2016年10月5日水曜日

渡辺ゼミの紹介⑤ 研究テーマ(3年グループワーク編)

渡辺ゼミでは,3年次には4~6人のグループを3つ形成し,それぞれ自分たちの取り組みたいテーマを選択し,それについて1年間をかけて取り組みます。
具体的なテーマ選定の手順は次の通りです。

入ゼミ決定直後,一度合格者の皆さんに集まってもらい,組織心理学系論文集,組織論系論文集,管理会計論文集の過去10年間分の論文のなかから,合格者一人ひとりが自分が関心の持てる論文をピックアップします。

そして,翌年の2月下旬に開催される春合宿までに,自分が選定した論文の内容を要約して,分かりやすく他の人に紹介します。
こうして約15名の発表を聞くとともに,上級生の卒論研究の発表も聞くので,春合宿の段階で,ぼんやりと渡辺ゼミの研究対象が理解できます。

そして,春合宿から半月後の春ゼミにおいて,新ゼミ生全員が,自分ならグループワークのテーマとして「このようなテーマに取り組みたい!」というテーマを,皆の前でプレゼンします。
そして,その後,投票をして,最も人気の高かったテーマが3つ選択され,各テーマにつき5人前後のグループが創られます。

こうして設定された過去のグループワークのテーマは下記の通りです。


12期生(現4年生)
「正社員登用制度導入企業における非正社員の正社員化を促進するメカニズムの解明」
【全国学生経済ゼミナール大会(第62回新潟大学大会) 準優勝】
【商学部第16回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 社会問題部門Ⅱで準優勝】

「アンカーの提示とフィードフォワード情報が及ぼす影響メカニズムの解明:自己充実的達成動機の効果に着目して」
【商学部第16回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 会計部門で準優勝】

「健康経営が従業員の心理に及ぼす影響に関する実証研究」


11期生(2015年3月卒業)
「インターンシップの実施が組織成員の内発的動機づけに及ぼす影響に関する実証研究」
【全国学生経済ゼミナール大会(第61回福岡大学大会) 優勝】
【商学部第15回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 社会問題部門Ⅰで優勝】

「サブリーダーの職務がリーダーへの信頼に与える影響に関する実証的研究」

「マテリアルフローコスト会計が従業員の心理に及ぼす影響に関する実証的研究」
【商学部第15回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 会計部門で準優勝】


10期生(2014年3月卒業)
「組織市民行動に関する実証研究-類型化と各型の影響メカニズムの解明-」
【商学部 第14回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 経営部門Ⅰで優勝】

「アメーバ経営が従業員のパフォーマンスに及ぼす影響」

「LMXと人脈の構築の関係に関する実証研究」
【商学部第14回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 経営部門Ⅱで優勝】


9期生(2013年3月卒業)
「サービス業における職務満足と顧客満足の関係に関する実証研究」
【商学部第13回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 社会問題部門で優勝】

「会計情報の開示が貢献の実感に及ぼす影響」
【全国学生経済ゼミナール大会(第59回関西大学・龍谷大学大会)準優勝】
【商学部第13回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 会計部門で優勝】

「達成プライミングとポジティブフレーミングの効果に関する実証的研究:目標設定への活用」
【商学部第13回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 経営部門で優勝】


8期生(2012年度3月卒業)
「CSR活動がブランド価値形成に及ぼす影響」
【商学部第12回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 会計部門で優勝】

「経営理念と内部統制がコンプライアンスに与える影響」

「内発的動機づけと外的報酬の関係性」
【商学部第12回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 労働雇用部門で優勝】


7期生(2011年度3月卒業)
「マテリアルフローコスト会計によるコスト削減パフォーマンスのメカニズム」
【商学部第11回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 会計部門で優勝】

「働きがいのメカニズムの解明」
【商学部第11回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 社会問題部門で優勝】

「チーム・エンパワーメントとその影響要因の研究」


6期生(2010年度3月卒業)
「EQとリーダーシップの関係性」
【 商学部 第10回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 経営部門で準優勝】

「クリエイティビティをマネジメントする-オープンブックマネジメントによるクリエイティビティの創出-」

「インセンティブと企業パフォーマンスについて」
【商学部 第10回演習論文大会(3年生以下プレゼン部門) 会計部門で優勝】

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