本日のビジネスチャレンジ演習【サッカークラブ経営】には,瀬田元吾氏にご登壇いただいた。
ドイツのブンデスリーガ2部のクラブのフロントにお勤め。
しかし,2部というレッテルで侮ることなかれ。
この男,相当の男。
徒手空拳で現在の地位を築いた男。
以前,某スポーツ専門学校に瀬田氏のことをお話したら,「2部のチームですよね(笑)。うちはブンデスの1部とお付き合いがあるので(笑)」といった言葉が返ってきたが,人をレッテルで判断することの浅はかさよ,と笑うしかない。
なぜって…その2部の男に,Jのチェアマンは頭を下げるんよ。
その能力と見識に,ね。
1部のある程度の地位のある人間に,高額で講演を依頼し,身のない話を聞かされ,でもなんとなくすごいことをしたような気になっている,そんな連中が多すぎる!
でも,さすが日本のスポーツ界にも見る目のある人が増えてきて…
数多のサッカー関係者が,瀬田氏から情報を得ようと,必死になりつつある。
…いずれ彼は日本のサッカー界を必ずや支える男になる。
彼のようなアントレプレナーシップに優れた人間こそ,今のスポーツ界には必要とされているといってよい。
ところで,今日は,講座の受講生以外に,体育連盟サッカー部の学生たちが10名以上も参加してくれた。
瀬田氏の持論のゼロキャリア論(これって超独創的!)に,かなりの学生が感銘を受けた模様であった。
中大にスポーツ推薦で入学してくるような学生たちは,中学・高校時代はよろずスーパースターであったような子たちばかり。
その子たちが,スポーツ馬鹿で終わるなんて,こんなもったいないことがあるであろうか?
瀬田氏の問題意識をベースに,これからの大学スポーツ,いや学校スポーツをひっくり返すようなビジネスあるいはNPOの活動を,これから手を携えて担っていく学生が,中大に現れればと,願わずにいられない。
私も,そのハブとして,精一杯機能するつもり。
いやー,楽しいなぁ。
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