2013年7月31日水曜日

講義・・・終了したが

先週で講義は終了した。

少しは楽になるかと思いきや・・・
今日も午後はとにかくアポで一杯。
3年生や1年生や,バスケ部のマネジャーや・・・。

まずは,3年生の組織市民行動のグループと90分ほどゼミをした。
このグループは,おおむねモデルの構成概念の定義と整理が終了し,あとは最後の詰めの作業が残っているだけ,という段階にようやく至った。
5日の夏ゼミで,なんとかモデルを完成してほしいものだ。
おそらく5日にモデルについてOKがでたグループのみ,インナーで実証分析の結果ならびにその解釈までプレゼンできるであろう。

その後,アメーバ経営のグループの報告も聞いたが・・・。
こちらはどうも,まだまだだ。
苦悩がにじみ出てこん,研究内容に。
悩んで苦しんで,脂汗を流して仕上げたレジュメや報告には深みと輝きがあるが,それがない。
あかんよ,あれじゃ。
闘え,自分と。
あがいて,あがいて,あがきぬけ。
その先にある,そんなレジュメや報告を,5日には期待している。


ところで,今年の夏合宿には,初日だけだけど,1年生の4人も参加する。
なかなか,向上心がある。
期待したい。

徳島から帰って

今日の徳島の調査はとっても有意義だった。
事前に質問事項をお送りしていたのだが,そのご回答は大変興味深いもので,新たな発見があった。
AMSにおける収益計上方法として,あんなパターンがあったとはね。

加えて・・・,この会社にはただもうご訪問させていただくだけで,気分が良くなる。
そんな会社はめったにない。
とにかく挨拶が素晴らしい。
本社の自動ドアを抜けると,奥の事務所の方達が一斉に立ち上がり,ご挨拶してくださる。
思わず,私も立ち止り,深々お辞儀を返してしまった。
ご対応いただいた担当者の方も,こちらが恐縮になるくらい丁寧に接していただいて,本当によく理解できる。
感謝の気持ちを伝えても,伝えきれない。
本当にありがたいことだ。
いずれきちんとした成果に結実させ,社会に貢献することをもって恩返しをしたい,そう
強く思う。


で,徳島から夜に帰京して大学に向かい,それからテニススクールに行ってきました。
さすがに疲れた・・・。
でもって,明日も予定が一杯。
なんか手帳が予定で真っ赤なんだよね。
まとまった研究時間が欲しい・・・。

2013年7月29日月曜日

夏合宿参加予定者

OBOGの夏合宿参加予定者は今のところ次のとおり。
1期 猪俣君
2期 萩原君
2期 大高君
2期 原さん
2期 中垣君
2期 篠田君
3期 小栗君
4期 辻本さん
5期 東山君
6期 野口君
6期 岩本さん
7期 林君
7期 小川君
8期 田上君
8期 竹中さん
8期 清水君
8期 宮内君
8期 田澤君
以上、18名。
7月末でこの人数。
例年どおりだと、これからもっと増える。
OBOG枠として25名分とっているけど、足りるかな?
なんと嬉しい悲鳴だろう!
ありがたいことです。

さて、今日から徳島出張。
このブログも羽田行きのバスの中で書いている。
久しぶりの研究出張なので、心は弾んでいる。
雨模様だけど飛行機の運航は問題ないでしょう。
行ってきます!





2013年7月28日日曜日

OBOG会

昨日,ゼミの1期と2期の連中と飲んだ。
もう皆,30代半ば。
1期生は,別の大学を経て中大に3年次入学してきた連中なので,すでに30代後半。
それぞれ仕事が忙しいころだ。
そんな中,せっかくの休みの日に,家族がいる者もいるのに,昔の仲間や教員に会いに来てくれる。
ゼミの運営は,それほど間違ってこなかったのかな,と思う。
1期の猪俣君と早坂君。
2期の萩原君,大高君,中垣君,篠田君,原さん,吉田さん。
楽しい時間をありがとう。

さて,いろいろな話しをしたのだが,OBOG会についても相談した。
会を作る以上は,組織化が必要。
暫定的ではあるが・・・
会長は1期の猪俣君。
副会長は2期の萩原君と中垣君。
そして各期のゼミ長を幹事とする。
事務局は来年から大学院に入る石沢君にお願いしますかね。
とりあえず一回目の会は,11月2日にすることに。
参加意思を表明してくれた人は,すでに20名ほどになった。
すでに私の自宅でやるレベルを超えているな・・・。
皆が参加しやすいように,都心でやりますかね。

2013年7月26日金曜日

春学期終了

今日で、30回に及ぶ春学期の講義が終了した。
想いを込めて最後の講義をした。
問題も多かったが、それ以上に記憶に残る学年であった。
学生諸君各位にはそれぞれ不満もあろであろう。
しかしふりかえってみて、この期ほど丁寧に、そして大事に講義したことはない。
私はこの春学期、楽しかった。

青学も今日で終了。
試験期間が終われば、いよいよ夏休み。
でも、大学の教員にとって、これからが研究の季節。
さぁて、頑張りますか!

2013年7月24日水曜日

口だけ

わがゼミに「口だけ番長」はいないと信じたい。

「考えています」
「やります」
「分かっています」
「知っています」

口だけは達者でいて,行動が全く伴わない。
同じ過ちを繰り返し,謙虚な内省に基づく行動変革・自己変革ができない。
いらぬ自意識だけが目立つ。
他者の配慮行動に対して,きちんと「配慮」できない。

簡単に答えることができないとまずい質問に,満足に答えられない。
研究に進歩もない。
しかし,口だけは一人前。

「恥」の観念を持つことは,日本人の美学。
しかし・・・教員の中にもいるがね。
行動が全く伴わない人間が。

わがゼミでは,恥を知り,口ではなく,行動で示す人間を育てたい。

2013年7月23日火曜日

原価計算のアンケート

本日,原価計算論の授業で,正式な授業アンケートとは別に,簡単なアンケートを行った。
私の授業では,その日の講義内容に直接・間接に関連するトピックについて,簡単に考える問題(略称TAI)を出して,それを採点し平常点に加えている。
主として,そのTAIに関するアンケートを行った。

最初の質問は,今まで行ったTAIの中で最も印象に残ったのは何かというもの。
最も皆の印象に残ったのは,松下幸之助の講演のテープを聞かせ,さらには鉄拳のパラパラ漫画を背景画像とした馬場俊英の「弱い虫」のミュージック・ビデオを視聴させて,質問したTAIだったようだ。
原価計算とは全く関係ないが,私の原価計算論の講義を運営していくうえで,非常に大事なTAIだった。
そのTAIを実施した趣旨は,以前にこのブログでも書いたが,要は授業中に行う練習問題を解く際に不正行為をしても,自己のために何にもならない,自らを貶めるだけの行為であることを気づいてほしいというものであった。
私は,そのTAIを通じて,学生たちが自らそれらのことに気づくことに期待した。
不正な行為を発見する都度,厳しく叱責するだけでは効果は少ない。
やはり内省に基づく自己変革を促したかった。
でも,原価計算論の授業を半分つぶして,道徳や倫理に関する説教くさい話しをしたうえでのTAIだったため,私自身,あまり学生に受け入れられる自信はなかった。

ところが・・・
「そのTAIを通じて,今までの自分の弱さに気づいた」
「弱い虫のビデオに感動して,家に帰り,親と一緒に見た。出会えてよかった」
「これからの自分の生き方に大きな影響を与えることになった」
などなど・・・
非常に多くの学生に受け入れられていたようで,心から嬉しかった。
もちろん,そのTAIの実施以降,講義を通じて,学生の受講態度の劇的な好転に気づいてはいた。
しかし,改めて文章で,学生たちから,そのビデオを見た感想や感動を伝えられ,涙が出るほど嬉しかった。

半期4単位の週2回の授業も,今日で29回目。
また,教員になってからの休講無しの記録が伸びた。

正直,半期で30回の講義は,私もしんどいと思う。
でも,今回のような学生の声を聞くと,また次の期も頑張れる。

いつも思う。
私は大学で学生に教えているが,同時に学生にも教えられている。
どうもありがとう,諸君。

これから2週間

一昔前ならば,とっくに夏休みだが・・・。
まだまだ今週いっぱいは授業期間。
高校生の娘は,もうとっくに休みに突入しているんだけどね。

さて,授業もまだ残っているが,今週から来週にかけて,とにかく会議や大学の仕事が多い。
今日の晩も,偉い人たちが集まる会議に出席した。
学長,副学長,学部長,高校長・・・,で学長専門員の私。
学長に突然意見を求められて,焦ったわ。
でも,興味深いテーマを検討する会議ではある。
コツコツと勉強して備えておこう。

明日は,甲府の高校に訪問する。
来週は徳島出張もある。
何やかやで,なかなか研究に集中できないが,お盆のころが勝負だな。
とにかく,今年は,あまり夏休みがなさそうだなぁ。

2013年7月21日日曜日

昨日のこと

昨日は,とっても楽しかった。
4年生とのBBQと餃子の会。
IMMの作る餃子は本当においしかった。
餃子専門店のよりずっと。
AKRのちょっとアレンジされた肉じゃがやキンピラもGood!
MRKのラザニアもマリネも素晴らしかった。
そのほかにも,果物やお酒など,皆が持ってきてくれたものは,あらかた胃袋に収められたよね。

息子の友達連中6人とも,よく遊んでくれましたね。
奴らもとても喜んでいました。
ちょっと興奮しすぎて,制御するのが大変なくらいでした(苦笑)。

ちょっと残念だったのは,せっかく用意した皆の劇のビデオを余興としてみることができなかったこと。
今度は必ずスピーカーを用意しましょう。

今回改めて思ったのは,9期生の情緒性の豊かさ。
会の前日には,ほぼ全員からメールが来て,会の実施への感謝と期待をわざわざ伝えてくれた。
そして,会の終了後は,全員から,会の感想,楽しかったことや感謝の念を伝えるメールがくる。
ただ,「ありがとうございました」だけではなく,各自,自分の言葉でちゃんと語ってくれる。
一人一人に返信することはできないかもしれないから,ここで私の気持ちを述べておきます。
とってもうれしく,皆のメールを読んでいます!

9期生は,もうどこに出しても恥ずかしくない。
でも,もうすご「出て行って(卒業して)」しまうと思うと,寂しくてしょうがない。

2013年7月19日金曜日

給料は

大学の教員の仕事は,大きく分けて教育,研究,そして大学機関の運営にかかわる業務がある。
しかし,我々の給料は,基本的に学生が納付する授業料によって賄われている。
研究や大学運営には力を入れるが,教育をおろそかにする人には違和感を感じる。
まだ,何かに力を入れているのならば,つまり上記の三つのいずれにもコミットしていないわけではないのなら,まだましだとも言えるが・・・。
個人的には,教育において,かつてのおおらかな時代の大学の郷愁にすがり,当たり前のことを当たり前ようにしないで済ますことは,許されないと思う。

昨日,教授会後,10人ほどの主として若手の先生方と飲みに行った。
共通するのは,皆,教育に全力をかけている人たちってこと。
ミクロのI先生,経営史のK先生,流通論のK先生,商業経営論のY先生,商業史のS先生,情報システム設計論のS先生などは,会話をしていても熱い。
一家言あるね。
とても参考になる。
新任の先生方も,とっても期待できそうな方達ばかり。
ここまで書いてふと気づいたが,教育に一生懸命な人たちは,研究も一生懸命やっているなぁってこと(その逆は成り立たないような気がするが・・・)。
昨日のような飲み会は,かなり重要なFDの機会(ファカルティ・デベロップメント)だと思うね。
また,ぜひやりたいものだ。

さて,明日は4年生を自宅に招いて,BBQ and 餃子会。
4年生と接する期間も,もうあまり長くない。
とっても楽しみ!

2013年7月18日木曜日

会議だらけ

今日は朝からずっと会議。
会議会議で,学生との待ち合わせの時間もきちんと守れない有様。
そんな中,思うことは・・・
これからの大学では,教員は今よりもずっと自らの「責任」の遂行に「責任」を持たなければならない,ということ。
当たり前のように,自らの責任を遂行する。
つまり・・・
自らを厳しく律し,教育者として適切に学生に接する。
良質な講義を提供し,学生に学びの喜びを与えてあげる。
そして,きちんと責任を遂行したかどうかを,情報としてきちんと開示する。

また,学生も学びの場における一方の主体として,しっかりと自らの責任を遂行する。
つまり,講義にしっかりとコミットするということ。

お互いがお互いの責任をしっかりと果たし,良い循環が生まれれば,きっと中央大学は,商学部は素晴らしい学びの場になる。
心ある学生に無力感を持たせては,決してならない。
心からそう思う。

2013年7月17日水曜日

春学期も・・・

春学期のゼミも今日が終わり,残すところ来週の水曜日のみ。
3つのグループともに,分析モデルの完成を目指しているが,日暮れて道遠し。
このままでは夏ゼミ第一弾の8月5日での完成もまず無理だな。
10期生は,夏ゼミを2回しか予定していないので,8/5で完成しない場合,次にモデル完成を確認できるのは,8月下旬になる。
当然のことながら,モデルが完成しなければ,実証データの入手も,統計的な解析にもとりかかれない。
インナーにでるって意思決定は10期生が下したわけだが,そのインナー予選の資料提出はいつだっけかな。
その辺のこと考えれば,もっと必死にならなくちゃいかんのだがな・・・。
ちなみに昨年の9期生は,昨年のゼミの活動記録を確認したら,夏ゼミを4回実施していた。
8月初旬に2回実施していて,最も遅いグループでも,その2回目にはほぼモデルが完成していた。
もっと自分たちでちゃんと先輩から聞くなり,私のホームページで確認するなりして,スケジュールも含めて自分たちで考えて,行動しなけりゃあかんね。

積極性も闘争心も感じられん。
しかし・・・自分たちでどう行動すべきか気づくまで,私はなんも言うつもりはない。
言われてから,やらされ感をもって取り組んだって,どうせ大したことはできんし。

2013年7月16日火曜日

学内の仕事が・・・

今年の2月から,学長専門員という役職についている。
こいつがいよいよ本格的に忙しくなりそうな予感。
附属高校との連携を考える協議会の一員に選ばれ,さっそく本日その事前打ち合わせ。
でもって来週の月曜日の晩に初回の会議。
さらに,学長スタッフ会議というのが新設され,そいつがやはり月曜日に月2回あるという。
さらには,大学院の改革のためのタスクフォースも作られるという。
おいおい,大丈夫か,これから。
学部のカリキュラム改革など,学部の仕事も盛りだくさんだし。

夏休みに入ったら,9月中に仕上げなくちゃならない論文に全力で取り掛からなきゃならんし,夏ゼミも丸々3日間あるし,合宿もあるし。

今年の夏は,頑張らなきゃあかんなー。
壊れなきゃ,いいが。

2013年7月15日月曜日

OBOG・・・雑感

渡辺ゼミも,現在の3年生が10期生になる。
私のアメリカでの在外研究直前の2004年度と,在外研究中の2005年度・2006年度はゼミを募集していないので,2005年3月に卒業した4期生と,2007年度に募集した5期生との間には3年ほどのブランクが空いている。
そのブランクのせいか,渡辺ゼミ1~4期と,5~10期はゼミの内容が大分異なる。
1~4期は,組織論・心理学的要素を重視しつつも,管理会計関連以外の卒業論文を書く者は,ほとんどいなかった。また,3年生の時に,各種プレゼン大会に出場することも,そもそもグループワークもしていなかった。
1~4期の連中も,すでにアラサー。
卒業してだいぶ経つが,4期以外は,ときどき同期の集まりがあり,ほとんどの人間が参集する。
今週末も,1・2期の合同の集まりがあり,ほとんどの連中が集まることになっている。
忙しいだろうに,合宿やなんやかやにも,今でも積極的に集まってくれる。
ありがたいことだ。

先日,夏合宿のお知らせの手紙をOBOGに送ったが,住所が判明している者は74名(うち国内72名)であった。住所不明者が5,6名いるが,1期生が卒業して10年以上経っていることを考えると,不明者の数がこの程度で済んでいるのは,歴代のゼミ長のおかげだと思う。

ゼミ長の仕事は,卒業してからの方がむしろ重要。
新しいゼミ長や副ゼミ長が決まると,私の自宅で料理をふるまうことになっているが,その言葉は,歴代のゼミ長からゼミ長に伝承されてきたこと。
これからOBOGがもっと組織化できれば,と思っている。
すべてはゼミのため。
現役生のグループワーク,卒業研究,あるいは就職に関しても,きっとそのネットワークが活きることがあるであろう。

頼むよ,OBOG諸君!

2013年7月12日金曜日

授業評価アンケート

本日,中大の原価計算論と青学のアカウンティング基礎という両講義において,授業評価アンケートを実施した。
学生の指摘を真摯に受け止め,授業の改善につなげようということで,今やほとんどの大学で実施している。
中大の商学部の場合,現在,講義科目は隔年でアンケートを実施している。
私が在外研究中にそうなってしまっていた。
完全なる退行。
中大でも,比較的先進的な取り組みをしているのは,法学部と経済学部かな。
経済の場合,毎年実施するのは当たり前として,アンケートの結果を教員別に公開している。
商学部も絶対にそうすべき。

別に自分の講義に自信があるわけではないが,アンケートに協力したのに,その結果をフィードバックされないなんて,学生も納得できないことであろう。
これからは何でもガラス張りでやっていくべきなのではなかろうか。
隠し事はせずに全部オープンにするべきだと思う。

2013年7月11日木曜日

グループワーク

10期生のグループワークも,前半の山場にさしかかっている。
ちょっと昨年の9期生と比べると,進捗が遅いが,着実に前進はしていると思う。

OCBを研究するグループは,独自の分析モデルを展開できつつある。
ロジックに関する議論をしていると,本当に脳みそをしぼって考えてきたことが分かる。
プレゼンのファイルに,苦悩の跡がにじんでいる。
議論している際の,表情もいい。
闘う表情になっている。
その調子で,論理上の瑕疵をつこうとする私に向かってくるがいい。

AMSを研究するグループは,ちょっと進度が遅い気がする。
もう少し踏ん張れ。
いいセンはいっている。
質疑応答をしていれば,いろいろなことに頭を巡らせてきたことは分かるよ。
でも,そのうえで目に見える形で,徐々にモデルの完成に近づいていかなきゃ。

LMXを研究するグループは,いい加減に分析モデルの構築にとっかからなきゃ。
いつまでも基礎概念と基礎的なロジックの理解に,時間を割いてはいられないよ。
LMXの先行要因や結果要因を,先行研究をしっかりとレヴューするとともに,オリジナルな部分を組み入れつつ,しっかりと措定していこう。

春学期の正規の時間帯のゼミは,あと2回。
夏ゼミ第一弾までに,一応の分析モデルができていないと,かなりきついぞ!
みな,頑張れよ!

2013年7月9日火曜日

旅人

私のゼミのOBに,一人「旅人」がいる。
3年前に大学を卒業すると,1年数カ月にわたり,33カ国を放浪してきた。
それだけ世界を見てくると,普通,その間学んだことや感じたことを勇んで語るもんだが,彼はそんな風もない。
のんびり,ほんとにのんびりしていただけですよ,と実に飄々としている。
スワヒリ語に「ポレポレ」という言葉があるが,まさにそれを体現している感じだった。



その彼から,昨日ハガキが届いた。
相変わらず,きったない字。
それもいつもより輪をかけたひどさ。
「電車の中で手紙を書くのは粋なことだと確信したのが間違いでした」ってさ。
現在,グルジアにいるらしい。
今度は3ヶ月間の旅らしい。
イランには入国できなかったらしい。
帰国したら私と日本酒を飲みたい,とある。
日本では居酒屋でバイトしていたから,日本酒に少し詳しくなった,とある。



なぜだか知らないが,涙腺がヒリっとした。
なぜだろうね・・・。
とにかく・・・元気で帰ってこいよ,必ず。


ブワナ クワヘリ ヤ クオナナ

2013年7月8日月曜日

今年の夏合宿

今年の夏合宿の予定がほぼ確定した。
場所は,越後湯沢。
ホテルはニューオータニ。
数年前に家族旅行で泊まったことがあるホテル。
ホテルのプールやジムで娘や息子と汗を流し,ゴルフやフォレストアドベンチャーや魚釣りや虫取りなんかで,とっても楽しかった記憶がある。
ディナーもバッフェ形式で,結構おいしかった。
そこを契約宿舎にするだなんて,中大も結構頑張ったな。

新潟県だけど,八王子からだと,高速をちょっと飛ばせば,一般道をほとんど使わないので,2時間ちょっとでついちゃった記憶がある。
OBOGもぜひ大勢参加してほしいものだ。
期間は9月5日から8日まで。
二つの学会とかぶってしまう,ほんとは避けたい日程だったが,3年生のプレゼン大会の日程などを勘案すると,そこしか日程が確保できなかった。

ところで,今年の夏合宿では,工場見学も実施することにした。
せっかく新潟まで行くわけだし,で,新潟には隠れたエクセレント・カンパニーが結構あるんだよね。
今回は,障碍者を積極的に雇用し,マネジメントもユニークで,かつ成果もあげている新潟市の企業を訪問させていただく予定。
社長のお話しも拝聴できるし,ゼミ生たちは,この機会を通じて,会社というものに対する考え方,ひょっとすると人生観すらも変わるかもしれない。
絶大な教育効果が想定される。
あとは,富士重工業の工場にも訪問させていただく。
4年生は,日産の車体加工工場とエンジン製造の工場をすでに見学しており,比較できて,とても勉強になることだろう。
また,設けるからね,バスの中で。
質問タイム。

今週中には,OBOGに合宿のお知らせを郵送します。
今年もどうぞよろしく!
ロールプレイングには,OBOGの選抜チームにも出場してもらうことを制度化しますんで,そちらもよろしくね!

2013年7月7日日曜日

暑い

梅雨が明けたそうだが・・・暑い,とにかく。
風もないし,粘りつくような湿度に,強い日差し。
でも,そんな日曜日でも,午前中は家族でテニス。
これでもかってくらい汗をかく。
で,午後は3時間余り,土いじり。
土いじっているだけなら,そんなに汗はかかないだろうって思う向きもあるかもしれないが・・・。
3時間やれば,首にかけたタオルが絞れるくらいになる。
定期的な水分補給の必要性を強く意識しなきゃ怖くなるくらい,汗,あせ,アセ。

今晩は町内会の役員会があって,二時間ほど議論し,喉も乾き,勢いでビールをって,いつもはなるところだけど・・・。
今日は汗をかきすぎて,ちょい頭痛が・・・。
軽い熱中症だな,こりゃ。

さて,明日の午前中は若手の教員と,会計学科のカリキュラムの改革について議論する予定。
若手の教員は変革を恐れないし,組織人としての常識もわきまえている。
一緒に仕事をするのが楽しくなる。
前向きな議論ができるミーティングなら,時間をとられても全然痛痒を感じない。

2013年7月5日金曜日

コントロール

おおよそ企業が,従業員の行動を望ましい方向に導くために用いるレバーは,次の4つに絞られる。
目標設定や実績の測定を通じて,従業員にルーティンワークの強化を促す。
緊張関係を人為的に作り出し,従業員に現状打破をはからせる。
境界を作り,すべき仕事の強化を促し,すべきではない仕事はさせない。
そして,最後に経営理念を浸透させ,無意識のうちに,自社にとって正しい仕事に尽力させ,正しくない仕事には従事させない。

特に,最後の理念を使ったコントロールがうまくいっていると,その会社は強い,とされる。
宗教団体が一糸乱れずに行動できるのは,教祖の「理念」が信者に浸透しているからだろう。
いってみれば宗教団体では,完璧な理念的なコントロールがなされているといってよい。

企業においても,この理念を使ったコントロールがうまくいっている場合,その社長はカリスマ性を帯び,宗教色を帯びているようにも見える。
最近,島田裕己の『7大企業を動かす宗教哲学』を読んだ。
現パナソニックの経営理念の核心にも,密教や神道の教えが位置づけられているという。
松下幸之助翁は,実に多くの宗教家と付き合いがあったらしい。
なるほど,と思った。

2013年7月4日木曜日

OBOGたちと

渡辺ゼミの卒業生も,今年で80名近くなった。
定期的にOBOGが集まる機会は,まずは9月の夏合宿。
毎年,徐々に参加者が増えてきて,昨年は25名ほどになった。
それから,1月末あるいは2月初旬に開催される卒業論文発表会。
こちらは大体例年,10数名参加してくれる。

これらとは別にOBOG会を開催しようって話しが出ている。
6期のTKS君がしきりに言ってくれている。
我が家でBBQをしようって話しは数年前からあったが,その実現に向けての具体的な動きは最近のこと。
最初は8月開催を目指したが,どうしても我が家の都合が合わず,11月開催を目指すことに。
我が家から20メートルほど離れたところに,町内会のコミュニティハウスがあり,最近の現役生を招いてのBBQはそこでしているが,OBOG会もそこでできないか模索している。
しかし,30名近くなるときつい。
それに加えて現役生にも声をかけるってことになると,60名近くなっちゃうし,そうなるとどっかのレストランとかを貸切でやるレベル。

ま,最初はOBOGだけでやろうか。
それも人数が多いと,各自少しずつ料理を持ち寄ってもらう,いわゆるポットラック方式でやるしかないだろう。
もちろん,肉もばんばん焼くけどね,私が。
11月の学園祭のころ,11/2とか11/3あたりだと,OBOGはどのくらい参加できるだろうか?

2013年7月2日火曜日

授業開始時の私語

当然のことながら,私はいつも開始のチャイム直後に講義を始める。
ところが,今年の原価計算論では,チャイム前からしていたおしゃべりが,チャイム後になかなか静まらない。
静まらないとはいっても,しつこく注意すれば2,3分でやむのだが。
しつこい注意は,教室全体の雰囲気を悪くするので,最近はそのうるさい一角の側で,コードレスマイクを使って講義を始めることにしている。
さすがに私がしゃべっているすぐ横で,私語を続けることはできないだろう,と思ってのこと。
実際に,私語を続けることはできないのだが,名残惜しそうに,こそこそ不満そうにしゃべりつつ収束していく感じ。

うるさい一角は,もうほぼ決まっている。
席が大体決まっている。
8305号教室の教壇から見て右のウイングの上段の席あたりの女の子連中。
あんまりしつこいと,学生証の提示を求めたうえで,退室を命じなければならないかも。

そこまでしたくはないんだけどね。
私の講義は私語厳禁を大前提としているし,そしてそれを支持してくれている学生も多い以上(実際に,この前のTAIの時,カリキュラム改革に関する意見と合わせて,静かな授業が非常に良いと言ってくれる学生がたくさんいた),必要とあらばそうしなければならない。

2013年7月1日月曜日

日曜日は

土曜日に,何人かのOBOGと下北沢で飲んだ。
日本酒と料理がとってもおいしい店だったし,会話も楽しかったので,ついつい飲みすぎた。
楽しすぎて,二次会では,ワインを結構飲んだ。
たっぷりのお酒と幸せに包まれながら,またの再会を期して,終電にて帰宅。

・・・で,次の日が大変だった。
日曜日は朝の8時半から,町内会の草刈。
私はその責任者だったので,8時前にはさまざまな準備に取り掛からなければならなかった。
だから7時起き。
朝起きるのが,久々に辛かった。
頭がフラフラの状態で,ガソリンエンジンを積んだ,草刈機をうならせるとともに,様々な用事で駆けずり回り,いつしか二日酔いも吹っ飛んでいたが。
でもって,お昼過ぎに終了。
町内会の役員連中と,お疲れ会。
ビールで乾杯って,おいおい迎え酒ってやつだな,こりゃ。

なんて,汗と酒の週末でした。