2019年9月30日月曜日

10月25日のゼミ連主催の講演会

10月25日の17:00からゼミ連主催で,外部講師を招いた講演会が開催される。
私のお友達の森本千賀子さんが先生。
NHKのプロフェッショナルにも出演されたことがある,カリスマ・ヘッドハンター。
https://www.youtube.com/watch?v=84ovfXtLBeY
この人,本当にスーパーウーマンで,お会いするといつもエネルギーを頂戴している。
ゼミ連の担当者から相談を受けて,彼女を紹介したのだが,是非お願いしたと要望され,お声掛けしたところ…
ものすごーく多忙な方なのだけれども,簡単にご快諾いただいた。
是非,皆さん,ご参集ください。
普通,タダじゃ聞けないお話が聞けますよ!
しかし…残念なことに,ちょうどその日のその時間には,私のゼミの面接が行われることになっていて,私自身がお聞きすることができない!
冒頭,何としてでもご挨拶に伺おうとは思っているのだが…本当に残念!
面接が夜まで行われる予定なので,お食事もご一緒できない…
必ず別日に御礼しなくては…
その折には,またゼミのOBOGを誘ってやろうかなぁ。
今までも2回ほど,OGを中心に晩御飯をご一緒したことがあるけれども,皆一様に興奮していたなぁ。

2019年9月29日日曜日

3年のグループワーク

スケジュールより10日ほど遅れて…
ようやっと3年生の人事異動を研究しているグループが質問票をほぼ完成させることができた。
あとは微細な修正と体裁を整え,WEB上に質問票を反映させる作業をするだけ。
このグループのデータ収集のためには,私がライン上でつながりのある社長さんに直にお願いしていたので,何とか間に合って良かった。
なんせこっちがスピーディな対応をお願いしていて,いざ質問票をまずは確認したいと言われた時に,まだ完成していないでは洒落にならないから。
この会社は,フリーエージェント(FA)制を導入しているのだけれども,通常のFA制度の場合,異動前の部署で数年間勤続していないとFA権は獲得できないのだが,なんとそういった年数縛りがない。
そのため結構な社員さんが異動を経験している模様。
できれば200~300人分のサンプルを頂戴したいものだ。

他のアメーバ経営を研究しているグループも,6割ほどの完成度ってところ。
明日の0限の臨時ゼミで何とか完成を目指す。
こちらも7,8年お付き合いがある,四国の会社にデータ収集の協力をお願いしてしまっているので,何とか明日には完成させないと。
その会社のアメーバ経営の運営責任者の方は,いつもこのブログをご覧いただいているようなので,ここで現状を暴露してしまった以上,何とか明日には!

もう一つのグループはまだNoチェックだが,こちらは先行研究のモデルを発展させた,修正モデルを構築しているので,モデルの構成要素の中には測定尺度が存在するものも多く,何気にそれほど時間はかからないかも。

さて,明日は学部長会議や理事会の他,ミーティングやゼミ相談もあり,朝から晩までスケジュールはびっしり埋まっている。
気合を入れて,ビシッといこービシッと!

2002年の渡辺ゼミ

この年に入ゼミしてきた連中は渡辺ゼミ3期生。
当初,中国,台湾,韓国からの留学生がおり,最も渡辺ゼミの期のなかでも国際性が豊かだった。
韓国の留学生は,年齢の関係で国家公務員の試験を受験できなくなってしまう日が近づいているということで,3年生でゼミを辞めてしまったが…
その後,公務員にはならずにロッテ系の企業に勤めたが,研究室に2度ほど遊びに来てくれて,そのたびにおっきい壺に入った蜂蜜をお土産に持ってきてくれた。
昨年の夏合宿には,焼酎のボトルを4ダースくらい送ってくれた…が,そんなに飲めんよ(苦笑)。
今でもまだ,その時の焼酎は残っており,我が家にある。
うちでBBQをする際には,活躍している。

ゼミ長は,私のゼミに入っていなければおそらく絶対に選ばなかったであろうキャリアを歩んでいる。
京セラ系のコンサルティング会社で,アメーバ経営システムを販売している。
律儀な男で,ゼミ合宿にはほとんど毎回参加してくれる。
そして,いつも朝まで学生たちと語り合ってくれている。
卒業後,二人っきりでも何度もあっており,たぶんOBOGのなかでも最多だと思う。

変わった奴の紹介をもう一人。
学生時代,公認会計士の受験勉強をしていたが…
なんせ競馬が好きすぎて,勉強に身が入らない。
地頭はピカ一。
頭はそりゃ良かった。
そして…正直なやつだった。
合宿の帰りに告白した。
「先生,実はゼミ合宿をさぼろうと思っていました。私の持ち馬(もちろん1頭の数百分の一相当分だが)の初出走の日が,合宿の日程と重なっていたのです」と。
ま,結局合宿にフルに参加したのだが,渡辺ゼミの合宿をさぼるか悩むほど,競馬が好きだったということ。
そもそも,お前何で会計士になりたいんだって聞いたら,馬主になるためですって答えていたくらい(いまだにその因果関係は不明だが…)。
そんな奴も4年で合格できなった時には,流石に焦った模様。
卒業前に研究室に来て,こう言った。
「卒業後は,気合を入れて受験勉強をします。絶対に今年合格するために,好きなチョコを絶ちます」と。
本人は,まったく真剣なわけだが…
こっちは思わず吹き出してしまった。
こいつが合宿係になると,夜のコンパ用のおつまみがチョコだらけになり,私なんか食べる物がなくて,そりゃ困ったもんだ。
チョコ絶ちが効いたのか,卒業した年に試験に合格し,いまや監査法人でも若手を引き連れて,リーダーとして活躍している。
こいつもゼミ合宿に来てくれたり,ビジチャレの試合を部下を引き連れて何回も見に来てくれている。
まだ,独身。
嫁さん,見つけてやらなきゃなぁ。

2019年9月28日土曜日

2期の異端児

初期の渡辺ゼミを象徴するのが,前の記事で書いた2期のゼミ長だとすると…
こいつは別の意味で,渡辺ゼミを象徴する奴だった。

入ゼミの経緯もいい加減。
ゼミに入ってからもいい加減。
卒論を書かずにゼミを卒業した気になっているのも,こいつだけ。
OBになってからもゼミ合宿に参加しては泥酔しては,現役生に迷惑をかけてばかり。

そんな奴でも,忘れられん。
今では日本一のバーテンダーを目指して,銀座で修行してやがる。
いや…もう自分の店を持ったっけ?
そんな現役の頃はダメダメだった奴も,時々私を想いだしてくれる。
うん…ここ数年,連絡がないけど…
奴と一番直近で会ったのは…海洋大の最寄り駅のバーだったっけか…
あの時はなぜか同期の大学の先生になった2期生の女の子と一緒だったっけ。
いや…それは前すぎる…その後も会ったような…
うん…3,4年前にゼミ合宿に来てくれたかな…
いずれにしろ最近は会っていない。
でも…野郎は間違いなく,記憶に残るゼミ生だった。
な,鳥取!?

2001年の渡辺ゼミ

渡辺ゼミ2期生も変わった連中ばかりだったなぁ。
ゼミ長は元ヤンキー。
当時は中大に夜間部があり,奴も夜間部だった。
髪の毛は金髪でそれをスーパーサイヤ人みたいにおったてていて,デカい図体にドカジャンをはおり,いかにも現場から大学へ来ましたって恰好だった。
そんな格好の野郎が,一回も授業に休まずに出席してくるので,否が応でも目についた。
10月のある日,奴が授業終了後,教壇に向かって歩いてきた。
そして,予想通り,こういった。
「先生のゼミってどんなことするんですか?」

そして,奴は私のゼミに入った。
素晴らしいリーダーシップの持ち主であったため,自然な流れでゼミ長になった。
ある合宿での一コマ。
晩に酒を飲みながら,奴にふと聞いた。
一度も休むことなく毎回私の授業にしっかりと出席していたが,私の授業はそんなに楽しかったか,と。
奴は答えた。
先生の授業は楽しかったけれども,俺は先生の授業だけではなく,すべての授業において一度も欠席せずに出席している,と。
そして,続けてこう言った。
先生によってはクソつまらない授業もあったけれども,そんな先生でも年に1回ぐらいは「良いことを言うんですよ」と。
そして,聞いた。
君はそのあるかないか分からない機会に備えるために,授業に毎回出席していのか,と。
答えは分かりきっていたが,予想通り…「そうです」。
その時に,鳥肌が立ったのを今でもよーく覚えている。

大学生だったころの私は,自信をもって言えるが,大変不真面目であった。
大学の授業にまともに出席した記憶は…ほとんどない。
2期のゼミ長の話を聞き,鳥肌が立ち,その後に襲ってきたのは,痛烈な「後悔」であった。
私は多くの貴重な気づきの機会を,自ら放棄してしまった。
大学時代,周囲に流されずに,もっと大学の授業に前向きに取り組んでいれば,今の私はもっと…

そして,次に襲ってきたのは,痛烈な「恐怖」であった。
学生の中には,そんな学生もいる。
しかるに,現在の私はそんな学生に応えられるような授業を展開できているのか,と。
これが私の現在の授業改善の強力なエネルギーとなっている。

2期のゼミ長は,卒業後,就職氷河期のなか,倍率何百倍もの食品会社に就職した。
とんとん拍子に出世し,長く経営企画室に勤め,まだ30歳台だけれども望んで関連会社に出向し,そこで経営幹部をしている。
いずれ本体に戻り,もっと偉くなるだろう。
忙しいだろうに,良くゼミ合宿に顔を出してくれた。
今,関西にいるから,ここんとこ会えていないが。
学生からも学ぶことがたくさんある。
それを教えてくれた記憶に残る学生だった。

2019年9月27日金曜日

草創期から…飛ぶが

本当に嬉しいことが今日…あった。
その昔…5,6年前のゼミ生である9期生に困ったちゃんがいた。
3年生の夏合宿の時に,直前でゼミを逃亡した男。
本来,渡辺ゼミの夏合宿を無断で欠席したら,大ごとなのだが…
この男,本当に優しい男で,ゼミ生から愛されていた。
もちろん,私からも。
合宿から大学に戻るバスの中で…
一枚の紙が座席の間を静かに回る。
その男に対する手紙。
戻ってこいという皆の想いが詰まった手紙。
最期に私のところにその紙は回ってきた。
じっと大勢のゼミ生のその男に対する言葉を眺め,思わずこみあげてくるものがあり,こう一言書いた。
「許す」と。

その男はゼミに戻ってきた。
そして頑張った。
しかし…その男は今思うと晩成型で,その当時はまだまだ未熟だった。
4年生の冬のゼミの時,彼は号泣した。
俺にはこのゼミのレベルの卒業論文は書けない…と。
しかし…仲間は諦めなかった。
そして…私は諦めなかった。
結果として,彼も…諦めなかった。
そして,立派に卒業論文を書き上げ,オイコンで…別の意味で号泣して卒業していった。

この男。卒業してからも私に迷惑をかける。
学部生の頃も私の時間を多く奪っていったのに…
今でも30分でいいので会えませんか…とちょくちょく研究室にやってくる。
今日も…ちょうどゼミ募集の時期で,2年生がゼミ相談に来ているところ…その男はまたやってきた。
私が大好きな日本酒を2本も持参して…
そして,彼はこういった。
もう1回,大学に通いたいです。
来年…必ず夢をかなえます…と。
中央大学にはない…そんな学部のある大学に…
卒業して5年,随分と彼は成長した。
昔のちょっと(いや…たくさん)頼りなかった,彼はそこにはいなかった。
しっかりと自分なりのディシプリンを確立し,大きな夢に向かって力強く歩み,そして随分と論理的な思考能力も高まっていた。

その夢の実現を応援したい。
心から。
1時間弱話して,私はビジチャレの反省会に向かわなければならなかった。
ペデ上で彼と強く握手した。
そこで別れ,5号館に向かう2分の間,後ろを別方向に向かって歩く…彼を想った。
早朝起床し,仕事の前に2時間近く受験勉強し,会社からあがり,深夜にかけてまた数時間勉強する,そんな生活を毎日送っている彼を。
頑張れ,頑張れ,頑張れ,頑張れ,頑張れ…と。

2分後,5号館の前に立ち,まだ若き20歳前後の学生と立ち向かう。
ビジチャレの反省会についてはまた書く。
今日は…彼にもらった彼の実家の造り酒屋の酒を「少し」飲む。
今も闘っている彼を想い。

2019年9月24日火曜日

渡辺ゼミ草創期の想い出に残る学生について

私が中央大学で初めてゼミを担当したのは、今から19年前の2000年。
4月募集ということもあり、応募者は4名で、その全員を合格させた。
人数が少ないので、研究室で毎週ゼミをした。
それが渡辺ゼミ1期生。
途中で1名辞めてしまったが、残りの3名とは、今でもつながりがあり、うち2名とは少なくとも年に1回は会っている。
1名は理科大を卒業して商学部に3年次編入してきた変わり種で、今や40歳半ばになり、自分で会社を手広く経営していて、都心のど真ん中でリッチな暮らしをしている。
もう一人も東北学院大の法学部を卒業後、商学部に編入学してきた組。
本が好きな奴で、読書会をすると、彼の発言には自然と皆耳を傾けていたっけ。
今は国家公務員としてバリバリ働いている。
最後の一人は大人しい奴だったが、芯はしっかりしており、今は会計士として偉くなっている。
想い出に残る期だなぁ。

営業学入門第1回目!

初回の講師は営業本部長兼執行役員の秋目哲郎先生。
第1回目はオリエンテーションとして,営業という仕事とは?を解説してもらいます。
さて,早速,講義に入りましょう…
文系の大卒の70%が新卒で営業職に配属される。
営業には負のイメージがついて回る…ノルマがきつい,体力勝負,頭を下げて買ってもらう,口下手には向かない,等々。
しかし…営業は科学できる!営業は心理学である!
例えば…電話アポイントメント
①自分の名前と社名を明らかにする。
②好感を持ってもらう。
 例えば,「今少々お時間をよろしいでしょうか?」と一言。
③電話した目的を言う。
 ここにもコツがある。
 第三者の影響力を使うとか,決定は見込み客に任せるとか…
④面談のアポイントを確認する。
 相手に委ねてはダメ。
 選択肢一つもダメ。
 二者択一を使う。
⑤反対を処理する。
 Yes-But法とか,ブーメラン法。
⑥アポイントを確認する。
⑦感謝の意を表す。

人の基本的欲求と基本的弱さを理解することが大事。
弱さとは…物事を先にのばす,一番抵抗の少ない道を選ぶ,責任を回避し現実に直面しようとしない,お金を貯めようとする意志力に欠ける,先行きを心配する。

顧客の立場に立つという姿勢も大事。
購入過程における心理を理解することも大事。
嫌悪・否定・無関心の人にいかに関心を持ってもらうかが大事。
関心を持つと,今持っていない商品であれば,持っていないことは不安になり,持っている商品であればそれが古くなっていることに不安になる。
そして持っていないことや古くなっていることに不満を感じるようになり,その不満が持ちたいであるとか新しいのが欲しいといった欲求を産むことになる。
欲求はやがて複数の商品を比較することにつながり,やがて決心し,購入に至る。
トップセールスマンは,否定や無関心から,その後のプロセスに引き上げてくるそうだ。
普通のセールスマンは「関心」から。

心には癖がある。
同じ現象を見ても人によって異なる見方をしてしまう。
靴屋がアフリカに行った。
Aという男はこう言った。
「誰も靴を履いていない。売れるわけない。」
Bという男はこう言った。
「誰も靴を履いていない。これはたくさん売れるはずだ!」

プルで共有されている言葉。
「論理を用いて感情に訴える。」

さぁ来週からは世界最高峰のメジャーリーガー級の方々の講義が始まります!

2019年9月23日月曜日

私にとっての研究

研究は社会の発展のために行われるべきだ。
それは当然のこと。
それは前提の上で,私は私が自ら選んだ研究テーマに取り組む。
換言すれば,やりたくない研究はしない。
それから締切を意識することも嫌いだ。
論文を執筆する場合は,締切日のはるか以前から計画的に取り組み,締切直前になってから,焦って執筆することがないように,いつもしている。
締切を守ることが目的化して,本来の目的がどこかにいってしまうことを恐れる。
私は自分の弱さを良く知っている。
締切日のできれば一ヵ月前には完成させ「寝かせる」。
完成させた後,一定期間その論文から離れることを「寝かせる」と言っている。
2日間ほど間を置いてから改めて読み直してみると,粗が見つかったり,別の視点に気づいたりする。
それを何度も繰り返す。
そのプロセスは実に楽しいもんだ。
自分の論文が成長していくのが,目に見えて分かるからだ。

できればゼミ生もそのように研究してほしいと思っている。
研究というのは,実に楽しいものだし,それを実際に体感してもらいたい。
だから締切が定まっている研究は,本当はあまりしてほしいとは思わない。
いや締切があってもいい。
でも,ならば,しっかりとした計画を立てたうえで,それをしっかりと遵守できるように取り組んでもらいたい。
もしそのように進捗させてくることができなかったのなら…
そして,それでもどうしても締切を守りたいと切望するのなら…
限られた時間のなかで,何をすべきなのか,しっかりと見据えたうえで,「その範囲内でできる水準の研究内容」で納得してもらうしかない。
誤解してもらいたくないのは,その水準の研究であっても,論理的に矛盾しないようにロジックを組み立てていき,一定のまとまりのある研究を創りあげていくことは,それなりに大変であり,決して簡単なことではないということ。
私からのフィードバックをベースにして皆で行った議論を通じて得られた理解やロジックを,しっかりと一つひとつブロックのように積み上げ,完成を目指さなければならない。
このことをよく理解してほしい。

2019年9月22日日曜日

金曜日の研修会

一昨日,山中湖の湖畔で行われていた某大手生命保険会社の研修会に参加してきた。
カリスマ営業マン6人をお話を,そのカリスマが有望と見込んでピックアップした若手中堅の有望株たちと一緒に聞いてきた。
9時から17時まで,本当に楽しかった。
一切集中は途切れなかった。
一言一言が重かった。

例えば…
「何となく契約してくれてしまうことがある…それが怖い」なんて,まさか生命保険の営業マンから聞くとは思わなかった。
また,顧客から信用されて,「あなただから加入する」ではダメだともおっしゃっていた。
毎年,継続的に新たな顧客を獲得していく人は,そんなことに依存しないわけだ。

また,感情に打ち克つことの重要性についても,実に興味深かった。
人は成長するまでに,無数の感情に打ち克つ必要がある。
克己心,ディシプリンを持ち,その全てを乗り越えた時,見える光景はどんなものであろう?
感情が生じる度に人生の分岐点を迎えている…
重い言葉だ。

2019年9月21日土曜日

ゼミの紹介動画

渡辺ゼミも,今年の募集で,ついに17期生。
岡山大学のころもあわせると,19期か…
来年で教員になってから25年目。
あっという間だったなぁ。

さて,17期生向けの16期生作成の動画が完成したようだ。
どうぞご覧ください!
https://youtu.be/XMRp3JihKbQ

悩んでいる君へ

人は悩む。
私も悩む。
それも良く,ね。
高校生の頃,気の置けない友人から,お前の趣味は悩むことだな,とよく言われたものだ。

自分の居場所をどこに求めるのか,自分らしく生きていくためには,とても大事なことだ。
しかし,その居場所に居続けることが,常に楽しいばかりではない。
辛くてその場から逃げ出したくなることもある。
自分が「自由」に振る舞える場所を探そうとする。
しかし…自由とは何だろう?

下記の言葉は経営学の泰斗であるピータードラッカーのもの。

「自らの果たすべき貢献は何かとの問いからスタートする時,人は自由になる。
人は責任を持つがゆえに自由になるのである。」

2019年9月19日木曜日

しょうがないなぁ…again

いやー今週は月曜日が休みだったのに,会議が本当に多い。
火曜日11時間,水曜日5時間半,今日は2時間強。
18時間半か…
さて,そんな中,今日も3年生の臨時ゼミを実施。
まぁモデル完成にどのグループも近づいているが…
まだ未完成。
3連休中にもう1回見てあげなきゃならんかな。
しょうがないなぁ…
台風が近づいているらしいので,できるかどうか分からんが…

明日は某大手生命保険会社のカリスマ営業マンが集まる研修会に参与観察する予定。
4年の卒論のための調査協力も兼ねているが。
どんな研修が行われるのか,凄く楽しみですなぁ。
ただ,9時に山中湖に着かなければならないのが,ちょっと辛いが…
今日は早く寝ましょう。

2019年9月17日火曜日

最長不倒かな…

今日は早朝8:30から会議。
で,最後の会議が終了したのが,20:30.
昼御飯を食べたのは14:00。
休憩時間は1時間。
…11時間,会議…
流石にこれは堪える。
今日ははよ寝よ…
ここでもうひと踏ん張り!

2019年9月16日月曜日

しょうがない…

本日は,当初予定になかったが,合宿で必要性が認識され急遽行われることになった夏ゼミ第4弾。
今日で,モデルどころか,質問票も完成させていなければならなかったわけだが…
いまだモデルが完成したグループはなし…
しかし,それでもインター大会に出場したいと言う。
想いは何かを成し遂げるときに必要だけれども,想いがあるからといって成し遂げられるとは限らない。
どうすんだ。
今日だけじゃなく,先週の土曜日も,秋卒業後に後楽園キャンパスでもゼミをしてあげたのに…仕上がらない。
正直,16期生が何を考えているのか,全く分からない。
いや,分からなかった。
今日のゼミ後,君らとはこれまであまりコミュニケーションをとってこなかたので,何を考えているのか分からんから,インターになぜ出場したいのか,その理由と想いをメールで連絡せよと言ったところ…
現時点で12名から連絡があり,少しは16期の考えていることが分かった…ような気がするだけかもしれんが。
口では何とでも言えるからね。
すでに口だけで行動が伴わなかった経験あり,だしね。
しかし…しょうがない…
奴らの現状を考えると,夏ゼミ第5弾あるいは6弾すらも必要かもな。

明日も早朝8時半から会議で,終日会議だらけ。
明後日もそう。
金曜日は早朝7時前には山中湖に向かい,某企業の研修会を参与観察させてもらう予定。
木曜日は少しは余裕があるが…
そういった時間には,会議の準備や研究もしなければならないわけだが…
しょうがないなぁ…

2019年9月14日土曜日

何だろう?

今日、昼間過ぎの数十分の間に、アメリカから800回ぐらい、このホームページにアクセスがあった…
何だろう?
ちょっと怖いわ…

2019年9月13日金曜日

秋卒業式

明日は秋卒業式。
昨年は,その存在を学部長初年度だったため認識するのが遅れ,すでに夏合宿の予定を入れていたため,この秋卒業のために石和温泉から半日合宿を中抜けして参列した。
今年は夏合宿の日程を決める際に,この秋卒業式を意識したので,重なるのを避けることができた。
午前中に後楽園キャンパスへ移動し,秋卒業式,そしてその後の祝賀会へ出席。
…で,その後,3年生のグループワークをチェックしてあげることに。
3時間ほど見てあげられるかな…
…で,その後,東洋大学へ移動し,バスケ部のリーグ戦のベンチへ入る。
ここまで4連勝できているが,いつ流れが変わるか分からない。
しっかり,カツを入れてきたい。
…で,その後,新宿に移動し,最近行きつけの店で,大学院時代の同輩や後輩と懇親会。
なぜか「渡辺会」とか称して,年に1回ぐらい集まっている。
気のおけない仲間なので,ストレス発散ができる。
さぁ,明日も長い一日になりそうだ。
これから本を読んで早めに寝よう。

歳をとったのかなぁ

今まで1期たりとて,同じゼミの期はなかった。
外から見ると,どの期も「渡辺ゼミ」的って見られるんだろうけれども,私から見ればそれぞれ全く違った。
どの期にも思い入れがある。
昨日,手紙を紹介した11期の連中が卒業に際して,私に送ってくれたビデオ。
https://www.youtube.com/watch?v=iIr9HYjAcD0
久しぶりに見たけれども,とっても元気をもらったよ。
どうもありがとう!

それ以前の連中のビデオも懐かしいわ。
https://www.youtube.com/watch?v=ISB4uG69xYQ&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=xxViCaOywfQ&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=5_rLV0B9BXM

私の好きなマンデーラの言葉。
人生で大切なのは
生きてきたという
それだけのことではない。
これまで送ってきた人生の価値を決めるのは
他人の人生に
どのような違いをもたらしたかということなのだ。

まだ…信じてみるか。

2019年9月12日木曜日

2016年3月のブログ

私は,公言しているが,ネルソン・マンデーラが大好きで,彼の名言を何かにつまった時には読むようにしている。
たまたま彼の本を大学に置きっぱなしにしていて,でも今晩彼の言葉に触れたくって,「マンデーラ」で検索したら,2016年3月に私がこのブログで書いた記事がヒットした。
その月は…11期生が卒業した年だった。
で,彼らの手紙をここにさらしてしまったことを想いだす。
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/yk.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/mo.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rh.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rhi.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/ny.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/mw.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/mk.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rt.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rm.html
などなど
オイコンの際に,彼らに送った手紙に対して,メールで返信してくれたのを,あまりにも感動したので,このブログにさらしてしまったのだ。
久しぶりに見たけれども,やっぱり想いがこもっている。
この連中には,膨大な私の時間をささげたけれども,そしてそれによって私の研究活動も多大な影響を受けたけれども,一切の後悔はなかった。
奴らとは合宿でも一緒に風呂に入って,本当によく話をしたもんだ。
懐かしい。

2019年9月10日火曜日

心意気

現パナソニック,旧松下電工の創業者の松下幸之助翁。
私が大好きな経営者。
その幸之助翁の講話のうち大好きなものが幾つもあるが…
第一は「ある車夫の心意気」というもの。
以前にもこのブログに触れたことがあるが,内容はおおむね下記の通り。

まだ自動車もない人力車の時代。
大阪駅の駅頭にならぶ人力車の車夫の中のある青年の話し。
ある日,細かい車賃を持たない客が,おつりを祝儀としてその青年に与えようとした。
しかし,その青年は,そのお金の受け取りを拒絶し,おつりをしっかり返したという。
松下幸之助はその話しを聴き,いたく心を打たれたという。

「その車夫は偉いと私は思うたんです。
たくさんの車夫のあるうちには,その五銭の,いわゆる祝儀に属するようなものをもろうて喜んでおる人もたくさんある。
しかし,その青年は,十五銭の車代を二十銭もらうということは許されないことだと感じたんでしょうね。
そこに私は,その青年の心の豊かさと申しますか,偉さと申しますか,正しさというものがあろうかと思うんです。
ただなにがなしに十五銭のところを走ったからというて五銭多くもらうということは,一人前の男子として潔くない。
そういう意味の金をとってはならない,というようなところに,その車夫の青年の心意気があったとでも申しますか,まあそういうことであった。
その人が後にえらい成功しはったんだと,こういうことを聞いたのが,私の耳にこびりつきまして,非常に私は感動をしたんであります。
この青年に負けないような心意気をもって仕事をしなくちゃならない,この青年に恥ずかしくないような商売の仕方をしなくちゃならないというのが,私の胸を始終,支配しておったと思うんであります。 
今日,幸いに多くの方々からごひいきをこうむって,今日の私の仕事が成り立っておりますことも,私はそういう意味の公明正大な心持によって経営されておるところに,ごひいきを頂戴いたしておるんだというような感じをいたしておりまして,ただ一言,その時に聞いたその感動は,今日も私の胸に脈々として生きておるんであります。」

幸之助翁は,分を越えた評価や報酬,待遇を甘んじて受けること,あるいは,それらを望むことを,「貧困である」と切り捨てる。
潔さ,公明正大さ。
世の中で多くの人に支持され,そして自分の夢を実現させるためには,それらが絶対に必要だ。
貧困な考えで,一時的に得をしたような気がしても,いずれボロがでる。

私はこの講話を初めて聴いた時の,鳥肌が立つような感動を今でも忘れない。
古臭いと言う向きもあるかもしれない。
しかし,私はこの精神性こそ,今の学生に,いや今の日本人に足りないことだと思っている。
自分(達)さえ良ければいい。
得をすれば良い。
皆がそう考えて行動したら,コミュニティはどうなるのか?
同じ道を,同じ轍を,この国は繰り返すのか?
そういう人間を…量産してどうなる?

2019年9月9日月曜日

ビジチャレ 目標には届かなかったけれども…

一昨日の土曜日。
ビジネスチャレンジ講座の学生がプロデュースした東京23FCの試合が行われた。
メインイベントは,ちびっこワールドカップとワクワクちびっこランド。
アジアンフードフェスティバルということで,アジア各国の
学生たちは成功するかどうか不安で,前日はほとんど眠れなかったそうだ。
一週間ほど前から,夢にまでイベントのことが出てきていたそうだ。
かほど左様に一生懸命に取り組んできたということ。
実は正直に言って,私も不安で,夢にイベントの失敗ケースが出てきて,目が覚めてしまったことも。

さて,試合当日。
2つの台風に挟まれながら,奇跡的に晴れ!
しかし…晴れすぎ…
とにかく暑かった!
少し動くと汗がふき出す始末。
とにかく学生たちやイベントに集まった子供たちの熱中症をケアしなければならなかった。
13時に集合し,すぐさま準備作業を開始。
まずはちびっこワールドカップ。
本当にたくさんの子供たちが集まってくれました!
約200名!
下の写真はインド人の子たち。
外国のお子さんも1割ぐらいいたかなぁ。

























たくさん集まりすぎてしまって,受付に時間がかかり,とても大変だった。
オペレーションの想定に甘さが少しあったかも。
また,試合開始後も,急遽オペレーションの一部を変更することになったが,迅速な対応ができて良かった。
サッカーテニス,鳥かご,ボール出し,ドリブルレース,フリーキックゲームなどのその他の催しも,東京23FCの選手の協力もあり,順調に終了。
まずはホッとした。

次にちびっこワクワクランド。
ワールドカップ終了後,子供たちに楽しんでもらうために重要な役割を担うイベント。
当日までの準備作業の進捗からいって,とっても心配していたが…
商学部事務室の方々のお手伝いもあり,こちらも順調に進み,子供たちにとっても喜んでもらえた。
素晴らしい笑顔だったなぁ。

アジアンフードフェスティバルも,大繁盛で,こちらも大成功!
お店の方に感謝してもらえるほど,良い売れ行きだった模様。
売上が芳しくなさそうなお店があれば,学生がスタジアムまで注文取りに行き,品物を座席まで運んであげるといった行為を自発的に行っていた。
これには感心した。

試合はといえば…ロスタイムで劇的な勝利。
一部残留に一歩前進。
この劇的な勝利は,本日初めてスタジアムに足を運んだ人がリピーターになるきっかけになるかもしれない。

さて,動員数については…1,633名。
目標の5,000人には遠く及ばなかったけれども,今年の東京23FCのホーム試合のなかで,最多動員。
有料試合としては最高の結果と言える。
試合の模様はユーチューブでも見ることができます。
ちびっこワールドカップの模様もチラッとでています。
https://www.youtube.com/watch?v=MweaqinGYDc&t=318s

試合終了後は,学生たちと打ち上げ。
喉が渇いていたんだろうなぁ。
物凄い勢いでソフドリを飲んでいた。
皆,1日たくさんの汗をかき,動き回り,とっても疲れていたので,1時間半ほどで解散。
今月末には,しっかりと反省会も行う予定。

毎週の授業では,時に私に叱責されることもあった。
時に,なかなか思う通りに進捗せずに,やる気を失いそうになった時もあったろう。
それでも全員,一人も欠けることなく,最後までやり遂げ,立派な結果も残した。
私は講座生全員を誇りに思う。
この経験は必ず今後に活きると思う。
是非,講座終了後も,前を向き,精一杯何事にもチャレンジしていってほしい。

2019年9月6日金曜日

いよいよ明日!

いよいよ明日はビジチャレ生プロデュースの試合日。
今日も最後の最後まで,江戸川区陸上競技場の最寄り駅である西葛西駅で,学生たちはビラ配りをしていた。
試合前のちびっこワールドカップの参加希望者が200名近くと,想定の2倍程度に達し,親御さんもご一緒に来ていただけることを考えると,これだけで400~500名程,普段の試合より動員数が増えるはず。
それに加えて,これまでの広報努力を考慮すると…
有料試合としては最大の集客を,できれば実現したい。
さぁ明日!

東京へ…

今、東京へ帰るために空港に向かっているところ。
睡眠時間は4時間ほどか…
おそらく今車に乗ったらアウトだな…

さて、明日のビジチャレ生プロデュースの試合、ちょっと大変なことになっている。
ちびっこワールドカップの参加希望者が、予定の倍近い申し込みがあり、急遽受付を停止。
運営に関わる人数が足りない…
今からでも、運営をお手伝いしてくれるゼミ生、いやこの際OBOGでもいいから、名乗り出てくれる人、いないかなぁ。

2019年9月5日木曜日

北海道へ…

今から札幌行の飛行機に乗るところ。
今回は、札幌地区の高校の先生方に、商学部の教育の特長をプレゼンする予定。
晩には先生方との懇談も予定されている。
良い学生を送り込んでいただくためには、こういった地道な取り組みが必要とされる。
あわせて新学部の紹介もされるので、負けないよう精一杯商学部の魅力を伝えてきたい。

…明後日のビジチャレ生プロデュースの試合の準備が、とっても気になってしまうがね…
天気とか…
ちびっこワールドカップの事前申込者数とか…
そうそう担当者からの報告によれば、定員100名のところ、今日の午前の段階で定員オーバーになっているとのこと。
何人まで対応できるか…嬉しい悲鳴だけどね。
動員される中大関係者のボランティアの働き次第で、150名程度はいけるかなぁ。
これだけで、親御さんも必ず同伴するだろうから、400名程度の集客増が期待できる。
さぁ明後日は大変だぞぉ。

ビジチャレのプレスリリース

ビジチャレの活動が大学のHPにおいて,プレスリリースされました!
是非,ご覧ください!
https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2019/09/45347/

2019年9月4日水曜日

学会…そして

今日は成蹊大学で開催されている学会で、午前中3つの研究報告の司会。
アメーバ経営に関する面白い報告を2つ聞くことができた。
自分ならこのように解釈する…とか、私の心理学的アプローチならばその現象はこのような心理的構成概念で捉えられる…とか、色々思いを巡らせながら、司会としての役割を果たす。
学会をお手伝いしている学生さん達の、振る舞いや態度が素晴らしかったのが印象的。
流石、伊藤ゼミ。

さて、今、役割を終え、大学に向かっているところ。
13時から重要な会議があるのだけれも、少し遅刻しそう。
急がなきゃ。

会議の後は、7日のビジチャレ生プロデュースの試合に必要な大学の備品類を、学生達と一緒に私の車に詰め込む作業。
サッカーボール35個とか立看板とか、かさむモノが結構あるので、載せることができるか、ちょっと不安。

その作業の後は、明日からの北海道出張のための資料の準備。
さぁ午後もビシッといこービシッと。

2019年9月3日火曜日

ビジチャレ最終回

この夏休み,本当にビジチャレ生は頑張ってきた。
メインイベントはちびっこワールドカップとワクワクちびっこランド。
前者は,サッカーボールを利用した6種目ぐらいを楽しむことができる。
後者は,ヨーヨー釣りやスーパーボールすくいや,色々子供が楽しめるゲームを用意している。
たくさんの子供に来てもらい,楽しんでもらいたい。
今日は最後の最後のツメをした。
微細な穴もないように。
残り4日間もビラ配りや,看板づくりなど,やることはいっぱいある。
最後まで駆け抜けてほしい。
そして,なんとしても…9月7日は…晴れてほしい!
頑張れ,ビジチャレ生!

2019年9月2日月曜日

ビジチャレの動画完成!

ビジチャレ生プロデュースの試合まで残り5日間。
学生たちはギリギリまで,イベントの成功や広報宣伝のために全力を尽くしています!
そんななか,ギリギリのスケジュールの中,Aoi pro社様にご協力をいただき,9月7日の試合を広報する動画が完成!
学生たちが絵コンテを書き,出演者の手配や撮影場所の手配をして,動画用の音楽を選定したり,諸々の調整活動に従事し,ようやっと完成した動画。
短い動画だけれども,学生たちの想いと努力の結晶である。
是非,多くの皆さんにご視聴いただきたいものです。
よろしくお願いします!

https://www.youtube.com/watch?v=KgH5AYOYJ00&feature=youtu.be
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2019/09/45296/

夏合宿総括

3年生のグループワークの発表は,三泊四日の合宿中に3回から4回行われ,モデルの完成もあと一歩というところまで来た。
4年生も卒論発表も,進捗度は全体としてそれほど良いわけではないが,兎にも角にも15名全員の発表をこなすことができた。
合宿の運営自体も,大きな問題はなかった。
渡辺ゼミの合宿に求められる成果に関してはいえば,満足する水準のものが「効率的」に得られた良い合宿だったといえる。
機能的な合宿だったと言い換えることもできる。
しかし…渡辺ゼミって,それだけじゃなかったような気が…
機能だけを求めるのなら,換言すれば目標達成だけを考えるのなら,効率的な方が良い。
もっと言うと目標の達成水準を下げることも,重要な選択肢になるだろう。
言語化しにくいが,一人ひとりがストレッチな目標をかかげ,その実現に向けて,時に「一見」すると無駄な努力も厭わずに,時にはぶつかり合いつつも,時には高次な利他的行動にも従事する。
機能的な側面だけを重視するのなら,教員とゼミ生がwin-winになるような目標水準を定め,運営の仕方もできるだけシンプルかつ負担の少ないようにすれば良いはず。
私も歳をとったということか…
それとも…

2019年9月1日日曜日

夏合宿最終日 4年生の報告

残業の抑制に関する研究。
総花的になると収拾がつかなくなる恐れがあるので,例えば会議の効率化などに焦点を当てても良いと思う。
会議の種類によって違うと思うけれども,時間の短縮の方向に動いていると思う。
テレワークなどとも絡めるのもあり。
オランダなど海外の事例も参考にするといいかも。

企業スポーツに関する研究。
企業内の一体感や同僚間相互効果を促進するのは?
スポーツ選手の個人特性,スポーツ種目の特性,経営者の特性,社内のインセンティブ・システム,社内のスポーツに対する積極姿勢等々。
とにかく先行要因を何とかあぶりださないと。

Well beingの促進要因に関する研究。
ポジティブ感情をいかに内発的に生起させるか,そして持続させるか,そのためにはどのような仕掛け,環境づくり,条件設定をしたらいいのか。
プロ教師や学校改革を参考にしてもいいかも。

夏合宿3日目 昨日

昨日の合宿3日目。
午前中は3年生のグループワーク報告。
初日の午後での発表以来,4回目の報告。
初日の午後の発表←フィードバック→リファイン→再報告→フィードバック→リファイン→再報告→フィードバック→リファイン→再報告(←3日目の午前中の報告はここ!)
3年生は自分たちの報告が終了した後,基本的に4年生の報告を聞かずに,別室でグループワークを繰り返してきた。
本合宿中に,どのグループもモデルの完成を目指したが…
いずれのグループも未了。
9月10日の2回目の夏ゼミにかけることに。
頑張ってほしいことはたくさんあるが,エビデンスの蓄積(証拠集め)に頑張ってほしい。

午後はテニス!
合宿初日に軽いぎっくり腰になってしまったが…
いつもながらの抜群の回復力で2日でテニスができるレベルに!
しかも4時間も!
石和の温泉が良かったのかな。
晩はOBOGを交えて,ロープレなどをしながら,朝3時過ぎまで懇親会!
楽しくってあっという間に時間が過ぎていきました。