茗荷谷キャンパスが開門する8時までの間に,傍のスタバにて。
昨日の学会中,隙間時間を利用して,お手伝いをしているゼミ生に求められて,グループワーク研究へのフィードバックを行った。
そこで思ったことがある。
プレゼン大会を一つの目標として行うグループ研究は一種のプロジェクトであり,そのマネジメントが大事。
良い研究を目指すのは当然としても,期限内にまとめることができなければ,プロジェクトとしては失敗ということになる。
我々のような職業研究者は,それは論文の締切りはあるが,そこまでに創りこむことができなければ,別に次の投稿機会を目指せば良い。
したがって,あくまでも自分が納得する,自分が,そして社会が想う良い研究を目指す。
しかし,ゼミ生諸君のグループワークはちょっと違うような気がする。
数名のメンバー全員が納得する形で進めることが望ましいが,それでは時間がかなりかかる,往々にして。
かつて,松下幸之助は言った。
私は人が言っても聞かないときは全く聞かない。
しかし,聞くべき時はまったくこれを聞き入れる。
これを融通無碍という。
昨日の村井満さんの講演でも類似することをおっしゃっていた。
昨日,全試合を開催しようと社長会議で決めたが,翌日には新たな情報に基づき,全試合の開催を中止する方針に変えた,多くの人から朝令暮改の誹りを受けた。
しかし,それが正しいと思ったら,すべき方向転換は敢然と行うのだ,と。
硬直した考え方は危険ですらある。
フレキシビリティが欲しい。
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