2012年3月31日土曜日

書棚の整理

2日間,東京を留守にしていた。
そのため,28日に研究室の引っ越しをしたが,とりあえず本については手当たり次第,書棚に押し込んだままの状態であった。
今日は朝から,その整理。
ひたすら取り組むが,10時間かけても終了したのは3割ほど。
整理が終わらないと,仕事にならないので,明日もやらねば…。
数百冊の本(専門書だから1冊の重さは結構ある)を移動させるのは,とにかく疲れる。
だけど,徐々に整理されていくのを見るのは,なにやら楽しくもある。
さぁ,明日も頑張ろう!

2012年3月29日木曜日

引っ越し終了

昨日,5名の学生と一緒に7時間かけて,引っ越しを行った。
思ったよりずっと大変だった。
学生諸君がいなければ,到底一日では終わらなかった。
感謝感謝。
ということで,昼飯のほか晩にお好み焼きの食べ放題をご馳走した。
ビールのおいしかったこと。
あ,もちろんお好み焼きも。

ということで,今日と明日は日中に大学に行けないので,今日の早朝6:00から2時間ほど,研究室の後片付けをした。
1%も終了していないので,ちょっと気が遠くなる。

下の写真は旧研究室。
さらば!

2012年3月27日火曜日

明日は大仕事

明日は12年間使用した研究室を出て,新しい部屋に移る。
今の部屋には,たくさんの思い出がある。
ゼミのOBOGの中にも,ちょっと寂しい想いをする人がいるであろう。
喜びも悲しも,笑いも涙も,たくさん,通り過ぎていった。

また,新しい部屋でも,おそらくあと26年間,多くの想いが蓄積されていくことであろう。
そこは南向きで,桜広場に面している。
4月になり,多摩の12階の窓から満開の桜を眼下に望むことができるころ,また新たな気持ちで,若い命に立ち向かおう。



2012年3月25日日曜日

卒業式

たった今,卒業パーティから研究室に戻ったところ。
いろいろな思い出が頭をよぎった。

卒業証書の授与式とパーティで,たくさんの学生と写真を撮り,握手をして,卒業をお祝いした。

ベーシック演習の島さん,古谷くん,仲田くん,朝岡くん,下島くん,洞井くん,多田さん,橋本くん,坂本さん,中澤くん,高橋くん,藤原さん。











課題演習では,岩崎さん,下島くん,和田くん,松下くん,望月さん,小田くん,和田くん。

そして,専門演習のみな。










そのほかに,私の授業を履修し,何度も単位を落とした学生とか,授業が良かったですよと言ってくれる学生とか,たくさんの子たちと。

みんな,さらば!
頑張って!

2012年3月24日土曜日

会が終わり…

卒業祝賀会が昨日開催された。
素晴らしい会であった。
我がゼミらしい,本当に心のこもった暖かい会であった。

一人ひとりに私からプレゼントを贈った。
渡したものは…。
合宿でのスピーチゲームやロールプレイング・ゲーム,卒業論文発表会の模様を撮影したDVD。このDVDには,後輩の8期生(Tザワ君)が書いた似顔絵が印刷された,素晴らしいものに仕上がった。
それから一人ひとり宛てに贈る言葉をしたためた私からの手紙。
最後に,全員の卒論をまとめた卒業論文集。
これらを渡した後,一人ひとりに言葉を贈った。





















その後,8期生から卒業生の7期生に贈呈品が渡された。
7期生全員にネーム入りのハンカチーフ。
さらに,8期生一人ひとりから,7期生一人ひとりへ,個別に贈り物も。
最後に,可愛らしい絵(画作:Cちゃん)が添えられ,贈る言葉で一杯になった色紙。

贈呈品の授与が行われた後,7期生から,後輩たち,それから私に対する言葉が。
思わず涙腺が緩む。
みな,立派に成長した。
一様に,渡辺ゼミに入って良かった,ゼミが大学生活の大半を占めていた,などと言ってくれた。
これらの言葉は,8期生や9期生の心に響いたであろう。

続いて,サプライズで,卒業生である7期生から,新4年生の8期生一人ひとりに,色紙が贈られた。7期生らしい,8期生に対する思いやりである。

その後,7期生から私がプレゼントを頂戴した。
暖かくて,とてもありがたい言葉で満たされた色紙。
それから,デジタル・フォト・フレーム。
大事にするよ。
本当にどうもありがとう。

さらに,7期生から,2年間のゼミ活動をまとめた映像が披露された。
今までの努力・苦労・喜びなどが凝縮された良い映像でした。
感動的だったね。
今度,私のホームページで公開しようかな。

8期生と9期生のゼミ長が,7期生に対して言葉を贈った。
今までの7期生の指導に対する感謝の言葉とともに,しっかりと前を見据えた決意が述べられた。

最後の最後に,私から7期生全体に対して,言葉を贈った。
想いをこめて言葉を発していると,思わず暖かいもので頬が濡れてしまった。

感謝の念を込めて一生懸命に会を準備した8期生の想い,これからの未知なるゼミ活動に対して馳せる9期生の想い,今までの経験や感謝の念を後輩や私に伝えようとした7期生の想い,そして私の卒業生に対する想い,いくつもの想いが交錯し,終始暖かい雰囲気のなか,会はあっという間に終了した。

それから,二次会,三次会と場所を代え,名残を惜しみ,帰宅したのは朝の6時であった。
素晴らしい会であった。
7期生のみんな,これまでどうもありがとう。
そして,これからもどうぞよろしく!!

また,明日の卒業式で会おう!!

2012年3月23日金曜日

卒業祝賀会

今日これから数時間後に,卒業祝賀会が開かれる。
昨年は,震災の影響で開催できなかったが,その結論に至るまでの間,計画停電が実施されているなか,最後の最後まで便宜を図ろうとしてくれた,聖蹟桜ヶ丘のお店で会を開く。

卒業生には幾つもの贈り物がある。
お金では買えない,懐かしさを喚起する「もの」もある,過去の努力の回顧につながる「もの」もある。
あれとこれとそれと・・・,結局幾つあるんだろう?
それもこれも,7期生がゼミに多大なるコミットをしてきてくれたからである。
後輩も,そして私も,それをしっかりと理解している。
それがどんなに我がゼミにとってありがたかったことだろう。
いや,ここで,言葉をならべるのはよそう。
2時間後に直接語ることにしよう。

2012年3月22日木曜日

暖かい一日

早朝はいまだに霜がはっていたが,日中は久々に暖かい一日であった。
大学近辺の梅の開花もかなり進んだようだった。

午前中,畑を耕運機を使って耕し,男爵イモも植え付けを行った。
これだけでざっと4時間。
昼過ぎに大学に向かう。
体は疲れていたが,研究室の引っ越しを契機にとりかかっている,各種書類などの整理に勤しむ。
ところが,これがやってもやっても,終わらない。
次から次に湧いてくるようだ。
12年間分の整理だから,やむを得ないか…。

さて,明日は卒業祝賀会。
暖かい会にしたい。
在学生も,就職活動が忙しい中,一生懸命準備してくれている。
きっといい会になる。
楽しみだ。

2012年3月21日水曜日

梅の開花

「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるが,今朝も寒かった。
自転車で大学にきたので,体感ではなおさら。

例年,とっくに開花しているはずの大学近くの梅。
いつ咲くのかと案じていたところ・・・。
今朝,やっと開花していた。
でも,まだ蕾も多く,満開にはまだまだ。
とはいえ,健気でとても美しかったので,写真を撮った。

さぁ,研究に集中できるのも残り少なくなってきた。
今日も頑張りましょう!

2012年3月20日火曜日

春分の日

祭日ですが,いつものように早朝に出校する。
午前中は,研究室の引っ越しの下準備をした。

不要な経営雑誌や書物を束にして捨てる。
数十冊をほかすことになった。
いらなくなった書類は,溶かし処分をするために,まとめる。
次から次へと出てくる。
きりがない感じ。
これだけで4時間あっという間に経ってしまい,結局,午前中はつぶれてしまった。

午後は研究に勤しむ。
でも,片付けモードの中,何か落ち着かない。
早く新しい研究室に移って,平常モードに戻りたい。

2012年3月18日日曜日

曇天の中

午前中,いつものように息子とサッカーの練習をする。
お昼から,ぽつぽつと雨の降る中,家族でテニス。
ここまでは,毎週のこと。

帰宅後,窓の外の少し雨が強くなった模様を眺めながら,卒業生一人ひとりに贈る言葉を書く。
一人ひとりの顔を思い浮かべながら,この2年間の出来事を想起しながら,想いを込めて書く。
23日には,卒業生を送る会が開かれる。
その時に,色紙や記念品などともに,渡す予定。
7期生は,本当にゼミを愛してくれた。
そして,私も7期がとてもかわいかった。
寂寥感がつのる。

ただ暖かい良い送る会にしたい。
彼ら彼女らの良き門出となるように。

2012年3月17日土曜日

バスケ部

縁あって4月からバスケット部の部長をすることになった。
長い間請われていたのだが,あることがきっかけとなり,引き受けることにした。
今日,そのバスケ部の新入生の入寮ミーティングが行われるとのことなので,顔を出してきた。
今年の新入生は特に上背があり,190㌢以上の子がいるそうで,期待できるとのことであった。
私のような素人からみると,皆,桁はずれに上手に見えるが,それでも中大は二部リーグに停滞しているという。
何とか一部に復活してほしいものだ。
宿敵の青学との対戦が近いうちにあるそうなので,ゼミの学生たちを連れて応援に行こうかな。

2012年3月16日金曜日

春ゼミ

春ゼミなう。
午前中に,伊丹先生の『マネジメント・コントロールの理論』(岩波書店)を読む。
そして,現在,ハーバード大学のサイモンズの『Levers of organization design』(邦題,戦略実現の組織デザイン)を皆で読んでいる。
いずれもマネジメント・コントロールに関する非常に質の高い専門書である。
我がゼミに所属するうえで,基礎的素養として身につけてほしい内容ばかりである。
適宜,解説あるいは例を交えて説明するが,学生にとっては,なかなか難しいようである。
現在,だいぶ予定時間がオーバーしてしまっているため,おそらくあと3時間以上はかかるであろう。

春ゼミ終了後は,ゼミ長・副ゼミ長懇談会うぃる。
彼ら彼女らを自宅に招待して,会食をしながら,我がゼミの風土,思考形式,あるいは振る舞い方を,特に新3年生のゼミ長・副ゼミ長に伝承する。
これは非常に大事な行事である。
今後のゼミ活動のパフォーマンスやアウトカムに非常に大きな影響を及ぼす。
有意義な会にしたい。

ところで,新3年生のゼミ長は,昨年度に引き続き,女性が務めることになった。
これで2年連続。
今年は男が5名,女が10名という構成なので,まぁ順当ではあるが。
女性がとってもしっかりしていますからね,最近。

昨年は,ちょうど3.11に予定していたため,ゼミ長・副ゼミ長懇談会は中止となった。
あれから,1年。
あっという間であったような気がする。
とてつもなく長かったような気もする。

2012年3月15日木曜日

明日は恒例の…

明日は春ゼミ。
朝9時から夕方6時ごろまで,びっしり。
新3年生は,課題に四苦八苦していると聞く。
乗り越えてほしい。
課題図書にも出ていたと思うが,ストレッチな目標は,イノベーションを生起させる可能性が高い。同時に,大きなフラストレーションを生みだすとも書かれているが…。
諸君は,そのフラストレーションをものともせずに,さまざまなインタラクション(他の人あるいは課題図書以外の本との相互作用)を生起させ,きっとイノベイティブな解釈,要約の仕方,あるいはプレゼンの仕方を生みだしてくれるであろう。
いや今回はどうも失敗しそうだ,という人(たち)も,あまり気に病む必要はない。
今後,同じ失敗を繰り返さなければいい。
とにかく,みんな,頑張れ!

2012年3月14日水曜日

秋冬の収穫総括

 久しぶりに野菜のネタを。

今日は午前中,大学を休んで,畑を耕運機を使って耕した。
日,月,火と晴れていたので,土も乾いただろうと思い,かつ,週末の天気がまた悪そうなので,平日だけど,畑作業をやってしまおうと思ったのだ。
ところが,意外とまだぬかるんでおり,耕運機でこねると粘土状になってしまい,あまり良くない状況。
三分の一ほどをやっつけ,今日は終わりにした。
それでも,土が水を吸って重くなっていたため,2時間かかった。
もう汗だく。

午後から出校したけど,久しぶりに疲れました。
いつも使っている筋肉と別の所が,ね。

さて,もうすぐ春夏ものの植え付けが始まるので,秋冬ものの総括を。
チンゲンサイ34株。
カブ74個。
ダイコン48本。
ジャガイモ59個。
白菜5束。
カリフラワー3房。
紫カリフラワー3房。
レッドアンデス(ジャガイモの一種)185個。
ブロッコリー27房。
芽キャベツ20個。
このうち,ブロッコリーと芽キャベツはまだ収穫が続いているので,あと少しは増えるが…。

ブロッコリーの収量がとにかく激減。
寒さのせいもあると思うが,昨秋の耕し方にも問題があったかもしれない…。

2012年3月13日火曜日

誕生日

今月が誕生日ということで,合宿中に8期生からプレゼントをもらった。
ケーキと一緒に頂戴したのは・・・なんと「月」。
月の土地の所有権といったらいいのでしょうかね。
また,私の名前と「野菜職人」というロゴが書かれた「ぐい呑み」も。
まぁ,「ぐい呑み」は普段の私を見ていれば,容易に思いつくプレゼントだと思うが…,「月」とは,やられた。

小さいころから,月が好きで,良く部屋の窓から月を眺めたものだ。
萩原朔太郎の「月に吠える」という詩集も良く読んだ。
また,中原中也に「月の光その一」「月の光その二」という詩があるのだが,ヴェルレーヌの牧歌的な詩に影響を受けながらも,とても物悲しく,何とも言えない寂寥の世界に連れていかれた記憶がある。
ということで,とっても嬉しかった!
新しい研究室に,その月の権利書をかざろうと思う!

誕生日ではないが,卒業生から頂いたものなども,大事に使わせていただいている。
2期生からは,ブルガリのキーホルダーを頂戴したが,10年経った今も大切に使っている。
ほとんど肌身離さず,使っており,時々それを見ては2期生を思い出している。
多少,壊れている部分はあるが,まだまだ使える。

3期生からは,調査で使うためにと,ICレコーダーを。
そいつには,今も現役で働いてもらっている。
アメリカにいる頃は,子どもたちが学校で良く使っており,とても助かった。

いつの時も,ゼミ生からのプレゼントは心がこもっており,大変ありがたく頂戴している。

が,過去には,トイレの中で,用を足しながらできるというパターセットなどを頂いたが,今は・・・。

若かりし頃

30年ほど前,長渕剛を狂ったように聞いていた頃があった。
今の若い子は知らないだろうが,当時の「レコード盤」を擦り切るくらい聞いた。
とりわけ,アルバム『逆流』が好きだった。
特に「逆流」の歌詞が,私を前に向かせてくれた。
何度,勇気づけられたことだろう。
思うことがあり,久しぶりに昔の音源の「逆流」を聞いた。
これまでのことが走馬灯のように蘇り,胸が熱くなった。
流れに逆らい進むことをおそれてはいけない。
そう思い生きてきたつもりだが,最近の私はどうであろうか・・・。

僕がここを出て行くわけは
誰もが僕の居場所を知ってたから
やさしさを敵にまわしてでも
生きている証が欲しかった

竹馬で歩くように
今はまだぎこちないが
まずはここから足を踏み出し
飾り言葉を投げ捨てて
「若いくせに」なんて言わせたくない

奴がブーツのボタンをはずしていようと
奴が他人の生きざま馬鹿にしようとも
一歩前のこの道を行かなければ
だって僕は僕を失うために生きてきたんじゃない

ひび割れた悲しみに縛られる前に
コップ一杯の水を飲み干そう
まずは喉をうるおして
目の前のいざこざをけちらすんだ

たとえば誰かがさびれたナイフで
僕に軽蔑を突きつけても
腰を据えて受けてやる
げんこつひとつで笑えるさ

奴がブーツのボタンをはずしていようと
奴が他人の生きざま馬鹿にしようとも
一歩前のこの道を行かなければ
だって僕は僕を失うために生きてきたんじゃない

2012年3月12日月曜日

昨日と今日

昨日は,12時間睡眠でもまだ疲れが抜けきっていないところ,耕運機を使って畑の耕し作業をする予定であった。
そうしないと,植え付け作業などもろもろが間に合わなくなるからだ。
ところが,ここ数日降り続いた雨のせいで,土が完全にぬかるんでおり,耕運機が沈んでしまう始末。
そうそうに諦める。

空いた時間に,息子とサッカーの練習を1時間。
それから,テニスのコートが予約されていたことを思い出し,夕方2時間のテニスを敢行。
疲れを疲れで癒す・・・なんてこと無理ですよね。
今朝も体が重かった・・・。

今朝は8:00頃に出校すると,3時間かけて,学生から届いた自宅への無事到着メールに返信を書く。
書いてくれた内容に応じて,期待や想いや叱咤の文字をつづる。
新3年生は無論だが,新4年生もまだまだ発展途上,頑張ってほしいという想いをこめて書いた。

これから学事があり,夕方には大阪の先生と会食予定。
都心に出ていくのが,疲れのため,ちょっと億劫・・・。

2012年3月11日日曜日

合宿総括 その3

合宿3日目。
皆,だいぶ疲れてきたようだ。
しかし,朝食はきっちり8時から。
問題なし。

9時から3年生の報告。
プレゼンの仕方も内容もまだまだの子もいるが,実はこの時点では,それが通常当たり前。
2年生の時に,私から徹底的に鍛えられた人間と差があるのは,仕方ないこと。
逆にいえば,3年生のゼミで,それ以上に鍛えられれば,その水準を越えられる可能性が高いということ。
精進してほしい。
午後も引き続き,3年生の報告。
その後,14:30からはテニスの予定だったが,この日は朝から雨模様。
結局,中止。
雨でレクリエーションのテニスが中止になったのは,今までになかったこと。
皆一様に残念がる。
可哀想なので,1時間,自由時間にする。
ほとんどの人間は,睡眠不足を埋めるために,昼寝をした模様。
かくいう私も30分ほど昼寝。
その後,3年生の報告を2人ほど行い,スピーチゲームをする。
これは毎年恒例で,他人が考えたお題について,2分30秒間スピーチするというもの。
3年生がスピーチを行ったのだが,皆とても上手で,笑いが絶えなかった。

夕食後,この日はコンパ。
といっても,その場では,ゼミ長と副ゼミ長を決めるという重要な意思決定をしなければならなかった。
ちょっと時間がかかったが,ゼミ長はまたもや女性。
副ゼミ長は男性と女性。
ゼミ員たちの期待に背かぬよう,是非とも頑張ってほしいと思う。
もちろん,執行部だけが頑張れば良いというものではない。
他のゼミ員たちが,フォロワーとして,しっかり執行部を支えなければ,決してゼミはうまくいかない。
ぜひ全員一丸となり,先輩たちがなしえなかったことを,なしえてほしい。
諸君ならきっとできるよ。

この日は,新執行部などと楽しくお話しし,結局就寝は4:00過ぎ。
疲労もピーク。

最終日。
この日は,残りの4年生の卒論報告を行う。
ちゃんと事前に卒論相談をしに研究室に来ているものと,来ていないものの差はくっきり。
とはいえ,無事,報告予定者の報告は,この日の所定時間内にすべて終了。
やり残しなしは,初めてかも。

昼食後,バスで中大へ向かう。
行きのバスは,笑い声が絶えなかったが,帰りのバスは…。
いつものことだが,皆,泥のようにぐっすり。
疲れたね。

中大にて,合宿係に感謝の言葉を述べて,その後,恒例の三本締めで,解散。
帰宅メールがほぼ全員から届く。
明日月曜日,一人ひとりに一言添えて,返信しよう。

今回の合宿も,渡辺ゼミの掟はしっかりと守られていた。
ゼミ中も,皆睡眠不足だったと思うけど,「気絶」している子はほとんどいなかった。
きびきびと行動し,宿の皆さんも感心していた。
ご飯の時は,その都度違う子が,私の隣の席に率先して座ってくれて,いろいろとお話しができた。
レクリエーションができなかったことは残念だったけど,全体的に良い合宿であったと思う。

ところで,今回は,私も疲れが尋常ではなく,帰りのバスでは,ひどく気分が悪くなってしまった。
体だけは丈夫なんだけどね。
年かな…,このハードな合宿を乗り切るには…。

合宿総括 その2

2日目。
8:00に朝食。
遅刻者なし。
我がゼミでは,全員そろって必ず「いただきます」と言い,朝食をいただく。

9:00にゼミ開始。
まずはリーダーシップについて学習するエクササイズを実施する。
5つのグループに分かれ,所定のカードを使って,互いに協力しながら,目標を達成するゲーム。
結構,楽しそうにやっていた。
約1時間で終了。

10:00ちょっと過ぎから,4年生の卒論報告を3本実施。
第1回の卒論報告にしては,良くまとまっている方かな。

その後,早めの昼食をとり,日産の栃木工場に見学に向かう。
トヨタの工場見学は,ちょっと高い場所から下の製造現場を見学する形態だが,日産の場合,現場と同じ目線の高さで見学することができ,結構楽しかったし,モノづくりの息吹が感じられた。
16:30ぐらいに宿泊所に帰着。
それからすぐゼミを実施する。
4年生の卒論報告。
夕食後は3年生の報告を行い,22:00を15分ほど過ぎて終了。

これで終了しても盛りだくさんの1日だが,これで終わらないのが,渡辺ゼミ。
それから2時間以上かけて,読書会を実施。
課題本は遠藤周作の『悲しみの歌』。
戦時中の人体実験に関わった哀しい医師の終末を,人間臭い人間たちと,普通の人間を超越したある一人の人間とのかかわりの中で描いている。
皆よく読んで考えをまとめて来ていたが…。
今年は新聞記者の折戸さんについて語る人が多かったかな。

読書会終了後,軽くコンパ。
3年生とじっくり話すことができ,楽しかった。
皆,個性の強い良い子たちばかりだ。
この日は3:30に就寝。

合宿総括 その1

昨日,三泊四日の合宿が終了した。
年のせいか例年より疲労が激しく,昨晩は12時間近く寝てしまった。

さて,少し合宿を振り返りたいと思う。
初日,朝9時15分に大学に集合。
遅刻者は一人もなし。
この時期の4年生は就職活動が忙しく,途中参加や途中で抜ける者が何人かでるのだが,今回はそういった者はほとんどいなかった。

バスで海底ケーブルなどの電力ケーブルを製造している工場に向かう。
製造工程を拝見し,ラインカンパニー制のリーダーの改善報告などを拝聴し,拙い学生の質問にもお答えいただきました。
本当に感謝です。

18:00ぐらいに宿舎に到着。
大学の契約宿舎にしては,とても立派なホテルで驚いた。
食事もgood。
部屋割をして,夕食をとり,風呂に入り,20:30にはゼミを開始。
スピーチ・ゲームを中止し,「思い込み」「先入観」「固定観念」に関する実験やエクササイズを実施。
予定よりだいぶ時間がかかり,22:00に終了。
それから新3年生の課題論文の報告を1本実施。
最初の報告で緊張していたことと思うが,非常に立派にこなしていた。
新4年生も,その水準の高さにビビったことと思う。

23:00にゼミは終了し,それから喉をうるおす…軽くの予定だが…。
最初,新3年生と今度の卒業予定者たちと飲みながら談笑。
それから,新4年生とちょっと深刻な話し。
何とかその話に結論が出た時,時計の針は3:30を指していた。
それから就寝。
長い1日目が終了。

2012年3月7日水曜日

合宿です!

さて,今日からいよいよ合宿です。
三泊四日の長丁場ですが,頑張っていきましょう!
工場調査も二か所行いますし,各種エクササイズやテニスもあります。
研究報告は真剣勝負だけど,楽しんでいきましょう。
メリハリをつけてね。
それがとっても大事。

私も栄養ドリンク持参で,なるべく皆とつきあえるように頑張ります。
昨日は早く寝たしね。

2012年3月6日火曜日

思い込みや先入観

昨日,会計学科所属の先生の退職に伴う送別会が行われた。
いろいろな会話が交わされましたが,互いに理解しあうことは本当に難しい。
話す内容も重要だけども,それ以前の問題として,その人に対する先入観や思い込みが,内容理解に大きな影響を及ぼしてしまう。

私は普段,会議などで,正しいと思ったことは,たとえ人が言いにくいと思うであろうことも,つい言ってしまったり,できれば表に出してほしくないと思う人がいるであろうデータや資料などを,どしどし会議の場にあげたりしている。
そうすることの最大の目的は,それにより学部の教育が改善されることであり,それによって多少の感情的な摩擦が生じるのはやむを得ないと思っている。
最も大事なことは,学生に対する教育を良くすることである。
それ以上でも,それ以下でもない。
その他に何もない。

しかし,人によっては,私には「心がない」とうつるらしい。
哀しいことだ。
しかし,それには耐えなければならないだろう。

思い込みや先入観の存在と形成プロセスについては,合宿のエクササイズでも取り上げる予定。
皆で考えてみたい。

2012年3月4日日曜日

昭和記念公園

今日は,息子とその友達を連れて,国営昭和記念公園に行ってきた。
上の娘2人が小さい時は,よく行ったところ。
でも,上の娘が大きくなって,それぞれ部活や何やらで,家族についてこなくなると,下の息子も一人では面白くないのか,あまり自分から行きたいと言わなくなっていた。
そんな息子も,友達と一緒ということになると,喜んで行こう,ということになる。
で,今日は存分に楽しんだようだ。

ところで,ちょうど立川ハーフマラソンというのが,公園内で開催されていた。
公園内にコーンがおかれ,そこをランナーが走っていた。
そのランナーの動線を横切ろうとした時,私の名前を呼ぶ声が。
ランナーの中に,経営学科のS先生と,事務室のHさんの姿があった。
汗だくで通過していった。

いいですね。
スポーツをする人は。
中年になってからも継続してスポーツをしていれば,その先の健康に相当良い影響を与えるでしょうね。

2012年3月3日土曜日

エクササイズ

もうすぐ三泊四日の春合宿。
春の場合,たいがい工場見学や企業調査を2つほど組み入れるので,スケジュールはタイトになる。
とはいえ,研究報告ばかりでは,だれたりするし,アクセントも少しは必要なので,最近は様々なエクササイズを合間に取り入れている。
たとえば…
これからの研究に関連してくるであろう,ゲーム感覚で取り組める心理学の課題。
研究上においても,実際のゼミ運営上においても,これから重要になってくるであろう,リーダーシップやフォロワーシップについての気づきが得られるエクササイズ。
今日は,半日かけて,今度の合宿で用いる課題の作成に取り組んだ。
結構時間はかかってしまったけれども,楽しく取り組めて,かつさまざまな気づきが得られるものが用意できたと思う。

ところで,ここ二週間ほど「ついていない」。
プライベートにおいて,だが。
私は日頃,特定期間における「つき」の総量は一定であり(その総量自体は,人によって,あるいは時期によってさまざまだと思うが),長期的にみれば,ついていない時があっても,その分,後に必ずついている時がやってくる,と考えている。
したがって,ついていない時は,しばしの雌伏の時であるととらえ,あまりチャレンジングなことはせずに,コツコツと地味なところで努力するよう心がけている。
そして内心,必ず「つき」はやってくるんだと,結構落ち着いていられる。
でも,今回はちょっと,落ち込んでいる。
なんせ四半世紀ぐらいの経験の中で,いまだかつてなかったことが立て続けなんで…。

2012年3月2日金曜日

送別会

昨日,この3月末でご退職される4人の先生の送別会が開かれた。
退職される先生のご挨拶に先立ち,その先生方一人ひとりに,つながりが深い先生から言葉が贈られた。
経済学の中村先生に対しては,同じく経済学のI先生からのお言葉。
非常に良かった。
思い出に残っている出来事として,論文の中のある文章に句読点をいれるか,いれないかだけで,中村先生と3時間議論したという話が披露された。
句読点一つのことでも,決しておろそかにはしない。
そのこだわり,それこそが研究者に求められる真摯な姿勢ではなかろうか。
効率も大事だが,「最も」大事なことではない。
最も大事なことは…,決して安易に流されない,これである。
背筋がしゃんとした。
学生に煩がられようと,私のゼミではこの姿勢を大事にしていきたい。
そう強く思った。
私自身も,忙しさを理由に,そのこだわりに目を背けていた部分はないか。
猛省しなければならない。