2020年12月31日木曜日

今年は…

 未曽有…という言葉をどれだけ使っただろう。

今年は…

しかし…と思う。

これはチャンスなのではないか、と。

今までできなかった、越えることのできなかった、そんな壁を超えるチャンスなのではないか、と。

人も変わる。

社会も変わる。

日本も変わる。

そして…当然のことながら…大学もこれから変わる。

私も変わらざるをえない…

そんな時期に「いることのできる」というのは、幸せなのではないであろうか。

今までできなかった授業ができる…

研究環境も大幅に変わる…

この時代に生きていることは、それ自体が奇跡なのではないだろうか…

その奇跡の瞬間に生きていることをしっかりと受け止め、現実を見据え、できることをできる限りの力でやっていくしかない。

今年も来年も。

2020年12月30日水曜日

大掃除

 今日は朝から大掃除。

5時間ほどフル稼働して、ほぼほぼ終了。

残りは明日片付ける。

明日は晦日か…

あっという間の一年だったなぁ。

明日は朝イチで晦日と元旦のための買い物に行って、コートでも取れればテニス面倒でもしましょうかね、娘と息子と。

コートが取れなきゃ、原稿でも書いて、ゆっくりしましょうか。

2020年12月29日火曜日

斬新なアイデアとは…

久しぶりにテレビを食いつくように見た。
NHKで21時からやっていた平安創建の大原・勝林院に関する番組。
明智光秀や浅井長政の古文書などが見つかり、戦国時代の定説を覆す新発見が続々。
信長の叡山焼き討ちの定説が覆されるか。
絵画や仏像も初めて発見されたものが続々と。

歴史は好きなので、時々こういった番組を見ていたのだが、今年はあまりゆっくりとテレビを見た記憶がないので、久しぶりかな…

課題解決型授業をもう何年も担当しており、学生にアイデア出しを促してきたが、なかなか斬新なものが出てこない…
自分が興味関心が高いものだけを追いかけていたのでは、アイデアってなかなか産まれてこないもの。
ちょっと関心があるってものの幅を広げることが大事。
好奇心を拡散させる、と言ったらよいかも。
寄り道を増やすという感じかな。

何事かについてあらゆることを知っていて、あらゆることについて何事かを知っている…が理想かな。
幅広く、そう歴史、芸術、美術、映画、文学、建築等々に触れることが大事だと思う。
大学時代のまだ時間があるうちに。

卒論…

本日も2時間弱ほど,卒論指導。

ジェイとタカキのクエスチョンネアがまだ未完成…

でもあともう少し…

これは卒業論文に関連したタスクだけど,ここでの訓練は必ずや社会に出てからも役立つから,ここはもうひと踏ん張りしてほしい。

一つのファクターだけに集中しすぎてはダメ。

常に全体を意識しつつ(俯瞰して見つつ),部分のことを考えなければダメ。

逆に全体のことを考える時には,しっかりと部分のことを意識しなければダメ。

全体と部分の往還。

これである。

と同時に,抽象的なことを考える際には,常に具体を意識しつつ,具体に落とし込んだ場合,どうなるだろう,と考えなければダメ。

また,具体を意識してそこに落とし込んでみてから,再度抽象的なことを考えると,今まで見えてこなかった粗などが見えてくることもある。

具体と抽象の往還。

これである。

2020年12月28日月曜日

昔の写真

 部屋を模様替えを先週した。

その際に2005年から2年間、ワシントン大学で在外研究を行っていた時の写真が出てきた。

家族との写真が主に。

この時、家族とは濃密な時間を過ごした。

それが今でも、我が家の関係を良いものとしている、と思う。

とにかく一緒に過ごす時間が長くて、5人で助けあいながら生活した2年間だった。

たくさん旅行もしたし、たくさん家で家族一緒に過ごした。


家族とどれだけ一緒に過ごしても、研究に充てる時間は膨大にあった。

あの時のレヴューの蓄積が、そしてあの時の組織心理学に関する系統的な学びが、その後の私の研究の方向性を決定的に決めることとなった。

もう二度と戻らない時間。

懐かしく思い出すとともに、子供の成長の速さを痛感する。

そりゃ私も歳を取るはずだ…

が、しかし…まだ老いるには早い。

疲れて眠っても、翌日朝起きたときに、沸々と湧き出る闘争心を感じる。

まだまだやれる。

2020年12月27日日曜日

最近の研究テーマ

 プレゼンティズム。

ググれば分かるが、これって組織心理学やマネジメントの世界では、あまりにも等閑視されてきたテーマ。

今日はその徹底的なレヴューの入り口。

レヴューの入り口ってとっても楽しい。

明日から晦日まで楽しみまっせ。


ところでTikTok続報。

一本目(会計系):視聴回数328,400 いいね1,698

二本目(ICT系):視聴回数168,500 いいね1,109

三本目(会計系):視聴回数90,900 いいね472

四本目(ICT系):視聴回数53,400 いいね442

五本目(会計系):視聴回数35,700 いいね166

六本目(ICT系、先週金曜日アップ):視聴回数47,400 いいね669


年明けは私の動画もアップ…

うーん、心配…

2020年12月26日土曜日

渡辺ゼミ16期

 この動画。

https://www.youtube.com/watch?v=Pg8JYPFFdWI

本当にこの時期の生徒・学生の心象を良く表現できている。

うちのゼミは、この世界を生きてきた。

渡辺ゼミ16期。

オンラインだけの世界になり、演習論文大会もなくなり、今までにないくらい同期が脱落し、それでもここまで頑張ってきた連中。

来年1月31日の卒業論文発表会はオンラインになる。

いつもは参加できないOBOGも是非参加してほしい。

この未曽有の事態の中、それでも渡辺ゼミのDNAを継ぐ努力をしてきた連中のプレゼンを聞いてほしい。

私はこの連中を誇りに想っている。

4年卒論

 昨日、午前中から断続的に3回ほど臨時ゼミを実施し、4年の卒業研究を指導。

モデル未完はジェイだけ。

タカキがモデルは完成したが、クエスチョンネアがまだ。

年明け早々データ収集を開始するためには、年内にクエスチョンネアが完成していないと…

ということで、年内にもう一度臨時ゼミを実施してあげることに…


今日は大学が停電なので、家内との買い物、大掃除や家の仕事、そして畑仕事をこなす。

部屋の模様替えなどもして、気分も良い。

さて、明日は日曜日だけど、停電のせいで2日間休んだので、大学でお仕事。

年内、研究モードで大晦日まで走り切ります!

2020年12月24日木曜日

明日から2日間

 さて,大学は明日の早朝から明後日の深夜まで一斉停電。

サーバーも止まっちゃうので,メールを見ることができません。

急ぎの方は私のヤフーメールの方へご連絡をお願いします。

大学で仕事ができないので,明日は自宅で4年生の臨時ゼミを実施。

もちろんオンラインで。

明後日は大掃除かなぁ。


ところで,年末になるとゼミのOBOGから,なぜか連絡がくることが多い。

14期のF君は卒業して2年目なのに,もう結婚するとのこと!

早い!

6期のT君がまた転職したとのこと!

何度目だ?

こういった近況報告は嬉しいもの。

皆の顔を想いだしながら,週末年賀状を書くことにしよう。

2020年12月23日水曜日

Jリーグのクラブで働いてみませんか?

 知り合いのJのクラブ関係者から、新卒でも中途でも構わないので、私の教え子の中から、Jのクラブで働きたいという子がいれば、紹介してほしいとの連絡があった。

ありがたいことです。

渡辺ゼミでもいいし、ビジネスチャレンジの履修生でもいい。

我こそはという人がいれば、私に連絡してほしい。

来年4月のことなので、なるはやで。

ちなみにもちろん正社員。

今日までで一応年内は…

 今日でうちの大学の事務方は年末年始の休暇に入る。

ということで、会議などは今日で終了。

午前中に商学部の将来を決める重要な会議を2時間ちょっと。

午後には新聞社の取材と受け、その後、やはり重要な企業との打ち合わせ。

これで年内の会議は終了!

よーし完全研究モード!

と思いきや、25日に4年生の臨時ゼミ…

求められればしょうがない…

年末ぎりぎりまで楽しんでいこー!


そうそうTikTok情報。

反応はいまだに良し!

視聴回数激増中。

先週の月曜日の会計に関する投稿は,323,100回の視聴回数,「いいね」を1,640回獲得。

先週の水曜日のICTに関する投稿は,59,200回の視聴回数,「いいね」を536回獲得。

先週の金曜日の管理会計に関する投稿は,58,900回の視聴回数,「いいね」を289回獲得。

今週の月曜日のICTに関する投稿は,17,000回の視聴回数,「いいね」を136回獲得。


2020年12月21日月曜日

ペアレンツデー用動画

 今日は神経を使うミーティングを幾つか行った後、ペアレンツデー用のホームページに載せる動画を収録した。

1月9日に本年度の新入生のご父母の様々なご質問や疑問にお答えするペアレンツデーを行うのだが、そのためにホームページを用意して、学部長からのメッセージをお伝えする動画をアップしようとしているため。

理工学部長が30分の動画をアップしていたので、それを意識していたということはあるのだが、かなりそれをオーバーして42分になってしまった!

我々が4月以降、どのように考え、どのようにオンライン授業を行ってきたのか、そして今後どのように対応しようと思っているのかについて、詳細に説明した。

我々の対応をできるだけ可視化したいという想いから、ついつい長くなってしまったということなのだが…今年の新入生の御父母に視聴していただけるだろうか…

不安はあるが、今週中にペアレンツデーアップ用ホームページにアップしたい。

2020年12月20日日曜日

悲喜こもごも

 本日,神奈川県3部の鎌倉インテルが,2部昇格戦を闘ったが,敗れた。

来年のスポーツビジネス・チャレンジ講座で一部提携するクラブなので,大変残念。

一方,Jリーグビジネス論Ⅱにご出講いただいたSC相模原が,本日の勝利で劇的な逆転劇を演じ,初のJ2昇格が決まった。

同じくJリーグビジネス論Ⅱにご出講いただいたVファーレン長崎は,先週最終戦を前にして,J1昇格を逃している。

悲喜こもごも…

勝負にはつきものとはいえ,つながりを持つクラブだと,私も嬉しいし,悲しい。

チームアイデンティフィケーションってやつ。

いずれのクラブも,来年のシーズンでの奮起を期待したいものだ。

資料はほぼほぼ

今日は午前中に1時間ちょっとだけ畑仕事。

数えてみたら,まだ大根は35本ある。

ということは,もう25本ぐらいひとにあげて,自分の家でもかなり消費しているから…今年は80本ぐらいすくすくと育ったということか…

自分ながらよく作ったわ。

さて,その後,大学で資料創り,明日のペアレンツデー用の動画収録に利用するパワポや,水曜日の重要な会議の資料創り。

ま,ほぼほぼ完成。

ほっ。


ところで,TikTokがどんどん視聴回数を増やしている。

昨日のデータと比べると,良く分かる。

さーて,どこまで行くかね。

月曜日の会計に関する投稿は,292,000回の視聴回数,「いいね」を1,521回獲得。

水曜日のICTに関する投稿は,54,200回の視聴回数,「いいね」を493回獲得。

昨日の金曜日の管理会計に関する投稿は,29,000回の視聴回数,「いいね」を182回獲得。

2020年12月19日土曜日

TikTok続報

今日は,午前中に学生のご父母との懇談。

コロナ禍にあって,こういう場はとても大事。

その後は来週の会議の資料創り。

もう少し頑張る。 


さて,今週の月曜日からTikTokにて,商学部の教員に教育内容に関する動画を公開している。

https://www.tiktok.com/@commerce1909?lang=ja-JP

反応が頗る良い!

月曜日の会計に関する投稿は,223,000回の視聴回数,「いいね」を1,145回獲得。

水曜日のICTに関する投稿は,29,200回の視聴回数,「いいね」を228回獲得。

昨日の金曜日の管理会計に関する投稿は,11,000回の視聴回数,「いいね」を74回獲得。

視聴者層は圧倒的に若い子が多いみたいだから,学部広報上の効果を,これから色々と分析したい。

知の巨人

 ジャック・アタリ氏の言葉。

日経ビジネスの独占インタビュー(2020.11.23号)


「自由だ!自由だ!」と叫ぶばかりで,他者に対して献身を示さない民主主義は善なのか。

それが許されるならば,家族にすら共感を示さず,自分の行動に甘く,コロコロ意見を変えても許される風潮が広がる。

そうした個人主義や自由を吹聴する民主主義では,自己陶酔的な人間が横行することになります。


確かにそういう風潮が広まっているような気がする…日本でも組織でも

2020年12月18日金曜日

うむ、仕方ない…

 今日、TikTok用の動画の収録。

4本も。

うーん、以前も管理会計の企業人向けの動画を10コマ(900分くらい)分ぐらい収録したことがあるのだけれども、一か所に立って話し続けるのが、どうも苦手。

大教室での講義の時は、歩いてしゃべり、その動きがリズムを産み、スムーズに話せるのだが…

今日は、事務方が気を利かせてくれて、サッカーボールを手に持つことができたので、まぁまぁ話せたとは思うのだが…

公開日が怖い…

オンライン新歓コンパ

 先ほど終了…

いやー楽しかった!

やればできるもんだね、歓迎コンパも。

お金もかからないし。

18期生と始まる2年間が楽しみ!

最初にこう思える限り、教師を続けられる…って想う。


ところで、例のTikTokだが、なんと会計の先生の視聴回数が今朝の時点で18万回近くに!

https://www.tiktok.com/@commerce1909?lang=ja

それから12時間以上経っているので、今頃20万回以上はいっているはず。

明日、私の分の動画収録が…

何気にプレッシャー…

はよ寝よか。


2020年12月17日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅱ第12回目

 今日はJ8相当の鎌倉インテルのファインダーの四方健太郎氏。

2年ぐらい前からの知り合いなのだけれども,話が面白すぎて,聞き入ってしまって,授業中に講義内容をメモるのを忘れてしまった。

中大生に贈るメッセージ。

人と違うことをやれ!掛け算をすればレア人材

スピード命!即行動,即返信

アウェイで磨かれろ!修羅場が人を育てる

チャレンジせよ!脱・どうせ無理 想えば叶う

実行あるのみ!PDCAを何度も回せ

アウトプットせよ!SNS⇒ブログ 情報発信こそ最高の情報収集

Jリーグに入る前にスキルを高めろ!


四方さんの本を読んで!

「ビジョナリーサッカークラブのつくり方」

「鎌倉インテル、2年目のジンクスとの戦い」

2020年12月16日水曜日

TikTokが凄いことに…

本年度、商学部はTikTokと提携して、教育コンテンツ動画を配信することになった。

で、月曜日から配信を開始しているのだが…

大変なことになっている!

何と会計の先生の動画が2日間で9万近いヴュー数になっているとのこと!

「いいね」も現時点で603!

先ほどから技術経営の先生の動画を配信し始めているが、これも 期待できそう!

何せ駄洒落を交えて、親しみやすいから。

高校生が中大商学部に関心を持つきっかけになればいい。

ちゃんと商学部の公式HPに飛んでくれればいいのだが…

https://www.tiktok.com/@commerce1909?sender_device=pc&sender_web_id=6897380416325060098&is_from_webapp=1

2020年12月15日火曜日

ペアレンツデー

 今年の入学生は、コロナ禍の影響を受け、通常の大学生活を送ることができず、否応なしにオンライン中心の世界に放り込まれている。

学生当人も不安な毎日を送っているかもしれないが、その親御さんもまた新常態の大学がどうなっているのかについて心配されていることであろう。

そこで…来年1月9日、ペアレンツデーを開催し、親御さんのご相談にお応えする機会を設けることにした。

専用ホームページも創り、明日には公開を始める予定だが、そのHPに私の動画をアップすることにした。

春学期にどのような指針のもと、どのようにどのような授業を実施したのか、現在、どのようなウィルス対策を行っているのか、そして秋学期はどのような指針のもとどのようにどのような授業を実施しているのか、そして、2021年度は現時点ではどのような実施方針を掲げているのか…等々を語りたい。

今、そのファイル創りをしているのだが…12月に入り、毎日毎日少なくとも5時間、長ければ9時間近く会議があり、徐々にしか進んでいない。

各種の取材対応やTikTok動画の原稿づくりや収録などもあるし…

年末が待ち遠しい!

終日研究に勤しむことができる大事な期間。

さぁもう少し頑張りますか!

2020年12月14日月曜日

新歓コンパ

新しいゼミ生,18期生のための新歓コンパを今週の木曜日に実施する。
とはいえっても当然,対面ではない。
オンラインである。
現在の3年生が何とか盛り上げるための算段をしてくれているようだが,どうなることやら…
まずは18期生の自己紹介。
それから18期生一人ひとりにつくメンターの発表。
それから既に内々定している18期生の研究グループごとに,私とブレークアウトセッションを使って,研究テーマについての懇談。
ここまでやれば,まぁ良い時間になっているだろうし,余興はあまり必要ないかもね。
とにかくフレッシュなメンバーとコミュニケーションをとるのは楽しみだね。

2020年12月12日土曜日

合同ゼミ

 今日は、もうかれこれ10年近く実施している、横浜国立大学の中村ゼミ、青山学院大学の高橋ゼミ、そしてうちのゼミの合同ゼミを実施した。

もちろん、オンラインで。

例年なら、今頃まだ中村先生と高橋先生と飲んでるなぁ。

青学は例年通りビジネスプランや企業の課題解決プランを発表。

横国はオーソドックスに管理会計の文献研究がベース。

うちは…まぁ自明か。

一通り発表が終わった後、ブレークアウトセッションを2回実施し、各大学混じりあいながら懇談。

なかなか楽しかった。

中村先生も高橋先生ももう20年のお付き合い。

なんの気兼ねもなくお付き合いできる研究者仲間。

このコロナ禍での大学の在り方について最後にお話ししてお開き。

来年以降も続けていきたい。


在る

秦基博は好きな歌手

「在る」

映画の「ステップ」も良い。


それはとても脆くて 傷つきやすくて

すぐに壊れてしまって 二度とは戻らない

大切にしたいのにな


誰もいなくなって 世界にふたりで

それも悪くないって 素直に思えた

恋をしていたのかな 今 どこにいるの


君といる時の僕だけが

本当の僕だったと思うよ

僕の中にいる 君はいつも

微笑んではいるけれど

思いたいだけかな 同じ気持ちだったと


君の椅子に座って 眺める部屋には

あの日寄り添っていた ふたりが見えるよ

変わらない これからも寂しさも きっと


僕の半分は君だから

いつだって ここに在ると思うよ

君といた日々が 僕の今日を

創り出しているのなら

信じていいかな ふたり今も一緒だと



2020年12月10日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅱ 11回目!

本日のJリーグビジネス論の講師は電通のサッカー事業室長の大井義洋氏

この20年間,サッカーを中心にスポーツビジネスに関わってこられた,とりわけグローバルビジネスに通暁した方。

コロナ禍による世界のサッカークラブへの影響。

FCバルセロナ120億円の減収。

ダゾーンと再契約したが,年間当りの契約金は23億円減額。

日本サッカー協会は,スポーツ団体としては財政規模は日本で最大だが,49億円減収。

ロナの影響で,5大リーグの収入はトータルで3000億円ほど減収。

そのなかでポジティブなニュースは,日本プロ女子サッカーリーグ(WEリーグ)の発足。

WEリーグのビジョン。

1 世界一のアクティブな女性コミュニティーへ

2 世界一の女子サッカーを。

3 世界一のリーグ価値を。

なでしこリーグはアマチュアリーグなので,そこから11クラブを選定して,リーグを構成。

最低年俸は280万円。

アジアでは日本が魁。

アメリカは平均入場者数が2万人以上と,女子サッカーリーグは盛り上がっている。

ここでプロ化しないと,優秀な選手は海外のリーグに流出して,国内リーグが空洞化して魅力が失われる。

ここでプロ化して,むしろ海外から優秀な選手を受け入れ,国内リーグの価値を高めるべきと考えた。


コロナ禍における新たな取組み。

ファンが自分でパネルを作成して,そのパネルによるスタジアム装飾と収益(1パネル19€)の確保。

ビデオウォールによる双方向的な観戦体験。

スタジアムにスピーカーを置いて自宅からリモートで応援できるシステム。

スタジアム内に最新ロボットを配置して,そのロボットを通じて応援するシステム。

事前に録音されたサポーターの声援を流し(満員のスタジアムと空のスタジアムでは,前者の方が視聴率が高いという傾向がある),それを放送する取組み。

バーチャルであたかも人がいるよう(満席であるかのよう)に表示して放送する取組み。

ファンのアバター(ファンが自分で操作できる)が席に座って応援するMLSの視聴体験。


世界と日本。

1990年初頭においては,日本のサッカーリーグとプレミアリーグでは,収入規模はほとんど変わらなかった。

ところが,現在は10倍ほど引き離されている。

また,バブルの頃は,世界でもっとも収入が大きかったのは,ニューヨークヤンキースでもマンチェスターUでもなく,実は日本の読売ジャイアンツだった(今は見る影もないが…)。


世界で最も盛り上がるサッカーの大会は…AFFスズキカップ2018.

スズキ自動車協賛。

東南アジアサッカー連盟主催で11か国参加。

マレーシアが初優勝した時には,観戦にきた首相が翌日を休日にした!

テレビの視聴率は年間トップを独占!

スズキ自動車が得たビジネス価値は57億円!

ユーチューブを見た人,9800万人!

パブリックビューイングには信じられないぐらいの人が集まる!

決勝は10万人収容のスタジアムが満員に!

タイにおける人気のサッカーリーグは,1位プレミア,2位ラリーガ,3位ブンデス,そして4位がJリーグ!


スポーツ経営人材に求められる思考法。

時代が変われば経営も変わらなければならない!

競技とマーケティングのバランス経営をすることが必要!

多岐にわたるステイクホルダーを正しく定義づけ理解することが,戦略策定上重要!

クラフト(実践・経験値),サイエンス(科学的アプローチ・論理性・理論),アート(直感,創造性,ビジョン)のバランスがイノベーションを創出する!

今までのスポーツ組織はクラフトを重視しすぎた!

今,日本のスポーツビジネスで必要なことは「サイエンス」!

普遍的に求められるのはアート!



2020年12月9日水曜日

重要案件の一つが…

 今週の金曜日に企業の方とのミーティングが予定されていたのだが…

非常に重要な案件なので対面ミーティングを予定していたのだが,コロナ禍の影響で対面は無理と…

オンラインでの実施に切り替えようとしているのだが,それにも課題があるそうで…

うーん,そのために先週から資料の創りこみを行ってきたので,ちょっと肩透かし…

ま,いずれやらなきゃいけないことなので,資料は無駄にはならないが…

今年はとにかく晩の会がほぼほぼなくなったので,その意味では資料創りの時間に充てられる時間は増えているはず…なのだが,空いていれば空いている分,次から次へと用事は入ってくるわけで…

とにかくコロナだろうが何だろうが,毎年のとおり,やはり師走は師走。

さて,もうひと踏ん張り!

良い資料創りに終わりはないからね。

2020年12月7日月曜日

プレ・パフォーマンス・ルーティン

 懐かしいなぁ。

ラグビー日本代表の躍進の陰にサイコロジストの力があったというテレビ番組を、たまたま見た。

五郎丸選手のプレ・パフォーマンス・ルーティン(PPR)が一躍有名になったが、あの動作には一つひとつ心理学的に意味があった。

13期生が、PPRの組織における有効性を研究したっけ。

緊張を克服するのではなく、緊張を受け容れ、その中でどのようにパフォーマンスを上げていくのか。

成功をイメージし、成功の意味を意識し、パフォーマンスにつながる意味のある動作を行うことが必要。

私も授業前に行う動作が必ずあった。

過去形なのは、対面の大人数の授業をしばらく行っていないので。

しかし、PPRは重要ではあるのだが、より重要なことは、パフォーマンスのために行う日々の積み重ね。

それなくしては、PPRをいくらやっても意味はない。

成長のために必要なことを日々行い、そのうえで自分に合ったPPRを探すこと。

これが大事。

2020年12月6日日曜日

ブロック優勝…

 インプレ2020終了。

残念ながら優秀賞,最優秀賞には手は届かなかった。

が,ここまでよく頑張りました!

決勝に進出したんだから,充分な結果を残しているわけだが,君らとしたらもう一歩先に到達したかったであろう。

だが,結果は結果。

しっかりと受け容れよう。

とにかく,ここまで積み重ねてきた君らの準備や努力を,私は徹底的に支持します。

場の価値

 インプレ2020の決勝に進出したグループは,リモートワーク下におけるサーバントリーダーシップの重要性を明らかにしている。

が,これからの新常態においても,対面の場の重要性は変わらないであろう。

オンラインでは,非言語コミュニケーションが伝わりにくい。

これで大幅なコミュニケーション・ロスが生じている。

こういった非言語部分のロスにより,どうしてもラポールが生じにくくなる。

ラポールとは,人と人との間がなごやかな心の通い合った状態であり,これがあると感情的なやり取りがやりやすくなる。

ラポールが促進されていないと,忌憚なく厳しい意見を出し合うこともできなくなるし,心理的安全性も高まらない。

こうなるとパフォーマンスを大きく左右されてしまう。

オンラインでもラポールをどうすれば促進することができるか…

かなり難しいだろう。

対面の価値は揺るがないのではないか。

インプレ2020決勝

 本日は,PC2台使いをして,1台で学会参加,もう1台でインプレ2020の決勝を聞いている。

インプレ2020には,全国の16大学の37のゼミから95のグループが参加している。

予選で9のグループに絞られたが,うちのゼミの3年生のグループが決勝に残った。

今朝のプレゼンでは,連中ガチガチに緊張しているし,ただでさ報告時間12分のなかに収めることが大変な分量だったのに,開始早々スライドショーが上手く動かずに1分間ちょっとロスって,そこからかなりパニクっているし…

まともに聞いていられんかったが…

審査員の質疑応答では,非常に高評価であることが伝わってきて,入賞の可能性もあるかなと…

審査委員は全部で10名であり,そのうち実務家が7名だけれども,特に実務家の評価が良さそう。

さて,どうなるか…発表は16時からだそうなので,それを待ちたい。

2020年12月4日金曜日

神奈川県のサッカークラブ

神奈川県の社会人サッカー2部に所属するサッカークラブに,鎌倉インターナショナルというところがある。

 このクラブ、まだJ8相当だが、徹頭徹尾国際化を意識したクラブ。

Jリーグビジネス論Ⅱにも出講いただくことになっている。

そのクラブが、県リーグ1部への昇格をかけて、奇跡を起こした。

https://sports.yahoo.co.jp/official/detail/202011300044-spnaviow

勢い。

これが何にせよ、大事。

このクラブは一気に駆け上がる可能性があるね。

木製の骨壺!?

商学部には,奥多摩の村と提携して,その村の資源を活用し学生が主体的に商品やサービスを開発する講座がある。

ソーシャルアントレプレナーシップ・プログラム。

そのプログラムの一つに山梨県の小菅村を対象にした講座がある。

そこの講座の学生が,木製の骨壺(手元供養用)を試作品に仕上げるまで頑張った。

 https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2020/12/52059/

今日,ニュースリリース。

私をペルソナに創ってくれたので,私の好みどおり。

2020年12月3日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅱの10回目!

 本日のJリーグビジネス論Ⅱの講師は,東京ヴェルディのファンデベロップメント部部長の鈴木雄大様。

私はもともとヴェルディのファン。

キングカズ,北澤さん,ラモスさんなどがおられた全盛期に,そのサッカーに魅せられた一人。

まずは歴史だけど,初めてプロクラブを目指したクラブで,全盛期もあり,危機もあり,ここのところJ2に甘んじている。

近年,50周年を迎え,リブランディングに取組んでいる。

サッカービジネス・地域に固執したビジネスモデルから,サッカー業界の垣根を超えた武断度ビジネスの展開へ。

ロゴもシンプルにして再現性を高めた。

色も緑とゴールドに。

ロゴも統一した。

ユニフォームのスポンサーロゴも,お願いをしてゴールドにしてもらった!

サッカーだけではなく,ビーチサッカーも女子サッカー,バスケも色などを統一!

この結果,ユニフォームの販売枚数が,2017年から倍に!

もう一つ,50周年を迎えしていることは「総合クラブ化」。

ブランドを活用した音楽,ファッション,デジタルを活用したゲーム等,サッカークラブの枠組みを超えていく。

ミッション・ビジョン・バリューも再設定。

ミッションは世界で輝く人材を育成する!

サッカーを,いやスポーツの範囲を超えている…

ビジョンは世界一の総合クラブへ!

Tokyoという多様性のある街の象徴として,新たな総合クラブのモデルをつくり,それを世界に発信していく!

バリューは…

駆者であれ!

前例や常識にとらわれず,常に先駆者として新たな挑戦を続ける

野心と大望をもって進む!

ロマンをもってワクワクする大きな夢を描き,行動する

多様性を求める!

常にオープンな姿勢で多様な価値観を求め,進化し続ける

持続性を意識する!

中長期的な視点を持ち,持続的な成長・発展を目指す


ヴェルディの課題。

味の素スタジアムのキャパが4.8万人ということもあるが,観客収容率10%台!

Jリーグのなかでも最低レベル。

入場料収入はJ平均で16%ぐらいなのに,ヴェルディの場合9%台!


ヴェルディのマーケティング。

Jクラブの収益構造は,ファンの数によって大きく左右される。

いくら新規集客しても,なかなか定着しなかった(バケツに穴が空いていた!)。

離脱を防ぎ(バケツの穴を塞ぎ),ファン化を目指す。

『「また来たい」と思ってもらう×次にくるきっかけを提供』

「また来たい」のために…

スタジアム観戦満足度あげる!

そのために「ストレス」をゼロに近づけ,感動体験(試合の感動体験と試合以外の感動体験)を極大化する!

「次に来るきっかけを提供」するために…

タッチポイントの確保のためにメールとSNSを活用。

2020年12月1日火曜日

いつぶりだろう…

 今、都心に向かう電車のなか。

いつぶりだろう…

1時間も電車に揺られるなんて。

2月以降、記憶にない。

そんなに混んではいないけれど、不特定多数の他人が周囲に一定数いる状況というのは、本当に久しぶりなので、何か落ち着かない。

これが大事な会議。

それが終了後は多摩に急ぎ引き返し、すぐに昼ご飯を食べる間もなく会議。

よし、今日もビシッといこービシッと!

2020年11月30日月曜日

ギリギリまで

 今日は会議やミーティングが全部で9つ。

朝9時から晩の7時半まで会議。

昼ご飯を食べる時間も無し。

明日は表参道でプレゼン。

早朝まで良いものを創るために、あがきたい。

午後は会議だが、それが終わっても、再来週にはまた企業でのプレゼン。

資料を創りこまにゃ。

年末は…木工旋盤を回したいなぁ。

2020年11月29日日曜日

来週のプレゼンのために

 今日は、午前中に少し畑仕事をした後に、大学へ。

来週に迫った企業の方向けのプレゼンの資料創りのため。

コツコツと創っていたのだが、ここんとこの忙しさで、結局日曜日も使わなければならなくなっちゃった。

商学部の教育プログラムのために、企業版ふるさと納税のスキームを活用して、事業資金をご提供いただきたいと思っている。

素晴らしいプログラムのために、何とか成功させたい。

その想いもあるし、それに私は意外とこういった資料創りは嫌いではない。

いや…むしろ一つの作品を創り上げているような気分になり、好きと言ってもいいかも。


少し時間が楽になったら、木工旋盤を買って、それで色々と創ろうと思っているだけれども、それに近いかな…

そんなん買ったら、時間が経つのを忘れちゃいそう。

2020年11月27日金曜日

撮影されど…

 なぜか分からないけれども、10月、11月、そして来るべき12月のこの3か月間は…とにかく忙しい。

あっという間に一週間が過ぎる。

今日もスケジュールびっしりのところ、TikTokの撮影部隊がわざわざ大学に来てくれて、本学の教育コンテンツの撮影をしてくれたのだが…

情けないことに口角炎が酷くて(ストレスかなぁ)、私の分の撮影は未了…

申し訳ない…しーちゃん。

来月、必ず直して、しっかり良い動画を創らせてもらうよ。

さぁ明日も最重要業務で、朝一から会議。

睡眠を少しでも多くとらないと。

2020年11月26日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅱ9回目!

 本日ご登壇いただくのはオリジナル10の鹿島アントラーズ!

これまでなかなか機会がありませんでしたが,ようやっとアントラーズにご出講いただけることに!

ご登壇者は,マーケティング部門の責任者の春日洋平氏。

まずは自己紹介の後,アントラーズの歴史についてご説明いただいた。

Jリーグの創設にあわせて加盟することは,ほぼ100%無理と言われる中,ジーコを補強し,サッカー専用スタジアムを創り上げ,ギリギリで加盟の実現にこぎつける。

黄金時代は…

第1期は,セレソン(元ブラジル代表)の躍動時期(1996-1998)。

第2期は,日本代表組の台頭時期(2000-2002)。

第3期は,クラブとしての成熟時期(2007-2009)。

この間,全13冠を獲得している。

その後もクラブワールドカップなどでの活躍もあり,現在までに20のタイトルをホールド。

そして,2019年にメルカリがクラブ経営権を獲得!

普遍的なバリューを胸に挑戦し続ける(伝統と革新の相乗効果)!

この考え方に最も適していたのがメルカリであった。


次は,事業環境の変化について。

最大の変化は,2017年シーズンのDAZN参入によるリーグ財政インパクト。

「放送」から「配信」へ。

2017年はJリーグのデジタル元年。

DAZNとの2017-2026年独占配信権契約によって得た2,100億円を…
優勝,強化配分金の増額(優勝クラブは賞金+強化配分金で合計18.5億円を獲得),
放映権均等分配金の増額(J1クラブには従来の約2倍となる3.5億円に増額),
外国籍登録選手枠の拡大(従来の3+アジア枠1+提携国枠1から19年以降は5に拡大),
サマーブレイクの設定(夏季中断期間を設定し国際交流を促進し,経験と収益を向上)
国内リーグは「共存」から「競争」へ!

鹿島の周辺環境は最悪!
コア商圏における人口は約78万人!
J1平均は約700万人!
アクセスも最悪!

この後に,事業の話になるわけだが…
その前に学生に投げかけられた質問とその答えにサッカービジネスの本質が!

アントラーズのValueは…
Go Bold(大胆にやろう)
All for One(全ては成功のために)
Be a Pro(プロフェッショナルであれ)
ミッション達成を目的とした戦略及びアクションを設計し,これらの3つの行動指針を持って推進!



2020年11月25日水曜日

ぶれないこと

 学部長も4年目。

ぶれないこと。

何が最も重要かということを見据えて、正しい判断を下す。

現場の目を見て、闘えるかを確認して、そして意思決定する。

重い判断ばかり。

組織は人間臭い人間の集団だ。

各々がそれぞれ異なる価値観、判断基準を持っている。

それぞれが正しいことをしていると認識して行動していることがほとんどだ。

それを組織として一つの方向にまとめていくことの難しさよ。

リーダーに必要なことは、腹をくくって、他人にどう思われようとも、最も重要なことを決して忘れずに、ぶれずに前に進むこと。

それだけだ。

2020年11月24日火曜日

木製の骨壺?!

 ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラムの小菅村のグループが、木製の骨壺を企画していたが、いよいよ試作品が完成!

この木製の骨壺を試作するにあたって、私用のオーダーメイドという設定にしてくれたので、何度かヒアリングを受け、私の希望通りにしてくれた。

終活なんて考えたこともなかったので、考える良い機会になった。

その試作品が下記のHPで紹介されている。

https://peraichi.com/landing_pages/view/dream-of-me

本型の木製の骨壺。

手元供養用。

なかなかよくできています!

まだまだそこに入るわけにはいかないけれど、ね。

2020年11月22日日曜日

スポビ班の結果

スポーツ産業学会主催のプレゼン大会…

スポビ班は残念ながら決勝に進むことはできなかった…

出場する大会としては,研究の方向性にずれがあったかなぁ。

とにかくスポビ班のメンバーたちは,ここまでよく頑張ったよ。

私は君らが一つの価値あるモノを創造するために,ここまで頑張ってきてくれたことを,本当に嬉しく思っている。

今こそ,ロバート・ヘンリの言葉を君らに送りたい。

美術教師であるヘンリは言う。

絵を描くことの目的は絵を完成させることではない。

そりゃ完成した絵には意味がある。

しかし,それは副産物に過ぎない。

では,絵を描くことの目的は何か?

普通に存在している以上の状態(a more than ordinary moment of existence)に到達することである,とヘンリは言う。

つまり無我夢中で,時間が経つのも忘れるような状態であり,高い次元で活動している状態である。

君らはきっと何度か,そのような状態に到達したはずだ。

それでいい。

それでいいんだ。

結果を意識することは大事だが,もっと大事なものがあるんだ。

普通に存在している状態に到達したことがない人生なんて,人生ではない。

美しい花を見て自然にみとれる。

素晴らしい景色を見て自然に感動する。

そんな経験のない人生が虚しいものであるのと同様に,普通に存在している状態に到達したことがない人生なんて,いくら名誉や金銭に恵まれても,虚しい,虚しい。

君らには,人生を振り返った時に,あぁ虚しいものだったなんて,決して思って欲しくない。

2020年11月21日土曜日

スポーツ産業学会のプレゼン大会

 今日は、スポーツ産業学会のプレゼン大会にスポーツビジネス班が参加した。

300名近い学生が集ったそうだ。

ここま頑張ってきた成果を15分間にぶつけることができたと思う。

本当によくやったよ。

しっかりと審査員にも伝わっただろう。

さて、今日は予選だったのだが、7、8のグループの中で一番になると、明日の決勝に進出できるのだが…

その結果は明日発表するという。

まぁ結果は時の運ってこともあるし、このプレゼン大会の出場グループのほとんどがどうやら社会課題の解決のためのスポーツの在り方を研究する方向性を持っているようで、うちのゼミのようにスポーツビジネスそのものを扱い、かつ学術的な研究がどう評価されるか分からない。

もし予選を突破できなかったとすると、その辺の志向性の違いが影響したってことだろう。

とにかくよくここまで頑張ったよ。

複数の人間が一つのものを、矛盾なく、論理的に美しく、創り上げることの難しさと、でき上った時の喜びを、君らはきっと知ったと思う。

それで十分だ。

とにかく今は明日を待とう。

今日はゆっくり寝なさい。

2020年11月19日木曜日

3年生のゼミ

 本日は、3年生のスポーツビジネス班の対応がメイン。

スポーツ産業学会のプレゼン大会の資料提出の締め切りが今日の深夜だから。

大会は明後日。

できだけのことはしたのでは…と言いたいが…

もっと早くから他のグループの目線からの指摘を受けておくべきだったね。

前期がすべてリモートワークだったことを割り引いても、グループ間のコミュニケーションが少なく過ぎた。

別にゼミ中にやってもいいんだけれども、この切羽詰まった段階では、できるだけ事前に他のグループからの指摘も受けて、そのうえでゼミで発表し、私のフィードバックを受ける、という感じにしなければ、いくら時間があっても足りない。

とはいえ、もう時間がない。

残された時間内でできるだけのことをやり、あとは報告原稿を取りまとめるプロセスに入らなければ。

頑張ってほしい。

Jリーグビジネス論Ⅱ 8回目

 本日のJリーグビジネス論Ⅱは,Vファーレン長崎。

ご登壇者は…Vファーレン長崎の親会社のジャパネットホールディングスの社長の高田旭人氏。

まず最初にジャパネットについてご紹介いただいた。

ジャパネットがVファーレン長崎を子会社化するときの条件は,全株をジャパネットに譲渡すること。

株主の方を向いて,株主を気にすることは,スポーツビジネスにとっては邪魔だと考えている。

Jリーグのクラブで,100%子会社は,Vファーレン長崎以外には,楽天の100%子会社のヴィッセル神戸だけ。

Vファーレン長崎の理念は「正々道々:ナガサキから,世界へ」

長崎県の21市町村がホームタウン。

なぜジャパネットが収益性の低いスポーツビジネスに参入するのか?

CSV(= Creating Shared Value /共通価値の創造)のため。

企業の利益と公共の利益はトレードオフではなく、長期的な成功を左右する様々な分野で、共創的に実践すべきであり,「経済価値(Economic Value)」と「社会価値(Social Value)」を同時に追求して実現していくこと。

スタジアムについて。
ホテルがサッカースタジアムの真横にあるというのは世界には例がない。
ホテルのすべての部屋からスタジアムの試合を見ることができる。
5%の集客で収益の30%を上げるというのが,世界のスタジアムの常識。
日本ではなかなかない考え方だけれども,これを長崎ではやる!

ドリームキラーの存在を意識することが大事。
直訳では「夢を殺す人」。
助言をしているつもりで、夢や目標を否定してくる人のこと。
意識的ドリームキラーは「意地悪」で夢を壊そうとする人。
無意識ドリームキラーは本当に心配してくれる「実はいい人」。
こういった人とどうやって共生していくか。

マスコットのビビ君は結構人気。
マスコット選挙でも優勝したりする。
テーマは「あざとい」。

長崎は上場企業がない。
長崎ではジャパネットは出過ぎている釘。
出過ぎた釘は打たれるが,出過ぎている釘は打たれない!




2020年11月18日水曜日

帰属意識

持論がある。
大学にとって補助金は大事だし、寄付も大事。
寄付はとりわけ。
で、OBOGに対して働きかけるわけだ。
がしかし…
OBOGになってから、寄付をお願いします!って言っても遅い。
大学時代に、大学に、その教育に、想いを残していってくれなければ、寄付なんてしてくれるわけない。
それを何度、全学の会議で言っただろう、言い続けてきただろう。
大学生時代に、その大学に対して帰属意識を持ってもらわなくて、どうして社会人になってから、その給料から寄付をしてくれるだろうか。
OBOGになってからいくらアプローチしても効果薄。
大学生に働きかけることが、決定的に重要。
では、どうすれば大学生が大学に対して帰属意識を持ってくれるか?
スポーツが大きな力を発揮するはず。
慶応や早稲田、明治を見よ。
中央の学生は体育会の試合をどれだけ見に行っている。
なるほど、神宮は遠い。
だからか?
だったら、大学スポーツの観戦にインセンティブを供給するしかない。
どうして分かってくれないのかなぁ。
それが10年、20年、30年経ってから、倍返し、10倍返しで返ってくることが分からんのか。

2020年11月17日火曜日

この貴重な機会を…

 17期生の組織心理班は、先月のプレゼン大会の予選を突破し、来月初旬の決勝に向け、研究をブラッシュアップし続けている。

その一環として、2期生や3期生のもう40前後の中間管理職になっているゼミOBへヒアリングを行っている。

それなりの企業で、それなりのポジションにいる連中が、ゼミの後輩ということで、本音のトークをしてくれている。

こんな貴重な機会は滅多にない。

ゼミ生から私に対する報告は全くないけれども(もうこういうことには慣れているが)、OBが私をCCに入れてくれるので、OBのゼミ生への言葉は読むことができ、こりゃ研究成果に反映させることができるなぁと感じると同時に、社会に出るにあたって大変意義のある「教育」をしてくれているなぁ、と感謝しきり。

本当に立派な社会に有為な人財になってくれていて、嬉しくってならない。

こういったOBの想いを研究成果に活かすのはもちろん、その想いに応えて、順繰り順繰りってのを忘れてもらいたくない。

OBOGからの想いを受けて、さっさとゼミを辞めていく人間も、悲しいけれども最近は、いる。

それで得したように思うのは一時だけ。

いつかボロが出る。

人生とは実にうまくできている。

想いには想いで。

これ、である。

2020年11月16日月曜日

雲間に…

 この間、空はだいぶ曇っていたが…

今日、少し晴れ間が見えた。

この方針でまた邁進していきたい。

今日は4時間オンラインで、4時間対面で会議があり、それも重要案件ばかりだったから、本日中に終わらせる予定だった重要書類が完成していない…

明日の早朝が勝負。

そんななか、17期の臨時ゼミも…

今週土曜日にスポーツ産業学会主催のプレゼン大会があるために、そのリファインに付き合う。

ある意味、渡辺ゼミのこの時期の風物詩だな。

とにかく明日もビシッといこービシッと!

2020年11月15日日曜日

毎年のことだが…

この時期になると、毎年のことだが、とにかく忙しくなる。

今やらなければならない課題が山積み。

今年は例年以上か…

重要度の高い課題が多く、とても休んでいられない。

書類づくりにとにかく時間がかかる。

今日も、早朝から2時間弱、畑仕事をした後は、すぐに大学へ。

まぁまぁ進捗。

が、未完。

あとは明日の10時からの学部長会議までの早朝数時間で片づける。

これから年末まで走り続ける。

今日はいつもより少し早く寝る。

そして…明日もビシッといこービシッと!

2020年11月14日土曜日

反響

Number Webの記事。

ヤフーでそこそこの反響。

コメント欄に面白い文章も。

 https://news.yahoo.co.jp/articles/8a7b245182f1fc8c6206db7f88bbc8affd892fe2

2020年11月12日木曜日

Jリーグビジネス論Ⅱの7回目!

 今日はサンフレッチェ広島の信江雅美様にご登壇いただいた。

信江様は現在建設中の新スタジアムの責任者を務めておられる。

本日のご講義については,未公開情報が多く,まだ発信できない内容ばかりなので,残念ながらここではこれ以上書けません!

しかし,2024年は,サンフレッチェ広島とVファーレン長崎が新スタジアムをローンチすることになっているわけだが,両方とも被爆地であり平和を掲げている自治体。

何か運命を感じる。

下記のスタジアム等を参考にして,何度も何度も足を運びたくなるスタジアムを目指している。

私がこの大学を好きにデザインできるポジションについたら,大学を観光地にしてみたい。

私が在外研究で過ごしたシアトルのワシントン大学にも普通に観光客がキャンパスに訪れ,UW(ユーダブ)のマークがついたグッズをガンガン購入していた。

イメージとしては,中央大学の立地からして,ラコリーナ近江八幡かな。

ラコリーナには何のアトラクションもないのに,年間300万人以上(!)も観光客が訪れる。

コロナ禍を通じて,大学に来なくても,一定のクオリティの授業を提供できることが可視化されつつある。

20歳前後の若者が一カ所に何万人も集う時代は終わるかもしれない。

学生たちは,日本の地域に,そして世界に散在し,そこで実地の経験を積みながら,オンラインで授業を受け,時々多摩の地に足を運ぶ。

大学の施設は,地域に,そして観光客に開放し,社会的な存在としての価値を高めるとともに,マネタイズにしっかりつなげる。

そうすれば,中央大学は社会に必須の存在となるとともに,かつ学納金に依存する構造を打ちこわし,未来に対して更なる投資が可能となる。


パーススタジアム

https://www.youtube.com/watch?v=sjBjuvyAUTE&list=RDsjBjuvyAUTE&start_radio=1&t=0

ARを使ったスタジアムイベント

https://www.youtube.com/watch?v=u5hQpRbHERg

ヤンマーミュージアム

https://www.youtube.com/watch?v=Q1YFFuj-qcs

ラコリーナ近江八幡

http://taneya.jp/la_collina/about.html

2020年11月11日水曜日

Number Web!!

今日は商学部の露出の日かね!

ドイツ在住のライターの中野吉之伴氏の取材を受けていたのだけれども,今般,Number Webに記事が紹介された。

それも2本も!

https://number.bunshun.jp/articles/-/845774

https://number.bunshun.jp/articles/-/845775

Number Webといえば,スポーツ好きは必ず見ていると言っていいぐらいのメジャーかつ老舗の媒体。

月間のPVが約17,000,000!

月間のトップPVが約700,000!

月間のUUが約3,400,000!

商学部の教育コンテンツの良い広報になってくれるものと思う。

中央大学商学部のPBL型授業

 中央大学商学部の取り組みが,本日の日経新聞の朝刊で大きく紹介された。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66048650Q0A111C2TCN000/

2019年度に新設されたソーシャルアントレプレナーシップ・プログラム。

檜原村,丹波山村,小菅村と中央大学商学部が正式に提携して,各村に潜在している地域資源を活用して,商学部の学生が主体的に商品やサービスの開発を行うことにチャレンジするプログラムであり,各村に2年生以上のクラスと3年生以上のクラスと2つずつ設置されている。

https://www.chuo-u.ac.jp/aboutus/communication/press/2019/03/42762/

各村には,中央大学の嘱託職員さんを配置し(村の方を雇用し),中大のサテライトオフィスも設置し,学生の訪村の際のコーディネートや情報収集・提供などを行っていただいている。

https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2020/11/51772/

学生が商品開発する際には,試作品の費用も大学から支出し,本気でマネタイズまでしっかり学生に取り組ませるのも大きな特徴の一つ。

今回の記事は,丹波山村クラスの学生の活躍を報じるもの。

まだまだこれからガンガン成果が出てきますよ!

2020年11月10日火曜日

TikTokで…

大学では面接授業が少ないという批判を受けることがある。

しかし、オンラインでも面接授業と同等のクオリティの授業をされている先生も多い。

そのために大変な努力をご傾注いただいている。

そんな学内の様子を少しでも高校生にしってもらいたいということで…

商学部の先生方にご協力いただいて、もちろん私も協力するが、TikTokに商学部の教育にかかわるコンテンツをアップすることになった。

TikTokと正式に提携して、大学負担ゼロで。

高校生に大学の実態を少しでも知ってもらいたい。

少しでも高校生の学部選択の参考になればと思う。

2020年11月9日月曜日

楽天主義

坂の上の雲!!

この2年前の記事。

渡辺謙のこのナレーションの…心が荒ぶる…

https://www.youtube.com/watch?v=sqhCtr15FQE

http://wtakeo.blogspot.com/2018/04/blog-post_20.html

財政が成り立つはずはない…しかし、それを日本はやった…

だからこそ、日本は今の日本たりえている。

その時の常識で語る連中は…

今こそ日本の在り方を変える時では?

中大だけが安穏としていればいいのか?

そんな中大なら…

2020年11月8日日曜日

まぁしょうがないけど…

 今日はとにかく溜まっている仕事をこなすため、仕方なく大学へ。

午前中に頑張って畑仕事を終わらせて。

平日は会議やミーティングや授業などで、いっぱいいっぱい。

一週間があっという間に過ぎていく。


他方で、企業の方とのコラボに関する良いアイデアがいくつもあって、それを実現したいのだが…上記のような状況なのでスピード感がどうも落ちる。

一昨日も上場企業の社長さんとお会いして、アイデアを披露したら、是非となったので、速く「絵」を描きたい。

描いて企業に持ち込んで、実現に向けたプロセスの創りこみをしたい。

とにかく今は時間が欲しい。

さぁ明日も会議だらけだけど、フルスロットル!

2020年11月6日金曜日

スポーツビジネス・プロジェクトの6回目

 まずは集客イベント班。

案1は「未成年の主張」。

茨城は3世帯が一緒に住んでいる家族構成が全国でも多いので、子供が祖父母などと一緒に来場したら、家族に対して言いたいことを言う。集客にどうつなげるかが課題だよね。

案2は「夫婦で嫉妬大会」。

工夫しましょ。

案3は「MVPセミナー」。

ホーリーホックが行っているMake Value Projectを一般の方向けのセミナーとして開催する。

案4は「スタジアムでコタツ」。

芝生席を利用しコタツを用意する。日本酒を熱燗で提供。

メンバー外の選手や出場停止中の選手も同じコタツに入る。

アンコウ鍋、常陸牛、納豆などを使ったフルコースを用意。

最高にリラックスした状態でサッカー観戦をしてもらう。

コタツにゴールイン!


次はグッズ班。

もう完成型に近いんですけど!

あんこうパペット。

雪ん子なりきりグッズ。

これは商品化まで行くかも。


最後はスタジアム構想班。

6つの案が発表されたが、各人がバラバラに検討するのではなく、全員で一つあるいは二つの案にまとめよう!

キーワードは、教育、農業、高齢化あたりか…


いよいよ来週は中間発表の日。

水戸ホーリーホックのGMらを前にプレゼンし、フィードバックをもらうことになる。

あと一週間、頑張ってほしいね。

 



2020年11月5日木曜日

18期生始動

 本日、オンライン・ハイブリッドで、新ゼミ生の18期生の初顔合わせが行われた。

オンラインでも結構行けるね。

さて、男子10名女子10名の全20名のフレッシュな顔ぶれが揃った。

今後のスケジュール感について共有し、自己紹介やグルーピングを行った。

組織心理班は7名、スポーツビジネス班も7名、そして組織心理と管理会計班は6名。

各々のライフプランやキャリア志向を重視しつつ、最高のパフォーマンスを実現したいね。

ゼミライフ・プライベートライフ・キャリア志向ライフの3つのバランスをしっかりとって、各自にとってベストのゼミライフを過ごしてもらいたいと思う。

ビシッといこービシッと!

Jリーグビジネス論Ⅱ6回目

 本日はコンサドーレ札幌の取締役GMの三上大勝様。

授業の最初に,三上様のお許しを得て,昨年のJリーグビジネス論Ⅰにフロンターレにご出講いただいた際に撮影してきてもらった,中大出身で先日引退を表明した中村憲剛選手の映像を学生の前で流させていただいた。

憲剛選手の誠実さが伝わる良い映像。

三上様はコンサドーレ札幌にもう20年以上お勤めなのだけれども,最初は強化・スカウティングもされていて,在学中の憲剛選手も良くご存知だったそう。

さて,講義内容。

アジア戦略を中心にお話いただく。

スポーツは価値を有していて,その価値を現金に変えることがスポーツビジネス。

ファンはドームに行くことに価値があると思うから⇒チケットを購入する

企業はチーム・選手に価値があると思うから⇒スポンサーをする

親がスポーツ教室に通う価値があると思うから⇒サッカー教室月謝を払う

企業CMをする価値があると思うから⇒スポーツ中継がある

そんなスポーツビジネスのやりがいと可能性とは?

自らの考えや気づき一つで,新たな価値を創出することができ,その価値・可能性は無限大。

コンサドーレ札幌の行動指針とは?

我々の事業は何なのか?

プロサッカークラブの運営ではない!

では地域,お客様のニーズは何なのか?

地域の皆さんはアジア,特にASEANに注目している!

地域,お客様のニーズを満たす為に必要な相手の現状,課題,ニーズは何なのか?

アジア各国において「サッカーの影響力」は非常に高い!

上記のお互いのニーズを満たすために,繋ぐ為に必要な自社の強み,弱みは何なのか?

コンサドーレ札幌の強みは育成システム!

このビジネス・事業,企画の成功,失敗とは何なのか?

アジア4カ国クラブと関係構築を実施しながら,Jリーグと提携済みの他アジア諸国リーグクラブともクラブ間提携締結検討・締結の実施。更に将来的に当クラブがハブクラブとしての役割を担い,クラブ間とアジアの関係強化に繋げ,更なる北海道・札幌市への貢献を高めつつ,アジアをマーケットとしたクラブ収入増にも繋げる。

上記の総合的仮説,言語化,施策実行,見直し,継続,発展に必要な施策とは?

サッカーを通し,アジアとの関係構築を実施することで皆さんとアジアとの仲介,架け橋になり北海道を「ゆたかにする」貢献ができるのは?

北海道・札幌市・関係者が注目するASEAN国とのクラブ間提携,3月5日ベトナム・タイのプロリーグ所属2クラブと提携!

北海道・札幌市・関係者が注目するASEAN国とのクラブ間提携!

ASEAN選手の獲得!

平成25年 レコンビン (ベトナム)

平成26年 ステェファノ(インドネシア)

平成27年 イルファン (インドネシア)

ベトナムでのPV実施!

提携先クラブホームゲームでの日本企業プロモーション!

運輸局 ビジット・ジャパン関連受入協力!

各国メディア招集事業!

若手選手・学生の留学,インターン受入協力!

企業の現地法人設立、協業への協力!

2020年11月4日水曜日

来年の春合宿は…

 新ゼミ生20名が決まり、例年だとこの時期には、今後のスケジュールを連絡することになっているが…

今年はそのスケジューリングに頭を悩ませている。

春合宿をどうするか…これである。

ここ3年ぐらいは、2月中に実施してきたのだが…

今年は実施できるか…

既にいくつかの条件をクリアすれば、宿泊を伴う学外活動は認められているのだが、大学の寮は密を避けるために数人が入れる部屋を個室としてしか利用を認めない方針のようで、冨浦臨界寮で最大19名しか収容できないとのこと。

これじゃ私も含めると、ギリギリ1学年が収容できるかできないかのレベル…

3年と4年をそれぞれ一泊ずつずらして、実施するという方法もあるか…

あるいは一般のホテルを利用するか…

Go to キャンペーンをゼミ合宿でも利用するか…

オンライン合宿というのもありえるかなぁ…

どうしようか…まだ答えが出ない。

2020年11月2日月曜日

レジェンドが…

 昨日、中大サッカー部出身の川崎フロンターレの中村憲剛剛選手が引退を発表した。

度肝を抜かれた。

その前の試合で40歳のバースデーゴールを決めて、まだまだ現役としてやれることを証明して見せた後だったので、なおさらショックだった。

ただ…引退会見は、憲剛選手らしかった…

現在、Jリーグビジネス論ⅠとⅡを開講し、20近いJリーグのクラブの経営者・経営管理者にご出講いただいているが、川崎フロンターレはⅠの方においでいただいている。

昨年の春学期にご出講いただいた際には、わざわざ(お願いもしていないのに)憲剛選手の学生向けのメッセージを動画に撮っていただき、学生たちに披露していただいた。

とてもありがたかった。

もっと遡ると、Jリーグビジネス論を構想しているときには、選手の側からみたサッカービジネスというテーマで、憲剛選手にご出講いただくを目論んで、マネジャーに接触したこともある。

ただ、その時はシーズン中の出講は難しいということで、実現はしなかったが…

引退はとても悲しい事実だが…

これから憲剛選手らしいセカンドキャリアを歩んでほしいものだ。

そして、いずれいつかきっと、Jリーグビジネス論にご出講いただきたいものだ。

2020年11月1日日曜日

3年が経ったか…

学部長の任期は11月1日から翌10月31日まで。

ということで学部長就任後まるまる3年が経過し、今日をもって4年目開始ということに。

長かったようで、あっという間だったような気も…

就任してすぐに学長の選任問題が起こり、最初の教授会が臨時教授会で声明文を出し…その後も定員の割譲問題に対応せざるを得なくなり…慣れないうちに、決して対応を誤ることのできない案件に当面し、精神的にもかなり追い込まれ、この先、本当に任期を全うできるのだろうかと不安しかなかったが…

自分なりに信念をもって取り組んできたことは成し遂げることができた…と思う。

しかし、ここで落ち着いてはいられない。

コロナ禍への対応もそうだが、まだやり残したこともあるし、ひょっとしたら残りの任期で大仕事に取り組まなければならないかも。

とにかくあと1年、信念に従い行動するだけ。


さて、今日は休み。

昨日、終日大学で仕事して、意外とはかどったので。

畑仕事をして、近くに住んでいる職員さんに野菜をあげて、それから家族で買い物に行って、もう一度畑仕事をして、で風呂入って…今。

さて、本か映画でも見て、リラックスして、また明日からフルスロットル!!

 

2020年10月31日土曜日

記憶

 最近、石崎ひゅーいーの「さよならエレジー」がたまらない。

https://www.youtube.com/watch?v=9MvMeZCZVME

詩に、そしてメロディーに、太宰や中也や織田作を感じる。

音に詩がのっている。

特に…下の歌詞の部分がたまらん。


やさしさが濁った日々の憂鬱は満員電車みたいだ

 冷めたぬくもりをむやみに放り投げた

 僕が愛を信じても きっといなくなるんだろ?

それならいらない 哀しすぎるから

さようならさえも上手く言えなそうだから

手をふるかわりに抱きしめてみたよ

流れ星をみた 流れ星をみた

願う僕の歌

 そばにいるだけで本当幸せだったな

そばにいるだけでただそれだけでさ

 

愛が僕に噛みついて 離さないと言うけれど

さみしさのカタチは変わらないみたいだ

舞い上がって行け いつか夜の向こう側

うんざりするほど光れ君の歌

もう傷つかない もう傷つけない

光れ君の歌

記憶に残る学生

 ある卒業生からメールがきた。

その学生は2年生の時に私のゼミに入り,3・4年生は私のゼミではなかったけれども,その2年生の時に行った地方創生関係の活動を,その後も一緒に行ってきた。

何度も一緒に奥多摩に行ったし,リコロプロジェクトという間伐材の有効活用を目指した活動のために,一緒に能登半島の先端まで一緒にいったりした。

その卒業生が,前の会社で体調を崩し退職し,今度親戚の伝手をたどって九州の地に赴くという。

既に職も決まっているとのことだが,彼の幸せを祈らずにはいられない。

本当に気持ちのよい男で,誰からも好かれる好青年だった。

前の会社では相当辛かったのだろう…

胸が痛む。

彼が九州において本当の意味で自分らしく働ける仕事に就き,日々生きがいをもって過ごせることを心から祈念している。

頑張れ!頑張れ!

2020年10月30日金曜日

ぶれずに…

 今日から学園祭。

もちろん…オンラインで。

例年、この時期は学祭の喧騒が少し煩わしく思えたものだが、今年は静寂に包まれている。

何か不思議な感じだ。

学祭期間にはまとまったレヴューをしようと思っていたけれども、色々と仕事が舞い込んできて、こりゃ駄目だ。

明日も、明後日も仕事だなぁ。


ところで、これまで1年以上かけて取り組んできた全学の仕事が追い込まれている。

かなり厳しい…

しかし…どうしてだか分からないけれども、近年は追い込まれれば追い込まれるほど、闘志が湧いてくる。

最後の最後まで諦めない。

誰も成し遂げたことがない仕事をやろうとすれば、四面楚歌になることは覚悟のうえだった。

まだまだ諦めやしない。


さて、明日も仕事だ。

楽しんでいこう。

2020年10月29日木曜日

合格者からの連絡

 2021年度の演習Ⅰの合格者の発表を火曜日に行った。

合格者には,初回ミーティングに関して確認したいことがあるので,必ず私に連絡するように伝えているのに,まだ20名中6名から連絡がない。

「連絡を怠ると合格が取り消される場合もあるので,注意してください!」と書いてありますが,これは本当ですよ。

合格を取消し,その代わり二次募集を実施して,補充しますので。

2020年10月27日火曜日

厳しさと優しさと…

2021年度の新ゼミ生(18期生)が決まった。

今年は二次募集はしないので、これでメンバーは確定。

現3年生の17期生も、もうすぐ「先輩」になる。

しかし、まだまだ、である。

自己を律する厳しさ、眼前のタスクに臨む際の厳しさが全く足りていない。

そういった厳しさがない者は、そのない分だけ周囲に甘え、迷惑をかけることが多い。

そういった者は、自己に対して過剰に優しいのが常。

その過剰な分だけ人に対して優しくなれない。

自己に甘く、他者に優しくない者は、一時的に何かしらに上手くいったとしても、長期的には決して成功しない。

これは確信をもって言える。

ただ、重要なことは「他者への優しさ」の意味。

他者に対する真の優しさは、実は激しい厳しさのなかにこそ…ある。

表層的な他人に対する優しさは、決して真の意味での優しさではない。

そんな慣れ合いの優しさなんて、ゼミにはいらない。

激しくぶつかり合う中でこそ、その中で少しずつ滲み出てくるものこそ、真の優しさ。

17期生は、良くこのことに想いを致し、今後のゼミの活動に臨み、後輩に接してほしい、と思う。

これはゼミのみに努力を傾注しろと言っているのではないことに注意してほしい。

他の活動との両立に努力している連中も、その各々でできる範囲での「厳しさ」というものが…きっとあるはず。

それに挑戦し、克服してこそ、渡辺ゼミの新しい在り方が見えてくるはず。

ただ…上記は理想型。

多少の甘えを許容しつつゼミを運営していくやり方もある。

その場合は、他者に迷惑をかけない範囲でゼミ活動をしていくことになろう。

諸君が望むのなら、それでも良い。

いずれにしろ、決めるのは諸君だ。

2021年度渡辺ゼミ18期生の合否

お待たせいたしました。

渡辺ゼミの合否の結果を下記の通り発表します。

合否は下記の要素を総合的に評価して判断しました。

①レポートの内容

②エントリーシートの内容

③ゼミ訪問の有無

④教員に対する個別のゼミ相談の有無

⑤3・4年生の面接評価

⑥教員の面接評価

ゼミ訪問や個別の教員相談は,渡辺ゼミのことをしっかり理解してもらって(人事採用領域におけるリアリスティック ジョブ プレビュー;Realistic Job Preview),ミスマッチをなくすためと,ゼミに対する熱量を判断するために励行しており,これらを実践すると選抜にあたって有利になることが,シラバスやゼミ紹介の際にも言及されています。

面接評価の項目は10に渡り,渡辺ゼミ生としての適性,渡辺ゼミを必要としている程度,他のゼミ生に対する影響度等を総合的に評価することになっています。

上記の評価を総合して上位20名を合格としました。

この人数は,個人研究となる4年の卒業研究における,私の指導限界を考慮したものとなっています。

いや…実は限界を超えた数字です…

15名でも過労死寸前まで行きましたので…


2020年10月26日月曜日

演習Ⅰの合格発表は…

 面接の際に遅くとも月曜日には合否を発表すると伝えましたが、間に合いませんでした…

明日の午前中には絶対に開示しますので、応募者の皆さんは今しばらくお待ちください!

お待たせして本当にごめんなさいね。

2021年度演習Ⅰ(渡辺ゼミ)を応募の皆さんへ

 2021年度演習Ⅰ(渡辺ゼミ)を応募の皆さんへ

合否の結果をまだ開示できていません。

遅くなってしまいゴメンナサイね。

ところで,応募者の一部に全学のGメールで連絡をしています。

「至急」Gメール確認して返信をしてください!!

決勝進出!

 3年生の組織心理班が,昨日の日曜日にインプレ2020というプレゼン大会において,「テレワーク環境下におけるサーバントリーダーシップがパフォーマンスに及ぼす影響メカニズム」というタイトルでプレゼンを行った。

インプレ2020は2020年度限定のプレゼン大会であり,コロナ禍を受けて各種プレゼン大会が中止になる中で,学生の学びを止めないために大学関係者有志が運営をしてくださっているものである。

https://www.atpress.ne.jp/news/231520

参加ゼミは全国から95。

9ブロックに分けて予選が昨日行われ,1ブロックにつき1つのゼミが12月に行われる決勝に進むことになる。

ということで,先ほど決勝進出グループが発表されたが,渡辺ゼミの組織心理班がDブロックの11ゼミのなかで最も高い評価を得て,決勝進出を決めた。

これまでの努力が報われたね。

おめでとう!

しかし…やることはまだまだまだまだたくさんある。

12月の決勝でも上位を狙えるように,研究をリファインして欲しい,


ただ…残念だったこともある。

この大会は参加グループ以外の学生も参観を許されていたのだが,組織心理班以外の渡辺ゼミ生が誰も参観しなかったこと。

これまでのプレゼン大会では,ゼミ全体として公式に参加するとかの意思決定がなくても,そんなものなくても気持ちの発露として,先輩も同期も大抵の都合は何とかしてでも,応援に駆け付けたものだ。

自然な形で縦と横のつながりが形成され,強化されてきたのが渡辺ゼミの特徴であった。

コロナ禍のせいで春学期はオンラインでゼミが行われたことや,先輩や同期と交流する最大の機会である夏合宿が行えなかったこと等々,いろいろな悪条件があったとしても,渡辺ゼミの良き伝統は引き継いでいってもらいたいものだ。


2020年10月25日日曜日

長い日曜…

 今日は大学に7時半に到着し、学生のプレゼン大会の審査員を務める。

15時半まで9組のプレゼンを審査した。

関西の大学から関東の大学までいろいろな大学が参加し、コロナ関連や日本が抱える問題の解決に取り組む、どれも意欲的な研究ばかりだった。

私も審査をしながら楽しませてもらった。

それが終了した後は、スポーツビジネスのグループの研究をチェックしてあげて、今帰宅したところ。

スポビの場合、スポーツ産業学会のプレゼン大会に参加するのだけれども、まずはA4で5枚の要約論文を提出しなければならないので、その文章をチェックしてあげるとともに、多変量解析の仕方をアドバイス。

締め切りが今月末なので間に合うか心配だったが、今日の感触では何とかいけるかも。

もう1週間を切っているので、もうひと踏ん張りだね。


ところで、今日のプレゼン大会には組織心理班も出場したのだが、11組の中で1番にならないと12月の決勝には進めない。

プレゼンのところでハウリングを起こしてしまい、ちょっと失敗したらしいが、まぁ結果は時の運もあるし、発表は明日らしいが、あまり気にしないことだ。

これまでよく頑張りました。

今日は皆で食事をして、それからゆっくり休みなさい。

2020年10月24日土曜日

17期生…初陣

明日は17期生(現3年生)の組織心理班が、全国の約100のゼミが出場するプレゼン大会に出場する。

17期生としては初陣になる。

これまでの期に比べて、スタートを早め、研究初動時の「寄り道」を少しへらし、「仕上げ」の時期を早めるという初めての取り組みをした期である。

しかし…ファイル提出日の10月9日までに、仕上げられたのは組織心理班のみ。

ファイルを提出した後も、リファインにリファインを重ね、そして今もきっと格闘していることだろう。

グループで知的作業を遂行することの、苦しみもそして喜びも体感してきたことだろう。

明日の早朝までできる限りのことをして、そして明日のプレゼンは…楽しめ!

私もそのプレゼン大会の審査員…7時半に大学入り…

で、夕方まで審査…

ということで、先日のゼミの面接試験の結果の開示は…月曜日になりそうです!!

応募者の皆さんは、今しばらくお待ちを!

2020年10月23日金曜日

スポーツビジネスプロジェクトⅠの5回目

昨日、5回目の授業。
息つく暇もないので、授業の概要を書くのが「今」になってしまった…

さて、スタジアム班。
今日はMLBのスタジアムや世界のスタジアムの中で、特徴的なものをピックアップして報告。
例えば…
「ロンドン02アリーナ」
映画館や飲食施設、ボウリング場、ホテルなどの複合型アリーナ。
「シンガポールのOUR TANPINES HUB」
サッカー場、テニスコート、映画館、バーベキューピット、高齢者向けケアセンター、託児所、スーパーマーケット、行政機関などを含む。
加えて、ホーリーホックの新スタジアムについてアイデアも。
「たまり場」を創る。
老若男女が快適に過ごせるスペース。
低価格の飲食店や施設を設立し地域住民の憩いの場とする。
普段から利用することで水戸ホーリーホックに興味を持ち、スタジアムに行き試合を見るきっかけにもつながる。
平日は学生であったり社会人の作業場、商談のスペースとして利用する。
土日にイベントをやる(例、地域の方を講師に招いたイベントを開催する)。
地域のコミュニティづくりに貢献!!
うーん…悪くないんだけど…イマイチ常識的。
もっと突き抜けたアイデア、カモン!

イベント班もJリーグで行われている特徴的なイベントを報告。
しっかり調べたうえで、それをいったん忘れ、いまだかつてないイベントを考案してほしいね。

さて、グッズ班だけど、今回発表されたアイデアが…
実に良い!!
茨木県の名産をベースに「カワイイ」も刺激するとともに実用的!!
これからグッズの提案書をより具体的にしていこう!!

2020年10月22日木曜日

面接終了…

 2021年度の演習Ⅰの面接および合否判定会議が先ほど終了し、帰宅したところ。

29人の応募があったが、2名が欠席し、面接試験を受けたのは27名。

しかし、14時に始めた面接が終了したのは、20時半…

途中、全部で30分も休憩していない…

3年も4年も疲れたことだろう。

その後、22時過ぎまで合否判定会議が続き、ほぼ審議は終了し、あとは私に一任された。

今年は一次募集で終了することになるだろう。

しかし、応募者が多いことは、反面、不合格にしなければならない学生も多くなるということで、これが辛い…

しかし、私の指導に振り向けられる資源の限界性を考慮するのならば、とても全員を合格にすることはできない。

うーん、最後の最後まで悩む…

面接!

現在、面接実施中!
例年のごとくですが、延びています!
30分程度押しています。
現在、17:40のセッションを実施していますので、その後の割り当ての人はしばしお待ちください!

Jリーグビジネス論Ⅱの第5回目

 本日はいわきFCの大倉社長がご登壇。

附属高校生が70名以上,商学部の授業参観ということでシットインしているなか,行われた。

いきなりいわきFCパークの正面玄関に大倉社長が登場!!

そして施設を簡単にご紹介いただく。

スポーツビジネスの出発点は施設であり,現在,いわきFCでは施設が大きな価値を生んでいる。

いわきFCに近接する株式会社ドーム(アンダーアーマーブランドでスポーツ用品等を販売する会社,いわきFCの親会社)の物流施設,300名雇用しており,9割は地元の人。

いわきFCは何を売っているのか?

サッカーの試合という商品をどういうものに創り上げるのか?

魂の息吹くフットボール,勝利と同時に,スポーツビジネスではストーリーをしっかり提示していくことが大事(勝っていながら,理念先行で活動していく…これが実は難しい)。

ストーリー×マーケティング:共感という名の無限の波紋⇒新しい価値⇒マネタイズ

SNSのフォロワーはJ2レベル。

ツイッターでは1万人ほど試合の映像を見ている。

ビジョン:スポーツを通じて社会価値(人づくり,街づくり)を想像する⇒日本を元気に!

ミッション:いわき市を東北一の都市(優れた人材輩出,住みたい街,戻りたい街)にする⇒スポーツによる地域創生モデル(復興から成長へ)

ヴァリュー:グローバルスタンダード,エキサイティング

Jリーグに行くことは手段にすぎない!

ストラテジー:スポーツファシリティの運営・整備(スポーツによる健康増進等),魂の息吹くフットボールで熱狂空間を創出(希望,感動,夢,熱狂空間,前に,止まらない,倒れない),世界基準のチームビルディング(デジタルソリューション,パワーの可視化,能トレーニング,食事管理),地域との一体化,未来を担う人材を育成(いわきスポーツアスレチック・アカデミー:子供たちに無料でスポーツ教室,約8000人の子供達)

ストラテジーは,ミッション,ビジョン,ヴァリューすべてとつながっている!

いわきFCの人材育成の方針:文武不岐,人格陶冶,いわきFCのアカデミーは県外が半分だが,まずは勉強ができるかどうかで判断する。

Walk to he dream!!

授業後の学生の感想を見ると,やはりいわきFCはブランディングが秀逸だと感じる。

ストレートに学生の旨に響いている。

ファンが増えるわけだよ。


2020年10月21日水曜日

サッカー部と…

 今日は会議日。

最後の会議の終了時間は20時半ぐらい。

5時間半ほどかかる。

何とか無事終了したが、さすがに疲れた…


ところで、今日の午前中にはサッカー部のコーチと事業活動の責任者とミーティング。

大学の体育会組織も、これからはどんどんスポンサー獲得活動をして、そこで得た資金を強化や人的資源に対して投入していかなければ、どんどん他大に置いて行かれる。

今日会った2名は、ビジョンもしっかりしていて、かつ熱い!!

今日もスポンサー営業についてアドバイスしたり、Jリーグの方にメンタリングをしてほしいとのことなので、私のコネクションで良い人を紹介する話をしたり…

会議の合間に1時間、熱い話をした。

こういったことに時間を費やすことは、まったく苦にならない。

むしろ楽しい。

これから積極的に体育会サッカー部に関与していきたい。


さて、明日はゼミ面接!

14時から初めて20時まで!

もちろんオンラインで!

今年は応募者が30名近かったので、時間がかかるが、しっかりと彼ら彼女らの想いを聞き、判断したい。

オンラインでの面接も、受ける2年生からすると、初めての経験で緊張すると思うけれども、リラックスして臨んでほしい!


2020年10月19日月曜日

ここんとこ毎年…

 ここんとこ毎年、ゼミ生の結婚式に年に2、3回参列してきたが…

今年は既に春に予定されていた式が来年に延期された。

だから昨日の卒業してから5年目の11期生の結婚式が今年初めて。

11期生は15名だったのだけれども、1名を除き14名が参列。

北は北海道、南は福岡、名古屋から来た者も。

相変わらず結束力の強い期だ。

戦友みたいなもんだからね。

コロナ禍蔓延以降、実に8か月ぶりぐらいに往復で2時間も電車に乗って、横浜まで行ったけれども、11期の連中との会話は楽しく、あっという間に時間が過ぎていった。

近況から仕事、恋愛や結婚の話まで、あいつらとの間に気兼ねする話題はないので、色々な話をした。

いつか将来一緒に仕事をしたいねと伝えたけれども、私は実現の予感がしている。

皆いい笑顔だ。

ミツヲはいつもように写真を撮ってくれているので、映っていないけれども…

リョウヤはマスク外せや(笑)。

いやー良い休日だったので、今日、トータル7時間近く会議だったけれども、なんか良い気分。

さ、これから18期生候補者の30名弱のレポートを読もうっと!




2020年10月17日土曜日

明日は…

今日は箱根駅伝の予選会。
中大は近年予選会でギリギリのところで箱根を決めていたが、今年は2位で余裕の通過。
箱根でも期待できるなぁ、今年は。
今年の3年生のゼミに駅伝部の学生がいるから、ますます応援に力が入るわ。

さて、明日は11期生のゼミ長だったユリの結婚式。
ゼミ生の結婚式の時には、いつも感じることだけれども、いつまで経っても私の中では学生の頃の像だけが残っていて、結婚と言われても何か今一つピンとこない。
とにかく…明日は幸せな姿を目に焼き付けてきたい。
11期の他の連中に会えることも楽しみだ。

スポーツビジネス・プロジェクトⅠの4回目の授業

 昨日のSBPⅠの授業。

水戸のグッズの現行のラインナップと、冬の他のクラブのグッズのリサーチ結果を受けて、全員でブレスト。

それから4つのグループに分かれてブレスト。

ぶっ飛んだアイデアがいくつもいくつも出て、楽しかった。

あっという間の100分間。

絶対に批判はしない!

他人のアイデアにのっかるのOK!

質より量が大事!

とにかく自由に発想を!

最初は堅かったけれども、少し経ったら、皆活き活きと楽しそうに発想していた。

アイデア発想の時は、とにかく楽しく!

これを形にしていくプロセスでは、細部にこだわり、ロジカルに創り上げていかなければならないけれどもね。

来週以降、あと2回ほど講義、で11月中旬には水戸ホーリーホックのGMらの前で中間プレゼンが待っている。

ビシッといこービシッと!

2020年10月15日木曜日

今日の3年生のゼミ

 3年生は今、結構スクランブル状態。

組織心理班は、無事、プレゼン大会の資料提出を済ませ、今はプレゼンファイルのリファイン中。

今月25日が予選日なので、もうあまり余裕はない。

内容はまぁまぁ創りこめているし、プレゼンファイルもまぁまぁデザイン性が高く、良いところまで行くのではないかと思っているが、11グループの中からおそらく1チームしか本選に勝ち上がれないようだし、結構強豪もいるので、本選進出確率は50%ってところかな…

また、スポーツビジネス班も、スポーツ産業学会のプレゼン大会が迫っている。

今月末に5000字ほどの要約論文を提出しなければならない。

ようやっと、本当にようやっと、苦しんできたクエスチョンネアが本日完成!

スクリーニングの出現率を決める条件がだいぶ緩和され、まぁ行けるかと。

これから分析、そして考察、そして論文執筆とかなり日程的にタイトだけど、この班ならやれるだろう。

大丈夫!

ビシッといこービシッと!

Jリーグビジネス論Ⅱ4回目!

本日はベカルタ仙台の事業・営業部長の笹氣様がご登壇。

あまり表に現れない,クラブ経営の実務についてお話いただけるとのこと。

ベガルタ仙台とは…

1994年に33万2千人の署名が集まり,できたクラブ。

宮城県と仙台市が半分の株数を所有する市民・県民クラブ。

スタジアムはユアテックスタジアム。

音響が良く臨場感のある作りになっていて,ヨーロッパから来た記者がJのすべてのスタジアムを見学し,ユアテックスタジアムが一番良いとの評を得たとのこと。

2011年の東日本の震災の1ヶ月半後には,ホームで試合を再開。

その観客に中は,家族等を失った方々も多く,旦那さんとお子さんを亡くしながらも,亡くなった方の写真を手に選手に「頑張ってね」という女性もいたという。

人の想いを背負ってする仕事と痛感した。

それが今の仕事をする原動力・使命感。

地域の皆さんのために2012年,2013年と準優勝。

少しは想いに応えることができたのでは。

地域連携活動としては…

宮城県メタボ:全国ワースト9年連続3位以内,子ども世代:5歳男児肥満:全国1位ということもあり,サッカーボールを使った運動ベガチアダンスで地域の課題解決を!

七ヶ宿町 自然とふれあう1泊2日ツアー~ホタルに会える!?~といった活動で,地域の自然とふれあい,こころもからだも健康に!

年間入場料収入はおおよそ毎年6億円。

45-55%は人件費!

集客のための重要施策として,「来場者の可視化」を実践している。
電子チケット化により,誰がどのタイミングで来場したのかというのが把握できる。
多来場者にはグッズ販売を注力,年1回程度の来場者には属性ごとに関連イベント情報を発信。
来場回数の把握は非常に重要。
回数ごとに施策を変えて適切なコミュニケーションをとることができる。
来場把握率は年々上昇し,2019年度は5割を超える。

重要KPIとして年間ユニーク来場者数(年間で重複無しで来場している人数:延べの年間来場者数ではなく,ネットの年間来場者数)を設定。
この数字が増えていると新規顧客が増えており,この数字が減っていると,それがシュリンクしているということ。
入場料収入を増やすためには,ややもすれば年間チケットの販売を増やそう!となるが,そうではなくて新規顧客の獲得が必要!
ただ無料チケットのばらまきではなく,戦略的な招待・優待を実施。
クローズドなグループに招待&優待で応募してもらい,そのうえで応募者の来場回数を確認し,非来場者層は招待し,来場経験者層は優待ということで対応!
そういった人たちには,来場体験価値を向上させるために,ポジティブな体験につながるイベント(選手がコンコースに行き,ハイタッチ)を実施。
ネガティブな体験は極小化(ホスピタリティの向上,携帯の充電器の貸出,おしぼり・てティッシュの配布,来場者アンケートの全試合実施)。
ユニーク来場者は,2019年度は前年度より6,535名増えた。

スポンサー営業について
広告モデルのスポンサーシップからの脱却!
企業課題の解決にベガルタを活用してもらいアクティベーション(権利を活用したプロモーションやイベントの活動)を提案!
ある企業の課題は新卒内定者の辞退率の改善。
そこで…
内定者懇親会の場をスタジアムに設定。
試合観戦と応援という一緒のベクトルの目的があるためコミュニケーションが取りやすい(人事担当者も含む)。
ピッチウォームアップ見学体験という通常得られない特別体験もあるため,満足度が高いイベントとなったそう。
その他にも…
BtoB企業の認知拡大,見込み客拡大のためのアンケートへの協力等々。

サッカーの素晴らしい点…
世界一までの道筋が非常にクリア!
地域の天皇杯予選⇒天皇杯⇒ACL⇒クラブWC

連帯貢献金!
12-15才まで所属したクラブは移籍金の0.25%×年数
16-23才まで所属したクラブは移籍金の0.5%×年数
移籍先クラブに請求できる!
香川真司の場合,町クラブに数千万円!

2021年度のテーマ。
震災から10年。
全ての仲間にありがとう!
がんばろう!
宮城・東北!



2020年10月13日火曜日

演習Ⅰの面接スケジュール

 10月22日(木)に演習Ⅰのオンライン面接を実施する予定。

希望時間帯を現在全学のGmailを通じて確認しているが、まだ数名からは返事がない。

期限は明日の午前中までなので注意してほしい。

そこまでに返事がない人については、希望をいれることはできません。

こちらの都合で適宜スケジューリングを行ってしまいますが、後で都合が悪いと言ってきたも対応できないので、注意してください!!

最も落胆しているとき…

スポーツビジネス・プログラムで提携している東京23FCが、現在、大変な状況に陥っている。

選手が試合開始と同時に、相手チームの選手に暴力をふるい、当該の選手は契約解除、代表は引責辞任、副代表は減俸処分。

コロナ禍において経営も苦しい時に、この追い打ち…

ネットではその暴力シーンが拡散し、言われたい放題。

言葉の暴力。

こうやって安全地帯にいる事情なんてよく分かっていない人たちが、人を追い込んでいく…

5年間、一緒に講座を通じてお付き合いしてきた人たちだから、私はどういう人達だかよく分かっている。

夢の実現のために、馬鹿みたいに一直線に人生を生きてきた人たちだ。


ネルソン・マンデラの言葉を贈りたい。

最も落胆しているときこそ

新しいことを始める絶好の機会だ

ジレンマから抜け出す方法を

模索しているときだから


実は、私も一つの大きな仕事の眼前に大きな暗雲が立ち込めつつある…

どこかにきっと打開できるルートがあるはず…

最後の最後まで諦めない…

2020年10月12日月曜日

渡辺ゼミへの応募状況

本日,応募状況公開後のゼミチェンジ期間を経た,渡辺ゼミへの応募者数のリストが送られてきた。

今年の最終的な応募者総数は29名。

土曜日に開示された時点では27名だったので,2名増加。

これは面接が大変かも。

ということで,面接スケジュールについて少し変更しました。

面接試験日は10/22(木)で,予定のスケジュールでは5限以降の時間帯に実施することを想定していました。

しかし,応募者多数のため,3限時間帯から都合の良い人を対象に面接を実施したいと思います。

ついては,皆さんの都合の良い時間帯を,全学のGmailのアドレス宛にメールしましたので,【10/14(水)の午前中】までに必ず連絡してください!

また,そのメールには,渡辺ゼミのエントリーシート(ES)を添付していますので,必要な事項を記載のうえ,【10/19(月)18:00】までに提出してください。

エクセルファイルを添付して,渡辺までメールで送付してください!

いずれにしろ全学のGmailをしっかりと確認してくださいね!

今後,オンライン面接の際に利用するミーティングリンク等も,全学のGmailのアドレスに送付しますので!

2020年10月10日土曜日

2021年度渡辺ゼミの応募者について

本日の10時に2021年度の演習Ⅰの応募状況が開示された。

渡辺ゼミ18期には,27名の学生が応募してくれた。

近年では多い方かな。

ただ,少し気になるのは,コロナ禍において対面型授業が少ないことも影響しているのだろうけれども,個別に私にゼミ相談しにくる学生が少ないということ。

これまでだいたい10名ぐらいが相談しに来てくれたが,応募者数からすると三分の一。

残りの約三分の二の学生さん。

それから一回ゼミチェンジができるので,その折にうちのゼミに関心を持ってくれている学生さん。

ゼミ選びにおいて最も重要なことは,もちろん研究内容なのだけれども,直接教員あるいはゼミ生にゼミの内容や運営の仕方を確認すること。

ミスマッチを避けるためにも本当に大事。

ゼミチェンジは明日の24時までですので,もしそれまでにゼミについて相談をしたいという学生がいれば,オンラインでゼミ相談を受け付けますので,遠慮せずに私にメールしてください。

明日の14時から15時頃を目途にZoomで実施したいと思います。

メールで連絡してくれた学生には,ミーティングリンクを送ります!


ところでもう一つ気になることが…

演習Ⅰに応募してくれた学生総数が600名に届いていないこと。

これは過去3年間のそれぞれの応募者数と比較すると,170~250名少ない。

来年度から語学の先生による高年次のゼミ形式の授業『国際教養演習』の募集が,演習Ⅰの募集時期と同じ時期に行われていることもあり,そちらに50名程度の応募があったようだが,それを加味しても,演習Ⅰの応募者数は少ない…

今年のゼミ募集の手続きはすべてオンラインになり,この時期独特のゼミ選択の雰囲気を体感できなかったことが大きいか…

こりゃ…何か手を打たないとだめかな…


最後に…

隅っこの方に…

以上のように明日大学に行きますので,もしスポビ班の質問票が暫定的にでも完成しているのなら,チェックしてあげることはできます…

スポーツビジネス班も,スポーツ産業学会でのプレゼン資料の提出が月末に迫っているので,きっと少々焦っていると思うので…

明日は大雨後で,また少し雨も降るようなので,畑仕事はできそうにないしね…


さて,これから本当に久しぶりにバスケ部の試合のベンチに入る!

ここまで試合がなく鬱屈していたことと思う。

思いっきり発散してほしい!

スポーツビジネス・プロジェクトⅠの第3回目の授業

 昨日はSBPⅠの第3回目の授業があった。

先週,水戸ホーリーホックのGMとGM補佐の方に,オンラインで授業に参加していただき,水戸が学生に解決を求める課題をご提示いただいた。

グッズ開発。

集客アップ方法の考案。

そして,水戸が現在検討している複合型の新スタジアム内に含めるべき業態・組織等を考案すること。

グッズ班と集客班は,まずは基本的なマーケティング・フレームワークのもと,必要な情報を収集することから始めよう。

Jの全クラブのグッズと集客イベントの種類・方法をリサーチしよう!

スタジアム班は,複合型スタジアムについて国内・国外,サッカー・それ以外について,こちらもまずは徹底的にリサーチ!

昨日はその班決めもしたのだが,グッズ班3名,集客班4名,スタジアム班6名となった。

革新的な提案を期待しています!

木曜日の3年生のゼミ

 一昨日の3年生のゼミでは,組織心理班を中心に行った。

組織心理班は,インプレ2020というプレゼン大会に出場することになっており,その予選資料の提出締切が昨日だったので。

渡辺ゼミは例年,日本学生経済ゼミナール大会(通称インター大会)に出場してきた。

2000人程度の学生が集う経済・経営系の学生のプレゼン大会であり,日本最大。

これがコロナ禍の影響を受け,本年度は早々と中止と相成った。

そんな中,日本大学の先生が中心になって,その代替となる大会を企画運営してくださっている。

全国から95のゼミが集ったそうだ。

学生数にすると500名ほどか。

大変有難いことであり,微力ながら私も審査員としてお手伝いをする。

このオンラインのプレゼン大会に,組織心理班は3つのグループの中で唯一出場する。

そして,昨晩,資料提出を無事に締め切り前に行うことができたとの報告があった。

よくやったね。

テレワーク環境下において,コミュニケーション不足を原因とした生産性の低下を訴える企業が多い。

これを問題意識として置く。

そして,その解決の糸口として,リーダーの役割に着目する。

こういった環境下では,メンバーをぐいぐい引っ張っていくリーダーシップではなく,メンバーに対する配慮・気づかい,共感を重視し,彼らを支え目標達成を支援するリーダーシップこそが求められていると指摘する。

サーバントリーダーシップである。

そして,それがテレワークにおけるチーム活動のパフォーマンスを促進するメカニズムを実証的に明らかにする。

まさにこのタイミングで社会に必要とされる有意義な研究。

研究は自分(達)のためにするものではない。

社会のため。

これからはプレゼンの準備。

また,本選出場を見据え,どんどん研究内容をリファインしていってもらいたい。

頑張れ!

2020年10月8日木曜日

個別ゼミ相談について

 2021年度の演習Ⅰのエントリー期間は明日まで。

エントリー前に渡辺ゼミに相談のある学生は、明日の10時から、対面とオンラインのハイブリッドで相談会をしますので、今からでも連絡をもらえれば対応します!

現在、4名の学生が参加予定です!

人数多数で選抜をしないといけない場合、個別ゼミ相談に参加していると、その点が評価され有利になりますので、仮にエントリー前に相談会に参加することができなくても、エントリー後でも相談会はしますので、遠慮せずに連絡してください!

Jリーグビジネス論Ⅱの第3回目の授業!

 第3回目の授業はSC相模原。

現在J3のディビジョン。

Jリーガーだった望月重良氏が一から創られたJクラブ。

今まで最大の集客数は12,000人。

東京に近いので,集客上のライバルはスポーツというより,他の娯楽。

相模原市,座間市,綾瀬市,愛川町,海老名市の小学生は小学生全試合無料に!

また,ベビーカーや抱っこひもで来場した場合は観戦無料に!

昨日はコロナの影響もあり,雨も降っていたので,346名と過去最悪の集客に!

来場者を分析すると…

家族と来場する割合がリーグで一番高い(約68%)!

一緒に来場した子どもの年齢を踏まえた平均年齢がリーグで5番目に若い(34歳)!

スタジアムへの平均アクセス時間がリーグで一番短い(31.8分)!来場者の80%が相模原市在住!

スポンサー料収入が営業収益の約70%(スポンサー数は現在約300社で,80%がホームタウンに拠点を持つ企業)。
スポンサー収入への依存度が高すぎる。

現在、相模原駅前に新スタジアムを建設するための署名活動を行っているとのこと。
是非皆様もご協力を!


情熱さえあれば

 諸君は知っているだろうか?

羽中田昌(はちゅうだ まさし)という男を?

車椅子のサッカー監督として、東京23FCの監督して、中大とも、私の講座とも数年関わっていただいたサッカー人。

高校時代はスーパースター。

しかし、バイクで事故って半身不随になり…

県庁勤めを経て…でもサッカーへの情熱が忘れられずに…バルサへ留学。

羽中田さんの「必ず、愛は勝つ!」って本。

泣けてくる…

タイトルはどっかで聞いたことのあるような…だけど読めば分かるって!

今秋、私が担当してるJリーグビジネス論Ⅱの受講生の中に、スポーツビジネスが好きだけど、事故で半身不随で車椅子って学生がいてね。

今、メールでやり取りしているのだけれども、彼ね…法学部の学生なんだけどね、…関係ないって。

俺のできることは何でもやるから…って返信している。

今の子らしく、賢しいメールなんだけど…

もっと想いをぶつけてこいって返信したところ。

2020年10月7日水曜日

渡辺ゼミ生の卒業後の進路について

今日,2年生の個別のゼミ相談を受けました。

その折に受けた質問で,これまでのゼミ募集期間でも何度も聞かれた質問が,ゼミ生の卒業後の進路についてです。

今年の3月の卒業生(15期)と昨年の卒業生(14期)の全員の進路は下記の通りです。 

14期

SMBC日興証券株式会社,株式会社Speee,シンプレクス株式会社,株式会社スタメン,パーソルプロセス&テクノロジー株式会社,株式会社オカムラ,株式会社JALUX,イオンモール株式会社,JFEスチール株式会社,株式会社 山善,株式会社JALスカイ,大和証券株式会社,パーソルキャリア株式会社,株式会社あおぞら銀行,ジブラルタ生命保険株式会社(転職⇒バイトダンス株式会社)

15期

東日本旅客鉄道株式会社,株式会社商工組合中央金庫,ソーダニッカ株式会社,東京ガス株式会社,花王株式会社,株式会社JCB,株式会社みずほ銀行,野村證券株式会社,東急リバブル株式会社,東京海上日動火災保険株式会社,株式会社オカムラ,レイス株式会社

13期より前は幾つか絞ってご紹介。

13期:京セラコミュニケーションシステム株式会社,株式会社あおぞら銀行,イオンリテール株式会社,株式会社OPA,NTTデータソフィア株式会社

12期:株式会社三井住友銀行,野村證券株式会社,ソフトバンクグループ株式会社,株式会社インテリジェンス,株式会社ベネッセi-キャリア(株式会社インテリジェンスから出向)

11期:株式会社インテリジェンス(3名),株式会社Speee(転職⇒株式会社リクルートキャリア),株式会社ベネッセコーポレーション,株式会社三井住友銀行,日本銀行

確かこれ以上前の期の就職先は,何年か前のこのブログの記事で書いたような気がする。

もうすぐ会議,時間切れ!

ここまで!


2020年10月6日火曜日

信条

 私のこれまでの人生における信条は…

「想いには想いで応える」

これである。

仕事において、想いがあれば大きな成果が得られるというものではない。

この世の仕事は、そんなに甘くない。

しかし、大きな成果が得られている仕事の背景には、必ず想いがある。

想いが複数の人間の間で共鳴したときに、大きな成果が得られる。

想いをベースに踏ん張る人間を見て、その想いの目指すところに共鳴して、その踏ん張りに力を貸してくれる人間が出てきて、それにさらに共鳴する人間が出てきて…大きな成果が実現するのである。

私利私欲を満たすだけの成果を目指している人間に、ついてくる人間はいない。

だから得てして、想いの共鳴の果てにある成果は、個人的なベネフィットを超えたところにある。

また…仮にそういった成果が得られなかったとしても…

人の想いに応える仕事、そして自分が想いを込めてした仕事に人がついてきてくれた仕事の場合、それ自体が楽しくて、そりゃ辛いことも多いし、思い通りにならないことの方が多いけれども、仕事をしている最中に命が燃焼しているのを感じる。

私の人生もとうに折り返し地点を過ぎた。

想いをもって仕事をしている人に応える。

あるいは自分が想いをこめて仕事をする。

それ以外に時間をかけている…

暇はない。

自分のゼミを巣立つ人間にも…

そういうふうに仕事をしてもらいたい。

2020年10月5日月曜日

渡辺ゼミに関する相談について

 明日から2021年度の演習Ⅰのエントリーが始まりますね。

ゼミ選びに悩んでいる2年生も多いと思います。

今週中にゼミに関する相談をして、ゼミ選択をしっかり行いたいという学生も多いでしょう。

ゼミに関する情報はしっかり収集して、ミスマッチが起こらないようにすることは、とても大事です。

ミスマッチは、2年生の学生も、ゼミにとっても、どちらにとっても不幸なことです。

ですからこの時期は、できるだけ時間を捻出して、2年生の相談に乗ることにしている。

さて、こういう時期ですので、ゼミ相談はオンラインでも受け付けます。

また、直接会って相談したいという学生もいるので、密を回避した状況で、対面でも相談に乗る予定です。

具体的には、明後日の水曜日(10月7日)の10:30からオンラインで、今週の金曜日(10月9日)の10:00からは対面で、ゼミ相談の機会を設けますので、希望する学生さんは遠慮せずに私にメールしてください。

具体的な場所やミーティングリンクを教えますので。

本当に遠慮せずにどうぞ!

2020年10月3日土曜日

頼りの便り

私のゼミのOBOGは結構,このブログを読んでくれている。

でなきゃ,開設後10年で856,590ヴューも行かないって。

15期のことを昨日書いたら,早速メールが来た。

こういうメールを貰うと,何か嫌なことも忘れられるし,また頑張ろうって思えるんだよね。

教員なんて単純な生き物だよ。

さぁ,今日は土曜日だけで,まだまだお仕事!

ビシッといこー,ビシッと!


>実は先週、3年生の時のグループのメンバーで集まりました。

>5人が半年ぶり集合し、本当に本当に楽しい時間を過ごしました。

>ちゃらんぽらんに過ごしていた大学2年生までは、もう苦楽を共にする大事な仲間なんてできないと思っていたので…。

>そんな素敵なゼミに入れて私はとても幸せだと今でも思います。

>先生のおかげです、ありがとうございます。

>ゼミのメンバーでの飲み会のたびに思いますが、みんな今でも先生のブログを読んだりしていて、渡辺先生のことを気にかけています。

>もちろん私も気にしています。

>先生が良ければ、リアル飲みでもオンライン飲みでも、ぜひご一緒させてください。


オンラインゼミ訪問・ゼミ相談

今週の金曜日に,個別ゼミ訪問・ゼミ相談があった。

いつもなら5505号室で対面で実施…

だが 今年はもちろんオンライン!

現役のゼミ生は教室に集まり,2年生たちはオンラインでゼミを視聴する形式。

いわゆる対面とオンラインのハイブリッド型であり,これって結構設定が大変。

準備に1時間以上かかってしまった。

で,参加者は8名。

その前日に行われた,例年まぁまぁ人気のあるゼミのオンラインでの個別ゼミ訪問の参加者が,3名だったそうなので,まぁまぁなのかなぁ。

2年生に聞くと,「あれ,もうゼミの募集期間なんですか?」って感じで,あまり周知されていないよう。

例年通りなら,ゼミ選びの時期になると,周囲がわさわさしてくるので,雰囲気的に否応なしにゼミを意識するようになるというのは,現3年生の言。

うん,そうだよね。

この時期,皆カバンの中にゼミの要項を入れていて,よく学生同士で相談しているものね。

そう考えると,まぁまぁ集まった方だったのかなぁ。

参加してくれた2年生のうち既に2名は個別に連絡をしてくれて,今度,対面かオンラインで面談して,質問や相談を受けることになっている。

もし,何か質問があれば,どうぞ私まで連絡してくださいね!

2020年10月2日金曜日

スポーツビジネス・プロジェクト2回目

 今日の5限、スポーツビジネス・プロジェクトの2回目の授業。

今日は、提携先の水戸ホーリーホックのGMとGM補佐の方に授業にご参加いただき、水戸が抱える経営課題を学生にご提示いただいた。

学生はそれに半期をかけて取り組む。

集客、グッズ、スタジアム。

この三つの課題をご提示いただいた。

想定した以上のデータをご共有いただけそう(今日の時点で凄い属性分析結果をお示しいただき)で、我々の講座への期待値の高さが想定され、いい加減なことはできんと、引き締まる想いを皆抱いたのでは?

我々は今、Jリーグのまさにマネジメント層が取り組む課題に取り組まさせていただいている。

こんな機会が大学生時代に得られるなんて…

自分で言うのもなんだけど、本当に素晴らしい講座。

これからの展開が本当に楽しみだ。


思い起こすと…15期

 今日、15期のシュウホに追いコンの動画を送ってもらい、ここでもひとつ前の投稿で紹介したところだが…

オンラインでの個別ゼミ訪問・個別ゼミ相談をして、21時頃に帰宅し、それから風呂に入り、ご飯を食べ…ちょっと酒を飲んで…

その動画を改めて見た。

15期と過ごした2年間が走馬灯のように思い起こされ…

懐かしくて…

動画を3回も見てしまった。

前半部分の煩く寄ってくるシーンは、まったく当時の通りで…

皆、可愛い俺の子供だった。

いっぱい怒ったし、いっぱい一緒に笑って…

今、皆、元気に仕事をしているだろうか、そんなことを考えたら、皆に会いたくなって…

アカリやシュウホのように連絡をくれる子もいれば、まったくなしのつぶての子もいる…

でも、連絡がないってことは、元気にしている証拠、なんてね。

皆、俺の大事な…

ヒナも気にすんな。

卒論は一生かかって書けばいい。

お前と一緒に行った丹波山村での猟、楽しかったぜ。


イオリ、気を張りすぎんなよ。

ミホ、きっとマイペースだろな、乱すなよ。

サトシ、きっとマイペースだろな、乱せよ。

カッシー、もっと笑え、本心から!

モカ、不器用さを武器にしろ!

タロウ、うちのゼミをやり抜けたんだから、会社でも…うまくやれよ。

ミサト…は大丈夫だな。

ミユ…は大丈夫かな…

タカシ…は田舎で大丈夫かな…

アカリはアカリで大丈夫!

シュウホはもう少し感情を!

ケンタロウ、初めていうがお前、昔の俺に似てるって、少しね。

ヒナ、許す。

オンラインでもいいから、皆、今度、飲み会するか?

2020年10月1日木曜日

渡辺ゼミ情報② 雰囲気の補足!

 15期(2020年3月卒業生)のビデオが用意できました!

オイコンの時に活用された動画です。

追加します!

https://www.youtube.com/watch?v=7S8ZORJZkaA&t=5s



Jリーグビジネス論Ⅱの2回目の授業

 Jリーグビジネス論Ⅱの2回目の授業は,Jリーグでマーケティング部門の責任者をされている山下修作氏のご講演。

Jリーグの話だけれども,学生が自らのキャリアに関する考え方を深めることに資する話をしていただいた。

お話の中心は,Jリーグの国際的なマーケティングについて。

Jリーグからのアポイントメントであれば,世界の通常では会えないような政治家や高い地位の役人に比較的容易に会える。

会えれば,サッカーの話をしつつ,日本企業のビジネス上のメリットを実現することができることもある。

日本の地域からサッカーを巡る笑顔や涙,恐らく年齢に関わらず悲喜こもごもをもたらすことできるサッカー,サッカークラブをなくさないためにも,アジアで稼ぐということが大事。

タイ,シンガポール,香港,スコットランド,アイルランドなど,コロナ前には海外からもたくさんのお客さんが日本に来て,Jリーグを見に来てくれた。

放映権料とスポンサー料に加えて,第三の柱が必要と考えた際に,海外で稼ぐ道を考えた。

アジアの各国リーグの規模。

Jリーグ120億円,カタール48億円,UAE24億円…

プレミアリーグ2500億円,ブンデスリーガ,1746億円,ラリーガ1622億円…

ただ1993年当時はJリーグのクラブの平均収入は27.5億円,プレミア所属クラブは18億円。

ところが2017年,Jは40億円,プレミアは260億円。

どうしてこんなに差がつ差がついたのか?

海外で稼ぐ力の差!

日本はどうすれば?

日本はかつて弱かった。

でも今はそれなりに強くなった。

歴史は浅いが…アジアにいる。

日本は歴史が浅いけれども,強くなったノウハウがあり,アジアにいるという地政学的メリットもある!

アジアのリーグをコンサルすることで稼ごう!

日本字ではなく,アジア人として考えよう!

アジアの経済成長はすさまじいし,サッカー人気が高まっている!

アジアのリーグを無償でコンサルしてあげる!

アジアのマーケットを大きくして,Jもともに大きくなる!

実はアブダビ油田の権益を日本が40年間延長できたのにもJリーグが貢献!

2020年9月30日水曜日

渡辺ゼミ情報⑤ 管理会計と心理G

現3年生の 最後のグループは管理会計と組織心理・組織行動の関係を探るグループ。

こちらも応援団が1名、会計士受験生が1名、何事にも首を突っ込む好奇心旺盛なのもいて、このグループも多様性を維持している。

総勢5名で構成されている。

このグループには、合格後の初顔合わせの頃から、管理会計が創造性に及ぼす影響を提案し、それに関心のある学生が集った。

さて、ところで皆さんはアルバイトとかをしていて、仕事の手順やルールを示した「マニュアル」とかに接したことがありますよね?

このマニュアルに対する感覚のお話ですけれども、うんこれ納得っていうマニュアルもあれば、うん…これって意味あるの?みたいにその意義に疑義が生じるようなこともありますよね。

それでもマニュアルには従わなければならないわけで、後者の場合は、いやいや従うといった強制された感じを持つはずです(こういうのを強制システムと呼びます)。

一方で、前者の場合、そのマニュアルがまさに働く人のことを考えに考えぬいたものであり、働く人の気持ちを吸い上げたようなものであれば、ひょっとしたらそのマニュアルを提示されていなくても、そのマニュアル通りにバイトしちゃうかも、ですよね(こういうのをイネーブリング・システムと言います)。

企業における社員のパフォーマンスを管理する仕組み(例えば予算管理のシステム)も同様で、イネーブリング的に認知されると、社員の行動はかなりポジティブになることが分かっています。

管理会計・心理Gは、リモートワークを前提に、導入されている管理システムをイネーブリング的であると認知しているほど、仕事を在宅でも楽しくすることができて(それもチームで仕事をしている人たち全体的な傾向として)、結果としてグループのパフォーマンスが全体として向上すると想定しているのです。

この仮説が支持されれば、業績管理会計の運用の重要性を世に知らしめることができると思っています。

私は個人的にこのグループの研究の推移をとても楽しみにしています。

渡辺ゼミ情報④ 組織心理Gの研究テーマ

 昨日に続き,今日は3年生の組織心理関連の研究をしているグループを紹介したい。

このグループも大概忙しい人間が所属している。

陸上部(それも駅伝部)が1名,ワンゲル部も1名。

それから旅が趣味で,いつでもフラフラしているのも1名(笑)

他に4名が所属しており,総勢7名のグループ。

現3年生の合格者が決定した当初(昨年の秋頃かな),研究に関する以降をヒアリングした結果,組織心理系の研究テーマは「リーダーシップ」することを決定。

リーダーシップと言っても様々なタイプがあるので,まずは複数のタイプに関する論文を配り,春合宿までに読了してきてもらい,少しはリーダーシップについて理解した段階で,春合宿中に「サーバントリーダーシップ」をメインに文献を渉猟してくることが決定。

さて,そして,現段階での研究フレームワークだけれども…

まずはこのコロナ禍におけるリモートワークにおける問題点に着目する。

様々な緊急の実態調査によれば,リモートワークに伴い生産性や効率性が低下したという結果もあるし,逆に上がるという言説もある。

結論は結構錯綜しているわけだが,そこにこのグループは着目している。

リモートワーク下で直属の上司がサーバントリーダーシップを発揮している場合,部下の当該の上司に対する信頼性が向上し,それに伴い部下の心理的安全性も高まり,それが部下のパフォーマンスを高めているのではないかという仮説を立案。

上司がサーバントである場合には,たとえリモートワークであっても,部下のパフォーマンスはむしろ上がるが,そうでない場合は,逆に低下してしまうと考えるわけ。

このグループは先頭を切って,こういった仮説群をすでに完成させ,既にデータの収集を始めているところ。

今年は日本の経済・経営系の最大のプレゼン大会(インター大会)がコロナの影響で中止になったが,代わりに日本大学が主催する学生のプレゼン大会(インプレ2020)へ出場し,入賞を目指している。

今の調子ならば,まぁまぁ良いセンまで行くのではないかと思っている。

テーマもタイムリーだしね。

2020年9月29日火曜日

渡辺ゼミ情報③ スポーツビジネスGの研究テーマ

 さて、今日は渡辺ゼミの研究内容について紹介したいと思います。

現3年生の19名は3つのグループに分かれて研究を行っています。

まずはスポーツビジネスのグループの研究テーマの紹介。

私が担当している、学生が主体となってサッカークラブ経営にチャレンジする講座、スポーツビジネス・チャレンジ演習・実習を2年生の時に履修していた学生4名が、3年生のゼミも履修することになり、その4名全員がスポーツビジネスの研究グループに属しています。

その4名の他にスポーツが好きな学生と、体連の軟式野球部に属している2名の学生がグループに入り、総勢7名で構成。

さて、昨年の11月ぐらいにゼミの合格者の初顔合わせを行い、学生の興味関心に応じてグルーピングを行い、スポーツビジネスに関するグループが形成されることとなりました。

その後、スポーツビジネスに関する学会誌の中から幾つかの論文を私がピックアップして、スポビGに送り、2020年の2月にギリギリ行うことができた春合宿で各人に論文の要約発表をしてもらいました。

そして、合宿中に何度か断続的に私と相談を繰り返し、「一応」研究テーマらしきものが定まりました。

その後…先行研究のレヴューを繰り返す中で、8月くらいにようやく…

「オンライン・スポーツイベントに対する満足が観戦意図に及ぼす影響メカニズムの解明」といったテーマにたどり着き、現在大規模な質問票調査を実施すべく、質問項目の作成に取り組んでいるところ。

オンライン・イベントにも、同時双方向のライブ型もあれば、いつでも好きな時に視聴できるオンデマンド型もあります。

こうしたイベントに満足するほど、そのイベントの主役のスポーツチームに対するアイデンティフィケーション(そのチームと同じ目標や価値観を共有している程度)が高まり、ウィズコロナあるいはアフターコロナにおけるスタジアムやアリーナでの観戦意図が高まるのではないかという仮説を立案しています。

データを収集して、統計的分析を実施し、それらの仮説を検証する予定。

この研究成果は、私が所属しているスポーツ産業学会主催の大学生によるプレゼン大会「Sport Policy for Japan 2020 (https://spo-sun.gr.jp/event/3456)」で発表することになっています。

ところで、上記のような研究活動と並行して、スポーツビジネスGを中心としたメンバー達が、まだ具体的には話せないのだが、あるメジャースポーツのマーケティング会社と定期的にミーティングを行い、オンライン・スポーツ・イベントの企画を練っています。

もしその企画がそのマーケティング会社やそのスポンサー会社に採用されれば、1本の動画で最大数十万のヴュー数を誇る、その会社の正式なユーチューブチャンネルで、そのオンラインイベントの動画が公開されることになります。

ま、無事そういった会社の方々に企画が認められればの話ですが、現段階ではマーケティング会社の担当者の方とイベントのスポンサー会社の方々から高評価を得ているところです。

こういった番外の活動にも、私のネットワークを活用して、ドシドシ取り組んでもらって良いわけです。

その方が、なんかワクワクするじゃない?

また、日本のオリンピック委員会のマーケティング担当の委員の方に、ゼミにお越しいただいてご講演いただく企画も計画しており、スポーツビジネスに関するゼミのイベントは充実していると思います。

2020年9月28日月曜日

渡辺ゼミ情報② 雰囲気

渡辺ゼミの雰囲気について少し話をしましょう。

本当はリアルにゼミに訪問をしてもらって,体感してもらうのが一番良いのでしょうが…

今年はそれもできないので,過去のゼミ生達が創った動画を紹介しましょう。

少しはゼミの雰囲気が分かると思います。

ゼミ生同士はだいたい仲が良いですし,アットホームな雰囲気で毎年ゼミは行われています。

ただ,真剣に研究発表をしている時には,ゼミ生同士からも厳しい指摘が遠慮せずに行われたりしますし,オンとオフがしっかりしている感じですね。

コンパなども月一回ぐらいのペースで行っていたのですが,それも集合型ではできないので,今年の3年生とは春学期に,オンラインコンパを二回行いました。

3年生の中には,ゼミで始めて知り合ったという学生も多かったので,互いに互いのことを知りあうために,オンラインコンパでは,子供の頃の写真を見て誰なのか当てるゲームなどもしました。

関心がある方は,以下の動画をご覧ください!!


渡辺ゼミ14期生(2018年度卒業生)が渡辺に贈ってくれた動画

https://www.youtube.com/watch?v=xxViCaOywfQ&feature=youtu.be

渡辺ゼミ14期生(現在4年生)作成の動画

https://www.youtube.com/watch?v=RsENk89LZQ0&app=desktop

渡辺ゼミ13期生(2017年度卒業生)が12期生に贈った動画

https://www.youtube.com/watch?v=RsENk89LZQ0&app=desktop

渡辺ゼミ12期生(2016年度卒業生)が渡辺に贈ってくれた動画

https://www.youtube.com/watch?v=ISB4uG69xYQ&t=1s

渡辺ゼミ12期生(2016年度卒業生)作成の動画

https://www.youtube.com/watch?v=yqoWYXH_9Bg&feature=youtu.be

渡辺ゼミ11期生(2015年度卒業生)が卒業に際して作成した動画

https://www.youtube.com/watch?v=iIr9HYjAcD0

渡辺ゼミ11期生(2015年度卒業生)のM氏が卒業に際して同期に贈った動画

https://www.youtube.com/watch?v=5s5ltSlxIsk

渡辺ゼミ11期生(2015年度卒業生)作成の動画

https://www.youtube.com/watch?v=0blGRphLbLw&feature=youtu.be

渡辺ゼミ11期生(2015年度卒業生)が3年時に作成した動画

https://www.youtube.com/watch?v=yD2FOvd20U4

渡辺ゼミ9期生(2014年度卒業生)作成の動画

https://www.youtube.com/watch?v=5_rLV0B9BXM

渡辺ゼミ7期生(2012年度卒業生)作成の動画

https://www.youtube.com/watch?v=TsvxEd09Fh8



渡辺ゼミ情報①

今年も 新ゼミ生の募集の時期が来ました。

新型コロナウィルスの影響を受け,基本的にはすべてオンラインで募集活動を行うことになっています。

渡辺ゼミに関する基本的な情報は,おおよそ下記のHPに開示されています。

http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~wtakeo/

渡辺ゼミに関心のある2年生は,どうぞご覧ください!

渡辺ゼミも現在の3年生で17期を数えます。

今度応募してくれる学生は18期となります。

渡辺ゼミは,この17期生からゼミの運営の仕方をかなり変えました。

コロナの影響を受けての変化の部分もありますが,当初より意図して変えた部分もあります。

17期生は全部で19名(男子12名,女子7名)いるのですが,体連所属の学生が5名も含まれています。

また,公認会計士を目指している学生もいますし,インターンやアルバイトに熱心に取り組んでいる学生もいます。

渡辺ゼミはガチゼミだという噂がありますが,17期生からはそれぞれの学生のライフスタイルを重視して,彼ら彼女らの希望をできるだけ反映させるようゼミ運営を行うことにしました。

3年生の時には,3つのグループに分かれて研究活動を行うのですが,必ずグループで相談して,スケジュールや方針については彼ら彼女ら自身で決めてもらっています。

私はアドバイスはしますが,彼ら彼女らの決定を最大限尊重しています。

多岐にわたる挑戦を大学時代にはしてもらいたいと思いますし。

ゼミの要項を見て,渡辺ゼミに関心をもった学生は,是非個別ゼミ訪問に参加してください!

10/1(木)5限の参加が難しい場合は,個別に私に連絡してください。

別日にゼミを聴講してもらうこともできますので。

2020年9月26日土曜日

2021年度のゼミ生募集情報

 今年もこのような状況下ですが,ゼミの募集が始まります。

今年はすべてオンラインで。

ゼミ訪問もゼミ相談も全てオンライン。

おっと面接もオンラインだった。

渡辺ゼミもとうとう18期。

毎年思うことだが,うちのゼミを真に求めている学生に来てもらいたいものだ。

さて,来週いよいよオンラインゼミ訪問がある。

そのスケジュールが決まったので,いち早くこちらで学生さんに伝えようと思う。



スポーツビジネス・プロジェクト(SBP)Ⅰの初回授業

 昨日の金曜日,SBPⅠの初回授業を行った。

この授業では,水戸ホーリーホックと提携して,同クラブが抱える課題の解決に学生が取り組む。

昨日は,オリエンテーションと,軽く水戸ホーリーホックを取り巻く環境についてグループワークを実施。

なかなか面白い事実が分かって,有意義だった。

茨城県って医師数が日本で一番少ないそう。

でも,中学生の健康度が日本一とか。

何か関係があるのかね,その2つの事実に。

こういったことがこれから間接・直接に,課題解決案の策定の際に役に立ってくる。

さて,来週の金曜日は,水戸とオンラインで結び,具体的な課題をご提示いただくことになっている。

13名の学生には,斬新なソリューションを期待したい。

Jリーグビジネス論Ⅱの初回授業

 木曜日にJリーグビジネス論Ⅱの第一回目の授業が行われた。

1・2年生のみを対象にした授業なので,全学年を対象とするJリーグビジネス論よりは履修者人数が少なく,だいたい100人弱。

最初の授業なので,今後オンラインで履修する際の注意や,評価の仕方等についてオリエンテーションを行った。

その際に,外部の講師を招聘する12回分の講義について,どの回を最も期待しているかについてアンケートもとった。

すると…なんとJリーグのクラブではなく,まだアマチュアのJFL所属の「いわきFC」の回が,最も期待が高かった!

2位は安定の「鹿島アントラーズ」。

招聘するのに苦労したからね,アントラーズは。

3位は電通のサッカー事業室長の方,4位がJリーグのマーケティングの責任者の方。

うーん,意外とJのクラブが入ってこない…

期待に応えられるようしっかりと準備しないとね。

履修者はそれほど多くないのだけれど,オンライン環境にもかかわらず,質疑応答も活発だったので,来週以降もかなりインタラクティブにできるのではないかと思う。

皆さん,楽しみにしてください!

2020年9月24日木曜日

3年生のゼミ 9/24

 3グループとも、クエスチョンネアの作成に苦闘中。

まずは管理会計G。

じっくりと検討した結果が発表されているとは思えないなぁ。

自分たちが把握したい経営現象をしっかりとイメージできていない。

まずチームの創造性といった場合の「チーム」ってどんな組織単位を想定しているのか?

創造性を産み出す単位として考えるのなら、ラインやスタッフ組織ではなく、プロジェクト・チームを対象とするというのもありうるかな。

プロジェクト予算の管理システムもあるから、それに対するイネーブリング的認知というのも当然想定可能。

ところで、クエスチョンネアだが…このグループは先行研究の尺度を「参考」にするという意味を、他のグループのやっているのを良く観察して、しっかりと考えること。


次に、組織心理G。

ここは正直、もう一歩。

ただ、細部の詰めが甘い。

まだまだ甘い。

そこを一歩越えていけ!


最後に、スポーツビジネスG。

ここのクエスチョンネアは、とにかく設定が難しい。

何度も何度も一緒に考えたけれども、なかなかスッキリとしない。

オンラインイベントの主体を広く捉えようとしていることがまず一つの原因。

スポーツ組織(JのクラブとかNPBのチームとか)、リーグの統括組織(JリーグとかNPBとか)、スポーツ・マーケティング会社(パシフィックリーグマーケティングとか)など、すべてを主体として含めて考えようとしている。

次にオンラインイベントの種類の範囲を広く捉えようとしていることだ第二の原因。

ライブ型のイベントもオンデマンド型のイベントも両方を対象としようとしている。

そもそもオンデマンド型の「イベント」というのが、一般にはピンとしにくい。

第三の原因は、スポーツのジャンルを、トップリーグ機構に属するスポーツすべてに加えてNPBと幅広くしていること。

ま、これはサンプルサイズを確保するためにやむを得ないのだが…

第四の原因は、イベントに出演しているスポーツ選手が複数人いるとして、それらの選手が所属しているのが単一のスポーツ組織の場合(例えば、イベントに主演している選手が全員川崎フロンターレとか)だけではなく、複数のスポーツ組織の選手が出演しているケースも想定していること。

それぞれの原因が絡み合い、こちらが回答者に想定しほしいシーンを、しっかりと想定してもらえる問の文章を、なかなか適切かつ分かりやすく作ることができない。

どれかの原因を除去して複雑性を軽減することも考えなければならないかもなぁ。

しかし、それぞれの原因が、それぞれ理由があって組み込まれてしまっているのだよねぇ。

うーん難しい!

しかし、難しいからこそ、面白いとも言える。

パズルのようなもんだ。

あともうひと踏ん張り!

4年生のゼミ 9/24

 シンの臨場感に関する研究。

臨場感の構成要素としては,空間要素,時間要素,身体要素がある。

空間要素としては立体感,質感,包囲感。

時間要素として動感,因果感,同時感。

身体要素としては自己存在感,相互作用感,情感。

オンライン授業において臨場感を感知させることができるほど、教育効果があがるかどうかを調べる。
ただ、例えばインタラクティブネス(相互作用感)が高くなれば、臨場感は感じやすくなるが、もしその場合教育効果が上がっているとしても、それは臨場感が効いているのか、それともインタラクティブな教育方法が学習者のやる気を喚起し、それが教育効果につながっているのか…
まだまだ検討しなければならないことは多そうだが、大学院の入試に向けて卒論製作は悠長には構えていられないよね。
これからシンは毎週発表だな。

2020年9月23日水曜日

世の人は我を何とも言わば言え 我なす事は我のみぞ知る

今日は教授会を始め会議だらけで、だいたい7時間くらい費やし、臨時ゼミもこなし、へとへとではあるのだが…

ちょっとタイトルの句に関して書いてみたい。

 世間の人がなんと言おうと,自分がすることの意味は自分さえ分かっていればいいんだ,という坂本龍馬の有名な句。

少しこの句の意味するところを,内発的動機づけ理論の大家であるE.L. Deciの動機づけに関する有機的統合理論に照らして検討してみよう。

有機統合理論は,ややもすれば相互に排他的に捉えられがちな内発的動機づけと外発的動機づけを、別の観点から照射しようとする。

課題遂行それ自体に喜びや満足を感じ、そういった内的な欲求充足を目指して行動を生起させている状態(内発的動機づけ)に到達できれば、創造的な成果につながるし、その状態自体を経験することが精神的に望ましい。

これが理想だが…龍馬の行動もどうやら、これとは若干違うようだ。

内発的動機づけは、それが昂じた場合、楽しさで時が経つのも忘れ、いわば「我を忘れた状態」となる。

そこにはあまり行動の「意味」は関係ない。

しかし、龍馬は「意味」ある行動をとろうとしている。

うむ。

では、龍馬はいかなる状態に到達していたのだろうか?

学校の勉強を想起してほしい。

別にしたくてしたわけではないけれども、先生に怒られるから、あるいは褒められるから、勉強したことも多いだろう。

これはバツの回避のため、あるいは言語的報酬のために、勉強をしている状態(外的動機づけ)であり、アルゴリズムのある課題(暗記とか)の解決には一定の効果があるけれども、創造的課題には向かないし、精神的にもあまり望ましいとは言えない。

しかし、自尊心が芽生えてくると、怒られるからというよりもむしろ、周囲の友達に怒られているところを見られるのが恥ずかしいから宿題や勉強をするといった状態(取入的動機づけ)になることがある。

龍馬の行動が、自分が何かを得ようだとか、他の人にの評価を気にして生起しているのではないことは、その生涯を振り返れば自明であろう。

うむ…では?

ところで、最初はバツの回避だとか、人の目を気にしてだとか、そういった理由でしぶしぶしていた勉強もやり始めてみたら、意外と楽しかったという経験がある人もいるのでは?

外的動機づけや取入的動機づけは、典型的な外発的動機づけのタイプだが…未知の行動の始発の際にありがちな状態でもあり、その後ハマりさえすれば、内発的動機づけに到達しうることもあるということ。

これが有機的統合理論のミソ。

ところで、龍馬の行動である。

外発的動機づけのタイプの中でも、内発的動機づけほどではないが、かなり自律性の程度が高いタイプもある。

同一化型動機づけと統合型動機づけが、それである。

前者は、その行動に社会的な「意味」を見出し、自ら積極的に行動に従事している状態である。

後者は内容的には前者とかなり近いのだが、もうその行動をすることが自分であるといったぐらいまで、その行動と自己と統合している状態である。

例えば、高齢者介護という仕事に意味を見出して積極的に従事しているが、時に汚れ仕事などに嫌悪感を感じてしまうなどの場合は、同一化型動機づけ。

統合型動機づけでは、もはや高齢者介護という仕事をするのが、自分が自分たるゆえんであるというレベルまで達しているので、嫌悪感すら感じない。

うむ、どうやら龍馬の行動は、統合型動機づけで説明できそうだ。

…が龍馬の凄いところは、その行動の社会的な意味が顕現化しておらず、潜在化している状態において、つまり社会がその意味に気づいていない時点でその意味に気づき、その行動に自己を統合させてしまっているところ。

社会が追いつくまでは、社会はその行動に意味が分からず、その行動主体を押しつぶして飲み込もうとする。

龍馬はその流れにあらがって、統合型動機づけを貫徹した。

最後は、社会に飲み込まれてしまったが、龍馬が追求しようとした「意味」は萌芽し、やがて大きく育つことになる。

誰もが意味があると思ってくれる行動を実践することは、ある意味誰でもできる。

しかし、まだ誰もその意味を理解してくれない行動を貫徹することは、すこぶる難しい。

ましてや辛いとも思わないレベルにまで、その行動を自己に統合するのは。

しかし、組織や社会を大きく変える人は、それがきっとできる人であろう。

2020年9月22日火曜日

スポーツビジネス・プロジェクトも始動寸前!

 Jリーグのクラブが直面する課題に学生がチャレンジする!!

具体的には,J2の水戸ホーリーホックと提携して,現在同クラブが解決を望んでいる課題を学生にご提示いただき,その課題に学生のグループが半期をかけて取り組むことになる。

来週には,商学部の遠隔会議システムとオンライン会議システムを組み合わせて,対面式ではなく,GM(ジェネラル・マネジャー)やその他のクラブ関係者の方々に課題をご提示いただくことになっている。

いやーこちらもどうなることやら,楽しみですなぁ。



ドイツからの知らせ

 昨晩投稿したGSBCについてだが…

ドイツから嬉しい知らせが!

GSBCについてはフォルトナと中大商学部が正式に提携して,「10名」を渡独させ,研修を受けることができることになっている。

しかし…もし渡独がコロナの影響でできなくなり,オンライン研修に切り替わった場合,その「10名」を多少超えてもいいということに!

ということで,本来であればGSBCの合格者は10名だが,本年度に限り「補欠合格者」を選定して,渡独できる場合は,正合格者の中からキャンセルが出たら補欠合格者が繰り上げとなり,オンライン研修となった場合は,補欠合格者は自動的に研修に参加できるようにしたい。

学ぶ意欲がとても高い学生にはできる限り門戸を開きたいからね。

さて,今日は世間ではお休みらしいけれども,大学は普通に授業だし,本日も午後は会議がびっしり。

早朝から大学に来ているが,今日もビシッといこービシッと!!

2020年9月21日月曜日

グローバル・スポーツビジネス・キャリア(GSBC)

 ドイツのブンデスリーガのフォルトナ・デュッセルドルフでの1週間の研修を盛り込んだGSBC。

大きく報道もされたため、学生の関心も高いであろうと想定していたが、10名枠に27名ものエントリーがあった。

この講座への応募資格は、私が担当している春学期開講のスポーツビジネス・チャレンジ演習Ⅰあるいは秋学期開講のスポーツビジネス・プロジェクトⅠを履修しているか、関根先生が担当されているスポーツビジネス・チャレンジ演習Ⅱを履修していることが必要。

そう考えると、かなりの割合の学生が応募してくれたことになる。

ドイツへの渡航時期は来年2月を予定しているが、実現できるかどうかは新型コロナウィルスの影響で微妙ではある。

しかし、フォルトナのクラブの方々とは、ギリギリまで渡航可能性を探ろうと話し合っているところ。

12月ぐらいまでは粘りたい。

仮に…渡独が実現できなくても、オンラインで研修を実施していただけることにはなっており、それはそれなりに素晴らしいプログラムをご用意いただけそう。

さて、ところで…選抜に苦慮している。

明日の午前中には決めなくてはならない。

うーん、困った。

Jリーグビジネス論Ⅱ始動寸前

今日から秋学期開始。

そして,一部少人数授業について 対面式授業が再開される。

キャンパスに学生が少しずつ戻って来る。

しかし,コロナ前とはまったく様相が異なる。

食堂は開かない,モノレール側入り口でのサーモグラフィによる検温等々…

ここからはできる限りの対策を施しつつ,探り探りしながら,前に進んでいくしかない。


さて,ということで,今週の木曜日からJリーグビジネス論Ⅱが始まる。

春学期のJリーグビジネス論Ⅰは断腸の想いで休講したが、Ⅱについては講師を担当していただくJリーグ関係者の方々と綿密に打ち合わせをして、実施することを決断した。

Jリーグビジネス論への学生の期待が伝わってくるたびに、なんとしてでも、たとえオンラインになっても、実施しなければとの思いを強くしていたので、実現できることになり、私自身もほっとしている。

が、これからが大事。

毎週の授業前に接続テストなどを行い、ライブ型の同時双方向授業を支障なく実施し続けなければ。



2020年9月20日日曜日

スポーツ・ビジネス・チャレンジ実習が…

 一昨日の金曜日。

夏休み期間中のスポーツビジネスチャレンジ実習の授業の最終日。

今年は7回実施した。

各回短くて2時間半。

長いと3時間超授業を行った。

今年は企業などとの対外交渉は例年と比べて相当少なかったが、その分、動画制作などの

実習が多かった。

まず東京23FCの西村社長と、江戸川区で10代に渡り小松菜農家を続けられてきた方との対談動画。

地道ながら江戸川区民の誇りとなろうと努力しているお二方にフィーチャーし、シンクロさせるとともに、江戸川区民で23FCや小松菜に関心のない層に対して、23FCや小松菜農家さんのイベントがあったときには、少しでも自分事として捉えてもらえるようにすることを目途としたプロジェクト。

短期的に成果のでるプロジェクトではないが、種を蒔いておくことは大事。

すでに動画の編集作業も終わり、クラブ側に内容をチェックしてもらっている段階であり、直にアップできるだろう。

もう一つの動画プロジェクトは、サッカー選手と幼稚園の先生を両立している23FCの選手に着目して、その双方において泥臭い努力を続ける様を描写することで、動画を見た人を感銘させ、23FCはそういう人のキャリアを支援するクラブであるとの認知を高め、好感度アップにつなげるプロジェクト。

まだ、動画の編集作業中であり、完了するまであともう少し活動を続けることになる。

次も、いわゆる「飛び道具」的な取り組み。

ツイッターやインスタを通じて、東京23FCのホームに4000人いるインド人の方々に、23FCの社会貢献活動を中心にヒンディー語で紹介していくプロジェクト。

既に4回分が発信されている。

インドにかかわる方々に拡散をお願いしているところ。

日本とインドのハーフの方で、日本からインドに帰化して、インドのA代表まで務めた方や、インドのサッカークラブで働いている日本の方などにアプローチして、フォローや拡散のお願いをして、すでにご協力いただいているが、現在さらなる拡散努力をしているところ。

講座の授業は終わるけれども、引き続き努力は継続してもらいたい。

https://twitter.com/Tokyo23fc907

これをご覧の皆さんも是非ご協力を!

秋卒業式

 今日は秋卒業式。

朝から9号館(クレセントホール)へ。

中大で最も収容人数の多い建物で、3密を避けて、万全のリスク対策を施して実施された。

気温が季節外れの低温だったので、袴を着た学生にとっては、過ごしやすい式だったと思う。

雨が降らなかったのも良かった。

商学部の卒業生が最も多かったため、一人ずつ学位記を渡していったら、9号館に残る最後の学部になっていた。

式典終了後、急ぎ研究室に戻り、昼食をかっこみ、13時から学会の理事会に参加。

大学の業務が今日みたいに土日もあることが多いので、近年、学会で理事に選出していただいても、なかなか出席できなかったが、オンライン会議になったおかけで、参加できるようになった。

その後、ほとんど時間をおかず3年生の臨時ゼミ対応。

クエスチョンネアをチェックし、アドバイスをする。

外国の文献の質問項目を翻訳して、回答者がストレスなくすっと理解できるように仕上げることがどれほど難しいか体感していることと思う。

私が試しに幾つか翻訳してあげたが、君らのした訳との違いに驚いたのでは。

組織心理班は、他の班と比べて調査設定がそれほど難しくないため、自分たちは遅々として進んでいないように見えるかもしれないけれども、もう一歩だから、あとひと踏ん張り!

2020年9月18日金曜日

オンライン合宿?

 今週はとにかく忙しい…

メールの返信が遅れがち。

日中は会議だらけで、夕方から晩にかけて、臨時ゼミやビジチャレの個別ミーティングなどが入るというパターンが最近は多い。

昨日は終日3年生に対して統計実習を実施。

全部で7時間ほどかけて。

基礎的なところから一挙に多変量解析まで。

最初の午前中から午後早い時間まではピシッとしていたのに、18時に近くなると、難しさと疲労とで少しだらけたかな。

しかし、オンラインでもまぁまぁできるもんだとの認識。

来年以降もこれで行こうかな。

で、今日の午前中も3年生の夏ゼミ第何弾目か…何回やったっけ?

今年は3泊4日の恒例の夏合宿がないので、何回かに分けて例年より多く夏ゼミを実施した。

3年の3つのグループともに、クエスチョンネアの作成に苦しんでいる。

やっと気づいていることと思う。

測りたいものを測るのは、想像以上に難しいと。

もうひと踏ん張りだから、頑張れ!

2020年9月16日水曜日

この気持ち…

 お涙頂戴が好きなわけではない…

でも人を教える人間は、人の心の微細な動きを理解する、そんな「義務」があると私は思っている。

私も小さい頃、親の引っ越しの都合で何回も何回も引っ越しを経験した。

友達も少なく、おそらく向こうは覚えていいないだろうなぁという些細なことでも、今でもヨーク覚えている。

この動画はそんな経験をした我々には、涙をこらえることはできんよ。

https://www.youtube.com/watch?v=_YKG3bbklCc&t=314s

2020年9月15日火曜日

来週からは

 世間は土曜日から4連休ということだが…

来週の月曜日から秋学期が始まる。

いよいよ学生・教職員のコロナ感染のリスクに留意しながら、対面授業を一部実施することになる。

緊張感が日々増す。

秋学期が始まる直前。

会議の連続。

むしろ学期が始まった方が楽かもな。

おっと自分の授業があるから、そうも言っていられないか。

さぁ明日も大事な会議が4つで、晩は3年の組織心理班の臨時ゼミ。

読みたい本が最近立て続けに出版されて、はよ寝たいが、これからちょっと読書。

明日もビシッといこービシッと!

2020年9月14日月曜日

山登りの苦労

 3年生のゼミ生にとっては、研究という山登りに初トライしているわけだが、これまでとは異なる局面に遭遇して、少し苦労しているようだ。

モデルの構築がここまでスムーズにいった期は今までにないと思う。

それだけ17期は頑張っていると思う。

頑張っているとは思うのだが…

以前の期と明らかに違うのは、必死になりすぎることなく、多少楽しみながら取り組んでこられたことであろう。

体連の学生もいるし、普通に用事があるときには、ゼミの活動よりそちらを優先してもらっているし。

まぁコロナの影響もあるので、部活が今年はできていないこともあって、そういったことも少なくて済んではいると思うのだけど。

さて、今苦しんでいる局面は、クエスチョンネアの作成。

測りたいものを図ることが思ったより大変だということを、おそらくしていることだろう。

既にガントチャートは予定からかなり逸脱し始めていることを示している。

さぁここからどう動くかな、17期は。

臨時ゼミをグループごとに最近頻繁に実施してあげているけれども、山登りの伴走をお願いするのなら、自分たちで登る(調べ考える)ことが大事で、私が先頭に立って引っ張り上げてもらう(質問して私に正解を求める)のを期待してはダメ。

ま、期待しても教えてはあげないけどね。

自分たちで高い山を登ることを選んだのだから、自力で行けるところまで登ろう!

自分たちで少しずつでも登ろうとしていることが分かれば、付き合ってあげるから、私も。

2020年9月12日土曜日

何か月ぶりかな

 昨日と今日、3年生の女子と男子の健康診断があった。

そのついでに渡すものがあったので、3年生のゼミ生と会った。

2月にギリギリ行うことができた春合宿以来だから、対面するのは7か月ぶりか…

もうそんなに会っていなかったんだなぁ…

ちょっと新鮮だったわ。

このところグループごとの臨時ゼミを頻繁に実施しているが、どのグループもモデルは完成していて、クエスチョンネアの完成に全力を挙げている。

それが上首尾に終わったら、データ収集に入り、その後は統計分析。

ということで、来週は数時間をかけて、オンラインで統計実習を行う予定。

これって初めての体験だけど、何とかうまくやりたい。

基本統計量を算出するところから多変量解析をするところまで一気に。

そのためのデータや分析手順も時間をかけて作り、本日学生たちに送付した。

今のような環境になって、むしろゼミの効率は上がっているようだ。

明日は…久しぶりに休むかな…

2020年9月10日木曜日

17 期の現状

 新しい渡辺ゼミの姿を体現すべく始動した17期だが…

案外、高い山を登りたい連中が多いようだ…

まだまだ甘いところは多いが…

なんと、3グループともにモデルは既に完成!

質問表の作成に入っている。

ここんとこ臨時ゼミを求められることが多く、かなり私も大変は大変。

今日も午前中3時間会議で、午後4時間会議をこなした後、管理会計Gを1時間チェックし、その後スポーツビジネス班を3時間(!)チェックし、たった今帰宅し、ようやっと晩御飯を食べているところ。

こんなことがしばらく続きそう。

17期生の顔も少しずつだけど締ってきたようで、それを見るにつけ、応えてあげなきゃという気持ちになる。

あれ?これって例年と同じじゃん笑

2020年9月9日水曜日

インド…

終日会議だったけれど、晩のインド関連イベントは楽しかった。
久しぶりにウェビナーで頷きの連続。
ビジチャレの学生にも参加を促したけれど…
彼がこの機会を活かすかどうかは、彼自身にかかっている。
チャットやメールで俺が応援し続けられるうちは、いい。
でも、俺がいなくても、後押ししてくれる人がいなくなっても、自分でぐいっと前に出られるようにならないと。
それができるようになること…
それこそこの講座の産まれた理由なんだから。

インドのプロクラブと中大サッカー部の交流戦とかを実現したい。
スポンサードを獲得して。
スポンサーもインドでのマーケットを開けるような、そんなウィンウィンの関係で。

もう正直嫌気がさしている。
既存の枠組みの中での、良いの悪いのを議論しているのが。
飛び越えていきたいよ。
全国を股にかけて活躍している若い連中を見ていると、本当にそう思う。

2020年9月8日火曜日

夕焼け…そしてビジチャレ

今日の大学。
午後5時半。
夕焼けが綺麗だった。
キャンパスはガラガラだけどね…
秋学期は、一部対面授業が始まるので、少しは賑わいが戻ってくるだろうけれど…
そうなればなったで、心配事は尽きないのだけれどもね…
今日は午前中2時間ちょっと、スポーツビジネスチャレンジ実習の授業。
午後からは4時間会議をしてから、30分ほど企業の方とミーティング。
それからテニスに行って、たっぷり汗をかいて、シャワーを浴びて、ご飯を食べて、そしてドイツ在住のスポーツライターの方(この方、本業はサッカーの指導者でドイツでA級ライセンスを持っている方!)と、学生4名とミーティングをして、それがたった今終了したばかり。
実に2時間お話をした。
有意義な時間だったなぁ。
ビジチャレの広報班の活動の一環。
超有名なスポーツ雑誌のWeb版に、ビジチャレの講座を紹介してもらいつつ、東京23FCの認知の向上を目指すため。
…が少し疲れた。
眠い…
明日も会議だらけだけど、晩にはちょっと楽しみなウェビナーがある。
ビシッといこービシッと!


2020年9月7日月曜日

ありがとう…

人生の価値は,人との最後の別れに際して一言「ありがとう」って心を込めて言いたい(言うことができる),そんな人がどれだけたくさんいるか,で決まる…と思う。
この歌は本当に心に響く。

KOKIA
https://www.youtube.com/watch?v=z2bVk_nP9JM

仕事を楽しんでいる人

スタンフォード大学にCarol Dweckという心理学者がいる。
認知的動機づけ理論を展開した大家。
私も自分の論文の中で何度か引用・参考にさせていただいたことがある。
そのDweckに師事した上田信行先生の著書『プレイフル・シンキング(決定版)』は,実に凄い本だ。
どうすれば仕事を楽しめるのか。
ここまで統合的・具体的に描かれた設計図は見たことがない。

その「はじめに」のお言葉。
仕事を楽しんで(プレイフルに)働いている人達の特徴として…
皆「本気!」だとのこと。
これ納得。

以下,引用(p.4)。
何かにワクワクするのは,それがまだ誰も見たことのないものだったり,誰も成し遂げられていないことだったりするからだ。
その反面,前例がないため失敗のリスクと背中合わせでもある。
だから,不安でドキドキする。
ワクワクドキドキすることをやり切ろうとするのは,はっきり言って,いばらの道だ。
それでもあきらめずに前進し続けたら,世の中の人々を「あっ」と驚かせるようなことを成し遂げられるかもしれない。
そのときの感動も大きなものになるはずだ。
この感動を一度でも経験した人は,次にまたおもしろそうなアイデアを思いついたら,多少困難な道でもそちらを選ぶだろう。
憧れのゴールに思いを馳せながら,困難を乗り越えていく。
こうなれば仕事はどんどん楽しくなる。
このように「真剣勝負」を重ねた人だけが,「プレイフル」なスパイラルに載ることができるのだ。


ここまで明瞭に言語化していただいて,イヤー気持ちいい!
完全に同意。
というか,これこれまでゼミ生に言い続けてきたこと。

2020年9月6日日曜日

日曜が雨だと…

日曜日が雨だと畑仕事ができない…
自宅で映画を見たり、本を読んだりもできるだが…
今日は学会もあり、またミーティングが一つ入ってしまったので大学へ。
ちょっと疲れ気味…
来週の週末は休めるかなぁ。

2020年9月5日土曜日

今日は後期授業の…

若者の繊細な心の機微を描かせたらならば第一人者の重松清。
うちの子供には良く本を買ってあげたっけ。
「ステップ」も良い小説だった。
映画になったそう。
知らなかった。
この春学期は映画どころではなかったからね。
主題歌は秦基博の「在る」。
弾き語りがいいね。
本の内容にぴったり。
https://www.youtube.com/watch?v=7qgHbBLaLVI

さて,今日は諸々書類作りとともに,24日から始まるJリーグ・ビジネス論Ⅱの準備。
初回と最終回を除く12回に,外部講師を招聘する。
Jリーグのクラブ関係者,広告代理店の方,Jリーグの機構の方,Jのタイトルスポンサーの明治安田生命にも。
同時双方向型の講義を実施する。
実施手順書や授業運営上のお願いを,外部講師の方に送る準備に時間が結構かかる。

そうそう15時から学会の統一論題報告を聞くんだった。
あ,もう時間!

2020年9月3日木曜日

3年生のゼミ第三弾

今,3年生の夏ゼミ第三弾終了…
今日は10時から4年生のゼミをやっているので,途中昼休み休憩,そして一つミーティングを挟んで,8時間以上ゼミをやっていたことになるのか…
疲れたわ。
オンラインって対面より疲れる気がするなぁ。
3年生の夏ゼミ第三弾って言っても,ちょくちょくサブゼミに顔を出させられるので,もう何回トータルでやっているか分からないけれどもね。

さて,スポーツビジネスのグループは,本日モデルが完成!
例年より早いね。
クエスチョンネアの作成に入ることに。
でも,組織心理のグループも,管理会計のグループもあと一歩!
頑張れ!

…お腹空いたからはよ帰ろ…

4年の夏ゼミ

今年は渡辺ゼミ17期目にして初めて夏合宿が実施できない。
30時間ほどのマラソンゼミができないということで,今年は夏ゼミを例年より多く実施することになった。

まずはタカキのキャリアリフレクション(CR)の研究。
CRとは,自分のこれまでの仕事ぶりやキャリアを捉え直すことで生じる,職務やキャリアに対する考え方の変化のことを言う(永野・藤,2016)。
信頼感のある人,しかも強い紐帯の人ではなく,弱い紐帯(普段の生活圏を異にしている接触頻度の低い相手の人)を周囲にたくさん持っている人ほど,CRは起こりやすいと考える。
信頼感は能力があり,誠実であり,慈善性のある人に対して抱くものなので,社会人になってもできるだけ行動範囲を広げ,そういう人に出会う確率をあげれば,CRは起こりやすいと考えるわけね。

二番目はノスケの効果的なフィードバックに関する研究。
上司による部下が現状を把握し,向き合うことの支援や振り返りとアクションプランづくりの支援をフィードバックと捉えるわけだけれども,大事なことは部下がそれをしっかりと「支援」と認知すること。
その認知に影響を与える要因は,おそらく部下のパーソナリティだけではないはず。

三番目はタバッチのアメーバ経営に関する研究。
アメーバ経営導入企業では,評価的インセンティブ,自己実現的インセンティブ,理念的インセンティブを高く求める人は,働きがいを高く感じており,物質的インセンティブを高く求める人は働きがいを感じられていない,とする。
また,アメーバ経営を導入し,比較的長期に渡りそれを実施し続けている企業では,評価的インセンティブ,自己実現的インセンティブ,理念的インセンティブを高く求める人が多い,とする。
概ねOK。
ほぼ仮説立案が完成!
この時期に完成というのは,早いね。
ただ,例えば評価的インセンティブが供給され続けていれば,高い評価が得られないことがあるとしても,得られることもあるだろうから,得られたとしたら欲求が充足されるので,満足感が高まるであろう。
ただ「働きがい」は,満足感が高まるだけでは得られない。
一定のコストが傾注されなければ得られない。
だから,「各種インセンティブを高く求める人は,働きがいを高く感じる」とするのなら,もう少しロジックを考えなければならないだろう。

四番目はジェイの上方影響力に関する研究。
上方影響力というのは,ミドルが上司に対して有する発言力の大きさや上司との関係における自律性の程度のことを(金井,1991)を指す。
ただ,これを勝手に上司の耳に痛いことを部下が言える程度って意味に置き換えて,先行要因とかを考えてしまっているので,「発言力が大きい」ということの意味をよく考えることが必要。
ただ,この発言力の大きさというものには,諸々泥臭い要因が影響していると思われるので,かなり難しい課題が多いので,よーく考えた方がいいかも。

五番目はリョウの新卒採用に関する研究。
オンライン就活が主流の中で,就活が上手くいった人の特性を調べる研究。
コンピテンシーやセルフモニタリングが影響しているのでは,と捉える。
ただし,「上手くいった」というのをどのように捉えるのかというのは,かなり難しい問題なので,よーくそこを考えなければならない。
たんに内定先が多いだけではダメだろうね。

六番目はアカリの在宅勤務における自己調整学習の研究。
自己調整学習の中の学習方略(努力調整・プランニング方略・モニタリング方略・認知的方略)について,在宅勤務でどのような工夫をしているが,高い成果をあげているのか,仮説発見型の研究を行う。
今日は質問項目のチェック。
通常の学習方略の質問項目を在宅勤務方略に換えるのに,もっと工夫が必要だね。

七番目はシンの臨場感に関する研究。
臨場感というのは,場がリアルではなくてバーチャルであるというのは前提。
そのうえで,その内容(例えば教育の仕方やUSJのジョーズ)がリアルに近ければ近いほど,臨場感が高まる。
その内容が完全にリアルだと,もうそれはバーチャルではなくリアルなので,臨場感という概念自体が成立しなくなる。
さぁ理解は深まってきたけれども,これをどう料理していくかが今後大事になるね。



2020年9月1日火曜日

ヒンディー・プロジェクト第二弾

スポーツビジネスチャレンジ講座で、ヒンディー語で23FCの様々な社会貢献活動を紹介していくプロジェクト。
第二弾発射!!
https://twitter.com/Tokyo23fc907

是非、ご覧の皆様も「いいね」「リツイート」をお願いします。
拡散させるために、インドにお住いの日本人インフルエンサーへアプローチしたり、西葛西のインド人の方のお店で、たくさんのフォロワーがいらっしゃる店主の方にフォローをお願いしている。
学生たちはできるだけ多くのインド人の方に、23FCのことを認知してもらおうと頑張っております!

5年前の記事

自分の人生が運命によって決まるなんて思いたくないと想い、生きてきたような気がする。
自分の人生を決めた大事な出会いすら、過去の自分の生きざまからの必然と想いたい。
どちらに転ぶか分からないという瞬間がある。
その数秒後の結果が、運命によるものと考えるのだとしたら、ギリギリの勝負は運命に委ねるのしかないのか?
それでは虚しすぎる。

私は信じている。
バスケの試合でリングの上をボールがくるくる回り、回る勢いが弱まってきた後、ボールがリングの中に落ちるのか、それとも外に落ちるのかは、運命によるものでは決してない。
あと半歩の努力。
もう駄目だと思ってからのあと少しの努力。
それを積み重ねてこられた人のシュートこそが…内側に落ちると。

https://wtakeo.blogspot.com/2015/02/blog-post_18.html

2020年8月31日月曜日

「イチローが嫌いだ」

この動画はインパクトが強かった。
リオオリンピック棒高跳びの山本聖途選手、リオパラリンピック水泳の一ノ瀬メイ選手、陸上走り幅跳びの芦田創選手、車いすテニスの三木拓也選手ら、オリンピックやパラリンピックのトップアスリートらに、「イチローが嫌いだ」と言わしめている動画。
https://www.youtube.com/watch?v=RqoPPfB2DSw

イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
限界という言葉が言い訳みたいに聞こえるから

イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
自分にウソがつけなくなるから

イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
努力すら楽しまなきゃいけない気がするから

イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
どんな逆風もチャンスに見えてくるから

なぜ「嫌い」と言わせているのか?
もちろん、本当に嫌いなわけではない。
イチローが次から次へと偉大な記録をあっさり打ち立て続けることで、自分の弱さを直視せざるを得なくなり、抉られるような強烈なインパクトを受け止めざるを得なくなることを「嫌い」と表現しているのだと思う。

人間は弱い。
すぐに自分で自分に限界を設けてしまう。
すぐに自分にウソをつき、目を背けてしまう。
すぐに努力をするのが苦しくなって逃げだしたくなってしまう。
すぐに逆風に接すると諦めたくなってしまう。

でも…
イチローはあっさりと、一見あっさりと、
限界を超えてくる。
そして…
自分を絶対的に信じ、努力を惜しまず、どんな逆境にも立ち向かい逃げ出さない。
それを見て、衝撃を受け、胸が抉られる。
人間の弱さとイチローの強さのギャップに想いを致さざるを得なくなる。
しかし、次に来るのは絶望ではない。
でも…イチローも人間だ。
自分たちと同じ人間なんだ。
抉られた後の胸に、次に到来するのは、眩しいくらいの希望。
ひょっとしたら「自分にもできるかもしれない」と。
この動画には賛否両論あるらしいが、私は傑出していると思う。

2020年8月30日日曜日

住む場所で給与が…

今日は組織学会の九州支部の研究例会に参加するために,午後大学へ。
私は東大の高橋伸夫先生の研究が好きで,著書や論文をよく読むのだが,その高橋先生が講演されるということで,参加することに。

さて,その合間に,次のような報道に接する。
フェイスブックが,リモートワークに伴い,住む場所によって,つまり住む地域の生活コストの多寡に応じて,社員の給与を調整することを決定したという。
批判が多いという。
私もちょっと時代の流れに反しているような気がする。
リモートワークの拡大に伴い,むしろ地域間の給与格差はなくなる方向に向かうのではないかと考えていた。
例えば,同じチームに属するメンバーが協働して成果をあげたとしても,同等の価値を生み出したメンバーの一人の住む場所が生活コストの低い地域であると,そのメンバーだけ給与が他の人より低いということになる。
これで納得性が得られるだろうか…

日本でも,アメリカほどではないが,地域間で給与格差がある。
オンラインを通じてワークができる幅が広がれば広がるほど,その格差は縮まるものと考える。
例え,東京でも長崎でも,同一成果なら同一報酬,でしょ。

GSBC

今、グローバル・スポーツ・ビジネス・キャリアの具体的な設計を本格化している。
GSBCは、ドイツのブンデスリーガのフォルト・デュッセルドルフでの、サッカークラブ経営を研修するプログラムの講座。
来年2月初旬に実施することに、ほぼほぼ決めた。
機中泊も含めて8泊9日程度になりそう。
ホテルも決め、あとは飛行機の便を決めるだけ。
プログラムの内容についても、フォルトナ側とつめており、充実したものになりそう。
9月中に募集を開始する。

何とかしてドイツに行かせてあげたいが…
コロナの状況次第では、渡独は見送らないとならない。
その場合、オンラインで実施する方向性でフォルトナと調整中。
やむを得ないよね。

2020年8月28日金曜日

慣れないことが…

学部長になって3年ほど経つが…
慣れないことが一つある。
どっちに転んでも不思議ではない。
そんな岐路が人には何度もある。
人は弱い。
そんな人に対して立場上意思決定をしなければならない時がある。
弱さが顕現化してしまい、やってしまった後、どのように振る舞うのか、そこに真価が問われることになる。

2020年8月27日木曜日

小菅村が…

小菅村は最近よくメディアに取り上げられる。
三密を回避した「分散型ホテル」山梨県小菅村のマイクロツーリズムってことで,また。
https://ampmedia.jp/2020/08/25/micro-tourism/

いよいよ面白い時代になってきたなぁ。

情景と悲哀と…

この音源。
中学二年くらいの時、ラジオから聞こえてきた拓郎のこのシャウト。
いっぺんで虜になった。
https://mail.google.com/mail/u/0/#inbox
時々、今でも歌うよ「制服」。

綺麗な腹の男は
もう
拗ねてしまっている

これからもう君は日曜日だけを待つんだね
悲しみの歌がなぜまち街に流れるのかもわかってきて
使うのにたやすく
稼ぐのにつらい
そんな給料の苦さも知ってしまうんだよね…

でもね…
一番好きなのは

僕はこれから大阪へいくところ
一番きれいだった女の子の顔など想いだし
制服が人ごみの中へ消えていくのを
振り返りながら
僕は見送っている…

風に吹かれて

タイトルにあんまり関係ないが…
最近、ゼミのOBOGと「仕事」をすることも増えてきた。
基本、高い山を一緒に登った連中と、だなぁ。
一回、一緒に山を登った連中は戦友。

ところでね、会社の規模やその会社の風評なんて関係ない。
学生の頃の、そう何にも染まっていない彼ら彼女らの姿から…分かるもんだ…こいつとは一緒に仕事ができるなぁなんて。
さぁまた抱え込んで、ちょいと面白い仕事をしてみよう!

2020年8月26日水曜日

群衆の英知

今日は7時からフルスロットル。
快調快調。
ってことで,群衆の英知に関する知見について。
以前も紹介したことがあるが,仏INSEADのNarayan Pant教授の所説。
不確実な環境において必要なことは群衆の英知。
専門家の予測に素人の予測を加味した方が,その予測が的中する確率が上がるという。
しかも素人の人数を増やした方が良く,専門家1人に対して6人から8人の素人を加えると,かなり頑健な予測ができるという。
リーダーにとって大事なことは,この集合知の所在を見極めること。

2020年8月25日火曜日

ビジチャレ夏休み4回目

今日は夏休みに入ってから、4回目のビジネスチャレンジ実習の授業。
例年であれば、ワンマッチのプロデュースのために、学生たちがあ知りまわっている時期だが…
今年はなかなかそうも行かず、飛び道具を活用。
例えば、一つのグループが本日から情報発信を開始。
通称ヒンディープロジェクト。
東京23FCを単なるサッカークラブではなく、インド人の方々が多く在住している江戸川地域で、多くの貢献をしている存在であるということを認知してもらい、東京23FCがしていることを「他人事」ではなく、「自分事」として考えてもらうためのプロジェクト。
下記のツイッターのアカウントをご覧ください!
https://mobile.twitter.com/tokyo23fc907
まずは1回目の配信は、東京23FCのことを紹介するツイート。
このヒンディー語に翻訳してくださる方を、学生たちは自分たちで探してきて、協力を依頼して、ここまでこぎつけました。
これから全部で7回配信していきます!
是非「いいね」とリツイートをお願いします!
学生たちは、今、インド人のインフルエンサーに働きかけようとしています。
もしインド人のお知り合いがいたら、ご紹介を!

2020年8月24日月曜日

5年前の記事 潔さ

私の好きな松下幸之助の言葉。
この言葉に接すると、今でも鳥肌が立つ。
そして、鳥肌が立つのを感じて、まだいけると思う。

http://wtakeo.blogspot.com/2015/04/blog-post_35.html

2020年8月23日日曜日

六年前の記事 仕事と遊び

多分、安倍首相と同じくらいの連続出勤をしていた時期は、何回もある。
…が、あまり辛いと思ったことはない。
畑仕事やテニスをもっとしたいなぁと思うことはあっても、大学で仕事をすること自体が嫌だと思ったことはほとんどない。
私にとって、仕事は本質的に遊びのようなものなのかもしれない。

六年前のブログの記事。
http://wtakeo.blogspot.com/2014/08/blog-post_15.html

2020年8月22日土曜日

今日は終日…

さぁ土曜日だけど,もう仕事。
仕上げなけりゃならない大事な文書がある。

ところで,仕事を開始する前に決まって行う定型動作がある人がいる。
スポーツの世界で有名なところでは,引退しちゃったけどイチロー選手のバッティング前の動作。
イチロー選手の場合,毎朝必ずカレーを食べるとかの逸話もある。
かつてラグビーワールドカップを沸かせた五郎丸選手のキックの前の動作も有名だよね。
山口県立大学の吉村耕一教授の3年前の研究によれば,スポーツ限らず,こういった「プレ・パフォーマンス・ルーティン(PPR)」は知的作業でも効果的であることが明らかにされている。
実験室実験を実施し,記憶作業において,PPRを行った場合,その作業への集中力が有意に高いことが明らかにされている。
動作自体は何でも良い。
というか,コーヒーを飲むとか,アロマをたくといった行為でもOK。
ただ大事なことは,例えばコーヒーならば,これを飲めばカフェインが効いて眠くならず集中できると,本人がしっかり認知していること。

私にも授業前に必ず行う順序だった行為がある。
がしかし…オンラインになってすぐに授業が始められるようになり,それがなくなってしまった。
新常態によって,PPRも様変わりするものか。

2020年8月21日金曜日

七年前の記事 自己…

今日はオンラインの会議が6つ。
ビジチャレのグループワークを2つ。
産みの苦しみの状態。
ここを乗り越えてほしいね。
もう2つは外部の方とのミーティング。
こちらはウキウキする話。
コロナ禍を受けて縮こまってなんかいられない。
留学やグローバルインターンシップができないのなら…

さて、7年前の記事。
今はなかなか行けないけれども、海外旅行の効用の一つに言及したもの。
これがあるからねぇ。
何とかオンラインでカバーできるところはカバーするとしても…

https://wtakeo.blogspot.com/2013/10/blog-post_14.html

2020年8月20日木曜日

七年前の記事 北里博士の…

これはぐっとくるかなぁ。
懐かしい。
七年前の記事。
破傷風の治療法を発見した北里柴三郎博士の言葉。
世間が何と言おうと、私はこの想いに全力で共鳴する。
https://wtakeo.blogspot.com/2013/01/blog-post.html

2020年8月19日水曜日

危機にあたってリーダーが…

Harvard Business Reviewに掲載された「4 Behaviors That Help Leaders Manage a Crisis」という論文。
以下で,無料で読むことができる。
https://hbr.org/2020/04/4-behaviors-that-help-leaders-manage-a-crisis

その1:正確さをある程度犠牲にしてでもスピード感を持って意思決定する。
その2:たとえ詳しくないことであっても他者からの支援を得つつ,大胆にやれることは何でもやる。
その3:たとえ自分のコントロールの範囲外にある要因に取り巻かれていても,自分にできる限りのことをやる。
その4:自分のチームに置かれた状況をよく理解し,日々変化する状況下において,明確かつ網羅的に新しい目標や情報を伝達し,メンバーのエンゲージメントを維持する。

肝に銘じたい。

2020年8月18日火曜日

学ぶことは…

学ぶことはまだまだ沢山ある。
スポーツビジネスのことをつらつら考えていることが最近は多いのだが、スポーツデータアナリシスについて考えていると、楽しくてついつい色々と調べものをしたりして、時間があっという間に過ぎていく。
スポーツコードというソフトがある。
これはかなり優れもの。
今度バスケ部に導入を提言してみようかなぁ。

プレゼンについても最近はインフォグラフィックに着目している。
色々と調べていて、良いサイトに行きついた。
https://www.canva.com/
パワポのテンプレートも無料で使えるし、デザイン性もなかなか良い。
ゼミ生には参考にしてほしい。
OBOGでも仕事に使えるかもよ。

2020年8月16日日曜日

感情のコントロール

フランスのINSEADのNarayan Pant教授。
リーダーシップ論で有名な方。
日経ビジネスの6月29日号での指摘。

「感情は,コントロールを諦めることでコントロールが可能になる。
ネガティブな考えを無理やり打ち消すことは諦めよう。
ネガティブな思考を自らの中に受け容れ,無力化するのだ。」

所詮ネガティブな感情の生起を意図的に抑えることはできない,という前提に立つ。
ネガティブな感情が生起していることに気づき,それを自覚化することで,結果としてネガティブな感情がコントロールできるようになるとのこと。
学生には参考にしてほしい。

2020年8月14日金曜日

8年前の記事

困難にぶつかった時の私の持論。
https://wtakeo.blogspot.com/2012/06/blog-post_24.html
8年前の記事。
とにかく私は諦めが悪い。
いったん信じた道ならば、次から次へと困難が生じても、容易に諦めはしない。
粘り強く一つひとつ壁を乗り越えていく。
現在、同時進行で幾つもの課題に取り組んでいるが、どいつもこいつも壁だらけ。
気の置けない仲間としゃべると、時々愚痴も出てしまうが…
闘うスタンスは絶対に失わない。
明日も大学だな。
夕方は知り合いの企業の方々とテニスの予定。
これ、大事。
体をハードに動かし、汗をたっぷりかくっていうのをルーティンにしないと。
闘志の源泉だから。

2020年8月13日木曜日

インセンティブ

自分の周りには優秀な部下が集まってくれないと嘆くリーダーに対する,ある経営者の言葉。

お花の側には蝶々が寄ってきます。
○○の側にはハエが寄ってきます。
今,あなたは自分のことを○○コだと言っているようなものです。
まずは自分がお花にならないと。

部下の働きが悪いと嘆くリーダーは多い。
しかし,そう行動する方がよい仕組みを作ったのはリーダーだ。
と,いうのはスイスのビジネススクール,IMDのMichael Wade教授。

組織で働いている人々は皆,賢いので,社内でのゲームの仕方は心得ている。
つまり彼らは,ただシステムに合うように働いているだけなのだ,と。

部下の働き方を変えたいのならば,システムを組織目的にふさわしいものに変えなくてはならないということ。
大事なことはインセンティブを変えること。
人は…
理念のために
自己実現のために
人から認められるために
人のために
モノ・カネのために
働く。
何を重視するか,人それぞれに濃淡はあっても,ね。

2020年8月12日水曜日

疾風に…

次のようなことわざがある(「後漢書」の王覇伝)。

疾風に勁草を知る

激しい風が吹いてはじめて丈夫な草が見分けられる。
人も同様である。
苦難にあってはじめて,その人の節操の堅さや意志の強さが分かる。
今,大学も激しい嵐の中にある。
大学だけではなく,日本中のあらゆる組織がそうであろう。
人の真価が問われている。

これは人生訓でもあり…

今話題になっている言葉があるらしい。
ある漫画の中の一節らしいが,確かに深い。

どんなに良い人間でも
きちんとがんばっていれば
だれかの物語では悪役になる

人間は,それぞれ価値観,善悪の判断基準,宗教などについて,異なっている。
だからこそ,自分が良かれと思ってしたことが,他の人にとっても良いとは限らない。
きちんと頑張れば頑張るほど,その方向性に対して異なる考え方・価値観を持っている人間からすると,物事を悪い方向へ悪い方向へと導いていっているように思える。
頑張っている人間に対する風当たりが強くなることもある。
へこたれそうになることもある。
組織に属していれば,なおのことである。
組織はかくも人間臭い人間の集団なのである。

しかし,そう言っているだけでは,組織で物事を前に進める際には,ダメだ。
そこで必要になるのが,マネジメント・コントロールなのだ。
組織では,社長が一人で何でもできるわけではない。
もし,何でもできるとすると,社員はいらない。
組織はいらない。
一人でできないからこそ,部下に仕事を任せる必要があるのである。
任せた以上,必要以上の介入はすべきではない。
部下は将棋の指し手なのであって,駒ではない。
駒として扱えば,モチベーションは速やかに減衰する。
思考停止の人材だけを育てることになる。
しかし,任せっぱなしにしてしまうと,上記の一節のように他の組織成員の物語の「悪役」になってしまう危険性が高まる。
本人が良かれと思って必死に頑張れば,頑張るほどである。
それは社長(管理者)としては困る。
だからこそ,任せた事柄を任せっぱなしにせずに,任せた人にとって望ましい方向に導いてあげることが必要になるのである。
その仕組みがマネジメント・コントロールである。
コントロールというと指示や命令をイメージする人が多かろう。
しかし,ここでのコントロールとは「影響及ぼす」といった意味合いである。

どうであろう?
かほど左様にマネジメント・コントロールとは,組織にとって生命線と言って良いほど,重要なものなのである。

2020年8月11日火曜日

秋のJリーグビジネス論Ⅱは…

今日もたまった仕事をこなす。
しかし…暑いね…

さて,春のJリーグビジネス論Ⅰは、学生の受講環境も何もかも不確実な状況の中、同時双方向型(ライブ型)の授業の実施が厳しく制限される方針を受け、開講を見送ることとなった。
が、秋学期については、学部の方針としても、幾つかの条件のクリアが必要であるが、ライブ型で講義形式の授業を実施することが認められることとなった。
ということで、秋のJリーグビジネス論Ⅱについては、ライブ型のオンライン授業として実施する可能性を探っている。
本日、出講をご快諾いただいていたJリーグのクラブ関係者の方々などに、オンラインでの実施の可能性についておたずねするご連絡をしたところ。
ご対応が難しいクラブもあろう。
何とかご対応いただけるクラブを、新規に探索しなければならないかもしれない。

春学期のJリーグビジネス論の開講見合わせは、多くの学生たちを失望させてしまった。
何とか秋学期こそは、と強く思う。
授業の段取、運営、リスク管理などはすべて私が行い、講師の先生方には必要以上のご負担をおかけしないやり方で、何とか乗り切りたい。

2020年8月10日月曜日

小菅村が…

今日のワールドビジネスサテライト。
23時からだから、もうすぐなんだけれども、小菅村の特集が放送される。
「人口約700人の山梨県小菅村が、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて移住先や一時的な滞在先として注目を集めている。山村の新たな可能性に迫る。」ということらしい。
これは必見ですな!
皆さんもいかが?
https://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/

サッカー以外に…

実はここんとこ、毎週、あるメジャーなプロスポーツの関係者とミーティングを重ねている。
まだ、明確には言えないが…
中大商学部のスポーツビジネス・プログラムは、その対象をサッカービジネスにかなり特化している。
このことは他との差別化要因と言っても良いが、学生の中からは、他のスポーツへの展開を期待する声がしばしば聞こえてくる。
現行のスポーツビジネス・プログラムに組み込む前に、とりあえずと言ってはなんだけれども、私のゼミで有志を募り、トライアルのような形で、そのメージャースポーツの関係団体と提携して、あるチャレンジをするプロジェクトが進行中。
学生たちのやる気はかなり高い。
今年のゼミの3年生は19名もいるのだけれども、その半数ぐらいが手を挙げている。
私自身もそれなりにワクワクして、楽しんで取り組んでいる。
ま、私の場合、自分がやって楽しいか否かで、こういった取り組みにチャレンジするか否かを決めているから、当然と言えば当然なのだけれどもね。

今の期間、大学は一斉休暇中で、職員さんたちはお休みなんだけれども、だからこそ会議もないので、たまった仕事をガンガンやる!
実家にも帰れそうにないので、ね。
さ、明日もビシッといこービシッと!

Number Web

スポーツ関連のかなり多きウェブ媒体の「Number Web」。
そこに瀬田元吾氏が寄稿している。
私のここ5年来の盟友。
徒手空拳で未開の領域を切り開き,ドイツのブンデスリーガで唯一の日本人のフロントとして,12年間活躍してきた男が,ついに日本に帰ってきた。
Vファーレン長崎の役員として。
活躍が期待される。
記事の中では,中大の講座のことも大々的に言及してくれている。
有難いことだ。
大きなパブリシティ効果が得られることだろう。

https://number.bunshun.jp/articles/-/844567


2020年8月9日日曜日

金曜日のビジチャレ

夏季休業期間中、スポーツ・ビジネス・チャレンジ実習Ⅰの授業が数回行われる。
例年ならば、学生たちにバリバリと対外的な活動に従事してもらうのだが、今年はそれができない。
なので、オンラインの授業で、概ねオンラインで対応可能範囲の活動を行っている。
5つに分かれたプロジェクトがそれぞれ、佳境にそろそろ入ってきているので、授業時間がどうしても長くなる。
この間の金曜日の授業は、実に4時間!
うち一つの班について2時間も意見交換しのための時間を要したが、理由は今月中旬に動画の撮影があるから。
東京23FCの社長と、江戸川区で十代続く小松菜農家さんとの対談企画。
サッカークラブを、そして小松菜を、江戸川区の誇りにしたいと考えておられる方々。
良い動画にするために、細部の創りこみをしなければならないので、細かいチェックが必要となる。
毎週、どこかの曜日の晩の時間帯に、23FCのGM等とのミーティングも行っている。
何とか23FCに良いインパクト、それもできれば大きなインパクトをもたらしたいと思って、皆頑張っている。
私もできうる限りのことをするつもり。

2020年8月7日金曜日

16期生の夏ゼミ

今日は16期生の夏ゼミ。
まずはタバッチによるアメーバ経営と働きがいの研究。
アメーバ経営は構造的に,特に評価的インセンティブ,自己実現的インセンティブ,理念的インセンティブを供給しており,したがってそれらのインセンティブに対する希求度合いが高い人にとっては,それらのインセンティブが充足された時に,働きがいを感得しやすいと考える。
逆に物質的インセンティブに対する希求度が高い人には,働きがいは感じにくいのかも。
仮説設定をしたうえで,尺度をどうするのかという検討に入ってもいいかもしれない。
この時期にしては進みが早いね。

2番目はノスケのフィードバックに関する研究。
ネガティブフィードバックを情報通知(耳の痛いことであっても,部下のパフォーマンス等に対して情報や結果をちゃんと通知すること)と立て直し(部下が自己のパフォーマンス等を認識し,自らの業務や行動を振り返り,今後の行動計画を立てる支援を行うこと)に分類(中原,2017)。
これらのフィードバックの認知が高い部下は,職務満足が高い等のポジティブな効果が得られやすいと考える。
経験学習の文献を調べてみたり,ネガティブなフィードバックの受け手のパーソナリティ等がその受けとめ方に影響することはないのか,等を検討してもいいかも。

3番目はジェイのミドルマネジメントの上方影響力に関する研究。
上方影響力とは「ミドルが上司に対して有する発言力の大きさないし上司との関係における自律性の程度(金井,1991)」。
上方影響力の促進要因としてコミットメント(情緒的はプラス,規範的と存続的はマイナス)を位置づけるのはいいかもしれないけれども,職務志向性については再考の余地あり。
結果要因もチームパフォーマンスというのはイマイチ。

4番目はリョウの新卒採用に関する研究。
渡辺ゼミとしては珍しく仮説検証型研究ではなく,仮説発見型研究を指向。
オンライン就活で成功した人と失敗してしまった人の傾向性を探索する。
中大のC-compassの質問項目が参考になるかもね。
あれもコンピテンシー関連のクエスチョンネアだから。

5番目はアカリのテレワーク下における自己調整学習に関する研究。
こちらもひょっとしたら仮説発見型研究でもいいかも。
努力調整方略,プランニング方略,モニタリング方略,認知的方略として,テレワーク下でどのようなことが具体的に行われているのか,行われていると想定されるのかの質問項目。
自己調整しながらテレワーク下で仕事を適切に行っていることを捉える質問項目等をまずは作成する。

6番目はシンの臨場感の尺度開発に関する研究。
インタビュー調査で臨場感の大枠を捉えたいのなら,まずは実践あるのみ。

7番目はタカキのキャリアリフレクション(CR)の研究。
CRとは,自身のこれまでの仕事ぶりやキャリアを捉え直すことで生じる,職務やキャリアに対する考え方の変化(永野・藤,2016)。
弱い紐帯とCRの関係は先行研究で明らかにされているけれども,紐帯の弱さだけではなく,対象となる人物が自分にとってどのような人なのか,またその人物の生立ちの自分との相違性等,他にもCRに影響を与える要因はありそう。

8番目はタクミの暗黙の協調に関する研究。
どのような内省の仕方が,チームメンバー間の暗黙の協調を促進するのか。
まずは効果的な内省とは何かを検討しないと。