2024年9月30日月曜日

息つく暇もないな

昨日は,前Jリーグチェアマンの村井さんと浦和で美味しいウナギを食べ,それから村井さんの自宅に招かれて,バー村井で日本酒を堪能して,最後はグラッパでしめた。











本当に楽しいひと時だった。

一夜明け,今日の午前中は2時間,全学の重要な会議。

午後はAI関係の企業とのミーティング,金融関係の企業とのミーティングで,3時間以上。

合間の時間は,3年生のグループ研究の論文チェック。

晩には医者に行き,待合室での時間も論文チェック。

食後もチェック。

一息ついたらもうこんな時間。

明日は早朝に起きて,まだ終わっていない仕事をやろう。

頭がボーっとしてきて,生産性が低くってしょうがないわ。

2024年9月26日木曜日

切羽詰まったときに

そういう時に本当のところの姿が現れる。

21期もまだまだだなぁ。

今日の最初の報告は,もう全然だめだわ。

内容というより,報告の仕方や進め方が。

何よりも執行部がコントロールしなきゃならんのに,自分たちのことで必死なのか,なんも言わんし。

執行部が言わないならってことで,他のゼミ生がいつ言うか,いつ言うかって待っていたって,待ちぼうけ。

切羽詰まったときに,真のリーダーシップが垣間見れる。

まぁ伸びしろだらけってことで。

2024年9月25日水曜日

分かったと思う

クエスチョンネアの作成がどれだけ大変か良く分かったと思う。

本日の臨時ゼミ(もう何度したことだろう)で,ようやく管理会計グループの質問票がほぼ完成。

明日,調査協力企業の責任者の方にチェックしてもらうために,当該企業に送付予定。

OKがでたら,即座にGoogleフォームのURLとQRをお送りして,できれば全社員様にご回答いただく。

データの回収が済むまでは統計解析の段階に進めないので,その間にはパワーポイントの問題意識の部分から徹底的に発表用に創りこむことが必要。

SOCとは?という部分を,深みがにじみ出るように説明し,意義を訴えたら良い。

また,春に行った統計演習の復習,共分散構造分析の学修を行うことも必要(明日午前中にメールを送ってよこせば,参考書をゼミに持参する)。

やることは,たんとある。

しっかりやりなさい。

2024年9月24日火曜日

何のための研究か?

この夏,3年生のグループ研究のプロセスでは,一部のゼミ生から研究の楽しさが伝えられ,とてもうれしく思った。

それが大事だ。

研究の成果は,それ自体貴重で,意義深いものであるかもしれない。

しかし,学部学生が行う研究でもっとも大事なことは,内発的動機づけ研究の大家であるエドワード. L. デシの言葉を借りれば「普通に存在している以上の状態に到達すること」である。

研究に楽しさを感じ,それに携わっている間,時間が経つのも忘れるぐらい熱中している状態になったことがあれば,それが上記の「普通に存在している以上の状態」である。

夏合宿終了後も,何度も懇願されて,例えそれが休日であっても,3年生の研究に対してフィードバックする機会を設けてきた。

今日の夕方も,3年生の4つのグループすべてに対して,その機会を設けた。

しかし,とても残念な気持ち。

一つのグループは,インター大会に出場したいから早くクエスチョンネアの作成に入りたいからといって,分析モデル内でまだロジックが詰められていなかった箇所をカットして,いたくシンプルにした分析モデルを,今日,私に示した。

モデルを構成する概念を一つカットして,仮説を2つカットしていた。

このような本末転倒な行為に接したくなかった。


もう一つのグループは,先週の土曜日に行ったフィードバックのほぼほぼすべてに対応していなかった。

対応しないことに明確な理由があれば,それも良い。

しかし,感動に影響を及ぼす要因として先行研究で指摘されていて,私もそれへの対応が必要ではないかと指摘したのにもかかわらず,明確かつ整合的な理由を説明することはできず,単に新たな概念を含めるのを面倒くさがったのではと思われてもしょうがないような対応。

先行研究へのリスペクトが感じられない。

他のフィードバックへ対応しなかったことについても,単に「自分たちではそう思った」というだけで,第三者の指摘を顧みない。

一事が万事ということもあるので,単に検討するのを倦んだだけではと思ってしまう。

早くクエスチョンネアを完成させたいというインセンティブが強く働いたのだろう。

最初のグループと同類だ,それでは。


さらに,もう一つのグループも,やはり土曜日に行ったフィードバックを反映した改善がなされておらず,それをしないならば,しない明確な理由も述べることができないとならないのに,それもできず…

モデルの構成概念ごとに,それを多面的に測定するために複数の項目を設定する必要があるが,抽象的な項目に加え具体的な項目を複数交えたらどうかとアドバイスしたのに,すべて抽象的な項目のラインナップにしてくる…


唯一の救いは,管理会計のグループ。

分析モデルがすでに完成し,そのアメーバ経営の特性を捉える概念も定まっているのに,あとはその概念を測定する質問項目を考案するだけだったのに,彼ら彼女らが考案した質問項目に対して先週の土曜日に問題性を指摘したら,今日になって質問項目をうまく考案できないので,モデルを構成する概念を変更する方向で検討している,ときた…

まったく対応の方向性がずれているが,しかし,彼ら彼女らは少なくともモデルを創り直すという膨大な時間がかかる行為から逃げてはいない。

だからこそ,質問項目を考案するにあたって必要な「測定したい概念をイメージすること」のためには,当該の概念を身近な類似の事象に置き換えて考えてみると良いとアドバイスを与え,実際に私ならと,それをやってみてあげた。

管理会計のグループは,すでに調査協力企業が決まっている。

データ収集に時間がかかる。

早くクエスチョンネアを仕上げたいであろう。

今日のフィードバックへの対応がある程度進む見込みがあるのなら,明日,教授会が夕方まであるのだが,終了時間は読めないのだが,終わり次第,見てあげても良い。

2024年9月23日月曜日

GSBC面接

今週初回のJリーグビジネス論Ⅱとプロデュース論の授業準備を午前中にしてから,夕方からGSBCの面接を実施。

グループ面接を対面で実施したが,皆熱意があったので,評価が本当に難しい…

やはり2年生のスポーツビジネス・チャレンジを履修していると,その学生の行動観察ができているので,ちょっと有利かなぁ。

でも,GSBCは10人と上限がしっかり決まっているので,相対評価で必ず不合格者を決めなければならない。

苦しいね…

しかし…最近,朝5時台に起床しているので,この時間になるともう眠いわ。

今日はNHKでバタフライ・エフェクトもやっていないし,本を少し読んで寝るかなぁ。

今日もビシッと!!

昨日のスポーツビジネスチャレンジの講座の一環で行った,厚木はやぶさFCのホームの試合での各種イベントプロデュース。

あいにくの天候だったかが,それぞれそれなりの成果を上げることができたものと思う。

皆さん,よく頑張りました!!










帰宅は21時。

それから23時には就寝し,今日も6時に起床。

早速,サッカーグラウンドに行き,サッカー部から借りていたテントを返却。

昨日は時々雨が結構降ったので,テントがあって助かった!

それから研究室へ。

たまったメールに対応して,授業の準備,専門ゼミや来年のスポーツビジネスチャレンジに関する募集がそろそろ始まるのでその準備や,今日グローバル・スポーツビジネス・キャリア(デュッセルドルフでのスポーツビジネス研修の講座)の面接があるのでその対応等々,やることは山ほどある。

ビシッといこー,ビシッと!!

2024年9月22日日曜日

歳だなぁ

今日は終日、時折雨の降り頻る中、学生たちのイベントプロデュースに付き合う。

疲れたわ。

歳だな。

もう寝る。

明日も7時半にサッカーグラウンド。

2024年9月21日土曜日

焦りは禁物

完成したモデルを粗末にしてはいけない。

クエスチョンネアはあくまでも、モデルの構成概念を測る物差しに過ぎない。

物差し創りに苦労しているからといって、測る対象であるモデルの構成概念を改変しちゃうのは本末転倒。

今日は3年生の3つのグループの臨時ゼミをしたけど、焦って雑になって、それで何となく形を取り繕っても、私の目は潜り抜けられないよ。

結局、やるしかないんだ。

やるしか。

2024年9月20日金曜日

自分で言うのもなんだが

今日の午前中,中大生には身近な大手企業の方々4名とミーティング。

地域のスポーツ振興に熱心な企業。

色々なコラボが想定できるなぁ。

最近,私のリソースの限界を超えて,学界,教育界,産業界から,色々なご要望をいただく。

体が2つあったらなぁ。

決して,プライベートやファミリーも犠牲にしたくはないので,なおさら。

明日も朝6時前に起きて,畑で種蒔きや苗を植え付けをして,それから午前中のうちにテニスをする。

それから大学に行って,またまた3年生から懇願されて,2時間ほど臨時ゼミ。

私が対応できる時間をピンポイントで提示しているのに,良く都合つけてくるなぁ,と感心するわ。

対応できるリミットは18時。

その後はサッカー部の関東リーグの試合があるから。

さて,明日も長い1日になる。

2024年9月19日木曜日

ちょっと苦手かも

会計系の最大の学会で理事に就任し,ある委員会の委員長を任されそうなのだが,その委員に就任していただく先生を選任するとか,結構苦手かも…

学生たちに言ってもあまり信用してくれないのだが,私って結構人見知りなんだよね…

なんで,他分野(財務会計と監査とか)の先生はあまり知らないし,最近学会の懇親会も全然出席しとらんし…

大学院の後輩にあたる先生におんぶにだっこって感じで,いっそのことその方に委員長を任せたいくらい…

ま,任された仕事はベストを尽くすけど…

さて,明日から秋学期が開始。

さっそく,大学院のゼミと,水戸ホーリーホックと提携しているスポーツビジネス・プロジェクトと,厚木はやぶさFCや読売ジャイアンツのファームと提携しているスポーツビジネス・チャレンジの授業がある。

ビシッといこービシッと!!

2024年9月18日水曜日

文献の探し方

臨時ゼミの要望が3年生を中心に多く寄せられるが…

おそらくゼミ生が想像するよりも私のスケジュールはタイトなので,ゼミ生側が時間を指定してきても,そこが空いている確率は低い。

何度も臨時ゼミができているグループは,私が対応可能だと指定した時間について,自分たちの都合を調整している。

スポーツビジネスの感動班は,今日は朝9時から1時間弱対応。

これ,私が指定した時間。

そこでクエスチョンネアをチェックするが,はっきり言って全然ダメ。

しかし,クエスチョンネアの完成を待ってからでは間に合わないということで,あるJリーグクラブへの調査依頼書を私が送付してあげることに。

依頼に応えてくれたクラブがあれば,間を置かずにクエスチョンネアを送らなければならないので,10時からの重要な会議のために研究室を出なければならない限界まで対応してあげて,いよいよ終わりという段階で,あまり言いたくはなかったけれども,夕方か晩に再度クエスチョンネアを見てあげると言って,その臨時ゼミを終えたつもりだった。

で,夕方の企業の方のオンラインミーティングを終えて,指定された時間をちょっと過ぎてから送られてきたミーティングリンクをクリックしてみると,なにやらユウヤとナツミが驚いている様子。

明日の夕方に臨時ゼミを私と約束したつもりだったらしい。

じゃまた明日ねってことで,すぐに私が退出しようとしたら,ちょっとだけ聞きたいことがあるってんで質問を受けたら,なんだかんだやり取りがあって,そもそも本当に感動に関する測定尺度は本当に少ないのかいなってんで,じゃぁ試しに私が探してみるとどうなるかってんで,代わりに探してみると…

まぁ見つかるわ。

参考文献の見つけ方。

口では何度も説明してきたつもりだが…

やって見せてやらなきゃ,あかんのだなぁ。

この意欲を

今年の3年生のグループ研究にかける情熱が凄い。

ひたすら研究に打ち込む様は,見ていて清々しい。

その清しさに,4年生が研究意欲を搔き立てられている。

かつて11期が,3年生の時に,学生のインターンとしばし協働することで,その新鮮な様を垣間見た当該企業の正社員の内発的動機づけが促進されることを明らかにして,インター大会で優勝したが,その現象を今ゼミにおいて観察しているようだ。

しかし,近年,4年生になると研究モチベーションが落ちる。

かつて4年生にあった「卒業論文大会への出場」という目標が喪失したことが大きい。

21期生は,4年生になっても,たとえ一人あるいは二人での研究活動になっても,SPJは4年生でも出場できるわけだし,学内の卒業論文のプレゼン大会も復活したし,しっかりと目標をもってゼミにおける研究活動に臨んでほしい。

そして,今いる21期生全員で,最後に笑って卒業していってほしい。

そのことを切に願う。

2024年9月17日火曜日

ゼミ合宿感想③

非常に長文の感想が届いたので,開示することにします。


20期生(4年生)男子

夏合宿が終わり疲れがとれた時から、夏合宿で何を感じ、どのようなことを思い、何を学んだのかずっと考えていました。一度自分は去年夏合宿を経験していたのもあり、3年生がメインになる合宿だし、3年生は非常に大変になると予感はしていました。そして今回4年生として夏合宿に挑みましたが、そこで感じたものは今までに感じたものがないものでした。

主にこの夏合宿を経て感じたもの考えたものは、大きく分けて二つあります。一つは縦の関係の大切さ。二つ目は、研究をする理由。

一つ目の縦の関係とは、後輩と先輩のつながりという意味での関係についてです。4年生になり今回は3年生を支える立場として参加しました。去年の大会まで取り組んだ経験を思い出し、ロジックを考える上で何が大切なのか、質問票作成では文章の一言一句を丁寧に捉えることの意味についてアドバイスしました。そういうアドバイスをしていく中で、一つ気付いたことがありました。それは、アドバイスしている僕自身が大きな学びになっているということです。もちろん、3年生側からしたら質問票を作るときやロジックを考える時のポイントについてアドバイスしてくれたら、学びになるかもしれません。しかし、助言をする側もすごく学びになることを痛感しました。というのもただ仲が良い関係になったから生まれるものではありません。お互いに素直に言い合える関係性でなければ、学びは生まれないのだと感じました。自分の言った言葉に対して、3年生が素直に意見を言う。その言葉に対して、僕が考えたことを言う。それを繰り返していくうちにお互いの理解と考えの質が上がり、学びを得ることができる。

後輩と先輩の関係を想像したら、先輩の意見を後輩が受け止めて納得する。そんな上司と部下みたいな関係を想像し、先輩の考えをしっかりと受け止めることが先輩との関係を良好にし、縦の関係において非常に大切だと思っていました。しかし、この合宿の経験でその考えは変わりました。考えを受け止めた後に、それについて素直に考えたことを先輩にそのままぶつけることがお互いを成長させるのだと強く感じました。つまり、先輩に遠慮しないことが大切だということ。自身は先輩の立場であるが、遠慮せずに意見を言ってくる後輩の方が自分の学びに強く影響していると感じた。この経験を踏まえ、縦の関係性をもう一度見つめ直し、3年生と一緒にゼミに向き合う時間を大切にし、強い絆を深めていきたいと思いました。

二つ目は、研究をする理由です。合宿で自分の葛藤についての発表が終わった後、エミカが僕の目の前に来て、「葛藤の中でも、課題葛藤に着目した理由はなんですか?素直に教えてください」と尋ねてきたことがありました。そのエミカの言葉がきっかけで俺はこの研究テーマをする理由、というか研究をする理由について改めて、考えました。そもそもなんで研究をしているのかと。友達には、皆と研究をしているのが楽しいから、成長できるから、などと言っていましたが、より具体的に考えたことがありませんでした。

素直に僕は、大切な人に響くような研究がしたいという気持ちが強くあります。だからこそ、課題葛藤について着目したのは、一つのタスク(研究)に全力になり、お互いに高め合う中で、争ったり、喧嘩をしたりするのはマイナスなことではなく、非常に大切なことであるということを伝えたかったからです。そのことを高校の部活や3年生の研究時に強く感じたから。

ではなぜ自分は伝えたいという気持ちを強く抱くのか、それは、僕は自分の伝えたいことを心の底から人に伝えられるような人になるという目標があるからです。

その目標を設定したのはゼミに入ってからで、それまでは他人の意見に対して無理やり共感したり、違うなって思ったことでも自分の意見をうまく伝えられないからこそ、その対立から逃げようとしていました。つまり、自分の言いたいことをうまく伝えられないがために、自分の意思を委縮させていました。でもゼミに入り、3年の時期に先生や他の班のメンバーと研究について話し合う機会が増えると同時に、自然と自分の伝えたいことを伝えようとすることが必然と増えました。しかし、多くの人から「何言ってるかわからない」「ダイスケの言ってることが理解しづらい」とかそんな言葉を自分の心に刻まれ、俺の存在意義が見えなくなっていったことがあり、非常に悔しく、苦しかった。しかし、自分はちゃんとグループに必要な存在だと認められたい、自分にはちゃんと意思があり、考えていることも思っていることもしっかりとあるんだって他の人に理解してほしかった。自分はすごく負けず嫌いだからです。

だからこそ、一番ゼミのみんなに響きそうな納得してもらえるような研究をしたかった。また、その研究を自分の言葉で、意思を載せて伝えたかったからです。

そして、その目標を達成した最初の成功体験を自分と向き合わせてくれた大切な友達や先生の前でしたかったからです。そんな風に研究と自分を考えさせる機会を作ってくれたのは、エミカの言葉だったので感謝しかないです。

夏合宿は自分にとってすごく有意義な時間になりました。そこで学んだことを大切にこれからも自分に矢印を向け頑張っていこうと思います。

改めて、長い時間ご指導をしてくださり、本当にありがとうございました。これからも何卒宜しくお願い致します。


20期生女子
私にとってこの合宿は刺激の多い合宿でした。
正直なところ、4年になってから時間の余裕がたっぷりできてしまって、やるもやらないも自分次第、そこで自分の甘さに負けてだらけてしまう時もありました。
しかし21期のみんなは自分たち次第でちょっと手を緩めることも、寝ることもできたのに、今回の合宿(合宿前の準備段階も含めて)でストイックに研究に励んでいました。
負けてられない、私も頑張ろうと心から思いました。
このように、横の繋がりだけではなく縦のつながりでもお互いを高め合える環境があることのありがたさを感じました。
最後に、右も左もわからないままドキドキしながら参加した初めての春合宿からもう1年半も経って、今回最後の合宿を迎えたこと、時の流れの速さに驚くとともに、今、とてつもなく寂しい気持ちになっています(泣)
思い返せば、正直合宿は楽しい思い出よりも苦しい思い出の方が多いです。それでもゼミ合宿を恋しく思うのは、みんなと励まし合って苦しいことも乗り越えたその経験が私にとっての財産であり、素敵な思い出だからだと思います。このような機会を設けてくださった先生、一緒に合宿を乗り越えてくれた同期、後輩に心から感謝しています。
改めて、3日間私たちのフィードバックをしていただき本当にありがとうございました。
先生が私たちにかけてくださる労力と時間に報いることができるよう、これからも精進してまいります。
今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2024年9月16日月曜日

ゼミ合宿感想②

だいたいいつもそうだけど,今日の午前中ぐらいまでに届いた感想を,引き続きここで開示するとともに,それに対する個別の返信も行うこととしたいと思う。

21期生のグループはそれぞれ,現在,相当高い山を登っています。

グループによって違いはあるけれども,5~7合目までは到達できています。

引き続き頑張りなさい。

君らならできる,きっと。


21期生(3年生)女子

先日は夏合宿ありがとうございました。私達の体調を考えてくださり、様々な面でご配慮いただき、本当にありがとうございました!とても充実した2泊3日になりました。

今回の夏合宿は渡辺ゼミの仲間の素晴らしさを再確認できた3日間でした。 

まずは20期の先輩方です。3年生の発表時間が長く、4年生の中でも発表が出来ない先輩もいらっしゃったのにも関わらず真剣に私たちの発表を聞きアドバイスをくださりました。私たち管理班はずっと、初めて聞く人でも理解できるような発表を目指しているため、私たちの発表をあまり聞いた事のない20期の先輩方のフィードバックはとても有難いものでした。さらに昨年の経験から鋭いご指摘やロジックの立て方、質問票のやり方などたくさん教えて頂き感謝の気持ちでいっぱいです。夜も私たちが部屋で研究していると「何か困ってることない?」や「どんな感じ?」と私たちの様子を気にして下さりました。行き詰って眠くなってしまっていた時に的確なアドバイスをくださり、何をすれば良いのか明確になることで研究を進めることができたと思います。そろそろ22期の募集が始まりますが、私たちも20期の先輩方がしてくれたように後輩に教えられることは教えてあげたいし助けてあげたいなと思いました。  

次に管理班についてです。管理班は夏休みドライブに行ってリフレッシュしたのですが、家が遠い人や忙しい人が多かった為zoomでのミーティングがほとんどでした。そのため、長時間対面で研究できたことがとても有意義だったと思います。  夏合宿では夜通し一緒に研究していたこともあり、よりみんなのことを知れました。

普段しっかりしているMは深夜のテンションで覚醒していました。多分Tよりも喋っていて研究も雑談も普段より熱が入っていて面白い一面が見れました。質問票についてもMが率先して進めてくれ、改めて管理班にいてくれて心強いなと思いました。

Hは体力があるのでみんなが眠くなったり疲れたりした時にみんなを引っ張ってくれました。その中でも1番嬉しかったのは「私ここ違うと思うんだけどどうかな?」と自分から意見を言ってくれたことです。Hはいつもすごく色々考えて話してくれるから喋るのが慎重になってしまうのかなと思うけれど、思ったことを口に出して誰かに伝えることで新たな発見やその考えが大事だったりすることもあると思います。Hも若干、深夜のテンションで普段よりも口数が多く研究に関してはもちろん、雑談とかも普段は「Hは?」って聞かないと自分からは話さないけれど合宿では話してくれてすごく嬉しかったです。

徹夜したことで研究が進んだ、という成果もあるのですがそれよりもみんなで辛くて眠い夜を乗り越えたという経験も合宿でしか得られないものを得られたと思います。管理班のみんなは論理的思考力や言語化能力が高く、最初話についていけないこともあったのですが、今では意見交換できるほどになりました。私がそこまで成長できたのはみんなのおかげだと思っています。そこで私は管理班のために何ができるのかと考えた時、具体例を出して考えることで硬くなりがちな抽象的な思考を具体化するようにすることだと思いました。これをすることで自分の理解もしやすくなりますし、発表する時に聞いている人も理解しやすくなると思います。私はみんなほど頭が冴えていて賢いわけではないですが、だからこそできることもあるのではないかと感じました。ずっと自分が管理班にどんな貢献ができているのだろうと考えてしまうことが多かったので、自分なりに自分にしかできない役割を果たしたいと思いました。

また、大会に向けて意見を言いやすい雰囲気や仲の良さは大事な要素だと思います。いくら賢い人が集まっていても各々が自分の中に本音を隠していたら良い研究にはならないと思います。その面で、感動班はそれが上手だなと思うので、私達もな高めていきたいと思いました。管理班でインターもアカコンもまずは予選通過ができるように、目の前のことを着実に進めていきたいと思いますのでこれからもご指導お願いいたします!! 


20期生(4年生)女子
この夏合宿を通じて、自分がゼミに居る意味というものを改めて考える機会になりました。
自分自身は研究というものが得意ではありません。論文を読み、どのような繋がりがあるのかを考えることも、他の人の発表を聞いた時に何か意見や疑問を見い出すことも出来ないのが現状としてあると感じています。今回21期の発表を聞いて、春合宿の時よりも成長している姿を見て、すごいなと思う反面、自分の成長を感じられないことに正直焦りや恥ずかしさのようなものもあります。
実際、就活が落ち着き、卒業も確定してから少しゼミへの意欲が下がってしまったということも事実としてありました。
ただ、ゼミに所属することは誰かに頼まれて居るということでもないですし、自分で続けるという判断をして卒論に取り掛かっています。
ゼミに入る時に掲げた目標を思い出し、あと半年間卒論完成、そしてチューターとしての役割を果たせるように取り組んでまいりたいと思います。
その中でご迷惑をお掛けしてしまうこともあるかと思いますが、引き続きご指導よろしくお願い致します。
改めて、3日間ありがとうございました。

21期生男子
改めて昨日までの夏合宿、ありがとうございました!
グループとしての目標であった質問票の完成まではできませんでしたが、なんとか夏合宿を完走することができました。
完走するまで間は、自分の言語化能力の低さ・自分だけ共通認識ができてないなど自身に失望することがたくさんありましたが、寝る間を惜しんで研究することができたことや先輩方から主に研究や発表面で多くのことを学び、充実した密度の濃い時間を過ごすことができました。
特に私たちのグループ研究の進捗を優先していただいた20期の先輩方には本当に感謝していて、遅くまで発表を聞いていただいた後に部屋まで来ていただき、夜通し研究に付き合ってくださいました。応援してくださる先輩たちの想いに応えたいですし、来年の夏合宿では22期のために進んで行動したいと思いました。
また、春合宿では先生からの指示待ち、指示を受けても行動に移せなかったことが多かった分、夏合宿では主体的に動くことを目標としていました。合宿係とはうまく連携することができて研究に集中することができましたし、宿の方とお話しした際には「みんな礼儀正しいし、いい意味で大学生らしくないよね。また次も是非来てね」と声を掛けていただくなど、少しではありますが成長を実感することができました!
大会までは厳しいこともたくさんあると思いますが、夏合宿を終えてより一層研究をみんなと頑張って創り上げたいと感じました。ご存じの通り自分自身は不器用で要領も悪いですが、できることを精一杯頑張ります!先生にはたくさんの無茶を言ってしまうことが増えてしまうと思いますが、引き続きご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!

21期生女子
夏合宿でも、ご指導いただきありがとうございました。
夏合宿は、話に聞いていたよりもとてもハードでした。研究を進めているつもりなのに、話している内容がいったり来たりして、本当にうまくいくのか不安になることもありました。しかし、冷静になって考えてみると、みんなでどんどんいろんなことを考えることができて、これまで考えた来たことに深みをつけられているのではないかと思います。
まだまだやるべきことはたくさんあるので、今回の夏合宿で先生や先輩方にいただいたアドバイスをもとに、さらにギアを入れて研究していきます。
辛かったけど、ものすごく有意義で楽しい合宿でした。ありがとうございました。

21期生女子
夏合宿を開催してくださり、また多くのフィードバックをくださり、ありがとうございました。夏休み期間中、論理的思考に苦手意識をもつ自分がロジックを考えるというフェーズに入り、さらにオンラインでのミーティングが多くなり、合宿前日の夜中までミーティングを行うほど、不安な気持ちでいっぱいでした。しかし、たくさん議論を行い、多くのフィードバックをいただけたおかげで、夏休み期間中の不安が一気に吹き飛び、研究の楽しさを以前の何倍も感じることができています。
夏合宿を経験し感じたこととして、3つ述べさせていただきます。
1つ目は、先輩方の偉大さです。
私たち3年生の研究を優先してくださったこと、部屋にきて夜中まで相談に乗ってくださったこと、自分たちが探していた論文を見つけ教えてくださったこと、遠いコンビニにわざわざ行き夜食を買ってきてくださったことなど、後輩のためを想った数々の行動に、感謝の気持ちでいっぱいです。特に、言葉でもLINEでも、応援しているという気持ちを伝えてくださったことが、とても嬉しかったです。寝不足で気分が下がってしまう中、尊敬している先輩からお言葉をいただけて、もっと頑張りたいという気持ちや、支えてもらっているという暖かい気持ちになることができました。最近ゼミ募集の時期が近づき、「20期の先輩方みたいなかっこいい先輩に、自分たちがなれるのか不安だね」という会話をよくします。しかし今回の夏合宿で先輩方から、いちゼミ生として学ぶべき姿だけでなく、先輩としての姿をたくさん見せていただいたと思っています。22期の応募期間や入ゼミしてくる時期は、大会前で相当切羽詰まっているとは思いますが、自分たちのことだけではなく、渡辺ゼミのゼミ生として、先輩方から受け取った恩を後輩に還元するという行動ができるよう心がけたいと感じました。
2つ目は、チーム研究の楽しさです。
私たちの班は、思いつくことや考え方が違うメンバーばかりで、誰かが意見を言えば大抵違う意見もどんどん出てきます。そんな班だからこそ、寝不足の夏合宿で飽きることなく、あまり眠くなることなく、議論が行えたのかなと感じました。研究が進むにつれ、ただ仲良しなだけではなく、同じ目標に向けて一緒に頑張ることができる仲間になれている気がします。チームで研究するからこその楽しさや大変さを、大会終了まで目一杯味わいたいです。
3つ目は、渡辺ゼミの特殊さです。
夏合宿で、2泊3日で旅館に籠り研究をするゼミは、なかなかないのではないかと思います。しかしそれが全く苦痛ではなく、むしろ楽しさや達成感、自分の成長を感じることができる環境であることが、渡辺ゼミの凄さだと感じます。そしてインプロゲームや読書会など、研究以外に関する、ゼミ生の考えを知ることができる機会がある点も、渡辺ゼミの良さだと思います。大学で何かに全力で打ち込みたい、そう思って入った去年の10月の自分の想いが叶っていることを実感し、本当に渡辺ゼミに入れてよかったなと、心から感じています。
最後になりますが、2泊3日という長い時間、多くのご指導をいただき、本当にありがとうございました。自分たちの発表に対し熱い思いで何倍にも返してくださった先生や、たくさんの思いやりで接してくださった先輩方、一緒に研究を頑張った21期のみんな、そして合宿に集中できる環境を整えてくれた合宿係のみんなに、感謝の気持ちでいっぱいです。引き続き大会に向け精一杯頑張っていきますので、今後ともよろしくお願い致します。

21期生女子
まずは私たちゼミ生のために夏合宿を実施、そしてご指導いただきありがとうございました。様々な業務で大変ご多忙な中、私たちのためにお時間を作って研究を見ていただき感謝申し上げます。夜遅い時間まで至らない点ばかりの私たちに何度も何度もFBをしていただき本当にありがとうございました。学生の想いに答えてくださる先生のもとで研究に没頭できていることがどれほど貴重なことか、改めて感謝申し上げます。
またこの三日間を通して主に2つの学びがありました。
①先輩方の存在の偉大さ
他の21期生の感想にもあったと思いますが、先輩方に助けていただく場面が何度もあり、先輩方のおかげで合宿を終えられたと言っても過言ではないほど大変お世話になりました。夜中の作業中に食べ物飲み物を買いにコンビニに行ってくださったり、卒論の報告があるにも関わらず何かあったらいつでも呼んでねと言ってくださったり、自分たちの卒論発表より優先してグループ研究の時間をくださったり、精神的にも先輩方の存在に本当に本当に助けられました。またただ優しいだけではなく良いことも改善すべきことも指摘してくださり、本当に自分たちに本気で向き合ってくださり、21期のためを思って行動してくださっているのが強く伝わってきました。この感謝の気持ちを今後の研究の成果や行動で示していきたいと思います。
②組織で物事に挑戦する楽しさ、難しさ
渡辺ゼミでのグループ研究は中学、高校時代の部活に似たものだと強く感じました。一つの目標に向かって全員で努力していき、その過程で時には辛いこともしんどいことも投げ出したくなることもありますが、そういう時に支えてくれるのが21期の仲間や20期の先輩方でした。夜中にああでもない、こうでもないと言いながら話し合うその瞬間がとても尊く、ここまで本気になれるものに出会えたことが嬉しく感じました。本気でぶつかり合える仲間と共に過ごす今の時間ほど貴重なものはないのでは、と思っています。
改めて自分がいる環境や仲間への感謝の思いがより一層強くなった三日間でした。各々の個性がそれぞれの場面で発揮されていて、渡辺ゼミが自分の大切な居場所になっています。そして今度はこうした渡辺ゼミの良さを、もう直ぐ入ってくる後輩たちに伝えていきたいと思います。改めて三日間本当にありがとうございました。

21期生男子
まず合宿係として、副ゼミ長として、夏合宿を無事に終えられて安心しています。合宿係が決まってからは、先輩方にも情報を共有していただき早い段階で宿泊先を決定することが出来ました。しかし、合宿直前に確認すべきことが共有できておらず混乱を招いてしまいました。先生にご指摘いただいた、合宿中は情報の共有と声がけに重点を当てて合宿のサポートを行いました。春合宿の時よりも規模の大きい施設の利用だったので、特に夜の時間帯他の宿泊客にご迷惑をおかけしないように注意しました。結果大きなトラブルもなく、宿の方にもいい印象を持っていただけたので良かったです。春合宿に向けてまた早めにアクションしたいと思うので、反省点は改善しながらより円滑に進められるようにしたいと思います。
1人のゼミ生としては研究に熱中して、楽しむことが出来た有意義な3日間でした。夏合宿に向けて、特に問題意識と結果要因について論文のレビューと話し合いを重ねて来たので先生や20期の先輩方に貴重なご指摘を沢山いただき、研究を大きく進めることが出来ました。ですが、春合宿の時のように1度発表を終えれば一安心という事はなく、次の発表までにフィードバックを反映させなければならなかったのでこの3日間は常に時間と集中力との戦いでした。
正直、精神的にも体力的にもキツい部分もありましたが、一緒に研究に取り組む仲間の姿がとても励みになりました。一緒に研究する班のメンバーは勿論、ふと周りを見渡した時に他の班も研究に没頭している。当たり前のように感じていましたが、他のゼミでは無いような恵まれた環境で研究に取り組めている事を改めて感じました。また、この3日間は先輩方のサポートがあったからこそ有意義な時間を過ごすことが出来ました。研究に対するフィードバックだけでなく、夜も研究で行き詰まっている私達の為に差入れをしてくださったり、親身になってアドバイスをいただきました。そんな先輩方のお陰で自分達は研究を進めることが出来たので、先輩方にいい報告ができるように大会までの残りの時間を過ごしたいと思います。
最後になりますが、研究に全力を注げる貴重な機会を用意していただきありがとうございました。これから大会に向けてご指導もいただければと思います。よろしくお願いいたします。

21期生女子
改めて3日間という貴重な合宿を開催してくださり、誠にありがとうございました。帰りの電車でも眠ってしまったんですが、家に帰ってからまさかの18時間寝てしまい、3日間の睡眠不足を取り戻すことが出来ました。それほど全力で研究に向き合い、辛さ、悲しさ、楽しさ、眠さなどの様々な感情を抱いた3日間でした。お忙しい中、私たちの思いに全力で応えてくださった先生には深く感謝しております。
今回の合宿を通して特に感じたことが4点あります。
➀グループ研究について
今回の合宿ではグループ内で「モデルを完成させること」と「調査項目に手をつける」という目標を立てて臨みました。しかし実際にはモデルの完成には至らず、調査項目と問題意識の流れも再考の余地があるまま合宿が終了しました。しかしながら、結果要因の確定や調査項目やロジックの方向性が定まるなど、ポジティブな面での思いが強く、3日間で研究がぐっと進んだことが心の底から嬉しかったです。学会の2日目に先生に研究のFBをして頂き、問題意識にこだわりすぎて結果要因も社会貢献活動の分け方すらも決まっていなかった私たちに対して、先生から「このままだと大会出れないよ」というご指摘をいだたきました。私は、「数か月にわたってグループ5人で議論を重ねて進めてきたのにも関わらず、大会に出場できないかもしれない」と考えたら涙が止まりませんでした。(あの時は場を考えずに泣いてしまってすみませんでした!)その日の夜に「絶対に大会に出場して賞を獲得するために、今まで以上に全力でグループみんなと研究を頑張る」と決めていました。学会からゼミ合宿までの1週間ほぼ毎日集まり、朝から晩まで研究に励んだり、先生がFBの時間を設けて下さったり、グループとして少しずつ進めることが出来ました。そしてゼミ合宿でも大きく進むことができ、先が見えてきて本当に嬉しく感じました。私の班はそれぞれの個性や強みがはっきりしており、一つ一つにこだわりすぎてしまう面もありますが、論理的に考えることに優れているメンバーが多いと感じています。合宿中、5人で丸くなって紙に書き込みながら全員で意見を言い合っていたのが、私たちの班らしくて個人的に楽しかったです。
しかし、まだロジックも調査項目も決まり切っていなくこれからが重要になるため、合宿で先生や先輩方から頂いたFBをしっかり活かして本番までの期間を全力で研究に励みたいと思います。
➁個人の成長に関して
今回の夏合宿を通して大きく感じたことは、自分自身の成長でした。約半年前の春合宿での自分は、論文を読むのも難しく、他のメンバーの発表を理解するのにも苦労していました。研究内容について意見を言っている同期や先輩方に驚き、自分は渡辺ゼミについていけるのだろうかと不安になっていました。しかし、夏合宿では先輩や同期の発表を通して研究内容を理解して、ロジックが本当に正しいのか考えている自分がいました。約半年間でこんなに研究に対して理解することができた自分の成長を感じ、率直に嬉しかったです。約半年間で大きく成長できたのも、グループのみんなや同期や先生などのFBや議論が積み重なったからだと思っています。ただ、夏合宿では20期の先輩方の意見の量や質に感心しました。自分では気付かなかった部分に引っかかっていたり、毎回の発表で発言をしていた先輩がたくさんいたり、自分にはまだまだ足りない部分だと感じました。いつかは20期の先輩方のような質や量のある意見を言えるように、論理的思考力を磨いていきたいと思います。
➂読書課題「夜と霧」について
私にとって「夜と霧」は、読書課題でなければ絶対に読まなかった本でした。どなたかの感想でも言っていたんですが、実際の話ではあるもののどこか小説のような感じがしてしまいました。読み進めていると、こんなに悲しい事実があったことを知り、「生きる意味」を深く考えさせられました。また個人的には、「スラム街とは怖い街で、悪い人しかいない」という偏見を持って、スラム街を実際に訪れた際に、偏見とは打って変わるように真逆の印象を受けたことを思い出しました。このように知識を得ることは人生にとってとても大切なことだと感じました。強制収容所の内容もこの「夜と霧」という本を読まなければ、知る機会が無かったと思います。今回の本を通して、アウシュビッツ強制収容所の知識を深めることができ、絶対に人生で一回は訪れて自分の目で事実を見たいと思いました。正直なところ、私は「夜と霧」を時間の関係で最後まで読み切ることが出来無かったんですが、先生やみなさんの意見や感想を聞いて、ぜひ最後まで読み切りたいと思いました。
➃合宿係について
今回合宿係として参加し、準備から当日まで大変な部分もありましたが、合宿係の中での役割分担や、合宿係以外の臨機応変な対応と協力により、無事に3日間を過ごせたことにホッとしています。「合宿を迎えるに当たって、なんの情報が足りないのか」「当日はこの先にあの行動があるからいまホテルの人に聞いておこう」など、先を考えて行動する力を学びました。合宿を終え、自分たち合宿係の行動に対して、20期の先輩方や21期がたくさんの感謝を伝えてくださり、改めて嬉しかったです。次回の春合宿は22期が安心して楽しく過ごせるようなゼミ合宿に出来るように合宿係一同引き続き精進してまいります。
以上の4点以外にも多くのことを感じました。たくさんのフィードバックで私たちの思いに応えてくださった先生や、夜遅くまで研究に対するアドバイスや意見を伝えて下さった先輩方に深く感謝しています。改めて3日間ゼミ合宿を開催してくださり、ありがとうございました。大会までの残り少ない期間ですが、グループのメンバーと力を合わせて、研究に励んでいきたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

2024年9月15日日曜日

ゼミ合宿感想①

それなりにまとまった合宿の感想を送ってきてくれた人のは,ここで順次開示することにします。

新しいゼミ生の募集がすぐに始まるので,応募意思決定の参考にしてほしいのと,すでにゼミ生の連中にも気づきがあると思います。


20期(4年生)男子

この度は、夏合宿を開催していただき、誠にありがとうございました。 お忙しい中このような貴重な機会を頂き、2泊3日という長い間20期21期の研究にフィードバックをして頂き、誠にありがとうございました! 

この夏合宿では、個人の研究のみならず、21期と多く関わることができました。 2泊3日で、時間もない中、自分たちの研究をブラッシュアップしていき、グループで協力していく21期を見た時、半年前とは大きな違いを目の当たりにしました。 3年の発表でも、4年の発表でも、21期は堂々と質問をしている姿、言いたいことをパワポに表現して伝える姿、どれをとっても素晴らしい変化だなと感じます。

 私は今回、この合宿で2つの目標を掲げていました。 それは、研究的にも、精神的にも21期をサポートする。と言うことです。研究の面では、主に感動班のサポートを行っていました。感動班は、とてもいいグループで、誰かが誰かに任せることをせず、みんなが責任感を持って、全力で取り組む姿にとても好感が持てました。私としては、あまり余計なアドバイスをするのではなく、流れを先に文字ベースで作るといい、と言うことや、質問項目の作り方などのサポートを行い、研究面でのサポートをしました。 また、精神面では発表後に良かったところを伝えたり、本人たちが少しでも前向きに研究に取り組めるような声かけを意識しました。 これらを行ったことで、私自身、渡辺ゼミの研究に貢献する方法がいくらでもあるなと感じることができました。 

正直、私自身今回の合宿では自分の力不足を感じる場面も多くありました。去年散々言われてきたフィードバックを意識できていなかったり、3年生からも学ぶことが沢山ありました。

 改めて、今回の合宿のように、たくさんの刺激や学びが得られる機会を作っていただき、研究のフィードバックをして頂いたこと、本当にありがとうございました。 卒論に向けても日々精進します。


21期生(3年生)男子

夏合宿では、2泊3日と長い時間自分たちのためにフィードバックして頂きありがとうございました。

夏合宿を行う前から寝れないことは知っていたので、覚悟はできていたのですが、実際にしてみるととても大変できつかったです。

しかし、予想と違い楽しかったとも感じました。

夜通し、班で一つのことに対し議論をすることは、このようなグループ研究でしか味わうことのない経験でとても楽しく、時間が過ぎるのが一瞬でした。

そのように思えたのは4年生の存在がとても大きかったです。自分達が助けを乞う前に、「何か困ってることない?」って部屋に来てくれたおかげで自分達で背負いすぎずに取り組むことができとても助かりました。

4年生の卒論の研究発表を久しぶりに聞き、自分の目標を改めて確認することができました。

特に、ゆうすけさんとそうたさんの発表は内容はさることながら聞き手に優しい発表で理解がとてもしやすかったです。

今回は自分達の研究の為に、多くの先輩の研究発表が聞けなくとても残念でした。できれば、定期的に先輩の研究発表を聞く機会が欲しいなと感じました。

こんなに言葉の意味や論理を考えた3日間は生まれて初めてでした。

このような貴重な機会を作って頂きありがとうございました。

大会に向けてこれからより一層班で協力して研究に取り組んでいきたいと思います。

これからもご指導よろしくお願い致します。


21期生男子
まさかの高崎に到着しました。 不安で不安で仕方がなかった夏合宿が終わったことで安心したからか湯河原から約4時間も寝過ごしてしまいました。
ここまで仲間と寝る間も惜しんで研究したことは初めてでとても濃密な3日間になりました。ロジックを固めることからスタートして同期や先輩からのアドバイスや先生からいただいたフィードバックに一喜一憂しながら改善してまた発表しての繰り返しで考えたことを迅速にフィードバックいただけるのでグループ研究が捗り、なんとか大会までの道筋が見えた気がしています。 
思えば春合宿から本格的に活動がスタートしてもう半年は経っていてあっという間だなと思いました。入ゼミした際に朱に交わって赤くなりたいと言いましたが、いい仲間に恵まれていい刺激を受けながら前期を有意義に過ごせたので研究も大変なことが多いですが楽しいですし、就活も今のところ順調に進められています。
そしてなんと1年の前期ぶりにフル単も達成しました! 大学入学してから2年間、たらんぽらんに遊んできた自分がハイレベルな渡辺ゼミに入れるのか、入ってやっていけるのか不安でしたが、入らなければできない周りの大学生よりも充実した半年を送れています。 渡辺ゼミに入れていただけて本当にありがとうございます。そして、これからもご指導よろしくお願いします!

20期生男子
2泊3日のとても充実したゼミ合宿の機会を下さり、本当にありがとうございました。
先ほど無事に帰宅致しました。
この夏合宿という時間の中で、自分たちの研究に関することはもちろん、21期の研究内容、研究姿勢、さらにはゼミへの向き合い方など、普段のゼミでは得られない気づきを得られました。
特に、睡眠時間を削ってまで研究に没頭する21期の姿勢をみて、自分も卒論完成に向けてもっと精一杯の力を注ごうという気にさせてもらいましたし、ゼミの先輩として後輩の大会までできる限り支えていきたいなと思いました。
違う学年、さらには社会人として働かれているOBOGとも繋がりがあり、頼れる環境があることが渡辺ゼミの大きな魅力であると感じています。渡辺ゼミの「繫がり」というものを今後とも大切にしていきます。
改めて2泊3日、かけがえの無い経験の機会を作ってくださりありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

21期生女子
私は夜に弱くて、夜中のミーティングに不安があったのですが、21期みんなの頑張りを見たり、先輩方も夜遅くまで起きて私たちのためにたくさんのフォローをしていただいたおかげで起きて研究を進めることができました。人生初のオールを体験しました。
先輩の優しさに触れて私が来年同じようなことが出来るのかがわからないですが、同じように協力してあげれる先輩になりたいと思いました。20期の先輩を目標にして頑張ります。
先生からのフィードバックを受けて毎回、なるほどや確かにと納得する場面が多く、まだまだ詰めきれていない部分が多く飛躍のない説明が難しいと痛感しました。
ゼミ合宿の目標だったモデル完成には辿り着かなかったですが、質問票を進められたり、結果要因を決めたりすることができて自分たちの研究が少しずつ前に進んでる実感をしました。
私自身渡辺ゼミに入ってから挙手をして質問できるようになったと思っていて、この合宿でも発言をすることができて大きな成長だと自分で感じています。今後はより他班のために毎授業発言できるようになりたいです。
読書会では、「夜と霧」を読んで自分自身について考えさせられると感じました。この機会がなかったら読まない本の内容で辛いだけでは表せない感情になったのですが、もう一度読んでさらに理解を深めたいと思いました。
今まで本を読む機会がなく、読書の時間を日常に設けていなかったのですが、今後は毎日本を読む習慣をつけていきたいと思います。今まで本を読むことがなかったので、ぜひ先生のおすすめの本があれば教えていただきたいです。
今後もご指導をよろしくお願いいたします。
p.s. 解散後にえみかとまいと熱海に行ってきました!

21期生男子
渡辺先生この2泊3日間ゼミ合宿ありがとうございました。組織心理班として貴重な3日間になりました。モデルの完成を目標としていましたが、完成までいけず正直悔しかったです。しかし、自分たちに今何が足りないのかがすごく明確になりました。ロジックをたてる際の抽象具体の想像力がまだおらず、飛躍しているロジックばかりを立ててしまいました。
次の渡辺先生とのゼミの時間までにはその具体性をより明確にしロジックを固めていきたいと思います。
本当にお忙しい中、ゼミ合宿ありがとうございました!
無事家に到着したので、本日はゆっくり休んで回復し明日からまた研究に尽力したいと思います。

21期生男子
ゼミ合宿での3日間、ご指導いただきありがとうございました。
目標としていた、ロジックの組み立て、モデルの完成には至りませんでしたが、結果要因であるBCについて、愛着の程度の強さをご指摘いただき、改めて吟味することで、問題意識の解像度をより上げることができ、LBCという私たちの研究により適した結果要因にたどり着くことができたと考えています。
質問票についても完成まで辿り着いてはいませんが、参考となる先行研究をもとに少しずつではありますが、進められているので他の作業とともに完成に近づけていきたいです。
一方で、ロジックに関しては、全てが雑というご指摘をいただきましたが、やはりロジック組み立てにおける理解が甘く、組み立てに苦戦し、論理の雑さが目立ってしまったため、他班や先輩方にもお聞きして至急修正してロジックを組み立てて行きます。
また、合宿を通して改めてグループのメンバー、同期、先輩方のモチベーションの高さを感じました。先行研究レビューのレベルの高さや研究のペース配分でグループのメンバーに助けられる場面が多く、また同期もほとんどが2日間とも徹夜に近い状態で研究を進めており、厳しくも仲間に恵まれた素晴らしい環境だと実感しました。
20期の先輩方の発表後のフィードバックの着眼点や内容のレベルの高さや質問が連鎖的に生まれ、議論が深まるシーンは21期にはなく、見習うべき点だと感じました。また、ご自身の研究があるにも関わらず、我々の研究を朝の5時ごろまで見ていただき、感謝しかありません。私もこれから来る22期のために、そのような行動ができるように心がけていきたいです。
SPJまであまり時間はありませんが、グループメンバーと共に着実にSPJやインター大会という山を登って行きます。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

21期生女子
夏合宿では3日間ご指導いただきありがとうございました。合宿を通して多くのことを学び、充実した時間になりました。
私たちの発表の1つ1つの問題を丁寧かつ熱くフィードバックしていただきありがとうございました。1番の学びは自分たちの研究の面白さを伝える発表をすることの大切さです。プレゼン資料の問題意識から先行研究レビュー、研究意義までの流れを違和感のないものにすることや1枚のスライドで何を伝えたいのか明確にすることで論理的で分かりやすい発表になることを学びました。今は仮説のロジックや質問項目など詰めるべき箇所に集中して取り組みたいと思います。
また、20期の先輩方に研究に関する多くのアドバイスをいただき、とても勉強になりました。私たちが行き詰まっているときにどうすればいいか一緒に考えてくださったり、参考になりそうな論文を教えてくださったり、先輩方の献身的な支えに感謝の気持ちでいっぱいです。 
3日間研究に向き合い続けたなかで、自分の論理的思考力の低さや集中力の無さに対してがっかりすることもたくさんありました。合宿で学んだことを整理し、今後はより丁寧に、具体と抽象を繰り返しながら研究を進めていきたいと思います。
合宿を通して改めて、熱く指導してくださる先生、真剣に21期の研究に向き合ってくださる先輩方、尊敬するところがたくさんある同期がいる渡辺ゼミに所属して研究できることの喜びを強く感じました。
仲間たちと協力しながら、大会に向けてより一層ギアを上げて、研究に取り組みたいと思います。
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。

20期生男子
とっくに帰宅していたのですが、帰るやいなや今まで床で寝てしまっていました。
まずはお忙しい中、3日間ありがとうございました。ブログにて毎日ご多忙の先生を見ていましたので、この時期に先生の3日間を頂けていることに強く感謝しています。
全体的な感想として、一番に思い浮かぶのが合宿係の後輩たちの頑張りです。当日の運営はもちろんのこと、当日までの確認事項などもこまめに連絡してくれていました。なので、最終日の退館の際に、宿の方から頂いたお言葉はとても嬉しく、「思いには思いで」が見事に体現されていたなと感じ、改めて渡辺ゼミを誇りに思いました。
また、後輩達の発表にも驚かされました。班によって差はあるものの、基本的にどの班もスライドが見やすく、去年の自分たちの夏合宿と比べ恥ずかしくなりました。初歩的なところではありますが、去年の夏合宿で自分たちがなゆさんに注意を受けていた、スライドのサイズや、ページ番号、フォントの大きさ等は言うことがありませんでした。これは自分たちが過ちの経験を活かし、前もって伝えてきたおかげでもあるので、今の後輩たちを見ても、まだまだ渡辺ゼミは良い集団になっていくだろうなと思いした。
自分たちの研究に関してですが、まずはとても興味深い論文をご紹介頂きありがとうございます。夏休みの後半はこちらの論文をメインに取り組んできたので、先生筆頭に他のゼミ生からのフィードバックのおかげで、これからの方向性が見え、とても嬉しい気持ちです。ともに、ゼミの残り時間ももう少ないことを実感しました。これからさらに忙しくなり焦りも出てくると思いますが、これ程打ち込めている自分たちは本当に幸せだなと思います。「夜と霧」の感想でも話しましたが、人は生きることの意味を持ち続けることが何よりも大切です。そう考えるとやはり、大学四年のこの時期にこれだけ打ち込めるものがある自分は幸せ者で、意味のある生活を送ることができています。
あまりまとまらず長くなってしまいましたが、総じて沢山のことを考え、思い直すことができた最後の合宿となりました。
改めまして、貴重なお時間を私たちに使って頂きありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。

21期生男子
無事に帰宅することができました。
三日間ご指導ありがとうございました。
組織心理班としてはこの三日間でモデル完成が目標でしたがそれは達成できませんでした。
そこに関してはだいすけさんやゆかさんなど先輩方や他班の人にも夜な夜な協力してもらったので悔しいばかりです。
他班に遅れをとっている焦りから僕ときみは二日間ともほぼ寝ずにやっていたので具体と抽象をできなかったのが反省点だと思いました。その中でも冷静に客観的に物事を見るべきでした。
合宿も終わったので落ち着いてもう一度考え直したいと思います。
結果としては目標を達成できなかったですが、充実した三日間にすることができたと思います。
これからの課題も見つかったところなのでこれからもっとがんばります。
三日間ご指導ありがとうございました。

21期生女子
3日間にわたる夏合宿、ありがとうございました。
無事家につくことができました。
今回の合宿は非常に密度の濃いものになったと感じています。3日間で4回進捗を報告する機会は今までになかったので、いつも以上に限られた時間で進めていきました。真夜中に研究するのは睡眠不足との戦いだったので大変なことも多かったです。アメーバの特性やSOCは概念をどうとらえるかを過去の定義から見直してそれぞれのとらえ方を共有しました。また質問票については言葉として伝わりにくいものになっていないかや元の質問票が聞きたいことの意図からそぐわない形で聞けているかなどを話し合いながら進めました。その他にも様々なことを議論をすることができたので、研究を進めるうえで非常に良い機会になりました。
また、今回の合宿では先輩たちにすごくお世話になりました。先輩たちも自分の卒論のことがあるのに時間をずらしていただいたり、研究のアドバイスもたくさんしていただいたりしたこと、本当に感謝しています。先輩たちの卒論の研究についてあまり聞けなかったのが残念でしたが、卒論発表会を楽しみにしたいと強く思いました。
概念学習ゲームは今までにやったことのないタイプのゲームでとても面白かったです。仮説をたてて棄却をするのをくりかえしていくのを短時間でやらなくてはいけなかった点が難しいなと思いました。私は、θとΦの法則に何となく気づいてはいたのですが、表示された三つの文字に共通点があるかどうかにとらわれてしまっていたので、もう少し柔軟に考えることが重要だなと感じました。
今回の読書会の本であった「夜と霧」はアウシュビッツの経験を歴史としてだけでなく、心理的な側面からも学べたので非常に印象に残りました。本で書かれていることは現実としてあったものだけれども、私たちが経験したものではないので、すべてをわかった気にはなってはいけないとも感じました。過去のこのような歴史があったからこそ今の自分たちの生活があることを忘れず、これからも生きていきたいと思います。
今回の合宿は大変ながらもとても居心地がよく、いろんな形で合宿を支えてくれた合宿係、先輩方、先生そして一緒に頑張ったみんなに感謝したいです。これからの研究は大会に向けてさらに精度を高める必要があるので今まで以上に大変だと思いますが、頑張っていこうと思いますので、よろしくお願いします。

21期生女子
3日間、ご指導頂き本当にありがとうございました。
多くの学びを得た日々で、振り返ってみると大変ではありましたが、とても楽しい合宿でした。
ゼミに入る約1年前を思い返してみると、睡眠の時間よりも研究の時間を優先し、朝方まで研究をするなど信じられないと思います。この1年弱で、渡辺先生から学んだ研究の面白さや、上手くいかない悔しさ、グループのみんなのために貢献したい、納得いくまでグループで議論を行うなど、成長できた部分を感じる3日間でした。
自分にとって、研究がこんなにも面白く、楽しいものになっていることに驚きを感じると共に、長い月日をかけてきたこの研究を有意義なものにするために、最後まで全力を注ぎ、頑張ろうと決意しました。
今後とも、ご指導よろしくお願いします。

21期生女子
今回の合宿は、正直とても大変だったし疲れましたが、だからこそ本当に充実した3日間を過ごせました。
たくさんのフィードバックをもらい、グループで話し合いながら考えまくって、眠いと言いながらも日の出の時間を過ぎてもみんなで研究しました。今までこんなにひとつのことに打ち込んだことがないのですが、最近は研究について考えない日はないほどです。
また、20期の先輩方には本当に助けていただいて、夜遅くても一緒に、こうした方がいいとか考えてくださったり、去年自分達はこうしてたとか、多くのことを学ばせていただきました。後輩のためにこんなに助けてくれる先輩方を、改めて尊敬できる人たちだなと思いました。もうすぐ後輩が決まる時期ですし、自分も20期の先輩方みたいな先輩になりたいです。
最後に、私たちの研究に朝から夜までご指導いただいた先生に感謝を伝えたいです。本当に多くのことを吸収させていただいて、これからの方向性が明確になりました。大会までは先生にお時間作っていただくことも多くなるとは思いますが、これからもご指導よろしくお願いします!!
大会まで残り少ないので、合宿で学んだことを全て活かしてここから一気に頑張りたいと思います!

21期生女子
まずはじめに、3日間のありがとうございました。
とても有意義で、充実した3日間でした。
 合宿が終わってみると、辛い記憶がないくらいとても楽しい3日間だったなと思います。それはやっぱり班の5人の存在が大きかったです。毎日フィードバックをいただく中でここまでやらないと寝れないね!と夜は目標を立てて、眠くなりながらも6人でひとつの方向を向いて研究できることが楽しかったです。もちろんロジックや尺度決めに行き詰まり中々先に進めないこともありましたが、これも違うね、あれも違うねと話し合いながら班として少しでも成長できたかなと思います。本当にあっという間の3日間でした。個人的な話になりますが、私は夏休みに入った頃くらいから、班の中で自分の意見を躊躇なく言えるようになったかなと思っています。グループ研究で否定という言葉が適切かどうか分かりませんが、否定されることに慣れていなくて、もし違ったらどうしようと思いで意見や考えを言えないことがありました。しかし、今回の合宿でもそうですが、今の班では、ひとつひとつを気にしてられないくらい意見の相違がたくさん起こります。違うことは違うと言ってくれることが当たり前だし、ひとつひとつにしっかりと耳を傾けて議論し合うので、自分の意見や考えを言えています。班のみんなに感謝したいです。
 そして、今回の合宿では、先輩方の存在の大きさを改めて感じました。先輩方は私たちの発表に対して多くの意見・質問してくださり、一度の発表で気づけることがとても多かったです。また、3年生の研究を優先させて欲しいと時間をくださったり、部屋で研究をしているときに行き詰まっていることがないかを定期的に聞きに来てくれて、相談に乗ってくださることがありました。自分以外のことを優先的に考えて動いてくださる4年生の先輩方は見習うべき姿であり、本当に感謝してもしきれません。先輩方の厚意に応えるべく、これからも全力を尽くしていきたいと思います。
 改めて、3日間ご指導下さりありがとうございました。とても恵まれた環境で研究できていることに感謝し、大会に向けてこれからも努力していきたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。







夏合宿2日目...読書会

昨晩の22時ごろ24時近くまでかけて読書会を実施。

ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』みすず書房

これまでの合宿で扱ったことのない本。

試してみた。

20・21期30名以上それぞれから感銘を受けた個所とその理由,そして本全体の感想を述べてもらう。

「もともと精神的な生活を営んでいた感受性の強い人びとが,その感じやすさとはうらはらに,収容所生活という困難な外的状況に苦しみながらも,精神的にはそれほどダメージを受けないことがままあったのだ。…繊細な被収容者のほうが,粗野な人びとよりも収容所生活によく耐えた…」


おそらく読書会の本に指定されなければ,自分では決して手に取らないであろう書物。

強い印象が残ったゼミ生もいたようだ。

それで良い。

2024年9月14日土曜日

夏合宿2日目...夕方方晩にかけて

昨日は15時半から18時,そして夕ご飯を挟んで20時半から21時半にかけて,3年生のグループワークの第3次報告。

最初に,プレゼンティズムの抑制メカニズムを解明しようとしている組織心理班。

根本的な部分での心理的安全性の理解が浅いので,そこをもっと理解したうえで,心理的安全性が高いと,なぜ組織成員のアイデンティティの部分にまで踏み込む可能性が高い「あなたの代わりはいる」という言説が有効に機能するのか考察すること。

次に,負け試合におけるスタジアムにおける感動体験がライト層の再観戦意図に及ぼす影響を解明しようとしているスポビ班。

前半の問題意識の展開を再構築すること。さらには,試合観戦後のライト層にその日のスタジアム体験を経ての感動の総量を回答してもらうという理解のもと,それに対していくつかのフェイズの意外性が,おそらく異なる大きさの影響を与えているというモデルのロジック構築に取り組むこと。

三番目に,アメーバ経営の首尾一貫感への影響メカニズムを解明しようとしている管理会計班。

把握可能感に影響を及ぼすと仮定している「社内売買」の測定尺度を,消費者行動論から援用してこようとする姿勢は非常にグッド!!このやり方は他班も参考にしてほしいぐらい。インタラクションの有意味感に対する影響のロジックは再検討だけど,把握可能感の測定尺度の具体的な像も見えてきたし,モデル完成・クエスチョンネア完成が見えてきた。

四番目に,スポーツ組織の社会貢献活動が「※地域住民の好意的な態度や心理」に影響を及ぼしているかを解明しようとしているスポビ班。

まず根本的に大事なところは,上記の※をいかなる概念で捉えるかを決定すること。ブランドコミットメントを希釈した概念だろうと思うが,これが固まらないと,ロジックも雑な感が否めない。社会貢献活動のタイプごとの※への影響に関するロジックはすべて雑。フィードバックを受け,すべて再構築すること。前半の問題意識の部分も要再構築。

さて,昨晩もまたあまり十分な睡眠はとっていないと思うが,今日の午前が夏合宿最後のゼミの時間で,3年生の笑顔が見られることをかなり期待している。

2024年9月13日金曜日

夏合宿2日目…卒論報告

2日目の午前。

概念学習ゲームは盛り上がったけれども,いかんせん3年生は睡眠不足。

4年生の卒論報告の際は,意識が飛んでいる人,飛びそうな人が散見。

一人目はダイナミックプライシング,スポーツのチケット価格のフレーミングの及ぼす効果に関する研究。

久しぶりに実験室実験を指向する研究になりそう。

アンカリング効果やフレーミング効果も視野に入れるといいのかも。

二人目は課題葛藤の効果に関する研究。

課題葛藤と情報探索行動の関係と,その関係を調整している要因を位置づけたモデルを構築。

課題葛藤の変数化を考えてみて,概念定義に立ち返るという作業をしても良いかも。

三人目は,プロスポーツ選手のチーム内での年俸格差がパフォーマンスへの影響を解明しようとする研究。

格差の定量化方法を検討し,プロ野球で試行してみることに。

夏合宿2日目…概念学習ゲーム!!

OBOGには懐かしいだろう。

ギリシャ文字3文字を見て,アタリかハズレの判断基準を発見する「概念学習ゲーム」

これを20期・21期でも実施した。

同じ現象に接しても,発見する法則・概念が人によって異なること,したがって同じものを見ているから他の人も同じような結論にたどり着いているだろうと短絡することの危険性を学び,インタラクションの必要性を学ぶゲーム。

ところで,結果だが,第1ブロックで10問連続で正解した人がなんと4名も!!

これは過去最多人数かも!!

21期のハルカ,マイ,ハヤト,20期のトモカ!

以上,4人!!

第2ブロックでは3人!!

21期のユウヤ,20期のソウタ,ハルカ。

第3ブロックでも3人!!

21期のシュンスケ,カナコ,20期のトモヤ!!

3ブロック目で1/3の正解者がでるというのは,今までで最高のパフォーマンスかも!!

ゼミ合宿初日…第2部

21時から4年生の卒論報告。
まずは経営理念の疑似浸透の負の効果に関する研究。
疑似浸透というのは個人的には面白いと思うが,何をもって疑似で何をもって真正かっていう概念整理が大変そう。
トゥーマッチな浸透行為の負の影響というのもありかも。
次に公務員の創造性を高めるリーダーシップの研究。
サーバントリーダーシップが創造性を高めるという民間企業を対象にした研究で明らかにされたことを,あえて公務員組織でも検証しようとするのなら,なぜ後者でも両者の関係を明らかにする必要があるのか,その辺をしっかり説明できないとね。
3番目は,心理的契約に関する研究。
色々と議論したけれども,心理的契約違反を誘発する企業側の言動・振舞いに焦点を当てるのもありかも。

23時から3年生の管理会計班の第二次発表。
20分ちょっとの予定が1時間経過。
24時を過ぎたので,ゼミとしての全体行動はこれで終了。
限界の人は就寝OK。
これからグループごとに希望するところがあれば,フィードバックを行う。
これからはスポーツビジネスの社会貢献活動の効果のチェック。
で,24時30分ちょっと前に終了。
次は感動のメカニズムを解明しようとする班のチェック。
で,24時45分に終了。
最後は組織心理班のチェック。
眠い!!

2024年9月12日木曜日

ゼミ合宿初日

初めて利用する湯河原のホテルで,まずは初日。

13時から開始。

3年生のグループワーク報告を4つのグループそれぞれ1時間ずつ実施。

この合宿中に分析モデルの完成ならびにクエスチョンネアの完成を目指す。

管理会計班は若干仮説のロジックに弱い部分はあったが,まぁ総合的に評価してほぼほぼ完成と言って良い。

スポーツビジネスの2班は横並びといったところか。

社会貢献活動の効果を研究しているグループは,いくつか問題点はあるが,一番に解決しなければならないのは,ブランドコミットメントの部分の修正と,特定の社会貢献活動がなぜ効果的なのかのロジカルな説明。

スタジアムでの感動体験の効果を研究しているグループも,細かい指摘はいくつもあるが,決定的に重要な検討事項はポジティブ感情と感動が概念として独立しているかどうかについて。

組織心理班は,心理的安全性が何を媒介としてプレゼンティズムに影響を及ぼしているのか,その媒介変数の探索だね。

各グループは,午後に受けた指摘について,グループで検討して,その検討結果を22時30分から発表してもらう。

その間,4年生の卒論発表。

本来であれば4年生の発表を3年生もしっかりと聞き,勉強しなければならないのだが,まぁ3年生は時間との闘いがあるので,しゃーない。

4年生も寛容な心で,それを許してくれた。

頑張りなさい。

さて,4年生の卒論報告は21時に開始なので,少し休むか。

2024年9月10日火曜日

さて一応…

ふぅ,一応,スポーツ・スポンサーシップの内部効果に関する実証研究に関する論文を,一通り書き上げた。

が,まだまだ,だ。

が,なのに,明日は完全オフ。

30回目の結婚記念日。

さらに,明後日からはゼミ合宿。

なので,17日の締め切りまで,残された時間は少ない。

しかも,私は特集号の巻頭言も書かなければならない。

これはまったく手つかず状態…

しかも,17日は全学の大事な会議もあって,十分な研究時間がとれるかどうか分からない状態…

久しぶりに,ちょっと苦しいぜ!

ま,何とかなるっしょ。

2024年9月9日月曜日

一つの仕事が一応…

大事な全学レベルの委員会が今日で一応終了。

昨年の夏ごろにキックオフしてから,平均すると1回2時間ぐらいの会議を実に29回も重ねてきた。

今年の春ぐらいから実質的な委員長ということで,かなり調整に苦労したので,ちょっとホッとしている。

また,厚木はやぶさFCと提携して,そのホームゲームのイベントプロデュースを行うスポーツビジネス・チャレンジ講座も,9月22日のイベント当日まで2週間をきり,3つのイベントのプロセスの創りこみはほぼほぼ完了した。

こちらも一段落というところ。

あとは講座生による社会への働きかけに対して社会がこれからどの程度応えてくれるか。

そのための広報を本格化させる段階。

それからプライベートのことだけれども,歯医者の治療が本日で終了!!

結構,つらかったので,かなり嬉しい!!

さて,明日はほぼほぼ終日を論文執筆に充てる予定。

これで「一応」完成させたい!!

明日もビシッといこービシッと!!

2024年9月8日日曜日

スポーツはいいね!

今日は午後はソフトボール部の21期生のユノの試合を応援しに行った。

6番レフトのユノを精一杯応援しました!

試合結果は最終回に4点をとって,逆転して8対5で勝利!

勝利もすごく嬉しかったけれども,35℃近い気温の中,ソフトボールを心から楽しんでプレーしている,ユノをはじめ中大の選手たちを見て,豊かな暖かな,そして幸せな心持ちになった。

試合後のユノの顔の輝いていたこと!!

本当にスポーツは良い。

ユウヤ,チカコ,ナツミも一生懸命応援していて,ユノも嬉しいだろう。

こうやって同期はまとまっていく。

こういった行動で気持ちを表わしていかないと,本当の意味での凝集性は高まらない。

スポビの感動班は,その点で素晴らしい。

別にスポーツでなくても良い。

仲間が別のフィールドで頑張っているのなら,それを応援してみたらよい。

された側はとてつもなく嬉しいし,した側も暖かい気持ちになるから。



あともう少しからの足踏み

日曜日の朝8時。

もうすでに大学の研究室。

論文の執筆と,あと学会開催後の後処理として費用の銀行振込や収支計算などをするため。

午後には21期のソフトボール部のユノの試合を応援しに行くため,なんとしても午前中に一定の目途をつけたいと思い,この時間に大学に来た。

4時間はある。

集中集中。

明日は午前中にスポーツビジネスチャレンジの授業。

午後は学部新設のための委員会,合宿の買出し品の私の車への搬入,それから21期の臨時ゼミひとつ。

晩は歯医者。

ってことで,隙間時間もない状況。

さぁビシッといこー,ビシッと!!

2024年9月6日金曜日

あと少し!!

本日は早朝から論文執筆といきたいところだったが…

学会の参加者数を確定させたり,大会無事終了の挨拶文も書かなければならなかったし,収支の概算計算もしなければならなかったりで,なんと朝8時に大学に来ていたのに,午前中は完全に潰れてしまった…

でも,午後から夜にかけて何とか頑張って,最後の最後の分析結果の考察部分をあと少し残すのみとなった。

明日も早朝から大学に行って,何とか「一応」完成させようと思っている。

秋冬物の野菜のために畑を耕さなければならないし,明後日はソフトボール部のゼミ生の試合を何とか応援に行ってやりたいし…

来週の月曜日は会議や授業がつまっており,木曜日からゼミ合宿もあるし,論文を書く時間をあまり確保できないので,明日が勝負と踏んでいる。

よし頑張ろう!!

2024年9月5日木曜日

学会の翌日も…

 昨日は21時過ぎには爆睡。

10時間ぐらい寝たかなぁ。

連日朝5時に起きて,終日茗荷谷キャンパスで動き回り,さすがにちょっと疲れたけれども,今日も朝9時から学長室で2時間会議。

それからたまったメールに対応するだけで2時間。

その他,諸々細かい作業をしていたら,もうこんな時間!!

17時から別の学会関連でオンラインでミーティングがあるし…

その後は…久しぶりに(とはいっても1週間ぶりだが…)テニスができる!!

…執筆中の論文にはまったく取り掛かることができず…

学会の事後作業もたまっているし…まだまだ休めない!!

でも,学会ではゼミ生たちが本当に頑張ってくれたので,この写真見て頑張ります!!



2024年9月4日水曜日

人と人の

学会のお手伝い。

延べで30人近くのゼミ生が手伝ってくれた。

その理由?

もちろん,対私との人間関係だけではない。

相応の対価を支払う。

が,私はたいてい,何かをゼミ生にお願いするときに,条件とか報酬とか,そういうものには一切言及しない。

だから,じゃぁ手伝うかってなってほしくないから。

条件や報酬を事前に聞く子はうちのゼミにはいないけれども,聞かれても答えない。

知らないって言う。

これ,嘘じゃないから。

本当に分からないの!

それでも,率先して手伝ってくれるゼミ生は,可愛くってしょうがない。

とっても有難いし,しかもおざなりな感じではなく,本当に一生懸命手伝ってくれた。


私もかつてゼミ生の時に当時の指導教授の学会を手伝ったっけ。

「学会」っていう響きに好奇心をもって,おいおいどんな世界なんだよって,私はかつて学生の時に学会をお手伝いするときに感じたもんだ。

そん時は一切金銭的報酬なんてなかったけど。

いや「事後」にもなかったから。

思い返してみると,あれが私が「学会」なる迷宮の世界に足を踏み入れるきっかけになったのかも。


たぶんうちのゼミ生は事後にいや「よくやってくれた」って言葉だけでも,手伝ってくれたと思う。

でも,だからこそ,しっかり報いるよ。

本当にうれしかったなぁ。

後で読んだら,この文章にもおそらく誤字脱字が多いんだろうなぁ。

幸せな気持ちのまま,このまま数分後に,気絶するように寝る。

皆,ありがとな。

ありがとう。

フレキシビリティ

茗荷谷キャンパスが開門する8時までの間に,傍のスタバにて。

昨日の学会中,隙間時間を利用して,お手伝いをしているゼミ生に求められて,グループワーク研究へのフィードバックを行った。

そこで思ったことがある。

プレゼン大会を一つの目標として行うグループ研究は一種のプロジェクトであり,そのマネジメントが大事。

良い研究を目指すのは当然としても,期限内にまとめることができなければ,プロジェクトとしては失敗ということになる。

我々のような職業研究者は,それは論文の締切りはあるが,そこまでに創りこむことができなければ,別に次の投稿機会を目指せば良い。

したがって,あくまでも自分が納得する,自分が,そして社会が想う良い研究を目指す。

しかし,ゼミ生諸君のグループワークはちょっと違うような気がする。

数名のメンバー全員が納得する形で進めることが望ましいが,それでは時間がかなりかかる,往々にして。

かつて,松下幸之助は言った。

私は人が言っても聞かないときは全く聞かない。

しかし,聞くべき時はまったくこれを聞き入れる。

これを融通無碍という。

昨日の村井満さんの講演でも類似することをおっしゃっていた。

昨日,全試合を開催しようと社長会議で決めたが,翌日には新たな情報に基づき,全試合の開催を中止する方針に変えた,多くの人から朝令暮改の誹りを受けた。

しかし,それが正しいと思ったら,すべき方向転換は敢然と行うのだ,と。


硬直した考え方は危険ですらある。

フレキシビリティが欲しい。

2024年9月2日月曜日

オフザピッチ

学会初日で汗をかき続け,帰宅後,アポロプロジェクトの卒業式に参加。

https://apollo-pjt.com/

って言っても,ほんの最後しかシットインできなかったけど…

私が学生初の受講生として,推薦した奴の卒業式だったから。

今年の春,中大を,中大バスケ部を,卒業した内尾聡理のこと。

千葉ジェッツで活躍し,現在ファイティングイーグルス名古屋で在籍するBリーガー。

おそらく私が見てきた中でも,オフザピッチの部分も含め,非常に優れていたやつ。

この1年間の取り組みで,さらに進化したようだ。

プロアスリートとして活躍している,あるいは活躍していた方々の中でも,しっかりと自分を主張して,愛されてきたようだ。

いずれ世界で活躍する人材になるだろう。

頑張れよ,聡理。

さて,明日5時起き。いや明後日もか。

俺も頑張る。

ビシッと行く!ビシッと!

さて,学会!!

今日から,茗荷谷キャンパスで日本管理会計学会が開催される。

私はその準備委員長。

結構,膨大な作業を伴ったが,台風の影響もほとんどなく,本日を迎えることができたのは,本当良かった。

初日の今日は,常任理事会,理事会,各種委員会と,学会発表は行われないが,午前中は明日のための設営準備がある。

私のゼミ生が今日は6名,明日は15名,明後日は12名,お手伝いしてくれる。

さすが渡辺ゼミと思ってもらえるような振る舞いを期待したい。

キビキビと動こう。

何事も自分ごとに考え,困った人がいれば親切に対応しよう。

さて,そろそろ家を出よう。