の宣伝としては最適。
大学生が主体的・能動的にサッカークラブの経営にチャレンジする「スポーツ・ビジネス・チャレンジ講座」について話す。
今の時代,各大学が様々な先進的・独創的な講座をどんどん開講し始めているので,我々も他大に例のない取り組みをしないと,取り上げてすらくれなくなる。
今年で5年目を迎えたビジチャレについて語り始めると,次第に熱くなり,予定時間を知らないうちにオーバーしてしまった。
6月と7月には,それとは別に高校生向けイベントの夢ナビのために,豊洲や名古屋でプレゼンをしてくる。
夏休みの数万人の高校生やそのご父兄が集まるオープンキャンパスでも,模擬授業をする予定。
こういった地道な取り組みが大事だと思っている。
昨日,商学部の問い合わせフォームを通じて,高校生からビジチャレに関する質問があったとのこと。
この4月新設のスポーツビジネス・プログラムの認知度が着実にアップしているようだ。

さて,明日は会議・ミーティングが6つ。
急遽中止になってしまったけれども,北関東のある町の町長さんと午前中にお会いする予定だった。
が,昨晩からの大雨で対策本部設置のためというやむを得ない理由で,大学までお越しいただけなくなってしまった。
ソーシャルアントレプレナーシップ・プログラムの新聞記事をご覧になられて,関心を持たれ,是非話を聞きたいということで,わざわざ大学までお越しいただくことになっていた。
町長さんも大変残念がっておられたとのことなので,リスケするということに。

明日は夜の会も2つほどあるので,今日は早めに寝ましょうかね。

プロデュース論6回目!

本日のプロデュース論は,テレビ東京の伊藤隆行プロデューサー。
もやもやさまーず(お酒好きの普段全く笑わないADから発想),池の水全部抜いちゃった(碑文谷公園の死体遺棄事件のニュースを会社をさぼって見ていたことから発想),などなどの企画が考案されるまでのプロセスについて,また現在考案中の企画について,を詳細にご講演いただいた。

まず冒頭に,本日中大までお越しになるプロセスのことを延々と語られたことが印象的。
実に5分以上,語られた。
学生の中にはきょとんとして,何話をしているの?って感じで聞いている子もいた。
そりゃそうだよね。
小田急線の中に酔っ払いがいて,髪の毛がぼさぼさで,ジーンズの左側が切れていて,ぼろぼろのアディダスを履いていて,スト缶を飲んでいて,年齢が31歳ぐらいで,隣の女性客に話しかけていて,しかし呂律が回っていないので何を言っているのか意味不明で,最終的にその人が外国人であることが分かって…
で最終的に千鳥が酔っ払いに質問するっていう企画はどうだろうと発想したそうだ。
また,中大に着いてからも実によく観察している。
ペデ下に合気道部の立て看板があったこと,生協でニベアの販促をしていたこと,コーヒーが美味しくなかったことなどなど…
とにかく変なことが気になるそうで…
私がとても面白いと思ったのは,上記の酔っ払いが31歳くらいって見積もったこと。
31歳…
ふつう,見積もるのなら30歳ぐらいって言わない?
学生に違和感を植え付けようとしているんだろうなぁ。
結局,好奇心をもって寄り道を楽しみ,何気ないことにひっかかりを持てるような人間が,クリエイターとして成功するんだろうね。

















2019年5月20日月曜日

SEPの檜原村

ソーシャルアントレプレナーシップ・プログラムの檜原村の授業に,今日はシットイン。
これまでのグループワークの発表があり,とても興味深く聞くことができた。
今日,最も魅かれたワードは…馬搬!
「ばはん」と読む。
伐採された原木の運搬のために,山を切り開き,道を作り…ってコストが実は莫大で,これを馬に運ばせるってことで,大幅なコスト低減が得られる可能性がある。
コスト面でのメリットに加えて,それ自体が観光資源になり,それも優良な資源になり,レベニューの増大にも効いてくる可能性が高い。
このデジタルの世の中にあってアナログな発想がとても斬新だし,直感的に大きな可能性を感じる。
馬搬そのものがコト消費財としてエクセレントだし,もはや少数がそのお馬さんの維持管理にどっぷりと関わらなきゃ「事がならぬ」って時代でもない。
シェアリングとハイコミットメントのバランスをうまくマネジしたら,行けるんじゃないかなぁ。
いかん…うずく。

2019年5月18日土曜日

ビジチャレ5回目②!

ところで,各種施策を考案する際には,次のことに留意することが大事!
Jリーグビジネス論において浦和レッズのクラブの方もおっしゃっていた方法。

4つのセグメントをまずは想定する。
①高関与・認知層
②高関与・非認知層
③低関与・認知層
④低関与・非認知層
ただし,この場合の関与を「何に対して」といった点を,しっかりと定めることが大事。
もし,これを関東リーグのサッカー観戦(アマチュアサッカーの観戦)とした場合は,これに高い関心を持っている層は,非常に薄いはず。
もし,これに高い関心を持っている人がいれば,9.07の試合の情報をとにかくしっかりと告知することが必要になる。
知ってもらえれば,関心が高いのだから,試合に足を運んでもらえる可能性は高くなる。
しかし…残念ながら,この層は薄い。
だとすると,アマチュアサッカーの観戦に関心を持っていない層で,たまたま9.07の試合のことを知っている層に対しては,その試合を観戦することの意義を再定義し,9.07の試合のことを全く知らない層に対しては,その試合観戦のニーズを喚起するしかない。
しかし…この「再定義」や「ニーズの喚起」は短い期間で実現するには,相当ハードルが高い。

では,関与の対象を変えたらどうか?
例えば,「異文化交流」とか,「アジア人コミュニティとのサッカーを通じた交流」とか。
異文化交流に関心を持っている人は結構多いのでは?
自分たちの子供がサッカーすることに関心を持っている人は非常に多いのでは?
そうすると,この際,試合観戦は置いておいて,その試合の前後中のイベントの趣旨を「そういった交流」にすればいい。
そうすると②の層が分厚くなる。
広報をしっかりすれば良い。
徹底的にすれば良い。
そうすれば,5000…夢じゃないよね。
そして,その活動を通じて,コミュニティ間交流が促進され,地域課題の解決につながり,23FCの理念の実現に資することになるのではないでしょうかね。

ビジチャレ5回目①!

昨日の授業でビジチャレの授業も5回目。
毎回東京23FCのクラブハウスと遠隔会議システムでつなぎながら,随時意見や疑問を相互にやりとりしながら進めていくことができるので,コミュニケーションの充実ぶりは昨年度までのビジチャレとは段違い。

さて,昨日の授業は引き続きブレスト中心。
先週,東京23FCの活動の社会的な存在価値は,「献身的に地域貢献する機会を提供する」であることが明らかになった。
我々は9月7日のホームゲームに5000人を集めることを目標としているが,このために実施する諸施策が,東京23FCにとって「献身的に地域貢献する機会を提供する」ための方法でもなければならない。
さて,ではどうすれば,江戸川区,特に西葛西近辺の地域の方々に貢献することになるのか?
その地域の方々が,現在何を最も地域の課題として認識されておられるのかということを明らかにすれば,その課題を解決することが,その地域に最も貢献することになるであろう。
したがって,地域課題は何なのか,これについて徹底的に情報収集し,現地を観察し,適切・的確に特定することが必要である。
かつてアインシュタインもこう言った。
The formulation of a problem is often more essential than its solution.

ジャンボとレンが現地視察の結果を発表してくれた。
マサが現地に関する情報を整理してきてくれた。
これらを受けて,また江戸川区で初めて当選したインド人議員が言っている言葉を踏まえて,昨日の授業では,地域課題を「多様な外国人コミュニティ間およびそれらのコミュニティと日本人コミュニティ間の分断」と定めた。
これらの地域課題を解決することに資するとともに,5000人集客につながるアイデアを皆に発送してもらったところ…
①「スタジアム内でスポーツイベントの実施」
ミニワールドカップの開催など…
②「スタジアムまでのプロセスにおけるイベントの実施」
ウォーキングイベントなど…
③「フード系イベントの実施」
アジアのフードフェスの開催など…
④「言語・文化交流機会の提供」
試合中の互いの国の言語の教え合いなど…
⑤「その他」
とにかく色々な提案が!

来週はこれらのテーマに関して,より具体的な方法の提案を練ってきてもらうことになりました。
来週は浦和レッズの方もお越しいただき,ご意見を頂戴することになるので,しっかりワークしてきてほしいものです!




















2019年5月16日木曜日

5月15日 3年生のゼミ

シニア班
事例研究してシニア雇用をタイピングしたのは非常に良い!
この類型はいずれ使えるから。
無駄にならないからね。
さて…プランドハップンスタンスセオリーをもう少し追いかけてもいいし,方向性の部分に列挙されたその他のものに足を踏み込んでもいいし,組織文化論を関連づけてもいいし,とにかくもう少し走ってみるしかないだろうね。

異動班
レヴューの結果,企業内異動に関する研究において,異動者への心理的影響を探索したものが少ないとのこと。
しかし,企業は採用の入り口部分で,地域限定だとか,専門職採用だとか,異動の影響を極小化するようなマネジメントをしているようにも見える。
ということは,ひょっとすると例えば心理的契約の概念などをコアとした研究の余地はあるかも。
その線で,追いかけてみてもいいかもね。

アジリティ班
アメーバ経営におけるフィードバックとフィードフォワードの関係が整理されてきました。
フィードバック情報とフィードフォワード情報を受けた組織成員がアジルに何らかの行動を起こす場合,理念浸透,マネジメントへの信頼などが大事ってセンで追究してもいいかもね。

5月15日 4年生のゼミ

アカリ
Well-beingに関する先行研究の広く浅くのレヴューはそろそろ終えて,本当にじっくりと何度も何度も読んで読み込んで,深く理解し,卒業論文の骨格になるような論文・書物に出会えるよう頑張らなきゃ。

カホ
ユーモアと思考の柔軟性の関係を予算スラックが調整する効果に関する研究。
ユーモアの類似概念をレヴュー。
ユーモアおよびその類似概念の効果のレヴュー。
ユーモアがどういう場合に効果を発揮するのか,そのシチュエーションを示唆する研究のレヴュー。

サトシ
フリーライダーの研究。
アリンコの研究を参考に!
一見,働いていないように見えて,最近の知見では,遊撃的な役割をしている可能性もあるとのこと。
ピープルアナリティクスの研究知見も援用できるかも。
一見ローパフォーマーも情報伝達の役割を果たしていて,ハイパフォーマーの基礎を築いている可能性があるとのこと。
フリーライダーにも真正と疑似ってのがあるのかもってのも考慮の余地があるかも。

Jリーグビジネス論5回目! 町田ゼルビア

本日の講師は,FC町田ゼルビアの広報担当の近藤氏。
昨年に引き続き2回目のご登壇となる。
ゼルビアって,中央大学からもっとも距離的に近いJのクラブなんだよね。
多摩センターからスタジアムまで,車なら10分ぐらい。
現在,町田市の支援でスタジアムを改装中で,収容定員が1万人から1.5万人に増大することになるそう。
たま,サイバーエージェントの資金援助を受け,クラブハウスと練習場を整備中とのこと。
浦和レッズの営業収益の規模が80億円近いのに,町田は7億円…
結構,きつい状況の中,今年こそJ1昇格をと踏ん張っている。




2019年5月15日水曜日

ソーシャルアントレプレナーシップ

今日は早朝から会議で利用する資料のために統計処理を3時間。
何とかデータは揃ったかな。
午後からは会議,ミーティング,会議。
で,その後,5限のソーシャル・アントレプレナーシップ・プロジェクト(SEP)の丹波山村のクラスに,1時間ほどシットイン。
受講生は皆,グループワークに楽しそうに取り組んでおり,私もグループ間をウロウロして,アドバイスしたり,議論に耳を傾けたり…
とっても楽しいひと時であり,私もまた担当したくなってしまった。
しかし,本年度ご赴任いただいた特任の先生は,実に素晴らしい授業運営で,とても安心して見ていられる。
とても初めて大学で,単発ではない講座を担当されたとは思えない。
きっと大きな成果をあげてくれるだろう。

2019年5月14日火曜日

15期生にとっての名誉

本日,連絡があった。
中央大学の卒業生は「学員」と呼ばれるが,中央大学の学術連盟である経済学会に在籍されていた卒業生で組織されている学員経済学会という学員支部がある。
その学員経済学会が昨年から学員経済学会論文賞を創設したそう。
下記の記事はその第1回の授賞式についてのもの。
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/news/2018/06/12212/?r=1

この学員経済学会の会長は,セブン&アイ・ホールディングスの名誉顧問の鈴木敏文氏。
さて,その第2回学員経済学会論文賞に,実は商学部のある先生からお誘いを受けて,15期生のグループ執筆論文を一つ,彼ら彼女らには内緒でこっそりとエントリーしていた。
4年生は卒業論文を審査対象とした商学部長賞にエントリーできる。
しかし,3年生には論文が審査される適当な大会がなく,これまでプレゼン大会のみにエントリーしてきた。
自分のゼミのことをあまり褒めたくはないが,本当にうちのゼミの連中は良く研究努力を重ねる。
これまで多くのプレゼン大会において毎年優勝などの好成績を積み重ねてきた。
しかし…研究成果の分量が膨大になり,プレゼン大会ではそれを伝えきれないこともあった。
研究成果のすべてを伝えきろうと頑張り,そのため物凄い早口になり,またできるだけ端折ってプレゼンするため,審査員からはとても分かりずらいと,酷評をいただくこともあった。
これまでの研究努力に思いを致し,その酷評を受けとめた時,彼ら彼女らの心は万力で絞めつけられたかのように軋み,眼からほとばしるものをそのままに,ただ立ち尽くすだけであったこともあった。

論文ならばと思い,お誘いを受けたのを良い契機と思い,最も論文執筆に努力し,相対的に文章もしっかりしていた,「スポーツスポンサーシップの効果」を研究していたグループをエントリーさせていた。
先ほど,その結果を経済学部の先生からご報告いただいた。
見事,最優秀賞を獲得したとのこと。
努力すれば報われるほど,この世の中は甘くない。
不条理に満ちている。
しかし,報われている奴らは,必ず努力している。
スポ班はプレゼン大会で成果を出せなかったが,腐らずに論文執筆に努力していた。
表彰式は6月1日とのこと。
セブンイレブンを成功させ,イトーヨーカドーを巨大企業まで成長させた,あのカリスマ経営者から表彰状をもらってきなさいな。
表彰式には,私も何とかリスケして出席するからね。

プロデュース論5回目!

本日のプロデュース論は,電通の部長で,クリエイティブ・ディレクターで,コミュニケーション・ディレクターで,コンテンツ・ディレクターでもある,中尾孝年氏にご出講いただいた。
軽快の大阪弁で,まるで漫談を聞いているように,楽しくあっという間の100分であった。
広告クリエイターの仕事は,広告というコミュニケーションを使って世の中を動かすこととしたうえで…
世の中を動かすって…
広告を見に行く見に来る
広告のことを話す
クライアントに広告の意見を言う
イベントに参加する
プレゼントに応募する
広告を真似する(昔は子供が広告の真似したら,それは成功とみなされたらしい)
広告を口ずさむ
ネットで調べる
ネットに載せる・シェアする
ネットで意見を述べる
ネットで参加する・応募する
ネットで真似をする
っていう現象を一つひとつを起こしていくことが,クリエイターの仕事とのこと。

本当に色々なお仕事をされてきた人で,世の中を動かすために…
ポスター,テレビCM,トレインチャンネル,ツイッター等々
その事例を一つひとつ説明していただき,クリエイターの仕事を分かりやすくご説明いただいた。
造船会社がリクルーティングにとても困っているので,人材募集のCMを創り,それが造船番長!
これで一杯人材が集まったとのこと。
https://www.youtube.com/watch?v=GMFFsVEnX0s
造船番長の続編の造船係長!
https://www.youtube.com/watch?v=i8KQDi_dDSQ

情報は発信するだけではなく,発見してもらうことが大事ってのは,至言だと思う。
AKBとのアイスの実のCMで説明してくださった。
漫談のようなお話の中にも,実はしっかりとマーケティングのような要素も盛り込まれており,とっても勉強になったのではないかと思います。
森永のパピコってアイスは若者には大人気なのに,ある年齢以上になると見向きもしなくなるので,大人になっても食べてもらえるように…
大人AKB!
おばさんがAKBになる!
っていうCMのお話をしていただいた。

新しい広告も創った方で,家電量販店のテレビ画面をメディアに!
それ以降,真似する量販店が続出したとか。
映画のタイトルを創ったりも!
テレビとのコラボも(M-1グランプリと即席めんのどんべい)!
短い動画が今のトレンドとか。
広告とPVの融合も仕掛けたり!
Web動画は超激戦区で,めっちゃ面白くないとなんの影響力も及ぼせないとか。














2019年5月13日月曜日

資料が…

今日は朝から晩まで,ほんのついさっきまで会議。
時間にして8時間半以上!
これは結構堪える…
明日の学部の会議で利用する資料ができていない。
あんまり遅くまで会議が長引き,他の学部長らとの飲み会が中止になったので,明日は早朝から資料作りだなぁ。
早起きしなきゃ!

2019年5月12日日曜日

ビジチャレ4回目②!

前の記事が長くなりすぎたので,こちらに続きを。
一昨日は,とりあえず23FCの理念というか理想のうち,「献身的に地域貢献する機会を提供する」に着目し,それに資する施策であり,サポータひいては試合観戦が怖いっていう課題と地域のコミュニティが分断しているという課題を解決することにつながる施策でもあるってやつについて,ブレーンストーミングを実施した。
さくさんのアイデアが創出され,類似したアイデアをまとめた結果,「国際交流」,「イケメン」,「サポーター」,「応援歌」,「世代や国籍を超えた交流」,「街」,「23FCの親しみやすさの発信」,「インターナショナル対応」,「フードの工夫」ってのが抽出された。






















一昨日の授業は,ここまででタイムアップ。
続きはまた来週ね。
ところで,マサがまとめてくれた江戸川区情報はよくまとまっているし,有用なので,全員来週の授業までに熟読してきてほしいね。
また,ジャンボとレンが早速,来週火曜日に西葛西を訪問してくるとのこと。
できれば,外国の方とお話してこれるといいね。

ビジチャレ4回目①!

一昨日の金曜日はビジチャレの日。
そろそろ本格的に始動。
この日はまず事前に東京23FCの中心にいる方々に,アンケートへのご回答をお願いしていた。
東京23FCの活動は社会に対してどのような価値を提供することを目指しているのか。
このことについてである。
6名の方々に色々な観点からお答えいただいた。
その中で,我々の活動と強く結びつくものを,学生と一緒にピックアップした。
東京23FCは…
「献身的に地域貢献する機会」を提供する。
「積極的に選手と触れ合う体験」を提供する。
「感動的に観戦する体験」を提供する。
我々の活動は,9月7日の江戸川陸上競技場でのホームゲームに5000人を集客することだけれども,上記の23FCが目指すべき方向性に反するようなことは絶対に避けなければならない。
5000人の集客行為それ自体が,上記の理想を実現するために資するものであることが大事。
本来であれば,この時点で江戸川陸上競技場での23FCの試合を観戦し,じっくりと観客,スタジアム,23FCのスタッフの動きを観察し,5000人集客上の課題を特定することから始めなければならないのだが…
江戸陸が現在改修工事中で,6月末まで江戸陸での試合がない!
これは大変な支障であるけれども,何とか乗り越えていかなければならない。
江戸陸での試合はないけれども,学生諸君には積極的に江戸川区,特に西葛西近辺に訪問し,諸々観察し,住民とお話し,課題を発見してほしいと思う。
ところで,5月4日に多摩センターの南豊ヶ丘フィールドで行われた東京ユナイテッドとの試合を,20名近い学生と一緒に観戦している。
そこで主として女子学生が感じた課題は…
熱狂的なサポーターがおり,ちょっと怖いと感じたとのこと。
これは女性客の集客上の課題だね。
また先日の江戸川区の区議会選挙で,インド人として初めて当選したヨギさんという方に関する新聞記事によれば…
西葛西には4,300人のインド人が居住しているし(これって日本居住のインド人の実に1割!),江戸川区にはそれ以外の外国の方がたくさん住んでいる。
中国人は14,600人で,23区で一番多い!
韓国人は4,300人で,23区の中で4番目。
ベトナム人は2,200人で,新宿区に次いで2番目。
フィリピン人は2,700人で,こちらも足立区に次いで2番目。
ネパール人は1,100人で,23区の中で8番目。
ミャンマー人は300人で,23区の中で7番目。
タイ人は500人で,新宿区に次いで2番目。
外国人の居住者数の総計は33,500人で,新宿区の42,400人に次いで,堂々の2番!
しかし,ヨギさんによれば,各コミュニティは分断しているとのこと。
これって地域の課題であり,だとすると地域貢献を理念に掲げる23FCにとっての課題であもあるよね。

2019年5月9日木曜日

3年のゼミ!

アジリティとアメーバ班
フィードバック情報に基づくアジリティとフィードフォワード情報に基づくアジリティって違う能力かもってのは,実に面白い視点だね。
目標と実績のズレ情報と目標と予測値のズレ情報の影響の違いというより,日々の実績情報を予測値の見積のための情報源として捉える能力に,人によって高低があるのかもねぇ。

シニア研究班
視点をチェンジして,「シニアはなってしまうものではなく,なるものだ」というは「あり」かも。
キャリア論の論文レヴューも必要だね。
偶然を計画的に設計して自分のキャリアに活かしていくというプランドハプンスタンス理論や,あるいはゼミ中には言及しなかったけれどもキャリアアンカー理論も参考にすると良いかも。

企業間異動研究班
企業内異動と企業間異動では,環境の不確実性の高低に大きな違いがあるかも。
ただし,異動者の心理的影響を見据えた場合,不確実性が高いからダメだとか低いから良いとかとは言えないかも。
不確実性が低くてストレスが高まることもあれば,高くて高まることもあるかも。
しかし,ストレスの種類が違うってことはあるかもしれない。

4年のゼミ!

サトシ
職務満足について。
職務満足の研究は,山ほど,ある。
まずはその山を掘りなさい。
それ以外…何もいえねぇ。

タロウ
企業間取引交渉の研究。
今日の報告じゃ,こっちも何もいえねぇ…なんだけれども…
取引当事者間の信頼関係構築のための現代的な方法論について,とかだと何とか成立しそうな気もするが,ね。
かつてのコネ入社が駆逐されて久しいが,最近リファーラル採用が増加傾向にあるとか,ってのも参考になるかも。
かつての接待が絶滅危惧種なみになっているなか,新しい○○が…なんてことになったら,面白いがね。

ミサト
Well-beingの効果の研究。
サンキューカードの導入前後でWell-beingを測定し,サンキューカードの受け取った側ではなく渡した側に着目し,カードを渡した数が多いほど,Well-beingが高くなるかどうかを検証。
まぁできたら面白い研究になるね。

Jリーグビジネス論の4回目!

本日の講師の先生は清水エスパルスの山下芳紀氏。
中央大学商学部会計学科のご出身。
体連サッカー部のご出身でもある。
ご卒業後に清水市役所にお勤めの後,2005年以降エスパルスで主として育成担当として活動をされてこられたお方。
現在は,市役所時代に培ったスキルを期待され,デジタルマーケティング部の部長をお勤めになられている。

清水って,サッカーが本当に地域に根差しているだなぁってことが良く分かった。
公立学校が施設を地域に開放し,現在ではすべての公立学校にナイターがついているとのこと。
これって本当に凄いこと。
だからこその少年サッカー,高校サッカーが強いわけだ。
ご担当の業務に関しては,エスパルスのTI化についての説明がなされたが,どんどん進歩していって最終的には凄いことになりそう!




2019年5月8日水曜日

またぞろ…

今日,ある問題について急遽ミーティング。
まったく何度こんなことが…
資料作りが滞る。
明日は午前中に学生団体と面談してから,Jリーグビジネス論,そしてゼミ。
終日授業。
晩は商学部,総合政策学部,そして国際経営学部の先生方と会食。
こりゃ資料の完成は土曜日かなぁ。
ちょっと風邪っぽいから,今日は早く休もう。

2019年5月7日火曜日

プロデュース論4回目!

連休明けの令和になってから初めてのプロデュース論の講義。
本日は博報堂DYメディアパートナーズの森永真弓先生のご講演。
アニメ(+ULTRA)や芸術(ムンク展),スポーツ(ドラフト会議,世界柔道,スポーツクライミング,世界野球)のマーケティングに関わることが多いそうだが,本日はメディアのテクノロジーを中心に語っていただいた。
実に多様な切り口で,広告代理店の仕事の幅の広さが良く伝わってきた。
「沖縄の奥,島の奥。おくなわ離島ガイドプロジェクト」の話はとっても新鮮で,これって奥多摩三村の活性化にも使えるかも。
枯れた技術が意外と使えるってことで,Facebookを活用。
「毎日がニュースになった,知らせることが喜びになった,おじいとおばあはやりがいを見つけた!」
https://www.okunawa.jp/



2019年5月6日月曜日

700,000PVか…

このブログも2010年の7月から初めて,そろそろ丸9年が経とうとしている。
もうそんなになるんだなぁ。
先ほど,とうとう70万ページヴューに到達した。
最初のころは,それこそ1か月に多くても10回ぐらいしか投稿せず,PVも200とか300だった。
しかし,最近は1日でそのぐらいのPVがあり,多い月は1か月で1万PVを軽く超える。
過去最多は2016年12月の13,051PV。
直近最多は2018年10月の11,381PV。
ゼミのOBOGが定期購読してくれているんだろうけれども,それ以外の方々にもご覧いただいているようだ。
駄文をさらしてお恥ずかしい限りだけれども,もう習慣になってしまって,ブログを書かないと何やら気持ち悪い。
これからも日々の教育・研究・大学の仕事を中心に,書かせていただきたいと思っています。

GWが終わり…

世間では本日もお休みのところ…
中央大学は本日から授業。
通常,月曜日は会議だらけなのだが,本日は流石に開催されずに,昨日に引き続き今日も終日資料作りに勤しむ。
この資料,非常に重要であるし,対象範囲も広いため,渉猟した資料も膨大であり,その分量もかなりのものとなる。
8割完成しているのだが,あともうちょいってところ。
明日は8時前には出校し,2限の授業までに何とかほぼ完成ってところまでもっていきたい。
さて,明日の準備をもう少し頑張って,すぐに寝よう。
これから毎朝,夏野菜の水やりもやらなければならないし。

2019年5月4日土曜日

天候急転!

今日の23FCの試合。
予定通りキックオフ。
写真は左サイドの飯島選手。
















前半,東京ユナイテッドに先制されるが,飯島選手のボレーシュートですぐに追いつく。
1対1のまま前半は終了。
30分経過後ぐらいから雷の音がしていたので,嫌な予感がしたのだが,試合はそのまま中止。
学生たちを多摩センター駅に順番に送ろうとしていたところ…
急に豪雨となり,その後雹が降ってきた!
それも車のガラスを壊さんばかりの勢いで!
何とかかんとか学生を駅に送り届けることができたが,とおりの街路樹の葉っぱが雹のせいで無残にボロボロになってい様があっちこっちに。
先週と今朝植え付けた夏野菜の苗は…
何とか回復できる程度の被害で済んだ…
しかし,不順な天候が続くなぁ。

久しぶりの23FC

午前中は畑仕事で4時間良い汗をかく。
ほぼ夏物野菜の苗や種の植え付けが終了。
腰が痛い…

それからランチをかっこんで、大学に向かう。
ビジチャレの学生を乗っけて、多摩センターから10分ほどのサッカー場に移動。
今日は南豊ヶ丘フィールドで23FCの試合がある。
ビジチャレの学生は全部で18名ほど来ているようだが、初めて23FCの試合を観ることになるわけだ。
できれば、このチームを好きになって欲しいね。
簡単なタスクも課したけれども、そっちは軽い感じでオッケー。
試合を楽しんで欲しい。

2019年5月3日金曜日

神宮球場

今日は神宮球場に家族で観戦に。
逆転に次ぐ逆転で,試合展開としては非常に面白かったのだが…
6回の裏に満塁ホームランを浴びて,万事休す。
下の写真は,商学部1年生の森下君。
雰囲気のある良い打者だけど,私が応援に行って観戦しているときに,ヒットはなし。
次回こそ期待したいね。



2019年5月2日木曜日

あっと言う間に…

今日は早朝から娘とテニス。
高校時代にテニス部だったが、大学に入ってから3年あまりラケットを握っていなかったとのことなので、どうなることかと思っていたら、まぁまぁ打てていて、結構楽しかった。
帰宅後、シャワーを浴びてさっぱりしてから大学へ。
作りかけの資料の完成を目指すが、残念ながら果たせず…
明日と明後日は大学へ行けないので、GWラスト2日が勝負だな。
しかし…資料づくり、嫌いではない。
いや…むしろ、だんだん形として完成していくのが楽しいので、好きかも。

2019年5月1日水曜日

日経新聞の…

本日も大学で資料作りに勤しんでいるのだが…
その合間を縫って。

日経新聞のコラムに「遊遊 漢字学」というのがある。
なかなか面白いので毎週楽しみにしている。
日付をメモるのを忘れてしまったのだが,『すね者の「鼓腹撃壌(こふくげきじょう)』という記事が,なかなか味わい深かった。
政治がゆきとどき,人々が太平を楽しむさまを表現する言葉らしいが,著者の阿辻哲次氏は面白い解釈を導き出している。
氏は言う。
気ままに太平の世を楽しみ,好き勝手をしている人は,そうできているのは,いったい誰のおかげだと思っているのだろうか?
そのうえで…
決して自分の力で達成したものではないはずだ。
聖天子が治めていた時代にもすね者はいた。
今の時代に,世をすねたジコチュウがたくさんいるのは当然のことかもしれない。
と結語されている。

この文章の序文の部分で,氏はこうも言っている。
世間には「すね者」としか呼べない人がたくさんいるようだ。
まわりがその人のことをあれこれ考え,その人があまり苦労せずに生きていけるようにと心をくだいても,自分はそんなことを要求したことなどまったくないといわんばかりに勝手な行動をする。
考えようによっては実に幸せな人だが,まわりから見れば迷惑以外のなにものでもない。

まったくねぇ。