2017年6月30日金曜日

今日のゼミ

今日の4年のゼミでは,創造性の先行要因に関する研究と,社内報がどうすれば読まれ続け,そしてその情報が社内に共有されるのかに関する研究に関する報告が行われた。
前者の主たる今日の議論の論点は,外発的動機づけの交互作用効果について。
外発的動機づけが低い場合,自己効力感と創造性の間の正の関係を強めるという。
これは要するに,「お金のために頑張る!」という程度が低い場合に,「やればできる!」という信念が高ければ高いほど,創造性は高まるということ。
ま,面白い知見だね。
また,外発的動機づけが高い場合,忍耐力と創造性の間の負の関係が強まるという。
要するに,「お金のために頑張る!」という程度が高いと,忍耐強く取り組むほど,創造性が低くなるということ。
ちょっと意味が分からない…
考えうる解釈としては,たんなる忍耐力ではなく,過度な忍耐力と創造性の関係を解明しようとしているのではっていうこと。
お金のために過度に我慢強く取り組むのは,創造性に疎外的に解釈するってこと。
いずれにしろ,創造性のためには,外発的動機づけはネガティブってことですなぁ。
大事なのは,内発的動機づけ。
興味や関心,つまり好奇心をもって取り組むのが大事ってことですなぁ。

2017年6月27日火曜日

リコロ・プロジェクト

リコロ・プロジェクトが徐々に進行している。
現在,2年生のゼミ生が,第2回オーガニックライフスタイルEXPOにおけるプレゼンのために,鋭意その準備を進めている。
また,リコロ創りを通じた企業研修プログラムの開発にも取り組んでいる。
このブログをご覧の皆様の中には,人事系にお勤めの方も多いと思いますが,ご興味がおありの方々には,詳細をご説明しますので,どうぞ私にご連絡ください。
また,中学校,小学校,あるいは幼稚園など,生徒・児童への木育プログラムもありますので,そちらに伝手がおありの皆様もどうぞ私にご連絡ください。

リコロ動画は下記のアドレスで視聴することができます。
こちらの拡散もお願いします!
https://www.youtube.com/watch?v=8roTbKPXq1k&t=11s

アンプティサッカー協会のツイッター

昨日,常時550人くらいの出席者がいるアカウンティング入門で,学生に少し時間をもらって,アンプティサッカーの宣伝をした。
私がビジネス・チャレンジ演習【障害者スポーツマネジメント】で提携している,あのアンプティサッカー協会である。
宣伝の後,君らにも是非この競技の素晴らしさを知ってほしいからとお願いして,同協会のツイッターのフォロワーになってくれることをお願いした。
…したところ,それまで800ちょっとだったフォロワー数が一挙に1000近くまで上昇!!
いやーありがたい。
このブログをご覧の渡辺ゼミOBOGおよび関係者の皆様,また通りすがりの方々も含めて,是非フォロワーになってください!!
https://twitter.com/jamputees
よろしくお願いします!!

2017年6月26日月曜日

今,私のゼミ出身で,とてつもない大きな壁に直面している者がいる。
絶望…
そういったワードが頭をチラつくかもしれない。
しかし,その絶望と寄り添うぐらいの気持ちでいてほしい。
絶望なんて,そう簡単に普通の人は直面することができないだろう…そんな優越すら抱いてもいいかもしれない。
絶望に直面したことがない人間なんて…って世の軽佻浮薄を見下してもいいと思う。
今,君の周囲には,何人か寄り添ってくれる人間がいるだろう?
私もその一人だ。
それは君が誠心誠意生きてきたことの証だ。
今はゆっくり体と心を休め,そしてまた再起を期そう。
その時は私も一緒に歩もう。
まだまだ先は長い。
旅は続く。
しばし,ゆっくり休めばいい。

以前,私のブログでも紹介したが,東京23FCの現監督の羽中田昌監督の人生を描いた本をぜひ読んでほしい。
天才ストライカーが下半身不随となり車椅子から再起を遂げた物語だ。
人間は,どんな絶望からも立ち直ることができる。
大丈夫だ。
きっと君も。

2017年6月25日日曜日

3年生の研究テーマ 3番目

トランザクティブメモリー・システム(TMS)に関する研究。
新しい概念であり,当初は先行研究のあまりの少なさに我がゼミのテーマとしては敬遠されていた。
いよいよ始まりました。
TMSとは,簡単に言えば,「誰が何を知っているのか知っている」という認知が組織成員間で共有されている状態を指す。
組織学習について考察する場合に,非常に重要な概念。
TMSは組織成員間の効果的なインタラクションに影響を及ぼすと指摘されており,この点において,影響システムとしての管理会計との親和性が推察できる。
私の研究では,影響システムとしての管理会計のある種の特性が,部門内・部門間のインタラクションにかなり強い影響を及ぼしていることが明らかになっている。
そして,インタラクションが効力感などの心理的要因を介して,組織のパフォーマンスに正の影響を及ぼしていることも分かっている。

ひょっとしたら,管理会計システムとインタラクションとの関係を,TMSは調整しているのかも…
これがもし実証されたならば,管理会計実践に対する貢献は実に大きい。
英語文献が多くって先行研究のレヴューも大変だろうけれども,グループ一丸となって頑張ってほしいものだ。

3年生の研究テーマ 2番目

本日は,日曜日だけど雨の予報だったため,大学の業務を片付けたり,小テストの採点などをするために大学へ。
結果として雨…降らなかったけれども。

さて,木曜日に3年生のグループワークの一つについて言及したが,その他のテーマについても紹介しよう。
面白いから。
最初に感情的な怒りの効用についての研究について。
昨今,大学などの教育機関や企業などにおいて,アンガーマネジメントの徹底が叫ばれている。
ちょっと声を荒げるだけで,パワハラで訴えられるんじゃないかと,戦々恐々としている先生や上司も多いのでは。
しかし,こういった傾向が行き過ぎるのも問題。
幾つかの条件を満たすことが必要だけれども,感情的な怒りにも部下にエネルギーをもたらす効用があるとすれば,その全否定は必ずしも組織にとって良いことではない。
今のところ,怒りなどのネガティブフィードバックがエネルギー源となり,ポジティブフィードバックが行動の方向づけに機能してるのではないかと考えることができるねってところに辿り着いている。
現在,どちらかというとポジティブ心理学全盛の時代。
ポジにもネガにも偏らない,両者のバランスが大事っていう考え方は,非常に独創的だし,面白いよね。
是非,頑張ってほしいね。

2017年6月22日木曜日

勘とコツか

本日はゼミの日。
昨日,若手・中堅の教員と職員さんと楽しい会を開き,その楽しさがゆえにちょっと飲みすぎたため…若干体調は優れなかったが…
やはりゼミが始まると,その議論の楽しさから,すぐに集中できる。
今日は,特に3年との議論が面白かった。
社員のなかには,すぐに仕事を覚え,自分なりに工夫してアレンジして,未知の仕事にもうまく適応して成果を上げる者と,なかなかそうはできない者がいる。
前者はどうやったら育成できるのか,そもそもなぜすぐに仕事を覚えられるのか,要すると,そういったことを研究しているグループがある。
メタ認知的な思考形式を備えているものは,この仕事の本質は「要はこういうことだな」と抽象化する能力に長けているのでは?と考えているようだ。
コツをつかむのがうまいって言い換えることもできるだろうね。
経験的に言えば,コツをつかむのがうまい連中は,よく他人の仕事を観察するとともに,よく質問をするね。
そのうえで実践するのだが…
こういった連中は,他人を観察するだけではなく,自分のことも良く見えている。
まるで天井から自分のことを俯瞰して眺めているかのように。
知識上のコツをつかんだうえで実践するから,習熟も早いし,実践上のコツもすぐにつかみ,さらに高次に習熟していく。
未知の仕事に取り組む際も,それまでの経験をベースに,勘を働かせてコツを微修正し,試行錯誤を迅速に行って,すぐに適応してしまう。
だからこそ,新しい仕事にも新しい環境のなかでも,すぐに高パフォーマンスを実現することができる。
コツをつかみ,勘で適応する。
…こういったことをゼミ生と議論していると,本当に楽しくってしょうがない。
3年生はまた,この時期としては稀なぐらい,議論の仕方およびその展開の仕方がうまいね。
この調子でいけば,きっと独創的で,インパクトのある研究成果を生み出すことができるよ。
頑張ろうね。

2017年6月20日火曜日

銀座か新橋

銀座で今晩も楽しいブレスト。
アッと言う間の4時間。
リンモチの林さんとは1時間ぐらいサシでお話しして、具体的なアクションプランについてじっくりと詰めた。
ま、一回、大学に来てもらわなきゃな。
特にこれから10年、私の人生を使い倒してくれるようなハブとなりうるような人財には、ね。

まだ電車の中だけど、明日も想いのこもった晩の会が予定されている。
人と人とのつながりが全て。
明日も大事なひと時を過ごそう。

2017年6月19日月曜日

月曜日の授業

月曜日の3限はアカウンティング入門。
履修者数は630人ぐらいで,毎回の授業には平均して550人ぐらい出席している。
1回の授業でManabaを何回も使うので,出席者数はほぼ正確に捉えることができる。
商学部に割り当てられた大講義室のなかでも最大の教室を利用させてもらっているが,収容定員が580名ぐらいなので,もう教室はパンパン。
しっかり詰めて座るように指導しているが,なかなかそうもいかず,基本的に毎回完全に全員は椅子に座れない。
季節も夏に向かいつつあり,教室内の環境は徐々に厳しくなっていくが,3限の授業なので,学生も集中力を保つのが大変になっていくだろう。
…だから…とはいえ,私語が鎮るのに,時間がかかりすぎる。
ま,結局は完全に静寂状態で授業をすることができているのだが,時間のロスと雰囲気のロスが実にもったいない。
また,人数のせいか,今年の学生の傾向なのか,指示が全員になかなか浸透しない。
実に手間がかかる…
これが500人超の授業のコントロールの難しさかと,毎回悩む。
一つずつ課題を解決していくしかない。
がんばろ。

さて,明日の晩はリンモチ,ソフバン,USEN,関西の某大学のキャリセンの方々と,多様なお題についてブレストの予定。
これらの実務家の人たちとのインタラクションは,知的刺激が半端ないので,楽しくってしょうがない。

2017年6月18日日曜日

体調管理

私の場合,親が強い体に産んでくれたおかげ,子供のころから,ほとんど病気らしい病気をしたことがない。
直近で風邪を引いたのは,2011年の夏。
よく記憶に残っているのは,ちょうど仙台への出張中に罹患してしまったから。
それ以前についてはほとんど記憶にない。
2009年に現在の家に越してきて,家庭菜園をし始めてからは,野菜の採れない年間で4か月くらいの間を除いて,毎食野菜をたっぷりと食べているため,体調はすこぶるよい。
睡眠時間は平均すると6時間くらいで少々少ないかもしれないが,授業がないときは昼食後ぐらいに5分間ぐらい睡眠し,日中の活動もほぼ充実して過ごすことができている。
また,運動面についても,定期的にテニスをしたり,筋トレをしているので,まぁ適切な対応ができていると思う。
5,6年前にテニススクールに通いだしたのがよかったと思う。

しかし…大学院時代は,健康面では暗黒時代だったと思う。
常に論文に対するプレッシャーがかかり,夜型生活で生活も不規則。
一人暮らしで食生活も偏り乱れ,プレッシャーから酒量も多く,体重も増え…
それでも何とか乗り切ることができたのは,高校時代までの体力の蓄積と,もって産まれた体の強さのおかげか。
体力の貯金のない人は,とにかく運動と食生活の規則性,これらが大事。
若い研究者には,これらの留意して,研究に邁進してもらいたいものだ。
この年になって思う。
健康以上に大切なものはない。

2017年6月17日土曜日

連絡

最近,とにかく次から次へと仕事が降ってくる。
中には自分から迎えに行っているかのような類のものもあるが…
基本的に「降ってくる」。
それを捌き…捌き…そしてその合間に創造的な仕事のためにいかに時間をとるか。
そこに腐心している。
今日も大学人として非常に重要な仕事をこなすために大学へ。

帰宅後は…今日新ジャガとナスの初収穫をしたので,それをボイルしたり,炒めたりして,食べたら…そのおいしいってことったら!
クリーミーだし,触感も素晴らしいし,もはや肉はいらんってレベル。
取れたての野菜は本当においしい!
ナスは生でも齧れるくらい新鮮!
英気が養われるなぁ。
野菜と最高の日本酒と,あと家族との会話と。
それが最高のリフレッシュ。

さて,先ほど12期のピグチくんから近況報告があった。
今頃っていやぁ今頃なんだけど…
非常にやりがいのあるポジションで,かつ,どうやら出世コースらしい。
彼の話を聞いていると…今の自分の状況に思いを致さざるを得ない。
私も基本的には自分で仕事を創り,自分で苦悩している。
なぜか?
大学への情緒的コミットメント,その活動の社会的意義…
しかし…なんといってもそれをしていて「楽しいから」…
だからこそ,できているし,続けられている。
私の行動を起こす基準。
誰もやっていないし,やったら困難なこと。
しかし…厄介といえば厄介だなぁ。
もう少し生きやすい生き方もあるんだろうが…
ま,いっか,楽しいから。

2017年6月16日金曜日

ビジチャレ

ビジネスチャレンジのサッカークラブ経営の講座(SCM)も障害者スポーツマネジメントの講座(PSM)も,スタートしてから2か月が経とうとしている。
少しずつ成果も出始めている。
例えば,PSMの方では,日本選手権のトロフィーなどを無償で提供していただける企業を学生が見つけ出してきたし,テレビを中心としたマスメディアに取り上げていただく道筋と可能性が見えてきた。
同時に,どちらの講座の学生も,様々な情報に接し,そろそろちょっとした壁にぶつかり始めてもいる。
しかし,それをブレークスルーしてこそ,初めて大きな成果を手にすることができるってもんだ。
ここがある意味踏ん張りどころ。
是非,頑張ってほしいものだ。

2017年6月15日木曜日

御茶ノ水

今日はゼミの日。
だけど…
ミッション背負って日本サッカー協会へ。
さて、どうなることやら。
昼休みから開始予定の4年のゼミに間に合うか。

2017年6月13日火曜日

葛餅

私が大学生の頃,所属していたゼミの伝統として,池上本門寺近くの浅野屋さんという葛餅屋での製造実習を年一回,数日間ほど泊まり込みで行っていた。
日蓮の命日のお会式の時期であり,参列者はほぼ全員浅野屋さんで葛餅を買うので,凄まじい量の葛餅が売れることになる。
それこそ金が宙を舞って降ってくるくらい。
そのため我々の出番が必要になる。
徹夜で葛餅を作った経験は,今でもゼミの同期と会えば,語り草となるほど。
大変だったけれども,その数日間で,初任給の手取りぐらいは稼げたもんだ。
それで当時はまだ高級だったPCを買ったやつもいたっけ。
しかし,なにより仲間たちと労苦を共にして,とにかくやり遂げた経験が,良い思い出。

高校生なのに…

中央大学杉並高等学校は中央大学の附属高校。
実は私もそこのOBなのであった。
2012年に学長の補佐になった頃から,なんだかんだ中杉と関係を持つようになり,近年は同校のグローバルPBLを個人的に応援するようになり,年に一回ほどPBLとはなんぞやということを高校生相手に話しをしてきた。
今年の高校生の取組みは特にすごい!
クラウドファンディングを通じての資金調達,そしてその資金を利用してのブータンの支援に取り組んでいる。
https://readyfor.jp/projects/jeef-bhutan-chusugi
是非,ブログをご覧の皆様,少しでも結構ですので,ご支援ください!


【このプロジェクトの概要】
 私たちブータンお土産開発部は、中央大学杉並高校の有志で、ブータンで食べ物のお土産を商品化して地域おこしをしたいと考えています!具体的には、 毎週皆で集まって、いかに地域に雇用を生むことができる品質の高い お土産を作り、現地でお土産作り指導をするかを 日々話し合っています。今回このプロジェクトを成功させるためには、 165万円が必要で す。この金額が集まらなければ、今まで話し合ってきた活動ができません。どうか皆様少しでも賛同してくださる方は、 ご支援をお願いいた します!!

2017年6月12日月曜日

やむを得ずに…

本日のアカウンティング入門では,だいぶ迷ったのだが,これまでの4回分のグループワークの採点結果のフィードバックを行った。
結果の一覧表を掲出することが,個人情報の保護の観点から,現時点でストップがかかっているので,その一覧表を4~6人で構成されるグループごとにハサミでカットし,グループリーダーにそのカットした部分を渡し,グループの構成メンバーだけが自分の採点結果を分るように配慮した。
しかし…これが相当面倒くさい。
カットするのにも,140近いグループがあるので,結構な時間がかかるし,なによりその140近いカット片をリーダーに渡すのに時間がかかりもったいない。
だもんで,今日は教室に始業のチャイムの20分前に行き,早く来ているグループには早めに渡すって形にしたんだけど,それでも10分ほど授業時間に食い込んでしまった…
もったいない。
今後,この問題にどう対処すべきか。
悩む。

2017年6月11日日曜日

続々と到着しているが…

昨日に引き続き,原価計算論の得点開示を希望する学生からのメールが,本日も続々と到着している。
その数,30通ってところか。
起床してから,しばし本日も大学に行くことを考えたが…
午前中に息子のサッカーの引退試合があったので,行くのはやめた。
最後に得点シーンを見ることができたので良かった。

午後は畑仕事をしてから,木曜日においでいただいたリクルートワークスの方にご紹介いただいた『データの見えざる手』(草思社)を半分ほど読んだ。
統計学では正規分布を前提することが多いが,ビッグデータに登場するのは右肩下がりのU分布がほとんであるとしたうえで,このことは人間行動にも当てはまるという。
そして…ここが衝撃的なのだが,人の時間の使い方は,無意識のうちにこのU分布に従っており,個人の自由にならないとされていた。
U分布とは,1日の人間の行動において動きが穏やかな時間が多く,激しい動きを示すことは少ないのが特徴。
そして,その少なくなり方が指数関数に従っているとされる。
つまり…比較的運動量の少ない時間帯は1日の半分程度であり,その倍以上の運動量の時間帯はその時間の半分に減り,その1.5倍以上の運動量の時間帯の場合は,さらにその時間の半分に減る…といった具合である。
このことは,人の活動がU分布に従い,身体の動きという有限の資源の制約を受けるということであり,さらに言うと,我々の活動が自然法則の見えざる手の支配下で行われているということである。
熱力学の第0法則「温度の概念の存在」,第1法則「エネルギー保存の原則」,そして第2法則「エントロピーの増大法則」…
この考え方をもし前提とするのならば,人が1日の時間を有効活用するためには,そのU分布のことをよく理解したうえで,バランスよく運動量の多寡の時間帯を配分することであるといえよう。
実に面白い。
今日中に読了してしまおうっと。

2017年6月10日土曜日

こりゃ無理だ

厄介な時代になったものだ。
個人情報の保護の観点から,学生に試験の結果のフィードバックもできなくなりそう。

以前から私の講義,特に原価計算論では,30回の講義のちょうど中間辺りで,それまでの平常点と中間試験の結果を,そして期末試験前の時点で,それまでの総獲得得点を学部事務室前の掲示板に掲出していた。
そのようにフィードバックすることで,例えば,それまでの実績が芳しくない場合,より一層学修に努力するよう促すことができ,結果として単位取得の確率をあげてあげることができる。
このシステムは学生にも非常に好意的に受けとめられていた。

しかし…これに待ったがかかってしまった。
なので…どうしたかというと…私のメアドを学生に教え,自分の獲得点数を知りたい場合は連絡するようにと伝えた。
そしたら…150人近い学生から連絡が…
一人ひとり学生番号を確認し,成績表から該当の学生を探し,それをコピーしてメールに貼り付け,送信するといった作業を行うために,今日も大学に。
そのために費やされた時間,ざっと4時間。
これからも連絡がくるだろうしなぁ。
いやーこりゃ持続可能なやり方じゃないわ。
今後,どうしようかなぁ。

アカウンティング入門についても,悩む。
600人以上に,どうやってフィードバックするか…

2017年6月9日金曜日

Herr. Seta

本日のビジネスチャレンジ演習【サッカークラブ経営】には,瀬田元吾氏にご登壇いただいた。
ドイツのブンデスリーガ2部のクラブのフロントにお勤め。
しかし,2部というレッテルで侮ることなかれ。
この男,相当の男。
徒手空拳で現在の地位を築いた男。
以前,某スポーツ専門学校に瀬田氏のことをお話したら,「2部のチームですよね(笑)。うちはブンデスの1部とお付き合いがあるので(笑)」といった言葉が返ってきたが,人をレッテルで判断することの浅はかさよ,と笑うしかない。
なぜって…その2部の男に,Jのチェアマンは頭を下げるんよ。
その能力と見識に,ね。
1部のある程度の地位のある人間に,高額で講演を依頼し,身のない話を聞かされ,でもなんとなくすごいことをしたような気になっている,そんな連中が多すぎる!

でも,さすが日本のスポーツ界にも見る目のある人が増えてきて…
数多のサッカー関係者が,瀬田氏から情報を得ようと,必死になりつつある。
…いずれ彼は日本のサッカー界を必ずや支える男になる。
彼のようなアントレプレナーシップに優れた人間こそ,今のスポーツ界には必要とされているといってよい。

ところで,今日は,講座の受講生以外に,体育連盟サッカー部の学生たちが10名以上も参加してくれた。
瀬田氏の持論のゼロキャリア論(これって超独創的!)に,かなりの学生が感銘を受けた模様であった。
中大にスポーツ推薦で入学してくるような学生たちは,中学・高校時代はよろずスーパースターであったような子たちばかり。
その子たちが,スポーツ馬鹿で終わるなんて,こんなもったいないことがあるであろうか?
瀬田氏の問題意識をベースに,これからの大学スポーツ,いや学校スポーツをひっくり返すようなビジネスあるいはNPOの活動を,これから手を携えて担っていく学生が,中大に現れればと,願わずにいられない。
私も,そのハブとして,精一杯機能するつもり。
いやー,楽しいなぁ。

感化ってやつ

今日の講演会は実に有意義であった。
リクルートの研究所の方に,大阪帰りのお忙しい中,講演だけではなく,晩の23時近くまで,我々との議論にお付き合いいただいた。
ご面倒はおかけしたけれども,その効果は非常に大きかった。
感じてから学ぶ。
これって実はすっごい大事。
感性→合理性→感性→合理性
…で完成型って感じだが,ようやっと3年生は最初の感性に響いたってところか。
4年生は2番目の…だろ?
とにかく…これから研究活動に3年生も4年生も大きな財産をえた。
そんな一日であった。

2017年6月7日水曜日

木曜日と金曜日は…

明日と明後日は,特別講師を招聘している。
明日は,3年生のゼミにリクルートワークス研究所の方においでいただくことになっている。
このお方,実に面白い組織行動研究をされておられて,最初にお会いしてお話をおうかがいいしたときに,私自身,ワクワクしてたまらなかった。
なので,明日は実に楽しみでしょうがない。
学生にとっても,知的刺激に溢れるひと時となるであろう。

明後日は,ビジネスチャレンジ演習【サッカークラブ経営】に,ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフで日本人ながらフロントで活躍されている瀬田元吾氏においでいただく予定。
瀬田氏には昨年に引き続きおいでいただくことになっている。
いずれ日本のサッカー界を背負って立つであろうお方であり,その頭脳の明晰さはアカデミズムでも十分以上に通用する。
プロサッカー選手のキャリア論にも言及してくださるそうなので,中大サッカー部の連中に連絡して参加を募っている。
こちらもどんな化学反応が生じるか,とっても楽しみ。

最近は朝が早いので夜が弱いのだけれども,ケイが頑張っている…
寝られない…

2017年6月6日火曜日

とりあえず…

今日の午後,重要な会議があった。
とりあえず目指している方向に進めることになった。
これからは対外的な交渉をできるだけ早く開始したい。
非常に社会的な意義の大きな事案なので,微力ながらとにかく力を尽くすつもり。
大変だけれども,やりがいもある。
頑張ろう。

さて,今日は原価計算の中間試験もあった。
現在,約300人分の答案を採点しているところ。
速攻で終わらせ,すぐに結果を事務室前に開示するつもり。
今晩もあともう少し頑張ろう。

2017年6月5日月曜日

月曜日から

朝からずっと講義。
合間に週末にたまったメール対応。
それでアッという間の1日。
晩は企業家の方と緊急のミーティング。
明日全学の大事な会議があるから、その情報を仕入れるため。
この会議、個人的には超重要。
いや全学から見ても、長期的に考えれば、これほど重要な会議があるであろうかってくらい重要だな。
熱い企業家と大学について語り、その先兵となることの意義について語り、アッという間の3時間。
さぁ明日、頑張ろう!

2017年6月4日日曜日

BBQ1

昨日は,14期生(3年生)17名と,リコロ・プロジェクトに携わる2年生2名の,総勢19名を自宅に招待してBBQ!
いやー楽しかったし,盛り上がった。

11時に来てもらい,まずは皆でリコロ創り。
楽しく皆で創りました!
初めての人もいましたが,器用にこなす子もいたり,なかなか丸く仕上げることができずに,どんどんリコロが小さくなっていき,親指ほどのサイズになってしまった子もいました。
なんだかんだ皆でわいわいしながら創るのは楽しいもんです。

それからBBQスタート!
牛のステーキ肉,スペアリブ,肩ロースのチャーシュー風仕上げ,手羽元など,用意したお肉はすべて完食。
野菜はいつものトマトサラダ,トウモロコシ,野菜スティック(キュウリは自家製),ベビーリーフ(自家製)など,こちらも完食。
お菓子もフルーツもすべて完食。
よく食べる期だわ…。
お酒もチューハイやらビールやら,私が用意したスペシャルな日本酒やらワインやら,こちらもよく飲みました。
来月の4年生と卒業したての12期生とのBBQでは,おそらく野菜はすべて私が栽培したものを出すことができるだろう。
今年の野菜の出来具合は最高だから,ジャガイモ,ナス,トマト,キュウリ,インゲン,ゴーヤ,枝豆…とにかくたくさん!
楽しみにしていてほしいね。
取れたての野菜はとにかくおいしいからね。

いろいろとゲームもして盛り上がりました。
まずは恒例の懸垂勝負。
ユウキがなんと21回!
これまでの期のなかで最多!
で,リュウト20回,ユウヤが19回。
すごいね14期男子は。
で,私が17回で4位…
来年は絶対に20回をオーバーして見せる!

それから腕相撲大会!
男子の部と女子の部それぞれ実施。
罰ゲームはちょっと恥ずかしい××。
男子も女子も皆頑張りました!
ロープレからの××!
皆で大笑いしました。

そして恒例の××。
これはここでは書けません!
これをきっかけにゼミがまとまっていくことになる,とても大事な行事。
BBQに参加したほぼ全員からメールが届いているが,そのすべてにこの行事に感銘を受けたとの言葉が書き連ねられていた。
きっと14期は良い期になる。
そう確信した。
また,飛び入り参加してくれた2年生2名も,楽しんでくれた模様。
15期生候補だね。
いやー楽しみだな,来年も。

14期生諸君,マミとヒナ,メールをありがとう。
明日は超多忙なので,一人ひとりに返信できないかもしれませんが,皆の気持ちはちゃんと受け止めましたよ。
また,ゼミを頑張っていきましょう!!

2017年6月2日金曜日

早稲田もか

早大がスポーツMBAを今年開設する。
5限のビジチャレを少し早く終わらせ、その開設記念の講演会に参加してきた。
参考にはなった…
中大も負けてはいられないな。
今からでも、打つ手はたんとある。
それも中大らしい戦略がね。
学部レベルの仕事より、全学の方が、私には向いているかもって、ちょっと思った。

2017年6月1日木曜日

外部講師1

今日のゼミには,かつての教え子が来てくれた。
ゼミ生といっても,3・4年のではなく,2年生のゼミの。
2014年卒だから,2011年の課題演習の学生だったわけだが,この年の課題演習は凄かった。
まずは応募者数が80名ぐらいあり,選ばれた20名は精鋭ぞろいだった。
そんな精鋭たちが臨んだ秋の3年生以下のプレゼン大会だが,並みいる強豪の3年ゼミを差し置いて,2年生ながら優勝を勝ち取ってしまった。
そんな課題演習の学生だった,元リクで,現在ベンチャーで活躍しているM君。
福利厚生系のサービス,Tunag(ツナグ)をゼミ生に紹介してもらい,それについて意見交換を行った。
学生にも勉強になっただろうし,おそらく最新の組織心理学系の知見を,彼も持ち帰ることができたことと思う。

来週も,元リクで,かつ出戻って現リクの方に講演に来ていただく予定。
リクルートの研究所で,ものすごく面白い研究をされている方で,今から楽しみ。