2011年9月30日金曜日

明日はいよいよ

明日は,3年生にとって初舞台のインナー大会である。
色々と辛いこともあったろうが,ようやくここまで来た。
全力を尽くしてほしい。
私はその場にいることはできないが,西の空の下で諸君の成功を祈っている。

2週間後に学内プレゼン大会もある。
まだまだ研究を良くする機会も時間もある。
しばし踏ん張っていこう。

また,来年のゼミ生(9期生)の選抜が近い。
入ゼミの希望者の研究室訪問が増え始めている。
10月12日の2年生のゼミ訪問日には,良いプレゼンを見せてあげましょう。

2011年9月29日木曜日

秋です

桜広場はすっかり秋の装い。
しかし,早朝の空気は少しひんやりしていて,すがすがしい。

















ちなみに,早朝のペデ下はこんな感じです。
がらーん。














今日は一日会議だらけ。
でも,その合間をぬって,3年生のグループワークのために時間を捻出しなければ。

2011年9月28日水曜日

分析結果

多くのOBOGの協力で,徐々に3年生の分析モデルを検証するためのデータが集まりつつある。
OBOGの皆さん,どうもありがとう!

さて,といことで,本日,ラフな統計分析をゼミの時間に行ったが,必ずしも仮説が支持される結果が得られなかった。
まだまだサンプルサイズが小さいので,これからサンプルがもっと増えれば,どう転がるか分らない。
だから,3年生はそう落ち込まなくても良い。
まだまだ,これからだ。
また,かりに仮説が棄却されたとしても,そこから新たな研究が出発すると思えばよい。
終わりではない。始まりだ。

2011年9月27日火曜日

追い込み

この間の台風で倒れた桜の木が,もう既に丸太に…。
諸行無常の…,と言っている場合ではなく,3年生はほんとの追い込み時期。

昨日,分析モデルの完成に苦闘していた3年生のグループが,ついにそのトンネルを抜けた。
そしてすぐさま,OBOGを頼り,データ収集の段階に移った。
明日には分析をしなければならない。
何とか木曜日までに完成できるか…,ここが天王山!

2011年9月25日日曜日

日曜日だけど

日曜日,いつものように朝早くから畑作業をする。
今日は,ダイコンの種を植え,台風でだめになったトマトとゴーヤを片付け,耕し,肥料を入れた。
で,息子とサッカーの練習とキャッチボールをし,昼飯(たいがいトマトソースのスパゲティ,じゃないと不機嫌になる)を食べる。
ここまではいつもの日曜日。
普通は,その後,家族と買い物に行ったり,畑作業を続けたり,昼寝したり,あるいはテニスをしたりするのだが…。
そして,今日は大相撲の千秋楽を見たかったのに…。

午後から大学に。

3年生のグループと4時間ゼミをした。
その甲斐あって,一つのグループは,やっとモデルと質問表が完成した。
あとはOBOGなどに頼んでデータ収集し(OBOGの皆さん,よろしくね!),それを統計解析する。
もうひとつのグループも,何とかモデルは完成した。
あとは質問表の完成だが,それはまた明日の臨時ゼミで何とかやってしまおう。

2011年9月24日土曜日

秋学期開始

昨日から秋学期の講義が始まった。
正確には水曜日からだったのだが,例の台風のせいで,私にとっては昨日が開始日だった。
3限に原価計算論,4限に企業経営と会計という講義科目をこなし,すっかり声がかれた後に,2年生のゼミ。2年生は12月にプレゼン大会があるため,まだ余裕はあるが,皆熱心で,5限終了後,私の研究室に来て,20:00ごろまで資料探しをしていた。

切羽詰まっているのは,3年生。
いろいろとトラブルもあり,明日の日曜日にゼミをすることになりそう。
で,月・火とデータを集めて,水曜日に統計分析をし,木曜日にプレゼンファイルを主催者に送らなければならない。

さて,今日はすでに2時間テニスをしたけど,これから秋冬野菜の仕込みをやってしまおう。

2011年9月23日金曜日

3年生のグループワーク

本当に追い込みです。
昨日は合計7時間,ゼミをしました。
分析モデルはほぼ完成したと言っていいでしょう。
残りは,クエスチョンネアを完成し,データをとり,それを解析するだけです。
分析モデルさえ完成させてしまえば,あとは一気呵成にいけます。
3年生,あともうひと踏ん張り!

2011年9月22日木曜日

台風一過

今朝,大学に自転車で来る途中,本当に色々なものが散乱していました。
昨晩はすごい嵐でした。
大学の桜広場の桜も倒れていました。
とても残念です。
それほどすごい風だったんですね。

2011年9月21日水曜日

合宿終了 総括3

ここでは主に研究面の総括を。

4年生については,全体的に準備不足の者が目立った。
就職活動がほぼ終了し,ちょっと気が抜けてしまっているのだろうか。
つっつかれると論理がすぐに破たんしてしまうものや,そもそも論理が成立していないものもあった。
それなのに,プレゼンのやり方だけはうまいものだから,ちぐはぐ感が際立っていた。
内容が伴わなければ,プレゼンの仕方がうまくてもしょうがない。
4年生には猛省を促したい。

3年生については概ね,準備段階での努力や苦悩がにじみ出ている発表ではあったと思う。
それでも各グループともに,課題が残った。
まだ分析モデルが完成しないグループもあった。
しかし,そのグループは,発表の場での指摘を受けて,夜の9時頃から,朝の6時までモデルの検討をしていた。他の人達が,その日の勉強時間を終えて懇親を始めてからも,一心不乱に検討していた姿には,感心しました。そして,私には,彼ら彼女らが楽しそうに見えました。研究の面白さを感じる境地にいたろうとしているかに思えました。
その姿に接し,私も3,4時間つきあったが,4年生や3年生の有志が代わる代わる,そのグループの所に行き,アドバイスや激励をしていたのを見て,このゼミのイズムの浸透ぶりを感じました。

また,自分たちの発表を翌日に控え,朝の4時頃まで,グループ内でその準備をしているところもありましたね。他の人たちが飲んでいるのに。

本番まで一カ月を切り,3年生はここが踏ん張りどころです。
ここで頑張れるものと頑張れないものに,大きな差がでるのです。
さぁ,やろう!

台風

すごい雨風です。
今日,大学は午前中の授業のみで,午後は休講。
ゼミも早々と中止を決定した。
公共交通機関も乱れに乱れると思うし,なによりも危険なため,これはしょうがない。

しかし,この時期,3年生はグループワークの追い込みのため,このお休み分はどこかで取り返さなければならない。ということで,明日は××を××して,5時間もの時間を捻出して,3年のゼミを敢行することにした。
何とか明日の臨時ゼミで,分析モデルをしっかり固めなければね。

ところで,今日の午前中には1年生のゼミをした。
来週からは,課題図書に関する発表が始まるのだが,今日は過去に行ったスピーチゲームの模様を確認することにした。まずは4年生のプレゼンの模様を見てから,1年生各自の映像を見た。そこに歴然とした差があることを,皆,実感したことと思う。
少しずつ改善点を自分なりに克服した人は,2年後には,今の4年生のようになれるだろう。

2011年9月20日火曜日

合宿終了 総括2

合宿総括の続きです。

今回は天候の関係で,テニスの日程が変更されました。
しかし,楽しくできましたね。
結局,優勝はまた私のペアでしたが…。
とはいえ結果はどうでもいいです。
みな,他の人の試合を応援したり,積極的に玉拾いしたり,審判をかって出たり,決して自分勝手な行動をしていませんでした。見ていて,とても気持ち良かったです。

対人認知の歪みに関する実験について。
事前情報効果が,きれいに現れていましたよね。
たったワンワードの違いでも,人の好意度評定には大きな違いが現れます。
3年生は,この点を踏まえて,就職活動に臨むと良いかもしれませんね。

玉砕ゲームについて。
もう少し与える材料の種類を減らした方が良かったかもしれませんね。
少しぐらい卵を割るグループがあった方が,もっと盛り上がるかも…。
でも,知らない人が下の写真を見たら,どんなゲームなんだろうと不思議に思うだろうね。

2011年9月19日月曜日

合宿終了 総括1

昨日,三泊四日の合宿から帰京した。
初日,4時就寝。
二日目,5時就寝。
三日目,2時半就寝。
三日目は,OBOGもたくさんいるのに早く寝てしまった。
昔はこんなではなかったのだけれども,もう体がもちません,十分に話しをすることができなかったOBOGの諸氏,勘弁してください。

さて,合宿の総括をしてみたいと思います。
まずは,合宿四原則について。
第一に,どんなに遅く寝たとしても,必ず朝ごはんは8時に「全員」揃ったうえで頂戴する。
第二に,朝起きたら必ず挨拶をする。
第三に,トイレのスリッパは,必ず揃える。他人のものも,乱れていれば直す。
第四に,洗面所はきれいに使う。
さて,今回の合宿では,どうだったでしょうか…,私が見る限り完璧でした。
時間の厳守については,宿のおばさんも驚いていましたね。
今までのゼミの中で,一番だと言ってくれたそうです。
皆,よくやっていました。私もうれしいです。

次に,初日の最初の行事,スピーチゲームについて。
他人が設定したお題について,2分間プレゼンする。
身振り手振り,言葉の抑揚・強弱,表情,声の聞き取りやすさ,といったプレゼンの仕方が評価される。
また当然,プレゼンする内容についても評価を受ける。
結果は,プレゼンの仕方の評価点の下位6人は3年生。
当然のことながら,4年生が上位のほとんどを占めた。
3年生は,4年生との差を痛感したことだろう。
この結果をスルーせずに,改善のための材料としましょう。

ロールプレイングメソッドの劇について。
特に,8期生には,人前で初めて演じるということで,恥ずかしかったことと思う。
1回目は恥ずかしさを感じている雰囲気だったが,2回目は吹っ切れている感じだったね。
素晴らしかった。感心しました。
プレゼンも人前で演じているのと同じです。
最初は,プレゼンに際して,手を少し動かすのも恥ずかしそうにしていたけれども,これからはきっと表情豊かに演じくれるものと思います。

2011年9月14日水曜日

明日はいよいよ合宿

明日から三泊四日の合宿です!
場所は野尻湖。
既報だけど今回はOBOGが19名参加する。
総勢50名近い所帯ですので,合宿係は大変だろうけど,がんばろう!

2年ほど前から,研究発表の合間に,人間行動や心理に関する気づきを促すゲームを6,7本取り入れている。学生には好評だけど,それを段取りする私にしてみると,結構,事前準備が大変。
昨日から,ちょっと大がかりなゲームをするのに使う小道具の準備に追われる。
でも,学生時代の思い出といえば…「ゼミ合宿!」と言えるぐらいの良い合宿にしてあげたいと思う。
もちろん,それにはゼミ生ひとりひとりが良い合宿にするために努力しなければならないですよ!
特に4年生は,現役生として参加する最後の合宿です。悔いのないようにね。

2011年9月13日火曜日

収穫3

一週間以上前のことになってしまったが…
産業組織心理学会で参考になったこと。
いくつかあるが,たとえば

①パフォーマンスの定義
「一定期間にわたり個人が実際に行っている様々な行動の中で,たまたま組織有効性に貢献する間歇的な行動が組織にもたらす価値の総合」(Motowidlo,2003)

②パフォーマンスの4つの次元(蔡,2010)
タスク・パフォーマンス
文脈的パフォーマンス
適応パフォーマンス
反社会的パフォーマンス

文脈的パフォーマンスとは,例えば,公式的には組織から要求されていない様々な仕事や役割を遂行したり,積極的に協力・協同行動をとったりすること。

③プロアクティブ行動(津曲ら,2011)
これは,新たな状況,課題,関係の創出に向けた,先取り志向の,そして意図的で内発性や能動性を伴った活動のことを言う。過去や現在に傾斜した受け身の対応にとどまる李アクティブ行動とは対をなすものである。(4年のM.Tさんの参考になるかな)

④レジリエンス(菊池,2011)
ネガティブな事象に直面し,一時的に落ち込んでも,その状態から回復し,状況に立ち向かうことを可能にする力のこと。(4年のA.Iさんの参考になるかな)

2011年9月12日月曜日

収穫2

春夏野菜の収穫がほぼ終了した。
実績は下記の通り。
ナス113本
平インゲン298本
普通のインゲン431本
じゃがいも334個
ニンジン54本
キュウリ23本
コーン16本
枝豆13房
白ゴーヤ2本
トマト192個
ゴーヤとトマトはあと少しは収穫できそう。

秋冬野菜のための,土の仕込みもほぼ終了した。
昨日は町内会共有の耕運機を駆使して,二日酔いをものともせずに頑張った。
熱中症になりかけたけど。

ところで,予定では…
ブロッコリー
キャベツ
ジャガイモ
チンゲン菜
ダイコン
カブ
これらを育てるつもり。

3年生のグループワークについても,収穫の秋はもうすぐ。
いよいよ追い込み。
合宿では,しっかり追肥を施しましょう。

2011年9月9日金曜日

反省について

9/5に下記のような松下幸之助の言葉を紹介した。
「一日が終わったら,感謝と反省をしなさい」

ところが最近『ニーチェの言葉』という本を読んでいると次のような言葉があった。
「一日の終わりに反省しない」
少し長いが引用しよう。

「仕事を終えて,じっくりと反省する。
一日が終わって,その一日を振り返って反省する。
すると,自分や他人のアラが目について,ついにはウツになる。
自分のダメさにも怒りを感じ,あいつは憎たらしいと思ったりする。
たいていは不快で暗い結果にたどりつく。

なぜかというと,冷静に反省したりしたからなどでは決してない。
単に疲れているからだ。
疲れたときにする反省など,すべてウツへの落とし穴でしかない。
疲れているときは反省をしたり,振り返ったり,ましてや日記など書くべきではない。

活発に活動しているとき,何かに夢中になって打ち込んでいるとき,楽しんでいるとき,反省したり,振り返って考えたりはしない。
だから,自分をダメだと思ったり,人に対して憎しみを覚えたりした時は,疲れている証拠だ。
そういう時はさっさと自分を休ませなければいけない。」

うーん。ニーチェの言うことも,もっとものように聞こえる。
反省というのは,自分の遂行行動がうまくいかなかったときにするもの。
そのうまくいかなかったことの原因を,自分のせいだと思い無能さを嘆いたり,あるいはその原因を他人のせいにして憎んだりするのは,心理的適応という観点から望ましくない。ウツになりかねない。これはニーチェの言うとおり。

でも…。
そのうまくいかなかった原因を,自分の努力不足だとか,あるいは方法が悪かっただと考えればどうだろう。努力すれば,あるいは同じ方法を繰り返さずに別の適切な方法を探索すれば,ひょっとしたら次はうまくいくかもしれない。そのように考えず,努力せず,同じ方法ばかり繰り返していたら,失敗の連続だろう。失敗したとしても,その努力では,あるいはその方法ではダメなんだと反省することで,成功につながる努力や方法への気づきに一歩近づくことになる。

反省とは,失敗の原因を自分の無能さに帰属させ,それを嘆くことではない。反省とは,失敗の原因を,自分でコントロール可能な要因に求め,失敗の原因究明と問題解決の道筋を探索することだと思う。このことを松下翁は言われているのだと思う。

しかし…。
確かに疲れきっているときは,失敗の原因を冷静に見つめることができずに,無力感にさいなまれてしまうことも多いだろう。そんなときは,寝るに限る。ニーチェの言うとおり。

2011年9月8日木曜日

夏合宿

来週の木曜日から三泊四日のゼミ合宿がある。
場所は野尻湖。
東京から4時間ほどかかり,結構遠い。
現役生は3,4年生あわせて26名。
で,OBOG19名が参加してくれる。
我がゼミの卒業生は1~6期までであり,全部で50名ちょっとだから,かなりの割合の人が来てくれるということだ。遠くは北海道からも参加してくれる。
基本的には,土曜日からの参加を推奨しているので,ほとんどのOBOGがその日に来てくれる。きっと,楽しいOBOG会になることであろう。楽しみだ。

2期
H原くん
O高くん
S田くん
Hらさん
Y田さん

3期
O栗くん
K田くん
I田くん

5期
S田さん
M谷さん
T須くん
S賀くん
N垣くん

6期
I本さん
S川さん
O川さん
N口くん
O山くん
M田くん

どうもありがとう。

2011年9月7日水曜日

秋だね

秋ですね。
下の写真,どこか田舎で撮ってきたの?
いえいえ,中大正門から300m下った場所で撮ったものです。
あんまり稲穂が美しいもので。
朝,自転車で出勤する時に撮りました。
稲穂,好きなんですよね。
うちの娘,二人とも名前に「穂」をつけました。そのぐらい。
















ハマショーの「19のままさ」を口ずさんでいたら,ふと目に留まったんですよ。
全然,シチュエーション合ってないけど。

予備校の湿っぽい廊下で
あの娘を見つけた
放課後の図書館のロビーで
思い切って声をかけた
夏が終わるころには
もう二人
すり切れたスニーカーをはいて
恋を追いかけていた
いつまでも忘れない
いまでもこうして目を閉じれば19のままさ

40過ぎたおじさんが,19のままさ,なんてね

12階の窓から秋の美しい空をのぞみ
さ,午後も学会誌への投稿論文の仕上げ,がんばりますよ!

2011年9月6日火曜日

夏ゼミ第二弾!

本日,2年生と3年生の夏ゼミがあった。

2年生は,9:30~12:30まで3時間。
3つのグループのうち若干進んでいるところが,ようやく分析モデルの全体像が見えてきた感じかな。
あとは個別の構成要因を明確化して,因果関係(要因間の矢印)をしっかり理論的に裏付けていくプロセスに,全力を挙げていかなければならない。
目指すべきは12月の大会。
まぁ,順調な仕上がり具合と言ってもいいだろう。
一つのグループを除いては…。

3年生は,13:00~18:30まで5.5時間。
ようやく3つのグループとも,分析モデルが完成しそう。
ゼミの中でも,ようやっと笑顔を見ることができるようになってきた。
前回ぐらいまでは,かなり深刻な雰囲気が醸し出されていたけどね。
それがようやっと,ここまできた。
夏休み中も何度も研究室に訪ねて来て,努力してきた結果でしょう。

3年生の部には,またOBOGが来てくれた。
S平くん,S川さん,どうもありがとう。
また,4年生も何人か空いている時間に顔を出してくれて,意見を言ってくれた。
3年生も皆感謝していることと思う。
私も同じ気持ちだ。
久しぶりのマラソンゼミで体は疲れたけど,心は…。

ゼミ生諸君,OBOG諸氏,来週のゼミ合宿でまた会いましょう!

2011年9月5日月曜日

収穫1

昨晩遅く,学会のはしごから帰京した。
今回の旅は収穫が多かった。

パナソニックの経理大学(こんなものがあるのを初めて知った)の学長で,前のCFO兼副社長の方の講演が面白かった。その講演が終わるとすぐに自分の研究報告があったので,少しナーバスになっていたが,すぐにその方の話に引き込まれた。

例えば…

2000年初頭のグループ事業再編において,松下通信の合併を企図。
しかし,当時,同社の株価は25,000円。
なんと本体の松下の株価の5倍!
そんなもん合併したら,のれん代が1兆円(!)発生してしまう。
そんなことできるわけない!
しかし…,ほどなくITバブル崩壊。
株価は一挙に5,000円まで下落。
当時の中村社長が一言。
「今すぐ,やれ!」
なんとも生々しい話しである。

また,松下幸之助氏の孫娘の旦那が社長をしていた「松下興産」の売却の件も,生臭い話しであった。ここにはちょっと書けない…。

以下は,興味深かった言葉。

「改革はP/Lからは出てこない。B/Sから出てくる。」
「銀行の本質は,晴れの時に傘を貸し,雨の時に傘の返却を要求するようなものだ。」
「改革の時に絶対に必要なものは若い人のエネルギーだ。老人にはできない。」
「幸之助氏の言葉『一日が終わったら,感謝と反省をしなさい』」
「ヒーター事故では1,000億円かかった。」
「難しいことは,簡単に言え。」
「判子を捺す時間は,それを求めてきた部下と会話する時間である。」
「経営における『warm heart』※は,暖かい心というより,相手の立場に立って考えることを意味する。」

※マーシャルの「cool head, but warm heart」より

2011年9月3日土曜日

ほんと,この台風は…

今,福岡。
ほんと,この台風は何をトロトロと…。
その真っ只中,陸路・空路を旅する人の身にでも…。

ま,いーか。
昨日の学会報告,まぁ,うまくいった。
司会の先生にも,フロアのオーディエンスにも,お褒めの言葉をたくさんいただいた。報告としては,今までの中でもかなり出来はいい方だった。

しかし,その後の学会懇親会の席で大変な大役を依頼されてしまった。
受けるべきか,断るべきか…。

さて,気分を変えて…。
明日は,組織心理学会。
純粋に好奇心が刺激される場として楽しもう!

2011年9月1日木曜日

on the road

さて,今日から4日間,大阪・福岡に学会出張。
大阪では研究報告する予定。
台風による交通機関の乱れが心配だけど…。

残していく野菜たちも心配…。
一応,小松菜には,ブルーシートをかぶせてきたけど,大雨と強風に耐えられるか。