2024年5月20日月曜日

仁…人を思いやる心

吉田松陰が好きなので、何か思い悩んだ時には、松陰の言葉に接する。

人を思いやり、その思いに即した行動をとることこそ、人の道。


仁とは人なり

人に非ざれば仁なし

禽獣是れなり

仁なければ人に非ず

禽獣に近き是なり

必ずや仁と人と相合するを待ちて道と云うべし

2024年5月17日金曜日

SBPとSBC

今日は,4限がSBP(スポーツビジネス・プロジェクト;水戸ホーリーホックと提携した授業)と5限がSBC(スポーツビジネス・チャレンジ:春夏は厚木はやぶさFCと,秋冬は読売ジャイアンツのファームと提携した授業)。

それぞれ今日は授業時間内でグループワークを実施。

今は5限のSBCでグルーピングを行い,GWを実施中。

その間にこれを書いている。

今年のSBPでは,まず水戸HHが実施している高齢者向けと中高生向け施策を評価し,その価値をそれらのセグメントに訴求することができる動画を作成すること。

先週までの授業で,Jリーグの高齢者向け・中高生向け企画を総ざらいして,整理統合する作業をしていたので,それらを受け,まずはJの他クラブと比較して,水戸HHの施策を評価する。

同時に,そういった相対評価とは別に,水戸という地域特性を踏まえてそれらの施策を絶対評価する。

SBPは1年生のみで構成されているのだけれども,今年の1年は元気な子が多いから,水戸の施策をボロボロに批判していたわ笑

それでいい。

忖度なんていらない。

批判上等。

来週のSBPの発表が楽しみだ。

金言

金八先生の言葉。

中学校の教師だって大学の教師だって,教師は教師。

私も教壇に立って,前任校から数えて28年目…

もうそんなに経つのか…

しかし,今でもきんぱっつぁんの言葉には奮い立たせられるぜ。

さぁ今日も3限大教室で講義,4限と5限はPBL。

ビシッといこー,ビシッと!!


教え子が立ち直るんだったら10分の1,いや100分の1の可能性にかける。

その1のみを見つめて授業を進める。

それが教師だ。

その100分の1,その1のことを世間では希望と呼んでいるんだ。

どっかの教師みたいに,丁半ばくちの賽の目でも見るような目つきで教え子を見たことは,一度もないぞ!

こちとら教え子1000人,その子たちの100分の1の可能性を見つめながら35年間,教壇に立っているんだ。

ただの一度も教え子に向かって,お前はダメだから学校からでていけっといったことは一度もない。

2024年5月16日木曜日

冤罪

無実の人に罪を負わせる冤罪はあってはならない。

が、世の中では冤罪が時に発生する。

それを産み出すのは、いわゆる見込み捜査。

捜査官が直感や主観で、あいつが犯人じゃないかという心証を抱き、あいつが犯人に違いないと、言い方は悪いけれども犯人にするための捜査をしてしまうこと。

仮説の集合である分析モデルの構築にあたって、この概念を扱いたいからという理由で、何の根拠もないのにモデルにその概念を含めてしまうのは、あいつを犯人にしたいから証拠もないのに逮捕してしまうってことと変わらない。

バイアスを持たず証拠主義で犯人を逮捕するのと同様に、直接あるいは間接の証拠を積み上げ、XとYには因果関係があるという仮説を構築しなければならない。

また、分析モデルを構成する概念の妥当性を検討する際には、抽象的なレベルでだけ考えるのではなく、時にそれを具体的な現象に置き換えて考えてみると良い。

そして、また抽象的なレベルで考え…

この抽象と具体の行ったり来たりによって、格段に理解が深まることになる。

試してみてほしい。

2024年5月15日水曜日

CSG

中央大学サッカー部を支援する非営利を徹底した一般社団法人CHUO SOCCER GROUPを設立して3年目になる。

会計取引数も増えてきて、そのためのタスクも増え、なかなか大変なことに加え、サッカー界は海外の移籍金の分配金である連帯貢献金や、大学を卒業してJクラブに加入する部員がいた場合に、当該のクラブから受け取ることのできるトレーニング保証金など、独自のシステムがあり、それらの会計上・税法上の扱いをどうするかなど、考えなければならないことが山ほどある。

今日は、CSGがらみの案件を含めて、CSGの理事・監事・社員、サッカー部の首脳が晩に集まり、2時間以上議論した。

CSGの予算規模も年々大きくなってきたので、そろそろ大学近辺に独自の事務所を開設しようかもと思っている。

誰か副業で、CSGの事務をやってくれる人が助かるなぁ。


感謝

サッカー部とバスケ部に法人を創り,今年で3年目になるが…

その間,それぞれ企業からスポンサーシップを頂戴して,それまで手の届かなかったサービスを,部員たちに提供してきたが…

慣れって怖いものだ。

それが当然のようになってしまう。

3年前の部員たちが感じたような特別感がなくなる。

貴重なスポンサーシップに対する感謝の念も薄くなる。

そうならないようにするのが,現場で常に部員と接している指導者の責任。

残念だが,それができていない。

残念だが…

2024年5月13日月曜日

先行研究のレビュー

今日の午後は…ストレスのたまる会議とその打ち合わせで4時間…

終了後、18時前に研究室に戻るが、疲れと頭痛でしばし何も手につかず…

ようやく明日の授業の準備をして、メールへの返信などをして帰宅。

今日は早く寝よう。


ところで、3年生のグループ研究だが、うっすらと研究テーマが定まり、現在、鋭意先行研究を読み込んでいる状態。

今年の3年生は、私の現在の研究テーマに近いテーマを選ぶグループが多いので、私の持っている主として海外の文献類を3つのグループ合わせて、200ぐらい提供。

さぁ、どれぐらい読み込めるかな。

注意しとくが、先行研究をレビューする際、ただ漫然と読むのはやめた方が良い。

眠くなるだけ。

目的意識をもつことが大事。

スポーツスポンサーシップの内部効果についてレビューするのなら、例えば内部効果の種類にはどのようなものがあるのかといった視点で読む。

モチベーション、誇り、組織コミットメント等、まだ他にもあるかもしれない。

最新の関連論文を見つけたいのなら、Connected Papersを用いると良い。

内部効果の促進要因を探索したいのなら、その視点でとにかくたくさんの先行研究を読む。

プレゼンティズムについても同様。

管理会計との関連を明らかにしようとするのならば、まずはプレゼンティズムの促進要因や抑制要因と同時に、影響システムとしての管理会計のことを徹底的に調べるべき。

組織心理班についていえば、プレゼンティズムを選択するのなら、プレゼンティズムとアブセンティズムの関係性を、プレゼンティズムの諸タイプとの関連でリサーチするのも面白いだろう。