大好きな本の一節
「楽天家たちは,
そのような時代人としての体質で,
前をのみ見つめながら歩く。
のぼってゆく坂の上の青い天に
もし一朶(いちだ)の白い雲がかがやいているとすれば
それのみを見つめて
坂をのぼっていくであろう。」
『坂の上の雲』(第一巻「あとがき」より)」
私は,学生時代,よく悲観主義的であると言われた。
ゼミ生たちは信じてくれないだろうが…
悲観主義的であるからこそ,研究はうまくいった…と思う。
ここまで登ってこれたのは,それが理由の一つであろうと思う。
しかし,いつからか楽観にふれた。
ただ,白い雲のみを見つめて…登ってみたくなった。
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