2025年12月17日水曜日

問題定義の重要性

アインシュタインはかつて,次のように言った。

The formulation of the problem is often more essential than its solution.

問題の定義は,その解決より往々にして重要である,ということである。

AIの進歩は止まらない。

それどころかそれは加速しつつある。

これにより,既存知識や解法へのアクセスが極端に容易となるつつある。

結果として,「どのように解くか」よりも「何を解くべきか」こそが,価値の源泉になってきている。

問われるべき問いが誤っていれば,どれだけ高度な分析を適用しても,それによりどれだけ正確なソリューションが得られたとしても,意味のない最適解しか得られない。

したがって,どのような問いを設定するのかということが,価値創造の起点になっていると言えよう。

AIは,明確に問題が定義され,目的関数と制約条件が与えられた場合,極めて適切な解決策を教えてくれる。

しかし, 問題の定義は,依然として人間の判断に依存する。

したがって,問題を定義する力,換言すれば適切な問いをたてる力は,AI時代の中核スキルとみなすことができる。

例えば,ビジネスにおいて,「売上をどう伸ばすか?」という問いはあまり適切ではない,「顧客は何に困っていて,なぜ未解決なのか?」という問いの方が適切であろう。

問いを変えるだけで,戦略が変わる可能性がある。

最後になるが,問題定義は決して中立的な行為ではなく,創造的な行為であるということである。

問題を適切に定義することができる者こそ,未来の選択肢を規定すると言えよう。

以上より,次にように言うことができる。


解ける問いが溢れる時代だからこそ

解くに値する問いを定義できることが

最大の知性であり価値である

2025年12月15日月曜日

3年のグループワーク終了

昨日のアカウンティングコンペティションにおける管理会計グループのプレゼンをもって,10か月に及ぶ3年生(22期生)のグループワークは終了。

誰ひとり欠けることなく,立派にそれぞれが目指した山を登り切った。

思い描いた通りの登攀ではなかったかもしれない。

楽しいことよりも,辛いことの方が多かったかもしれない。

しかし,諸君は実に得難い経験をした。

私のその間の諸君の苦悩を心から支持する。

これからは就職活動に重点を置くことになるであろうが,卒業研究にも目を向け,少しずつでも先行研究のレヴューを行っていくと良い。

とりあえず年明けのゼミでは,卒論のテーマについてディスカッションをしよう。

中央と明治

スポーツ選手の現在の出身大学ランキングを見た。

まずプロ野球は,明治大が26名で1位,中大が14名で6位。

サッカーのJリーグは,明治大が65名で1位,中大が29名で10位。

バスケのBリーグは,明治大がランク外で,中大が9名で10位。

バレーボールのSVとVリーグは,明治大が13名で12位で,中大が20名で5位。

ラグビーのリーグワンは,明治大が101名で2位で,中大が14名で22位。

アメフトのXリーグは,明治大が30名で9位で,中大が45名で7位。

日本ハンドボールリーグは,明治大がランク外で,中大が14名で7位。

これを見ると,中大はどれも中途半端な感じだが,明治大は突き抜けているのは圧倒的に突き抜けている。

こういった傾向の差が,メディア露出に影響し,大学のブランディングにも影響しているのかもしれない。

単に立地が都心か郊外かの違いだけで,大学のブランディング力にこうも差はつかないはず。

2025年12月13日土曜日

インター大会

インター大会は,3年生の管理会計班と組織心理班と,4年生のミユとハルカが出場。

残念ながら,3年生は入賞ならず…

ミユとハルカは優秀賞を受賞。

最優秀賞には届かず…

インターを3年と4年の両方で最優秀賞をとることは,やっぱり難しいね…




学内プレゼン大会

本日,中大商学部のプレゼン大会。

3年生のスポーツビジネス班と4年生のハヤトとユウトが参戦。

先程結果が送られてきたが…

両方ともその部門で最優秀賞を受賞!

3年のスポビ班は,スポーツ産業学会のSPJでの発表の時よりはるかに研究内容は良くなっており,十分にその評価に値するレベルに到達していた。

プレゼンも上手かったし,よくここまで頑張ったよ。

ハヤトとユウトは,安定のプレゼンで,素晴らしかった!

















2025年12月12日金曜日

負けるもんか

このCM,昔から本当に好き。

 https://www.youtube.com/watch?v=EYRFhP-6FgM


頑張っていれば いつか報われる

持ち続ければ 夢は叶う

そんなのは幻想だ

たいてい 努力は報われない

たいてい 正義は勝てやしない

たいてい 夢は叶わない

そんなこと 現実の世の中ではよくあることだ

けれど それがどうした

スタートはそこからだ

新しいことをやれば 必ずしくじる 腹が立つ

だから 寝る時間 食う時間を惜しんで 何度でもやる

さぁ きのうまでの自分を超えろ



2025年12月11日木曜日

最後のプレゼンチェック

今日はゼミの日。

4年生のミユとハルカは,明後日のインター大会の決勝に向け,ほぼ完璧な研究発表ができている。

あとは,表現力を高めるための微細な修正のみ。

同じく4年のハヤトとユウトは,明後日の中央大学商学部の学内プレゼン大会に出場するが,サッカーがよくわかっていない人にも,ある程度理解できるように表現することが必要。

3年生のスポーツビジネスグループは,明後日の学内プレゼン大会に出場する。

まぁ言いたいことは色々あるが,1か月ちょっと前から比べると,だいぶ良くなった。

3年生の管理会計グループは,明後日のインター大会決勝,それからその翌日のアカウンティングコンペティションに出場する。

ファイルの構成・デザインはだいぶ良くなった(かな? 最後の方が…)。

が,プレゼンの仕方はまだまだ練習が足りない。

残された時間を有効に使ってほしいね。

最後に,3年生の組織心理グループは,明後日のインター大会決勝に出場する。

ファイルの構成・デザインおよび研究内容は,3年のグループの中で最も良い。

あとはひたすらプレゼンの練習だね。

もはやできることは限られているが,残された期間を有意義に過ごし,明後日,そして明々後日は,プレゼンを楽しんできてほしい。