2019年12月31日火曜日

ノーサイド

ユーミンは私の青春の中心にいた歌手の一人であり,凄まじい詩の紡ぎ手。
今日の紅白で,「ノーサイド」を初めてテレビで歌ったという。
この曲って,うちのゼミに根底でつながっているような…
大晦日に想う。
来年のわがゼミを。
プロセスも余裕があり,そして結果も伴う…
それでいいのでかなぁ…
いずれその私の苦悩をここでも語らなくちゃならんだろうなぁ


彼は目を閉じて
枯れた芝生の匂い
深く吸った
長いリーグ戦
しめくくるキックは
ゴールをそれた

肩を落として
土をはらった
ゆるやかな
冬の日の黄昏に
彼はもう二度と嗅ぐことのない風
深く吸った

何をゴールに決めて
何を犠牲にしたの
誰も知らず
歓声よりも長く
興奮よりも速く
走ろうとしていた
あなたを
少しでもわかりたいから
人々がみんな立ち去っても

ここにいるわ

2019年12月30日月曜日

腰と背中が…

結局、六本木には3時間滞在。
これからの日本を変えうるあのレベルの方々との時間は、あっという間に過ぎる。
コラボのアイデアが次々と浮かぶ。
とにかく年明けからさらに忙しくなる。 
そういったことなら、全然構わない。

遅い昼食をとり、それから大掃除。
ピアノやソファを持ちあげたりしたので、腰と背中が痛い…
もう歳だなぁ。
明日は朝一で家内と年末年始の買い物。
その後はまた大掃除。
身体、動くかなぁ…

もうちょい

箱根でたっぷり温泉につかり、すっかりリフレッシュしたところで…
年内もうちょい頑張る。
今は六本木に向かう車中。
これから大手通販企業の社長、それからヨーロッパのサッカークラブの関係者とミーティング。
前者とは中大の未来に関わること、後者とはそれと同時に商学部の来期のプログラムに関わることをお話しする予定。
終了後は急ぎ家に戻り、大掃除!
天気悪いけれども、ケルヒャーで家の外回りをピカピカに!

2019年12月28日土曜日

良い天気ですね!

今日は良い天気ですね。
雲一つない!
これから久しぶりの家族旅行。
5人全員揃うのは本当に久しぶりですなぁ。
たっぷり温泉につかって疲れをとってこよう!

2019年12月27日金曜日

年末だが…

本日、午前中から4年生の卒論のチェック。
ヒナはようやくモデル完成。
後は質問表の完成を目指すのみ。
カッシーは質問表の完成にあと一歩。
サトシは…
時間軸を3つに分けて3つの概念を測定しなければならないので、非常に大変。
まずはリード文が大事。
なかなかの難しさ。
間に合うかなぁ。
ケンタロウは今日来れなかったので、冬休み明けすぐに隙間時間を見つけてチェックしてあげることに。
遅れている連中に時間をかける必要があるので、エンロンに出場した連中は文章をどんどん書きすすめること!
そうじゃないと、卒論提出に間に合わない奴が出てしまうよ!

2019年12月26日木曜日

一斉停電中

本日の大学は,メインテナンスのため全館停電中。
例年28日と決まっていたので,ちょっと不意打ち。
だが,仕方ない。
今日はお休み。
午前中は,正月の訪問客に振舞う料理や酒を家内と購入しにいき,ランチ。
午後は,畑仕事を少々してから,現在,年賀状を書いているところ。
今日中に投函しなければ…
明日は4年の臨時ゼミを実施予定。
幾つか重要な書類を創らなきゃならんのだけどなぁ。
焦ってもしょうがないけれど,年明け早々には何とか完成させなきゃ。

2019年12月24日火曜日

年内最後の…

今日はクリスマスイブですなぁ。
我が家の子供どもは勝手に過ごしているようで,私も晩にテニスをした後,何気なくつけたBSでBOØWYのライブが流れているのを,懐かしく聞いているところ。
いつのライブか分からないが,氷室さんも布袋さんも若いわ。
高校生の頃,よく聞いたなぁ。

さて,今日もイブなんてことは関係なく,早朝から面談や会議。
今日で事務方は仕事納め…ということですが,明日も他学部の先生も含めたランチミーティングの後,ある県と市の関係者の皆様と大学でミーティング。
今年はまだ年賀状に全く手を付けていない…
明後日は一斉停電だし…
明日は晩遅くまで頑張らなきゃ。

2019年12月23日月曜日

プレゼン大会を終えて…

さて,ゼミ生はプレゼン大会が終わり,年末をエンジョイしていることと思うが…
卒論の締切は1月30日であり,あとひと月ちょっとしかない。
ここまでプレゼンのために研究を準備してきたけれども,これからは論文としてまとめていかなければならない。
章単位でいいので,書きあがったところまで,メールで送ってくれば,添削して返すので,書ける人はドシドシ書き進めてほしい。
また,まだモデルが完成していなかったり,質問票が完成していない者が4名ほどいる。
27日にまとまった時間をとるので,そこでの完成が目指して,あと数日頑張ってほしい。

3年生も論文化をどんどん進めないと。
3年生のグループ研究をまとめた冊子は,論文が渡辺ゼミの歴代の3年生と同等の水準に到達しなければ,作製しないからね。
こちらも出来上がったところまででも,送ってくれば添削する。

さて,明日はクリスマスイブだけど,終日会議やミーティング。
やらなきゃいけない仕事がなかなか進まない…
明日は何時起きしなきゃならんのか…

2019年12月22日日曜日

ところで…14期

昨日のプレゼン大会に,今年の3月に卒業したユウキ,ミナミ,ユリが応援しに来てくれた。
学生たちもきっと勇気づけられたことと思う。
本当にありがとう!
私もとっても嬉しかった!
今度14期が集まる際には,私も呼んでくださいね!

昨晩は…

昨晩は,授賞式の後,高幡不動で打ち上げ。
笑いあり,涙ありの暖かい会。
一次会が終了後は,カラオケへ。
15期はほとんど残り,16期はほんの少しだけ参加。
結局,私も3時過ぎまでつきあってしまった!
なんか離れがたくなるもんでね。
当初は一次会後に帰るつもりだったんだけど…
で,5,6曲シャウトして,今日は声がガラガラ。
本当に楽しかった!
笑いすぎて苦しくなるくらい。

今日は流石に休んだわ。
たぶん一か月ぐらいぶり,仕事を休んだのは。
リフレッシュしたので,また明日からフルスロットル!

2019年12月21日土曜日

学内プレゼン大会の結果

先ほど結果発表があった。
3年生16期の結果は…
経営部門で異動に関する研究班が最優秀賞。
会計部門でアメーバ経営に関する研究班が最優秀賞。
そして総合人間部門でシニアに関する研究班が最優秀賞。
ということで…
9期以来の3冠達成。
無欲の勝利かな。
ここまで良く踏ん張ってきたよ。

4年生の方はというと…
かなりヒヤヒヤしたが,これも久しぶりの最優秀賞である商学部長賞にシュウホが輝く!
2位と3位は逃したが,本当に久しぶりの一等賞!
シュウホ,よく頑張ったよ。

学内プレゼン大会 経過報告②

その後…
4年生については,アカリ,ミサト,イオリが発表を終え,これで全員終了。
質問については何とか乗り切ったという感じで,まだまだしっかりした理解ができていないことが浮き彫りになった。
卒業論文に仕上げる際には,ぜひご指摘を活かして,より良い研究に仕上げてほしいものだ。
3年生については,アメーバ経営とアジリティに関する研究の発表が終了し,概ね良い評価をいただいた感触だけれども,まだまだプレゼントしては全然なっていない。
4年生では,この経験をしっかり内省したうえで,プレゼンスキルも着実に身につけてほしいものだ。
最後は,個人選択型異動とモチベーションに関する研究グループだが…現在プレゼン中。
うーん,どうかなぁ。

フォルトナデュッセルドルフ!

現在,ブンデスリーガ1部所属のフォルトナデュッセルドルフ。
現在,降格圏で苦しんでいるが…
何とか後半にかけて踏ん張って欲しい。
さて,中央大学商学部はフォルトナと提携して,再来年の2月から,10名の学生をドイツに送り出し,一週間のクラブ研修をお願いすることになっている。
明治安田生命様にご協力いただき,全員に奨学金も出していただく予定。
この講座の認知を高めるために,色々な媒体を通じて,広報宣伝をしていくつもり。
今般,フォルトナデュッセルドルフからそのための写真をお送りいただいた。
どれも良い感じの写真。
素晴らしい講座にしていかなければね。









学内プレゼン大会 経過報告①

今日は,3年生と4年生のプレゼン大会。
渡辺ゼミからは,3年生から3つのグループが,4年生からは8名が参加している。
既に4年生はタロウ,モカ,シュウホ,ミユ,タカシの発表が終了。
皆,緊張しすぎ!!
もっと楽しんでいけ!!

3年生の方は,シニア世代の組織再社会化に関する先行要因の研究の発表が終了。
審査員の評価は物凄く良かった…
まぁ以前と比べたら,だいぶファイルはリファインされたけれども…
これに奢ることなく,論文化に際しては,より分かりやすい表現を心がけて欲しい。

伐採体験会

昨日は青梅市の軍畑(いくさばた)まで,学生6名と一緒に赴き,伐採体験をしてきた。
中央大学では,現在,多摩キャンパスに新しい建物を建築中であるが,ここに一部木質構造を取り入れることになった。
私は常日頃,中央大学多摩キャンパス上の立地に鑑み,当該キャンパスを「森のキャンパス」としてブランディングすべきであると訴えてきた。
森のキャンパスである以上,建物は全て木造にすべき。
まぁ現在,建築中の建物については,そのすべてを木質構造にすることはできなかったけれども,一部でも取り入れられるようになったのは,一歩前進と肯定的に捉えている。
新しい建物の施工主の企業から,中央大学のキャンパスに使われる木の伐採の一部に,中央大学の学生がかかわってはどうかとのご提案をいただいたので,昨日,その伐採に行ってきたところ。

私は一度間伐材の伐採を経験しているが,学生たちにとっては当然のことながら初めての体験。
参加した学生は,ソーシャル・アントレプレナーシップ・プロジェクト(檜原村)所属の学生。
皆,地域活性に関心がある学生ばかりなので,楽しそうに体験していた。
私も久しぶりに森に入り,素晴らしい天候の中,新鮮な空気を満喫した。
晩は参加学生と楽しく懇親し,色々と将来のことを議論した。
もしかしたら,これらの学生と近い将来一緒に仕事になるかもしれない。
それも本当に楽しみです!!







2019年12月19日木曜日

年内最後のゼミ

最近,本当に忙しくて,研究室に在室している時間がほとんどなく,会議や授業で終日…
昨日は教授会の後,大学で忘年会があったのだが,その終了後,本当に信頼できる人たちだけで二次会に行き,楽しくも暖かい空気の流れる大事なひと時を過ごした。
こういう時間は本当に大事。
でも,少し過ごしすぎたせいか,今日はちょっと体調的にもきつかった…
とはいってもゼミの日。
午後から,臨時の授業の時間に退室した以外,閉門までずっとゼミ。
まずは3年。
3つのグループをすべてチェックしたいところだが…
結局,2グループをチェックしたところで,タイムアップ。
こんなこと初めてだろうなぁ。
ファイルをチェックしきれないで大会に臨むなんて…
4年の学内大会出場の8名については,すべてチェック終了。
まだまだ粗はあるので,残り30時間あまり,最後のひと踏ん張りを期待したい。
とにかく,これで一山越えた…

明日は青梅のさらに奥に行き,木の伐採に学生と一緒に向かう。
さぁ明日も頑張ろう!

2019年12月17日火曜日

営業学入門第13回目!

本日の講師の先生は,鹿児島からお越しいただいた前田浩志氏。
テーマは「営業の醍醐味」。

体育会系の営業からの転換のために,読書を重視した。
プルのカリスマたちは一様に読書の重要性を指摘する。
本当に,そう。

モノの考え方。
環境というものは「その人の心が決める」。
「自反尽己」
…ゼミ生の現在の有り様は,私の責任なのかもしれない。
どこかで学部長だからと言い訳していたのかもしれない…

道元の言葉。
霧の中を行けば
覚えざるに衣しめる
よき人に近づけば
覚えざるによき人となるけり

人間がこの世に生まれてくる確率は,1000万分の1の確率の宝くじが100万回連続で当たる確率!!
この世の人の中についていない人なんていない!

2019年12月16日月曜日

資料提出

本日の18時。
21日の土曜日に開催予定の商学部のプレゼン大会の資料提出の期限。
4年生の8名が提出完了。
イオリ,シュウホ,ミサト,アカリ,ミユ,タロウ,タカシ,モカ。
ケンタロウとミホは,内定先の会社の都合や,ご家庭の都合で,当初より出場はかなわないことが分かっていた。
しかし,二人とも良く出場を目指している同期を助けていた。
うちのゼミらしい風景だった。

昨年から3年生の部も,4年生と同日開催ということになったので,やはり3年も資料提出が完了したとの連絡を受けている。
しかし,おそらく初めてだろうなぁ。
インターも出場しているのに,提出ファイルをすべてしっかりとチェックするのが終了していないのは…
しかし…できる範囲で頑張ってほしい。

2019年12月15日日曜日

ノジマ・ビジネス・コンテスト

今日はお昼時からノジマ・ビジネス・コンテストに参加。
開会式で開会のあいさつをして,晩の懇親会で乾杯の音頭をとり,野島社長をお送りするところまでが役割。
…疲れた。
野島社長からは重い宿題を頂戴したし,これには真剣に取り組まなければならない。
その野島社長が吉田松陰の言葉を挨拶で学生たちに紹介していたが,私も懐かしく思い出した。
一度たりとて忘れたことがない。

夢なき者に理想なし
理想なき者に計画なし
計画なき者に実行なし
実行なき者に成功なし
故に…夢なき者に成功なし

ノジマ・ビジネス・コンテストの仕事が終わり,19時近くから先ほどまで,3年生と4年生のプレゼン大会出場者のファイルをチェック。
明日も会議だらけ…はよ寝よ。
で,明日もビシッといこービシッと!

2019年12月14日土曜日

合同ゼミ

本日は青学と横国との合同ゼミ。
もうかれこれ10年以上続けているイベント。
午前中,入試関連とご父母の組織との懇談を経て,4年の卒論チェックを1時間ぐらいしてからジョイン。
青学は例年通り新しいトピックに取り組んでおり,今年も興味深く聞くことができた。
AI関連の取り組み。
ファッションの選択の際にAIを活用したり,教育プログラムにAIを取りこんでいく試みで,実際に自分たちでそのサービスを創り上げようとしていることが素晴らしい。
また,プレゼンがうまい!
横国も例年通りオーソドックスな管理会計研究の成果を報告してくれた。
原価企画研究について久しぶりに聞くことができた。
わがゼミは…プレゼンになっていない。
原稿を読んでいるだけ。
動作もなっていない。
原稿で「このように…」と言っていながら,原稿を読んでいるだけで,スクリーンの当該の場所を指すわけでもない…
これじゃ誰もが下を向いて,レジュメを読んでしまうわな…

2019年12月13日金曜日

プロデュース論トレーラー企画ミーティング

本日の早朝、読売テレビのチーフプロデューサーの西田二郎氏に大学においでいただき、来年のプロデュース論のトレーラー企画について、ミーティングを行った。
今年の担当者ごとにどんな予告動画を創りたいのか、絵コンテを各自作製してきて発表し、西田さんのフィードバックを頂戴した。
なかなか面白い内容ばかりで、これからがますます楽しみになった。
10名の有志の皆さん、これから頑張っていきましょう!




17期生確定!

昨日、渡辺17期生の二次募集の合格者4名を加えた
顔合わせを行った。
20名ということで確定。
過去最多人数。
昨日グルーピングも完了し、リーダーシップ分野に7名、管理会計とクリエイティビティ分野に6名、スポーツビジネス分野に7名が臨むことになった。
新しい渡辺ゼミのスタート!

…割り当てられた論文を読み、相談会の日程候補を早めに連絡すること!

2019年12月12日木曜日

スポーツ・ビジネス・プロジェクトⅠとⅡの二次募集の合格者

今度は,スポーツ・ビジネス・プロジェクトⅠとⅡの二次募集の合格者を発表します。
Ⅰの方は9名合格で,一次募集とあわせて10名合格。
Ⅱの方はちょっと少なくて1名合格。
ⅠとⅡいずれもまだまだ受入余地がありますので,来年の4月に再度募集しますので,今回エントリーを逃した人は,来春にお願いします!



スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰの二次募集の合格者

昨日面接を行ったスポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰの合格者を発表します!
12名合格!
これで一次募集とあわせて30名!


2019年12月11日水曜日

今日のクローズアップ現代

緒方貞子氏の言葉,行動を紹介する回。
ミッションを見据え,ルールは必要に応じて変えればいい。
できない理由ではなく,できる理由を考えろ。
うん…そう。

しかし…現実には…
ルールの粗を探し,そこでの定めがなければ,何をやってもいい…
そんな人も多い。
そうではないでしょ…
我々がここにいるのは,ミッションがあるはず。
その根本を理解できない人とは…

2019年12月10日火曜日

スポーツ・ビジネス・プロジェクトⅠとⅡの二次募集の面接スケジュールの発表

明日,Jリーグのクラブの課題解決に取り組むスポーツ・ビジネス・プロジェクトⅠとⅡの二次募集の面接がある。
一次募集では応募者が少なかったけれども,今回はⅠとⅡをあわせて02名の応募があった。
明日の18:30から5702号室で,そのグループ面接があるのだけれども,そのスケジュールをCplusと商事務前に発表しています!
自分の時間を確認して,10分前には教室前に来てください!

スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰの二次募集の面接スケジュール

明日,スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰの二次募集の面接がある。
一次募集では22名の応募があって,18名が合格している。
今回の二次募集では12名の応募があった。
明日の5限に5702号室で,そのグループ面接があるのだけれども,そのスケジュールをCplusと商事務前に発表しています!
自分の時間を確認して,10分前には教室前に来てください!

4年のクエスチョンネアその後

一昨日の日曜日も数時間臨時ゼミをして…
ミホ,ミユ,シュウホ,ミサト,アカリに続き,タカシ,タロウ,イオリ,モカのクエスチョンネアが完成。
もう既にデータ収集は終わっているものがほとんど。
さて,あとは分析と考察。
考察が大事だからね。
そこで手を抜いちゃ,絶対にダメ!

2019年12月8日日曜日

一部残留!

学生が主体的にサッカークラブ経営に取り組む講座。
スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習。
この講座で提携しているサッカークラブが,J5相当の関東地域リーグ一部の東京23FC。
もう5年間,一緒にやってきている。
このクラブが今年,危機的な状況を迎えていた。
今年は最初から調子が悪く,一部リーグの最終版で残留争いをした。
我々がプロデュースする試合が,熾烈な残留争いの舞台になるなんて…
こんなこと初めてのことだった。
ま,かえって盛り上がったが…
終盤3連勝して,降格ラインの9位と10位を抜け出し,何とか8位でシーズンを終え,関東リーグ二部への降格を免れた…はずだった。
しかし,ここからとんでもないことが!
一つ上のディビジョンのJFLで降格争いをしていた関東地域のクラブの降格が決まり,押し出されるように関東一部8位と,昇格が決まったかのように思っていたはずの関東二部2位のチームが試合をして,もし23FCが敗れたら二部へ降格し,関東二部2位のチームが敗れたら一部に昇格できるはずっだったのに二部残留となることになったのだ!
その試合が先ほど終わった…
東京23FCが延長戦の末,2対1で勝利!!
本当に良かった!
吉田監督,原野副代表,西村代表,本当に良かったですね!
来期こそJFL昇格を果たしましょう!
中央大学のビジチャレ講座も全力で応援します!

2019年12月7日土曜日

4年生のクエスチョンネア

今日は駿河台記念館の移動前の早朝に,4年生のクエスチョンネアをチェックした。
昨日完成したミホ,ミユ,シュウホに続き,ミサトとアカリのクエスチョンネアが完成。
…が,残りはまだあともう一歩。
ということで,また明日。
これがラストチャンス。
ここが踏ん張りどころ。
諦めたらそこで終わり。

2019年12月6日金曜日

インター大会の顛末

今年のインター大会の顛末について。
今年も例年同様3年生の3グループが参戦。
うち管理会計と組織心理に関する1グループが予選を突破。
先週決勝を闘ってきたが…
入賞ならず…
他のグループのプレゼンに圧倒されたとのこと。
まぁ正直,決勝を闘うレベルには達していなかったかもしれない。
何せしっかりとすべてチェックされ,きちんと完成したファイルを期限までに完成させることができず,プレゼンの様子を一回もチェックできず,ただ原稿を読んでいるようなプレゼンでは…
何が自分たちに足りなかったのか。
どうすれば良かったのか。
ここでしっかりと内省することができなければ,来年のプレゼン機会の際も,良い成績をあげるのはかなり厳しいだろう。
今週のゼミでも,16期生の甘さが目についた。
あまりインター大会後も変わったように思えない…
同じ事を繰り返しているようでは,ダメだなぁ。

学内プレゼン大会

4年のゼミ生は,毎年この時期,必死になる。
プレゼン大会への準備のために。
今年も一応12名がエントリしているが,何人実際に出場できることか…
本日,ようやっと3名のクエスチョンネアが完成。
明日も午前は大学で,午後からは駿河台記念館で会議づけ。
午前中の1時間だけ,4年のクエスチョンネアのチェックをしてあげることに。
ほぼほぼ完成している者もいるので,効率よく時間を使えば,あと5・6人が完成するかも。

ところで,明日が駿河台記念館を見るのが最後になる。
じき取り壊しになる。
新しいより高い建物ができる。
なので,明日は駿河台記念館の閉館記念式典がある。
30年間の間,結構使わせていただいたので,想いでもある。
少し寂しいかな。

2019年12月3日火曜日

プロデュース論トレーラー企画

プロデュース論の来年の講座のトレーラー(予告動画)を,今年のプロデュース論の受講生に制作してもらおうという企画が,明日から走り出す。
読売テレビの西田二郎氏が監修をしてくれることに。
また,今年の豪華な講師陣のサポートも期待される。
明日はこの企画への参加希望者10名と打ち合わせをすることになっている。
いやぁこういう企画はとにかくワクワクする。
学生のイノベイティブな発想で,どんなに面白い動画を創ってくれるのだろう!
良い動画ができれば,講師陣がSNSでガンガン発信してくれるだろう。
そうすれば,企画の参加者のセルフブランディングにもなるし,来年のプロデュース論の良い広報にもなる。
いやー楽しみですなぁ。

営業学入門第11回目!

本日の講師の先生は,エグゼクティブ・ライフプランナーの富田洋平氏。
テーマは「就活は人生初めての営業:お客様の期待基準値を超える」。

まずは冒頭に…
聞いたことは…忘れる!
見たことは…その時は分かる!
やったことは…身につく!

本日のサブテーマは…
①営業も就活も「相手から選ばれる」こと
②「この人はちょっと違う」と相手に感じさせる行動とは?「選ばれる人」になるための自己演出の仕方
③知っておきたいビジネスマナー

富田氏の自己紹介のフレーズ…「1,300人のお客さんのドラえもんでありたい!」

OBOG訪問は必須で,その際に言うこととして…
パンフレットを見てすでに行われている事業について,携わりたいと希望を言ってもあまり意味がない。もうすでに進行形の事業に,新卒で携わることは非常に難しい。
それよりも希望している会社の商品やサービスを触ってみること,行ってみること,経験してみること。そして,その感想を言ってみると有効。
事前準備が大事ってこと。
あるエピソード…
誰もが知っている有名な論客の政治家の話。
1時間の討論番組に出る際には,事前に必ず3時間の準備をしていく。
だから想定外の質問などには,これまで一度も遭遇したことがない。
領袖クラスの政治家でも,有能な方はそこまでやる,ということ。

企業理念に共鳴した,感動した,ではダメ!
企業理念の実現のために,そのための課題解決のために,自分がどのように役立つかを説明できなければならない。
STAR要素が大事。
S=Situation(その時の状況)
T=Task at hand(自分の任務/役割)
A=Action(自分がとった行動)
R=Result(その結果)
これらのストーリー仕立てで説明できると強い!

相手が持っている期待値・基準値を超える応対を意識する。
就活では…
面接前:電話の受け方・切り方。ビルに入ってから,面接を待っている間,見られていることをしっかりと意識した行動をとる。
面接中:身だしなみ,持ち物,他人が話している間や退席時の振る舞い。飲み物がでたらそれをどのように扱うか。
面接後:飲み終わった飲み物をどのように扱うか,挨拶,お礼。

マナーについて。
人としてこういう人と一緒にいたいという人に!
笑顔が素敵な人,気さくな人,目を見て話す人,約束を守る人,素直な人,うそをつかない人,明るい人,清潔感のあるひと。

人は傷つきやすい。
礼儀は人を傷つけないための作法。
マナーの習得は「平生」から。

考えが変われば,行動が変わる
行動が変われば,習慣が変わる
習慣が変われば,性格が変わる
性格が変われば,人格が変わる
人格が変われば,人生が変わる!


2019年12月2日月曜日

札幌

今週の金曜日、札幌に日帰りの弾丸出張を予定していた。
コンサドーレ札幌のGMにお会いするため。
…が、本日、急遽予定されていた重要な会議がスキップとなり、僅かに私の時間ができたので、先程上京されていたGMと、JFAハウスでお会いすることができた。
来年のJリーグビジネス論IIへのご出講を快諾いただき、講義内容のご説明や日程調整まで済ます。
これで年明けに広島へ行けば、ほぼ講師のラインナップは確定する。
是非学生諸君には期待してほしい!
さて、これから急ぎ大学に戻り、会議に遅参。
その後は部課長クラスの職員さんの集まりにお招きされている。
日頃ご協力いただいているので、感謝の言葉を述べてきたい。

2019年12月1日日曜日

人想う

今日は午後、私学会館に向った。
私をタケちゃんと呼んでくれる先生の一人が定年で大学を去る。
本当に良くしていただいた。
この20年間。
大学を想い、私を殺し、多くを捧げてこられてきた方。
尊敬してやまない。
本当は辞めていただきたくない。
徐々いなくなる。
大事な人が。
さみしい…

2019年11月30日土曜日

電通

昨日は、初めて汐留の電通本社に行ってきた。
来年度のJリーグビジネス論IIへの電通スポーツ局長のご出講をお願いするため。
ご快諾いただくとともに、講義内容についても打ち合わせをさせていただいた。
興味深いテーマばかりなので、複数回ご出講いただきたいくらいだった。
また45階からの眺めは、下記の写真の通り本当に素晴らしかった。

電通を後にして、駿河台記念館に移動し、役員室で4年の卒論のテェック。
4人を相手にした後、学士会館に移動して、中大出身で最年少サッカー日本代表ゴール記録を持つ金田喜稔氏と会食。
中大サッカー部の監督にも同席していただいて、中大サッカーの現在や未来について語り合う。
また、私の盟友の東京23FCの副代表にも来ていただき、同クラブの強化へのご協力を金田氏や監督にお願いした。
来年度はなんとしても23FCにはJFLに昇格してほしい。




2019年11月29日金曜日

二次募集の合格者

昨日実施した演習Ⅰの二次募集の面接の結果を発表します。
すでにCplusと商学部事務室前には掲出していますが,改めてここと私のHPでも発表します。
8名の応募者のうち,4名を合格としました。
これで一次募集の合格者と合わせて全部で20名合格。
この人数は渡辺ゼミ史上最多。
これ以上はどうしても増やせません。
不合格としてしまいましたが学生には申し訳ない。
合格者の皆さんは,初顔合わせと新歓コンパの日程を間違えないように!

2019年11月28日木曜日

二次募集の面接

今日もハードな一日だった。
先ほど帰宅…
今日は12期のPが乱入し,ゼミを有為に乱していってくれた。
感謝…
4年の卒論研究は学内プレゼン大会を控え,皆切羽詰まった状態に近づいてきた。
質問票が徐々に整いつつある者もいるが,なんせ人数が多いからね,グループじゃないから。
3年のグループワークも以外と課題山積みで…
しかし,私にあまり時間がないとくる。
さぁどうすっかということで,明日は都心で仕事なのだが,何人か駿河台記念館でチェックしてあげることに…

ところで…今日はゼミの二次募集の面接を行った。
皆良い子だけれども,なんせ4名合格させたとしても,一次の合格者と合わせて20名!!
これって渡辺ゼミ史上最多の合格者数。
グループワークはまだしも,卒論研究の対応が大丈夫かなぁ。
とにかく,明日合否を発表する予定。

さぁ寝よう…とはいかずに,これから晩飯…
すぐには寝れんなぁ。

2019年11月27日水曜日

今週は…

今週は晩の会も多いのだが,会議やミーティングの回数も過去最多に迫る勢い。
今日も6件。
重い案件を扱う会議もあり,精神的に疲れるが,仮にストレスが溜まっても,今の私は翌日になればほぼすっきりすることができている。
酒席がない晩は,どんなに遅い時間になっても,体を動かすこと。
テニスですな。
身体が起きてしまって,寝つきが悪くなるけれども,テニス後は酒も飲まずにぐっすり寝る。
それで朝起きたら,もうすっきり。
で,早朝からバリバリ仕事をする。
さぁ明日もゼミの日。
…が,学部長就任前と違うのは,ずーっと学生に付き添ってあげることはできずに…途中,外部講師においでいただく授業があるので,そのご挨拶があり,中抜けしなくてはならない。
また明日は,そのご挨拶の後で,中大OBの企業家と少々打ち合わせがあるし,昼休みにはプログラム科目のガイダンスもある。
さらにさらに明日はゼミの二次募集の面接もある。
8人も。
合否ミーティングも含めると,2時間はかかるだろうなぁ。
午前中には大学院の講義もあるし,一つ1号館の事務方との打ち合わせが入るかもしれない。
昔みたいに木曜日はゼミのみどっぷり,とはできないけれども,全力でゼミ生には立ち向かう。
明日も何時まででも付き合うよ。

2019年11月26日火曜日

身体が…

健康のためには運動が欠かせない。
ストレス対策のためにもね。
だから晩にテニススクールに通っている。
…が今週の金曜日から,晩の予定が6連荘…
明後日の木曜日もゼミで恐らく閉門まで帰らせてもらえない…
うーん,辛い!
12月は,当たり前だけど,本当に忘年会が多い。
体調管理に留意しないと,もう昔みたいな無理はきかない。
OBOG諸氏もこのシーズン,体調を崩しがちだと思います。
晩の席もほどほどにね。

営業学入門10回目

本日の営業学の講師の先生は小学校の先生ご出身の変わり種。
東京第十支社の木村一範先生。
本日のテーマはセルフマネジメントのパートで,「結果を出すために必要なこと」。
まずは質問。
「毎日を良い習慣で過ごしていますか?」
YESは33.8%で,NOは66.2%。
「自分は三日坊主だと思いますか?」
YESは70.8%で,NOは29.8%。
まずは規律について。
凡事徹底,反復継続,自立型姿勢。
凡事徹底とは,何でもないことを徹底的に行うこと。
反復継続とは,誰にもできることを,誰にもできないくらい,やり続けること。
自立型姿勢とは,いかなる環境・条件においても,自らの能力と可能性を最大限に発揮して,道を切り開いていこうとする姿勢のこと。

交通事故で2ヵ月入院。
これは何のチャンスだろうか?
友人の方は,このように考えた。
たくさんの本を読める!
たくさんの映画を見ることができる!
綺麗な看護婦さんに会えるかも!
…で実際,看護婦さんと結婚することに!
そして,事故の加害者を結婚式に招いたとのこと!

福島正伸氏の夢の10か条
第1条:夢は,自分がどのような状況にあっても,自由に描くことができる。
第2条:すごいことだけが夢ではない。身近で些細なことでも素晴らしい夢がたくさんある。
第3条:夢を描くときは,できるかできないか考えないこと。
第4条:夢は,雰囲気を感じつほどまで,明確にすること。
第5条:まわりの人や社会に役立つ夢を持つ。
第6条:夢は,同時にいくつでも持つことができる。
第7条:常に,今目指している夢を,一つ以上は持っていること。
第8条:その夢を考えると,ワクワクすること。
第9条:夢とは,どんな困難を乗り越えても達成したいものであること。
第10条:行動してこそ夢。行動の伴わないものは幻である。

夢を持ち続ける力…

2019年11月24日日曜日

楽しいひと時でした!

昨日は本当に楽しい会だった。
皆が集まれば,すぐに昔に戻る。
1期の猪俣君,別府君。
2期の萩原君,中垣君,吉田さん,佐藤(旧姓原)さん,鳥取君
3期の池田君,柿田君
4期の辻本さん,丸山君
ご馳走になってしまいましたが,本当にありがとう!
一次会で終わるはずもなく,当然のごとく二次会へ。
あっという間の5時間でした。
日頃の憂さもすっかり晴れました!
また卒論発表会,渡辺会で会えることを楽しみにしています!

2019年11月23日土曜日

初期のゼミ生達が

今日は入試関連の業務があり,朝から会議や待機業務。
それが終了後…
都心へ。
渡辺ゼミ1~4期の初期のゼミ生達が,私の学会賞受賞をお祝いしてくれるとのこと。
ありがたいことだよ,本当に。
1~4期のゼミ生は,私がシアトルでの在外研究に出発する前に担当した学生たちであり,1期が2002年卒,2期が2003年卒,3期が2004年卒,4期が2005年卒となっており,5期生(2010年卒)とはだいぶ年齢も離れている。
皆もう30後半ぐらい。
ま,中には別の大学を卒業して中大に再入学したゼミ生も2名ほどいて,そいつらはもう40半ば。
そういった会社などで中核になって働いている年代の連中が10人以上集まってくれるのだから,本当に嬉しい。
しょっちゅう会っている連中もいるが,久しぶりの人もいるだろう。
楽しいひと時を過ごせることだろう。
感謝感謝。

2019年11月21日木曜日

4年のゼミ 11月21日

アカリの研究。
注意の制御(あることに集中している状態)→マインドフルネス→ウェルビーングという原型はOK。
あとは…マインドフルネスの特性要因を「体験の観察」以外に拡張するかどうかの検討と,注意の制御とマインドフルネスの関係を調整している要因,例えば職場のNoisyさとかを探索すること。

ヒナコの研究。
ネガティブ感情の効果の研究。
前向きな挑戦をした結果失敗し生じた羞恥心(能動的羞恥心)は,プロアクティブ行動あるいは組織市民行動を促進するってセンは行けるかも。
ただ,羞恥心の回数はただ多ければ良いわけではないだろうから,羞恥心を図る際には工夫が必要そうだね。

カッシーの研究。
情報の開示度あるいは組織成員のオーナーシップ(当事者意識・主体性)が高いほど,SNSを通じた知識提供行動が増加し,イノベーションが起こりやすくなる,という原型部分はOK。
しかし,砂上の楼閣にならないように注意すること!

ケンタロウの研究。
モデルの原型完成!
営業マンから対面営業を受けた経験のある顧客をサンプルとして措定。
顧客が営業を受ける前に購入意図が低い場合(つまり営業マンの挑戦レベルが高い場合)を前提として,顧客から見た営業マンの傾聴力およびプレゼン力が高いほど(つまり営業マンのスキルレベルが高いほど),顧客がフロー状態に陥る程度が高くなり,成約するか否か(あるいは躊躇なく購入する度合い,まったく購入する気になれなかった度合い)が決定する。
いいんじゃないですかね。

サトシの研究。
残業の集中モデルに関する実証的研究。
以上。

ミユの研究。
普段の仕事はルーティンでも,そのルーティンを改善するための提案ができ,そして時にそれが採用されて新たなルーティンが形成されるような場合(調整要因:組織の自律性というか,自律的にルーティンを改善できる程度って感じか),部分透明性や全体透明性が高ければ,タスクパフォーマンスが高くなる。
これでOK。
問題は調整要因をどのように測るか。

モカの研究。
越境学習の経験学習の側面をもう少し調べること。
また内省がジョブクラフティングへ正の影響を及ぼすというところに関するロジックを再検討することが必要。
また,ジョブクラが内的キャリアへの影響を考える際に,もっと「やりがい」に基づく仕事の改編だということを意識してロジックを構築すること。

イオリの研究。
文化的再社会化(組織の文化や行動様式を理解すること)がなされると,どうして前職の知識や情報を再就職先の組織に合うように変換するのか(そもそも新組織に合うように情報を変換するってどういうこと?),さらにはそのように変換したとしてどうして革新行動が高まるのか,再考する必要あり。
役割的再社会化もほぼ同じ。

タロウの研究。
現在の上司の残業礼賛度→現在の自分(部下)が残業を当たり前に思う程度→将来自分に部下ができた時に残業を強いると思う程度。
このセンで行けたらいいね。

タカシの研究。
部下から見た上司の長時間労働に対する認知が高まると,最初のうちは自分あるいは他の同僚も定時に帰るんだけれども何となく帰りにくなぁという雰囲気が漂い始める。
そういった雰囲気が全体に広まると,徐々に自分あるいは他の同僚の中から残業をし始めるものが出てきて,部全体の残業時間に対する認知が高まる。

シュウホの研究。
因果理解不全経験から,および偽の共感経験から情動知能のロジックが,まだ粗々。
やり直し。

ミホの研究。
スラックとその結果要因とのロジックのなかに,調整要因の自律性の部分が紛れ込んでしまっているので,注意が必要。

ミサトの研究。
褒めるとポジティブ感情が高まるロジックについては,ロジックの要素の組み替えが必要。
気晴らしのところも,なぜ肯定的な情動が生じるのか,その辺の解釈を加えることが必要。

閉門寸前まで。
なんとか全員のチェックを終える。
まぁ例年より順調か。

2019年11月20日水曜日

大学の新棟ができるまで…

中大の多摩キャンパスでは,現在,新棟を2つ建築中。
そのうちの1棟には,木質構造が組み込まれることになっている。
この地にある中央大学の多摩キャンパスがどうすれば,魅力あるキャンパスとして発信していけるか。
これからはSDGsの時代。
「木」に大きな可能性を感じている。
本当は完全に木造にすればいいなぁと思っているのだけれども…
ま,一部でも組み込まれるだけで,これまでの中大にはないスタンス。
12月20日に,施工主のお誘いもあり,中大の新棟用に利用される木材の伐採に立ち会わせていただけることに。
学生もどうぞ,ということなので,現在SEP(ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム)の学生を中心に,一緒に行こうと思っている。
青梅駅からさらに奥に10分ほど行った軍畑(いくさばた)駅に集合し,そこから施工主のバスで奥地へ。
得難い経験になる。
とても楽しみだ。

2019年11月19日火曜日

二次募集のスケジュール

演習Ⅰについては一次募集で16名が合格している。
例年,ゼミ生の数はだいたい15,6名程度なので,通常は一次募集で終わり。
しかし,今年からゼミ運営の仕方を徐々に変えていこうと思っているので,今度のゼミ生は少し多めに合格にしようと思っている。
二次募集の応募者は8名。
面接の日程と具体的なスケジュールは下記の通り。
さぁどんな出会いがあるでしょうか。
楽しみです!




営業学入門9回目

本日の講師の先生は,プルデンシャル生命保険様が招聘してくださったカリスマ営業マンの和田裕美氏。
ご講演のテーマは「ファンをつくり愛されて与える営業になる秘訣」。
外資系会社では,営業実績で世界2位になったことも!

ネットに落ちている情報は,全体の10%でしかない。
残りの90%は人とのコミュニケーションを通じてしか入手できないし,その情報にこそビジネスのネタがある!

これからは自分で生きる力が必要!
それこそ「営業力(セールス力)」!
営業力を身につけるということは…
相手がワクワクする話し方ができるということ
決断力があって人の背中を押せるということ
アイデアが溢れるばかりにだせるということ
人から好かれてファンができるということ
お金を稼ぐことができて人を幸せにできるということ

蒸気がでるバルミューダのトースターを考案したのはミュージシャン。
ファンコミュニティの成功例としてジャガリコのじゃがり校。

即決力を身につける!
第2領域(緊急でないが重要なこと)に時間投資!
好かれる人になる!
情報収集・情報発信する!
メンタルに強くなる(陽転思考を身につける)!

ポジティブシンキングはできない!
人は元々ネガティブだから。

2019年11月18日月曜日

演習Ⅰの二次募集の応募者数

先ほど事務方から二次募集の応募者数の連絡があった。
先週の木曜日に発表された応募者数は6名だが,その後8名に増加。
来週の28日の17:00頃から面接を実施します。
具体的な面接スケジュールは明日辺りに発表します!

2019年11月16日土曜日

11月16日 4年生の臨時ゼミ

カッシーの研究。
SNS上で知識提供行動が頻繁に行われているほど,イノベーションが起こりやすい。
では,知識提供行動に対する促進要因は?
例えば,企業が情報開示を積極的に行っていることだとか,社員一人ひとりがオーナーシップをもって働ける環境とかね。

タカシの研究。
上司の長時間労働をしている様を部下が認知可能な要因(例えば,嫌々残業なのか,嫌な素振りを一切見せずとか)で捉える必要あり。
部下が上司の長時間労働を自発的にしているか,非自発的にしているかを判断することは難しいから。
また,部下から見た上司のパーソナリティ(タイプAの程度とか)も捉え,上司の長時間労働と相まって,職場の帰宅抑制的な雰囲気を醸成しているとするとか。
最後に,部下の長時間労働について。
自発的な部下の長時間労働というのが,理論的にはありえても,実際に許容されるのかどうか怪しい。

シュウホの研究。
共感不全経験を分類。
まずは感情の原因を特定できていることを前提に考える。
そのうえで感情の原因を確認しているかしていないかの軸,特定した原因が真実に近いか誤っているかの軸で分類する。
原因を確認し真実の原因に近づけば,深い共感経験が得られ,情動知能にプラス。
原因を確認しているけれども真実から少し外れた原因に近づいてしまうと,原因と結果としての感情の結びつきをよく理解できないことが多いけれども(因果理解不全経験),情動知能にはプラス。
原因を確認せず真実からかなり離れた原因を特定してしまうが,その原因と結果としての感情がたまたま結びついてしまい,なんとなく共感してしまうと(浅い共感経験),情動知能にマイナス。

イオリの研究。
組織再社会化の諸側面のうち,文化的側面について学習することはプロアクティブ行動にプラスだが,職業的側面について学習してしまうとプロアクティブにはマイナスと捉える。
また,その場合,前職におけるタスクパフォーマンスも先行要因(あるいは統制変数かもしれないが)として置いた方がいいかも。

モカの研究。
越境学習を越境したうえでの経験学習と捉えるのはいいのでは。
で,越境学習がジョブクラフティング(特に関係性クラフティング,でも物理的にも可能性ありそう)に影響およぼし,それらが内的キャリア意識の醸成に寄与している。
うん,ほぼ完成。

ミホの研究。
予算スラックが創造性と不確実性の対処に正の影響を及ぼしていると考えるが,じりつっ的組織である場合に,その正の関係は強まると考える。
うん,ほぼモデル完成。
あとはロジックの細部をつめるとともに,質問票の作成に入ってもよし,と。

2019年11月15日金曜日

Now listening…天才か!

このシンガーは本当に凄い…
歌うたいのバラッド…森恵さん。
https://www.youtube.com/watch?v=Szsvt7eyRpA
…だけじゃない。
尾崎のOh my little girlも歌える…
高橋真梨子の…ごめんね…も歌える。
凄い。
素晴らしい。
こんな歌手…感激。
これもバラッドのおかげが…
幸せな気分。

ワクワクがとまらない

本日,読売テレビのチーフプロデューサーの西田二郎氏やIPGの社長の星野仁氏と来年度のプロデュース論について相談をしてきた。
今年のプロデュース論の授業評価アンケートの授業に対する総合満足度は,7点満点で約6.3点と超高得点。
来年度も継続ということでご快諾いただいた。

そこで出た話なのだが…
本年度に行われた授業の内容を取り込みつつ,来年度のプロデュース論のTrailer(トレーラー),つまり予告動画を学生に創ってもらったら,という話になった。
今の商学部には,詳細な説明は面倒くさいので省略するけれども,ドローンもスタビライザーもある!
作成した動画は中大の各種メディアに載せるのはもちろん,プロデュース論の有名講師陣がSNSで拡散してくれるそう。
読売テレビの西田氏や電通の講師陣が監修しれくれるかも!
もしクリエイティブ産業に関心があるのなら,就活の際にそういった動画を見せると,
効果は物凄いあるそう。
興味のある学生はまずは私から,その後西田氏からも直接,説明をするので,渡辺まで連絡をしてほしい。
明日,プロデュース論の今年の受講生全員にメールを送る予定。
人数が多かった場合はどうしようかなぁ。
ほんと,面白いことになってきた!

2019年11月14日木曜日

11月14日 4年生のゼミ

ケンタロウの研究。
そもそも営業マンの認知を捉えるモデルとするならば,挑戦レベルとスキルレベルをどのように捉えるのか?
営業マンの挑戦やスキルに対する認知次第で,顧客がどうしてフロー状態に陥るのか?
チクセントミハイのモデルは適用できないだろうね。

サトシの研究。
前回まででモデルができたように思えたが…
全然完成してませんでした!
仕事に時間がかかっているのは自分の仕事上のスキルや能力が低いからだと考えるほど,それらを身につけて仕事を効率化しようとして残業時間を解消しようとする。
上司は,残業時間が多い他の社員の仕事を減らし,その分を上記の効率化を実現した社員に回し,結果として回された社員の残業が増える…
仕事を効率化すればするほど,結果として残業時間が増えるという残酷物語…

ミユの研究。
イネーブリング認知の一部に焦点を当て,それがパフォーマンスに及ぼす影響を,組織形態を考慮して検証していくってのは,いいセンいってる。

タロウの研究。
かつての上司の残業礼賛度が高まれば,現在の自分が管理職として残業を当たり前だと思う程度が高まる…という残業の遺伝モデルはOK。
あとプラスアルファをどう考えるか,だね。

ミサトの研究。
フィードバックをするとポジティブ感情が高まるという仮説と,気晴らしをするとポジティブ感情が高まるという仮説のロジックをもう少し詰めた方がいい。
それから気晴らしと息抜きの概念整理ね。


Ryuto

渡辺ゼミにも,在学中にゼミをやめる人間は何人もいた。
夢を追いたい。
そういった理由は…引き止めない。
むしろ応援する。
最近では…13期生のミナミ。
舞台女優になりたいんだって…
https://www.youtube.com/watch?v=8roTbKPXq1k&t=11s
小菅村の間伐材の動画にもでてもらったっけ…
いつか…ミュージカルの舞台を見てみたい。

14期のリュウトは歌手になるんだって。
最期の最後で我が家のBBQに来てくれて,ギターをもって来てくれて,同期の車座の真ん中で「歌うたいのバラッド」を歌って,去ってった…
いつか隆人の歌をまた聞きたいなぁ…
https://www.youtube.com/watch?v=ntXwms1YXOs
隆人のは,斎藤正義というより,ミスチルの桜井なんだよなぁ。
これを聞いていると,想いだすよ,隆人の歌声を。

夢を追いたい奴は,どんどん追えよ。
出て行けよ,好きに。
そして…いつか…戻ってこい。

2019年11月13日水曜日

ここがピーク

明日はゼミの日。
インター大会の決勝に進出するグループのファイルチェック。
加えて,進出をのがしたグループもまだ学内のプレゼン大会があるので,その準備。
さらにさらにそろそろ4年生も卒論研究が佳境。
ということで…明日は何時に帰ることができるか分からない。
このシーズン,まぁしゃーないか…
来年は何とか…平準化できれば,と思う。

2019年11月12日火曜日

営業学入門第8回目

本日の営業学入門の講師の先生は三重県の四日市からわざわざお越しいただいた,石橋誠志氏。
テーマはセルフマネジメント。
特に営業という仕事と自己実現についてご講義いただく。
営業という仕事で大事なことは以下のKASH。
Knowledge:商品・業界・周辺に関する知識
Attitude:ポジティブな態度
Skill:体系立った技術
Habit:継続する習慣
家に例えると,態度と習慣は基礎部分,そして知識や技術は建物部分であってセールスプロセスにおいて活かされるもの。
態度と習慣を基礎として,知識や技術を活かし,リーダーシップ,コミュニケーション,マネジメントを駆使していくことで,自己実現がなされていくと考える。
京セラの稲盛氏の成果を創る方程式も大事!
ノウハウ(知識:1~10)×スキル(技術:1~10)×マインド(考え方・心構え:-10~10)=成果
マインドが非常に重要。
マインドをポジティブにするためには「事実」と「解釈」をしっかりと峻別して捉えることが大事。
また「他律要因」と「自律要因」も同様。

成功者は「失敗者のしたがらないことをする習慣を身に付けた」人である。
うん,まったくその通り。
プラス,私が思うに,周囲がしているからといって,考えなしに同じ行動はとらないね,成功者は。

2019年11月11日月曜日

二次募集に関するゼミ相談について

今日は,会議やミーティングの晩の新旧学部長の会も含めると,予定が8つ!
ただ今,6つ目…
昼食もゆっくり食べられない…
そんな中,二次募集の際して,ゼミ相談のための研究室訪問のアポが徐々に入りつつある。
例年より,多いかなぁ。
今日はすでに1名と会い,晩の予定の直前にもう1名と会う予定。
その他に2名からアポが入っている。
研究室を訪問していることは,応募者が多い時に有利になるので,是非訪問してほしいのですが…上記のようなスケジュールが連日続くので,研究室訪問の日時調整がなかなか難しい。
ということで,私が時間を取ることのできる,今週の都合を言いますと…
11月13日(水)午前中
11月15日(金)午前中
以上のみです!
なかなか時間がとれなく申し訳ないですが…

2019年11月9日土曜日

17期生と…

新歓コンパの際の集合写真。
皆,良い顔で写っているね。
何度かここでも書いたが,今年の新ゼミ生は二兎を追うよ。
駅伝部,応援部,ワンダーフォーゲル部,軟式野球部2名。
その他にもFLPでもう一つゼミに入っている学生もいれば,会計士を目指している学生もいる。
そのために今年はすでに春合宿や春ゼミの在り方を大きく変え,特定の時期に非常に忙しくなってしまう事態の解消を目指す。
夏休み前には理論研究を終え,夏休み中にデータ収集し,分析も終えているぐらいがベスト。
一次募集で合格した学生のなかで,すでに3つのグループも緩やかに形成した。
緩やかにテーマも設定した。
このやり方で,最高のパフォーマンスを目指す。
頑張ろうぜ,17期!!


2019年11月8日金曜日

ラインナップが…

昨日は遅くまで新歓コンパで朝ちょっと体が辛かったが…
頑張って大学へ。
そして東京駅近のサピアタワーへ。
地方の大学のサテライトオフィスがたくさんあった。
どこの大学も生き残りに必死ってわけだ。
東北大学のもあったぐらい。
そこでJリーグのクラブの社長とお会いして,来年のJリーグビジネス論Ⅱへのご出講をお願いしてきた。
ご快諾いただき,これでご出講いただく方々はほぼ確定。
凄い目力をお持ちの方で,タジタジになったけれども,お話が面白くてあっという間のミーティングだった。
残りはあと1枠か2枠。
オリジナル10のビッグクラブを狙っているところ。
来年も楽しみですなぁ。

2019年11月7日木曜日

新歓コンパ

今日は渡辺ゼミ17期生の新歓コンパ。
先ほど終了し,今しがた帰宅したところ。
今年も良い子が集まった。
渡辺ゼミは仲良しクラブではない。
…が仲良しではある。
つまり…それだけではない,ということ。
たしかにオフの場では冗談を言い合い,何でも語り合うことができ,しかしいったん議論の場に移れば,舌鋒鋭く相手に対して厳しい意見も厭わず言う。
これ,である。
仲は良い。
しかし,成果追及のために妥協は決してせずに,時に厳しい言葉も厭わない。
そんな関係は,社会人になってからでは,滅多に形成できない。
17期も最高のチームになってほしい。
心から,そう,想う。
今年は体連の学生が5名入ゼミした。
新生渡辺ゼミを構築する絶好の機会。
ただ無暗に時間を費やし,ガチガチにやるのではなく,両立を実現する。
もちろん,簡単ではないであろう。
両立論については…また別の機会に…ここで語ろう。

おっと…言い忘れた。
本日,一次募集で合格した16名を対象に初顔合わせを行ったが,二次募集も実施予定。
今年は限界まで受け入れるつもり。
噂に流されずにうちのゼミの真の姿を見たい,という人は連絡してほしい。
忘年会か新年会を兼ねて,二次募集の学生はしっかり歓迎しますので,心配せずに!

4年のゼミ 11月6日

シュウホ
情動知能の先行要因に関する研究。
共感不全経験が俎上に上っている。
そもそも共感とは?
共感とは,相手の感情を適切に理解して,相手と同じ感情を抱くこと。
例えば,相手が怒っていることを認識し,その理由を適切に理解して,一緒に怒ってあげること。
したがって,共感不全とは…
①相手の感情を認識するが,その理由を適切に理解できず,同じ感情を抱くことができないこと
②相手の感情を認識し,その理由を適切に理解するが,同じ感情を抱くことができないこと
③相手の感情を認識するが,その理由を適切に理解できていないけれども,その感情に至った理由を独自に解釈し(いわば誤解しているけれども),同じ感情を抱いてしまうこと
これらのうち,どれが情動知能に正の影響を及ぼしていると思われるものを,論理的に導出し,仮説を構築することができれば面白い。

イオリ
中途採用者の組織再社会化→プロアクティブ→イノベーションの因果的関係の研究。
ただし,社会化するとしても,文化面でなじむことは必要だけれども,その他の点についてはなじまない方が良いと考える。
文化面ではなじみ,その組織文化の合う形で,中途採用者の既存の組織では異質な知識や経験が新奇かつ有用なものを産みだすと考えるわけね。
社会心理学のブレストの効果の研究はきっと役に立つから,しっかりとレヴューしよう!

2019年11月6日水曜日

中附中でのリコロ創り実習

昨日の午前中,3コマ分,中附中学校の美術の時間をお借りして,リコロづくりを生徒さんたちに指導してきた。
4年生のヒナ,3年生のリョウとタバッチ,それに職員さんで私の盟友のゲンとで。
今年でもう3年目。
毎年,一生懸命,創ってくれるので嬉しく思っている。
この子達に少しでも間伐材問題を理解してもらえたら,なお嬉しい。
このリコロ運動はライフワークになるだろうなぁ。





2019年11月4日月曜日

今週の木曜日のゼミの初顔合わせ

今週の木曜日の5限には,ゼミの一次募集に合格した17期生の初顔合わせが行われる。
例年は,管理会計論,組織論,組織心理学,スポーツマネジメントの学会誌の中から,自分が興味を持った論文を選んでもらい,その論文の内容をまとめ,2月に行われるゼミ合宿で発表してもらうことにしていた。
そして,3月に行われる春ゼミにおいて,新3年生の17期生全員がそれぞれ,4月以降のゼミにおいて自分がやりたいグループワークのテーマについて発表し,その後投票を行い,最も多く票を集めたテーマが3つ選ばれ,あわせてそれらのテーマに従事するグループのメンバー決めも行ってきた。
今年からはこのやり方を大幅に変えようと思っている。
まず今秋の初顔合わせにおいて,17期生たちに自分で論文を選んでもらうのをやめようと思う。
短い時間で,本当に興味がある論文を選ぶのは難しいし,そのせいもあるのか,その発表した内容がその後のグループワークのテーマ選定にあまりつながっていなかった。
そこで…エントリーシートに記載してもらった関心領域を勘案して,私が適当な論文をピックアップして,それを春合宿までに読んできてもらおうと思っている。
そして,その初顔合わせの際に,関心領域に応じて仮のグルーピングも行ってしまおうと思う。
そして,春ゼミは…一日かけて,統計解析実習を行おうと思っている。
できれば多変量解析のさわりまで行ければ,と。
これが多少分かっていれば,モデル構築に向けたグループワークの進捗度が大幅にアップする可能性がある。
さて,水曜日までに17期生達の関心にフィットする論文を選ばなきゃ…
これ,結構,大変なんだよね。

2019年11月3日日曜日

一部昇格!!

私がバスケ部の顧問になって,もう8年。
その間…一部と二部の行ったり来たりで,インカレにもほとんど出場できていない…
…本年度もようやっと,昨日,一部昇格を決めた。
前半戦9連勝して余裕と思われたけれども,なかなか二巡目で勝てず…
苦しんで手に入れた自動昇格。
来年度は一段上のレベルで,最高の結果を残してほしいと思う。
昇格のたびに一年で降格してきたが,来年は何とか。
「努力は運を支配する」これを実践してほしい。

2019年11月2日土曜日

フッティーズ!

フッティーズというサッカー雑誌がある。
主としてサッカー部の高校生向け。
発行部数は全国で10万部。
これにビジネスチャレンジ演習・実習が2頁に渡り紹介された。
中大商学部のスポーツビジネス・プログラムは,サッカー部所属の高校生には訴求力が頗る高いだろうから,こうした雑誌記事は来年度以降の志願者数に効いてくるものと思われる。
期待したいですなぁ。



2019年11月1日金曜日

スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰ・実習Ⅰの合格者!

2020年度のスポーツ・ビジネス・チャレンジの一次募集の合格者が確定!
まずは18名!
ほとんどの学生が,この講座があるからこそ,中大商学部を選んでくれたとのこと。
例年以上に気合が入った子ばかり。
来年が楽しみです!


リコロ創りの練習

学部長になるまでずっと2年生のゼミ(課題演習)を担当していた。
そこにおいてずっと奥多摩の小菅村の活性化に取り組んできた。
その一環として総務省から500万円もの補助金を頂戴して取り組んできたのが,リコロ運動。
動画まで作成した。
https://www.youtube.com/watch?v=8roTbKPXq1k&t=11s




要するに,間伐材の有効活用のために,リコロというツルツルに磨かれた楕円形の木工品を小学生や中学生に作ってもらい,いずれ2万個の期のボールプールを完成させるという運動。
来週,中大の附属中学の美術の時間にお邪魔して,生徒さん達にリコロを創ってもらう予定。
その補助者として,生徒さんたちのリコロ創りを指導する役割を,いつもゼミ生にお願いしている。
これまで課題演習出身でリコロ運動に関わってきてくれた学生が専門ゼミにいたので,その学生にお願いすれば良かったのだが…
もうそういった学生は4年生になり,次年度以降はいなくなる。
そこで,現在,3年生のゼミ生の有志にリコロ創りに習熟してもらい,来週お手伝いをしてもらうことに。
今日はそのために必要な技術を身につけてもらうための指導を行った。
リョウとタバッチ,よろしくね!
しかし…私はだいたい一つ仕上げるのに30~40分あれば十分なのだが…
ま,最初だからしょうがないけれども両名は2時間かけて完成せず…
うーん,やっぱり結構時間かかるね。

2019年10月31日木曜日

15期と…

今日出席した4年生全員の卒論研究のチェック終了。
7時間ちょっと…
モデルがほぼ完成した者もいて、まぁ順調かな。
ってことで、これから15期生とコンパ。
ただ飲むのではつまらないので、プロジェクターを飲み屋に持ち込み、15期の3歳の頃の写真と、初恋の相手の写真を映し出し、誰かを当てるゲームをする。
優勝者は飲み代奢り。
久しぶりの15期なので、こんなのもまぁいいか。

4年生の臨時ゼミ②

五人目。
カッシーのSNSを通じた知識提供に関する研究。
知識提供行動→知識伝播の認知のロジックが弱いし,その伝播の認知をもって知識創造を捉えようとするのは無理がある。
もうちょい頑張ろう!

六人目。
ミサトの研究。
ポジティブ感情がウェルビーングが促進するということは先行研究で既知。
ではポジティブ感情を組織的施策を通じてどのように高めることができるのか?
気晴らし,賞賛する行為,賞賛を受けること。
これらがポジ感情を促進すると考える。
はい,モデルの原型完成!
これで何人目?

七人目。
モカの越境学習に関する研究。
越境学習→ジョブクラフティング→内的キャリア。
越境学習の本質,効果,特性などを踏まえて,もう少し具体的に越境学習なるものを概念把握した方がいいね。
そのうえでジョブクラとの論理的なつながりを考えるべき。

八人目。
イオリの中途採用者の組織再社会化の研究。
同業種間転職を前提とするかどうかはじっくり考えるとして…
職業的再社会化・文化的再社会化・役割的再社会化がプロアクティブ行動に正の影響を及ぼし,プロアクティブがパフォーマンスに正の影響を及ぼすというモデル。
まぁまぁ原型は完成しているといってもいいのではないかな。

九人目。
ミユのアメーバ経営におけるイネーブリング認知を促進する要因の究明,あるいは同認知がもたらすものの究明。
経験の重視,試行錯誤の許容,プロ意識,当事者意識,外部のファシリテイターが,イネーブリング認知を促進するメカニズムの解明を目指すなら,先行研究をしっかり読み込むこと。
また,イネーブリング認知が採算意識を高めると考えるのなら,しっかりとロジックを組み立てること。

十人目。
ミホの予算スラックに関する研究。
アメーバ経営に焦点を当て,アメーバがそもそも時間短縮などの改善活動に従事することができるのは,スラックが混入していたからだと発想。
予算スラックのポジティブな効果を実証しようとするもの。
それはそれで面白いと思う。
しばらく,こちらを追いかけてもいいのではないかな。

4年生の臨時ゼミ①

今日は学祭の準備日で授業はお休みの日…
だが,そんな日に限ってゼミ生は私に休ませてはくれない…
ということ,4年生全員の卒論研究をチェックすることに。

一人目のサトシ。
残業の集中モデルを検証する研究。
スキルが優秀な特定の社員に業務が集中し,その社員の残業時間が増加し,結果として部門内にフリーライダーが増える(あるいフリーライダーが生じる)というモデル。
はい,モデル完成ね。
先行研究をしっかり踏まえて,ロジックがしっかり立つように仮説を説明できるようにするとともに,質問票の作成を始めること。

二人目のシュウホ。
情動知能を促進するメカニズムの解明。
共有経験が情動知能を高めるけれども,共有不全経験はそれを低下させると先行研究では指摘されてきた。
これに対して,共有不全経験もまた情動知能を高めるという仮説を立案。
これはちょっと面白い。
しっかりと根拠を固めることができたら,結構いけるかも。
また共有経験や共有不全経験に対する先行研究の定義には,主体の認知に依拠しているという点について疑問があるので,その辺りを修正することができれば,なお良い。
モデルの原型は完成といって良い。

三人目のケンタロウ。
カリスマ営業マンは,営業のプロセスにおいて顧客をフロー状態にすることができるという観点から,その促進要因を明らかにする研究。
傾聴力,プレゼン能力,顧客との関係性,感情のコントロール力。
こういった要因が顧客をフロー状態にして,最終的に営業成績を高めると考える。
ただし,ここで顧客といった場合,新規客と既存客の両方を対象とするのか,いずれか一方を対象とするのか,といった点をよく検討すること。

四人目のタカシ。
残業の伝染モデル。
上司が楽しそうに(内発的モチベーションに基づき)長時間労働をしていると,部下たちは帰りにくくなり,部下の残業時間が増えるというのがオリジナルのモデル。
でも,もしそうだとすると,部下たちに内発的モチベが伝播し,部下も残業を楽しく行い,仕方なく残業している感がでない。
オリジナルの伝染モデルとは異なり,起点を変える。
すなわち上司が何か外的な条件(評価や賞与)のために(外発的モチベーションに基づき)長時間労働をしていると,部下たちは帰りにくくなり…というモデルを立案。
ただし,帰りにくくなり→残業時間が増えるという現象を説明するロジックとして多元的無知を用いているが,その点についてはしっかりと再考した方が良い。

2019年10月30日水曜日

ビジチャレの面接

今日は5限以降,スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰ(SBC演習Ⅰ)のグループ面接があった。
このビジチャレ講座があったから,中大に,そして商学部に進学したという子のなんと多かったことか。
この期待に応えるために,来年度はさらに内容の濃い講座にしなくては,と誓いを新たにした。
今回でおおよそ20名程度を合格にする予定。
二次募集も実施します!

ところで,本日,面接の際に,秋学期の金曜日5限に開講されるスポーツ・ビジネス・プロジェクト(SBP)の応募者が少ないことに言及し,なぜ少ないと思うか聞いた。
すると,春学期のSBCに応募すると,秋学期のSBPは応募できないと思っていた,とのこと。
多くの学生がそのように言っていた。
ガイダンス等で我々側の説明が不十分だったんだなぁ。
反省。
二次募集がまだありますので,上記の理由でSBPに応募しなかった学生は,是非二次募集で応募してください!

2019年10月29日火曜日

インター大会後

16期生のインター大会の予選の結果については,すでにここに書いた。
この大会は経営・経済系の大学生のプレゼン大会とは最大規模を誇り,毎年2000名近くの学生が参加している。
経営部門だとか会計部門だとか,日本経済部門だとか10幾つの部門に分かれ,おおよそ各部門10以上のグループで構成される。
この部門で最優秀賞をとらないと,つまり一番にならないと決勝には進むことはできない。
予選で一番になったグループが10以上集い,決勝においてしのぎを削ることになる。
11期生は,このトップオブトップに輝いた。
9期生は,準優勝に輝いた。
はっきり言って,予選を突破した16期生のグループの仕上が具合は,まだまだ決勝で上位を狙える水準ではない。
これからもっとも論理性を高め,誰が聞いても(それこそ高校生が聞いても)スッと理解できるくらいに分かりやすくし,プレゼン技術も磨きに磨かないと。
予選を突破できなかったグループも,学内プレゼン大会では,十分に準備ができたと言い切れるぐらいに完成度を高め,今度こそは後悔しないようにしないとね。
来週のゼミの時間は,まずは「短文」をチェックしよう。
しっかりと対応してきてほしい。


明日のスポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰの面接について

明日の5限、スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰのグループ面接が5711号室で行われる。
応募者の皆さんは、下掲のエントリーシートを印刷し、記述して参加するようにしてください!
それでは明日、皆さんに会えることを楽しみにしています!
レポートを提出し忘れた!という人も、明日の面接の際に持参してくれればOKです!



営業学入門第6回目!

本日の講義は横浜支社からおいでいただいた宗藤先生。
テーマはセールスプロセスの最後のフェイズである「アフターフォロー」。
これは購入後のサービスのこと。
良いアフターフォローは,既成概念(期待の基準値)の超えていく。
アフターフォローの目的は…
購入商品を十分に活用してもらうこと
商品のリピーターになってもらうこと
自社のファンになってもらうこと

アフターフォローは重要な営業上の戦略。
満足度は商品の購入時が最大で,その後は徐々に低下していくが,その時点で刺激を与えて満足度を維持するのがアフターフォロー。
顧客は自分が購入した商品が良いものであると認められたい欲求があるので,それを満たすことが重要。
アフターフォローがうまくいくと,顧客がセールスパーソンになってくれる!

朴訥な語り口だが,お人柄の良さがお話の内容から伝わってきた。
つい引き込まれ,今日は記述が少なくなってしまった。

2019年10月28日月曜日

演習Iの二次募集について

既に演習Iの一次募集の合格者は、このブログでも、商学部事務室前やCplusでも発表している。
合格者数は16人に及び、ここで募集を停止しても問題はないような気がするが…
現ゼミ生の強い要望もあり、二次募集を実施することにした。
要望の背景にあるのは、これまで二次募集で入ゼミしたゼミ生たちのパフォーマンスが、一次募集のゼミ生のそれに劣るということはなく、むしろ上回ることすらあるという、厳然たる事実である。
まだ僅かでも受け入れる余地があるのなら、二次募集をすべきであると相成った。
渡辺ゼミに関心がある2年生は、アポをとった上で、私の研究室に是非訪問してほしい。

スポーツ・ビジネス・チャレンジの面接スケジュール

サッカークラブの経営に学生が主体的にチャレンジする講座。
本年度までは「ビジネスチャレンジ演習・実習【サッカークラブ経営】」という講座名で開講されていた。
3年生以上の学生については,引き続き上記の科目名が適用されるが,2019年度入学生からは次の科目名に変更される・
すなわち「スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰ・実習Ⅰ(SBCⅠ)」である。
内容的に大幅な変更はなく,来年度も東京23FCと提携して運営する予定。

さて,このSBCⅠの受講生の募集を,2020年度受講生から,秋学期に行うことになった。
先週,その応募期間が締め切られたが,22名の応募があった。
まだレポートを提出していない学生もいるようだが,すでに提出期間が締め切られているようだけれども,面接日に持参してくれれば対応することにします。
グループ面接を10月30日(水)の5限時間帯に行います。
その具体的な面接スケジュールは,すでにCplusと商学部事務室前に掲出していますので,しっかりと自分の時間を確認して,10分前には教室前に待機していてください。

なお,SBCⅠは2020年度春学期と夏休み中に開講予定だが,その裏コマ(秋学期金曜日5限)に,新設科目の「スポーツ・ビジネス・プロジェクトⅠ(SBPⅠ)」も開講予定となっている。
この科目は,最初の授業日にJリーグのクラブの経営者・経営管理者にご出講いただき,そのクラブが抱えている課題についてお話しいただくところから出発する。
学生たちは,複数のグループに分かれて,その課題解決策の考案に取り組むことになる。
考案された案については,講義期間中の中間と最終日に,クラブの方々を前にプレゼンされ,フィードバックを頂戴することになる。
この講座の活動はここまで。
SBCと決定的に異なるのは,考案した案を実際に導入(実装)するところは,活動対象とはならない,ということである。
したがって,語弊があるかもしれないけれども,SBCと比べて,SBPはだいぶ「ライト」となる。
また,基本的には授業時間内にグループワークを行いそこで完結するよう運営していく予定なので,それ以外(つまり課外)の活動が特段必要となる事態は想定していない。
今回の一次募集では,応募者がだいぶ少なかったけれども,今後二次募集も実施する予定です。
是非とも多くの学生さんの応募をお待ちしています!

2019年10月27日日曜日

今日は残念

午前中に豪雨で荒れた畑を整えた。
その後,大学へ。
人仕事をしてから初めて,お隣の明星大のキャンパスに足を踏みいれた。
午後一で,同キャンパスにおいてバスケのリーグ戦が行われたから。
対東洋大戦。
東洋大は3・4位を現在激しく争っている。
3位か4位になれば,一部の9位か10位との入替戦に進出できる。
中大は残り4戦で1勝さえすれば,2位が確定で,一部自動昇格が決定する。
緩みはなかったと思うが…4点差で惜敗。
来週土曜日の対江戸川大戦で,さくっと昇格を決めたいものだ。

インター大会の予選の結果

16期生は今、大阪から東京へ帰ってきているところであろうか?
今日はインター大会関西大学大会の予選日。
渡辺ゼミからは3つのグループが参加した。
まだまだ粗だらけの内容ではあったが、とにもかくにも4月以降、各グループが力を尽くして仕上げてきた研究である。
結果は…
アジリティとアメーバ経営システムの関係を究明しようとしているグループが、見事12月に開催される決勝に進むこととなった。
決勝の場には、10前後グループが参加する予選部門のトップたちが集う。
いずれも強敵であろう。
久しぶりの決勝入賞を目指し、引き続き努力してほしい。

ところで、決勝に進めなかったグループについて、である。
これが結果である。
真摯にこの結果を受け止め、しっかりと内省し、次につなげよう。
余裕をかましている時間はない。
今回の予選では、準備不足を痛感したことだろう。
もうやり残したことはない、という状態で、次の大会に臨もう。
清々しい気持ちで、ね。

とりあえず、アジリティ班、おめでとう。
他班もしばしゆっくり休んでください。


2019年10月26日土曜日

2020年度演習Ⅰの合格者発表

20名の学生が渡辺ゼミ(2020年度演習Ⅰ)に応募してくれました。
厳正な審査の結果、15名の学生を合格としたいと思います。
今回、落選してしまった学生さんには、期待に添えなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
連絡さえしてもらえれば、落選の理由をお教えします。

現在、中国に半年間留学している2年の学生1名が、すでに渡辺ゼミに入ゼミすることが決まっている。
演習Ⅰの募集期間中に日本にいないので、留学前に、特別措置として面接を実施し、その結果合格が決定していたからである。
今回合格した15名にその1名を加えて16名が、渡辺ゼミ17期となる。
すでに所定の人数が揃っていますが、二次募集を実施するか否かについては、また後日公表したいと思います。


礼を尽くす

自分で言うのもなんだが、 私はネットワークが広いし、太い。
その根本にあるのは信頼関係。
嘘や衒いはすぐにバレる。
逆に言うと、それらがなければ、例え私の近縁を歩まなくても、私のネットワークは解放される。
一歩、誤魔化しが纏い付くと…
嘘はいかん、嘘は。
終わりが待っている。

2019年10月25日金曜日

演習Iの一次募集の面接結果について

昨日、17時過ぎから21時過ぎまで、来年度の演習Iの一次募集の面接を行った。
20名の一次募集の応募者のうち、19名が面接を受けにきてくれた。
昨晩、閉門まで3年と4年のゼミ生と合否判定会議を行い、色々な意見を聞き、後は私が最終決定をするだけ。
あともう少し時間をください。
明日にはこのブログや私のホームページで結果を発表します!

2019年10月24日木曜日

4年生のゼミ 10月24日

フリーライドの研究。
さぁ残業の集中モデルに「集中」しよう!

ウェルビーングの研究(M)。
賞賛する・される,気晴らし,ボランティア活動。
これらはポジティブ感情の先行要因として有力。
これは全員に言えることだが,モデルの構築に一生懸命取り組むは確かに大事だけれども,それに拘りすぎるのも良くない。
モデルを早めに完成させ,早めに実証し,その結果に対して十分に時間をかけて考察することが大事。
ヒアリングなども実施して,その結果の妥当性を高めたりしてね。
モデルに拘りすぎて,大会前に一夜漬けで考察部分を完成させようとするのが,これまでのうちのゼミに良くあったことだが,これはもうなしにしよう。

ウェルビーングの研究(A)。
瞑想に焦点を当てる。
瞑想が注意の制御機能を促進し,マインドフルネスの状態を促進し,ウェルビーングを促進する。
これでもいいと思う。
瞑想以外に切り口がないか引き続き要探究。


2019年10月23日水曜日

マハトマ

このブログでも何度も書いてきたが,私はマンデーラを尊敬している。
彼の言葉の重さ,そしてその反面,時に看取できる軽快さ…
その両者の統合が産み出す極味と言ってもよい文章の素晴らしさ。

同時に,ガンジーの言葉も好きだ。
重い。
ジョブズも影響を受けているのだろうなぁ…

明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。

明日は面接

明日は演習Ⅰの面接日。
夕方17時過ぎから21時近くまでかかる予定。
応募された皆さんは,3年生,4年生に取り囲まれて,緊張してしまうかもしれませんが,落ち着いて質問に答えてもらえればと思います。
今年は,スポーツ経験者あるいは現に体育会系の部活を行っている学生が多い。
例年とは大きく違うところ。
それに伴い来年度のゼミの運営の仕方も工夫が必要になる。
渡辺ゼミの新しいチャレンジが始まる!

良い天気!

今日は久しぶりに快晴!
早朝,畑に少し出た。
これまでの幾つもの台風を乗り越え,各種の苗,元気に育っています。
さて,今日は教授会。
ビシッと行こービシッと!




2019年10月22日火曜日

営業学入門第5回目!

本日の営業学入門の講師は東京第5支社の支社長の平林誠氏。
テーマはセールスプロセスにおけるファクトファインディング(問題を感じ,欲求を感じてもらう),プレゼンテーション(商品やサービスを提示し問題を解決しようと決めてもらう)に続き,3番目の段階の「クロージング」。
買おうか,買うまいか,揺れている人を動機づけをして決断を促す行為。
再現性の高いロジックを学んでもらいたい!

なぜクロージングが必要なのか?
人は決断する時に,誰かの手助けを必要としているから。
クロージングが成功するかどうかは,相手の心理状態をつかめるかどうかにかかっている。
見込み客をよく理解して動機づけするためには…
傾聴力
質問力
伝達力(5W1H)
察する力・場を読む力(洞察力,人は連語の法則の影響を受けやすいけれども,気持ちをフラットにすることが大事)

そもそも人はなぜ反対するのか?
人は反射的に守りの姿勢をとりがちだし,他人から指図されるのを嫌いがち。
真面目に興味を持ち,知識を吸収したいと思って,あえて反対する人もいる。
しかし…大きな意味のない反対も多い。
しかし…反対があるってことは,関心は持ってもらえているということであり,反対のないところにはそもそも契約はないといえる。

そもそも人はなぜ買わないのか?
人は重要な決断を避けるがち。
人は1日9000回判断するといわれているが,重要な判断はギリギリまで延しがち。
買い物をしにお店に行き,店内で色々と迷った挙句,精算する際にすぐ横に置いてある「ミンティア」をつい買ってしまう。
判断するのに疲れているから…
人は物事を先延ばししがち。
ヨナコンプレックス(自分の能力を最大限発揮することが怖いとか)の法則
その他にも人は…
現実に直面しようとしない…
断って事をすませがち…
先行きを心配しがち…
予備資金を蓄えようとする意志力に欠ける…

では買ってもらうためには…
感情に訴える!
人間の基本的欲求にを理解する!
愛されたい!
認められたい!
精神的にも経済的にも安心感を持ちたい!
財産を増やしたい!
夢を持ちたい!

クロージングにおいて重要なことは「反対」を適切に処理すること。
Yes-But法(Yesをクリアに示すことが大事!)
ブーメラン法(キーワードは「だからこそ」)
心構えとしては…反対を歓迎する!
考え方としては…「反対」を「質問」と解釈する!
例えば…
反対「この値段ではちょっと高い」=質問「その値段を払うだけの価値のあることをもっと詳しく教えてください」
反対「今は必要ない」=質問「今こそ必要であるという理由をもっとしっかり説明してください」
反対「少し考えさせてください。検討させてください」=質問「早く決断した方が良いという理由をもっとわかりやすく説明してください」
何も反対がなければ,物事は進まない!

その他のクロージングのスキルは…
・ステップbyステップで進む(問題を全部出させた後に,一つひとつ解決)。
・クロージングのサインを見逃さない(サイン:解決済みの質問が繰り返される,同席者に同意を求める,営業マンに気遣いをみせる)
・出てくる反対を予測する(基本的欲求の裏側にある「弱さ」を予測)
・暗黙の同意(テスト・クロージング:敢えて途中で軽いクロージングして,本当の問題を導き出す。敢えて反対を引き出し,傷の浅いうちに撤収する)
・ダメなものはダメ!(どうしようもない場合もある!6勝4敗で大成功!)

クロージングを極めようとすると説得力が身につく!

幾つもの大学を…

私は専任教員としては,岡山大学という国立大学と,母校である中央大学の2つの大学しか経験がない。
しかし,非常勤講師としてはいくつもの大学で教えた経験がある。
関東では,青学,東洋大などなど。
それらの大学での教育経験を通じて,確信を持って言えることがある。
中大の職員さんたちが,他の大学の職員さんたちと比べても,非常に優秀だってこと。
学生の立場から中大に教員として戻り,事務室の方々と接して本当に衝撃に想ったぐらい。
私は,こういった方々と一緒に仕事ができていることに,誇りをもっている。
商事務の皆さんは日々,学生サービスの向上のために尽力している。

中大生諸君は,大学という社会的な機関の意味に良く想いをいたしてほしい。
大学という社会の一機関は,サービス業の企業とは違う,ということを。
我々は,その活動の半分を学生の満足たのめに振り向けている。
しかし…残りの半分は社会を見据えている。
大学が市場に迎合するだけの存在ならば,なぜ大学に高度の自治が必要なのだろうか?
我々は,社会の機関としてたくさんの先達が築き上げてきた英知の上に立脚している。
学生の満足を満たすことに尽力すると同時に,我々は社会の発展に必要と思えば,学生諸君の耳が痛いことも言わざるをえない。
我々はスーパーではないし,コンビニでもない。
はっきり言おう。
大学はサービス業の性質を帯びつつも,サービス業そのものではない。
我々は社会からの負託に応える義務がある。
その社会からの要請を受け,大学人として皆,全力を尽くしている。
学生諸君は,それを信じてほしい。

2019年10月20日日曜日

これでほぼ…

今日は久しぶりに寝坊。
それから野菜の苗を買いに行き,畑へ出て,植え付け。
ゆっくりとランチをして,それから読書。
で,夕方,国士舘大学の多摩キャンパスへ向かう。
バスケの試合のベンチに入るため。
中大は現在,2部で2位につけている。
今日は明星大との試合で,位置づけ的には非常に重要な試合。
明星大としては今日勝てば3位に浮上し,一部昇格も視野に入る。
中大は負ければ,2位を維持はするが,3位と1敗差となり,自動昇格圏内(2位以内)が危うくなる。
3ピリまで競った展開。
明星大は3ポイントがポンポン入る。
中大は辛抱の時間が長かった。
しかし,よく耐えた。
4ピリになると,明星大のシュートがあまり決まらなくなり,そこに乗じて一気に引き離す。
終わってみれば10点差以上での勝利。
いやー,気持ちよい勝利。
さぁ明日も会議やミーティングの予定が7つ!
ビシッといこービシッと!

2019年10月19日土曜日

教師

以前ここで書いたことがある。
私の伯父は,生涯,高校の理科の教師だった。
戦前の生まれで,当時の共通一次試験(今のセンター試験)で頗る優秀な成績をおさめたそうだ。
私の母を始め6人の弟や妹を養うために,大学に残ることを嘱望されていたのに,大卒後すぐに高校教師なった。
その伯父は,20数年前に,私が大学の教員になった時に,自分のことのように喜んでくれた。
私の結婚式では,あまり飲めない酒をたらふく飲んで,顔を真っ赤にして,黒田節を謡ってくれた。
そして,会うたびに,私が自分の娘を伯父さんちに連れていく度に,こう言ってくれた。
「たけおは偉いなぁ,偉くなったなぁ」って。
そんな伯父は10数年前に亡くなった。
伯父は最後の最後で頑張った。
これが最後って言われながら,見舞いに行くと,いつも頑張ってくれた。
その度に…高校の,もう年もいった教え子たちが,たとえ深夜でも,病室の前で,病院や家族の邪魔にならないように,それこそ溢れんばかりに集まって,伯父のために祈ってくれた。
最期に伯父が亡くった時…

今でも伯父の声が時々思い出される。
「たけおは偉いなぁ」
…全然偉くなんてない。
まだまだだ。
伯父さんの足元にも及ばない。
学生の気持ちに全然寄り添えていない。
言い訳だらけだ。
忙しさを言い訳にする。
でも…いつかは伯父に追いつきたい。
わたしにとって最高の教師は…

インター大会が迫っている。
うちのゼミの連中は,ここまで本当に頑張っている。
ゼミの際には,面と向かっては,言ったことはないが…私は君らを誇りに思っている。
よーく,ここまで取り組んできたと思う。
16期のこと,大切に思っている。
ここから…やれるところまで,やりきりなさい。

演習Ⅰのエントリーシートの修正!

10月18日にアップした演習Ⅰのエントリーシート(https://wtakeo.blogspot.com/2019/10/blog-post_18.html)ですが,一部修正がありましたので,改めてここに張り付けます。
既にダウンロードした方は,改めてこちらを利用してください!



2019年10月18日金曜日

刺激が…

一つの道で突き抜けた人。
社員6万人以上の会社のトップに立つ人。
お話の一つひとつが刺激に満ちている。
幸せなひと時を過ごした。
さぁ明日も大学で校務とゼミ。
頑張ろう!


オペラシティか…

これから初台にあるオペラシティに向かう。
サッカー元日本代表の金田氏と、大手住宅メーカーの社長と会食予定。
この社長さんは中大ラグビー部出身。
金田氏も中大サッカー部出身。
現在、私は中大内に複数存在するスポーツ関係の組織の関係者全てを統合する委員会の委員長。
大学スポーツの競技力の強化や、中大のブランド力のスポーツを通じた強化などについて、色々とご意見をうかがってきたい。

演習Ⅰの面接スケジュールをアップしました!

来週木曜日に行われる演習Ⅰのスケジュールを,このブログでも公開します。
商学部事務室前およびCplus上にも掲出されています。
また私のホームページ(http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~wtakeo/)のゼミのページにもアップしています。



2019年10月17日木曜日

来週木曜日の演習Ⅰの面接スケジュールについて

演習Ⅰの応募者数は20名でした。
その面接スケジュールの発表を明日します。
5限の時間帯からですから,開始は17:20くらいを想定しています。
一人10分ほどなので,全員で200分。
少し延びることもあり,また休憩時間もあるので,終了時間は21:00ぐらいになってしまいます。
面接日は24日ですが,晩の時間は空けておいてくださいね。

4年生のゼミ 10月17日

タカシの研究。
上司の内発的な長時間労働が部下の非自発的残業時間を促進するメカニズムの解明。
①上司の内発的な長時間労働→②帰宅抑制的な職場雰囲気→③部下の非自発的長時間労働って感じ。
で,ゼミの時間では言わなかったけれども,ひょっとしたら部下の空気読み度は②と③の間を媒介するというよりも,独立して③に直接影響を与えているのかも。
ほぼモデル完成って感じか。
ホントか。

ケンタロウの研究。
営業マンのフローの研究。
営業マンは事前準備段階にフロー状態になるが,顧客の前では冷静。
むしろ,トップ営業マンは商談中は,顧客をフロー状態に没入させることができる。

2019年10月16日水曜日

自由について想う

自由という概念は,不自由という概念があってこそ初めて存在しうる。
自由は不自由の中にこそ泳いでいる。
真の自由は不自由さの中にこそ,ある,というべきか。
不自由さが幅を利かせては,窮屈だ。
不自由さが多すぎたら,野放図の横行に眉を顰めなきゃならん。
不自由さの境を余裕で横目に見ながら,それでもジェントルに自由を謳歌したいものだ。

自由の範囲について,ルールがないからといって,あまりにも野放図に行動すればぎくしゃくする。
逆に,自由な行動範囲について,足並みを揃えてないと不公平(人と違う歩き方をしているという程度の意味)だと主張し,歩き方のルールを定めすぎたら,あまりに窮屈だ。
我々の英知は,その端境を,一人ひとりの理性や知性,良識で,少しはぶつかり合いつつ,時に右に左に移動させつつ,うまいところに均衡させることではないだろうか。
それを最も得意とする組織こそ,人類の英知の根源として機能してきた…「大学」ではないのであろうか。
野放図が横行しすぎて,そしてそれはたとえ大学であろうと許容できなくなり,不自由さの範囲を増やし続けざるを得なくなれば…それは大学の自殺に等しい。
しかし,死に向かいつつも,やらなけばならないことはやらなくてはならない。
それが分かりつつも,それでもしなければならないとしたら…
なんと哀しい…

2019年10月15日火曜日

営業学入門第4回!

本日の講師の先生は,東京の支社の支社長をされている砂田和久氏。
今日のテーマはプレゼンテーション。
購入過程は不満→欲求→決心→購入だが,オープニングインタヴュー(OI)で不満を感じてもらい,ファクトファインディング(FF)で欲求をもってもらう。
このOIとFFの後に必要になってくるのが,プレゼンテーション。
これは商品やサービスの提示を意味するが,大事なことは説明する技術ではないってこと。
貯蓄型と掛け捨て型を仕組みだけを説明して,どちらの保険を購入するか学生に聞いたところ,貯蓄型が70.3%で掛け捨て型で29.7%。
しかし…憂慮すべき問題点を伝えた後で選択してもらうと,貯蓄型を選んだ学生は9.5%で,掛け捨て型を選んだのが90.5%。

プレゼンにおける重要な基礎知識は…
①憂慮すべき問題点を指摘する
②筋道を立てて説明する
③論理を用いて感情に訴える

憂慮すべき問題点を指摘するとは…
まずは問題の所在を確認し同意をとり,問題点の解決策を提示し同意を取り,そのうえでその解決策の一つとして商品を提案する,ということ。

筋道を立てて説明する際に重要なこととは…
論理的に正しいこと
話の趣旨(効果)に一貫性があること
相手の理解レベルにあった語句を利用すること(専門用語を使わないこと)
分かりにくい話についてはたとえ話を用いること
できるだけ結論から話すこと
そして最も重要なことは「ストーリーテリング」を活用すること

ストーリーテリングの例
スティーブ・ジョブズ
「世界中の千を超える音楽があなたのポケットに入れることができます」
砂田氏がプルの最終役員面接の際にふられた質問
あなたが親で,小学校3年生の息子に,なぜプルに転職をしたいのかを説明してください。
全然できなかった…
今度は役員が親になって,砂田氏が息子役に。
仲のいいお友達のお父さんがなくなって,お母さんが働かないとダメになって,一緒に遊べなくなったらどうする?
今度の新しい仕事って,お母さんが忙しく働かなくても良くなるように,そしてお前が友達と遊べるように,そのお母さんにお金を届ける仕事なんだよ。
…うん,分かりやすい。

論理を用いて感情に訴えるとは…
ハイブリッド車の場合,車内がとっても静かで,おばあちゃんがしゃべっていることが良く聞こえて,家族の会話がとても円滑に行えます!
その商品・サービスが,その人に何をもたらすのかということを伝える。


2019年10月14日月曜日

ゼミの一次募集確定

2020年度の演習Iの応募者数は20名で確定。
半年間中国に留学するということで、特別に留学前の6月にエントリーした学生も含めると、21名か。
今年のビジチャレ出身の学生が4人もいて、総じてスポーツビジネス系を志望する学生が多いようだ。
私のネットワークをフル活用して、最高の研究をしてもらおうじゃないか。
プレゼン大会前の特定の時期に極端に忙しくなるのではなく、緩やかに今年度から活動を開始してもいいね。

来年度に向けて

今日は10時前に研究室を出て、戻ってきたのは17時前。
その間、来年度の講座のガイダンスを挟んで、ずっと会議。
昼食は7分でかっこんだ。
なんか最近こんな感じばっかり。
せめて昼食ぐらいはゆっくりと…と思いたくもなるが、やむを得ない。
で、17時からは来年度のゼミの相談を受ける。
40分ほど。
で、10分後には研究室を出て…
今、京王線のなか。
これからビジチャレの反省会のため、都心で23FC関係者と会食。
しっかりと内省し、来年度の講座に活かさなければ。

インター大会の資料提出について

3年生の3つのグループがすべて,昨日の24時直前に,インター大会の開催校にファイル提出を完了した模様。
まだまだ粗だらけのファイルなので,大会直前までリファインする必要があるけれどね。
しかし…例年,ファイルを提出したのなら,すぐに提出完了の連絡があったのに,今年はまったくなし…
あれだけファイル完成のために,休日返上で協力しているのにね…
まだまだ「自分(たち)」以外のことについて,配慮できないようだ。
うちのゼミで学ぶことは,まだまだたくさんあるようだね。

ゼミのエントリー変更期間の延長について

先週の金曜日(11日)の17時以降,日曜日(13日)にかけて,台風の影響を受け,Cplus関連のサーバーがダウンした。
その結果,木曜日(10日)そして,金曜日(11日)の日付が変わるまでに,応募したゼミの変更をすることができるとしていたが,サーバーダウンの結果,11日の晩に変更ができなかった学生が相当数いる模様。
この点に配慮して,本日の17時までゼミ変更期間を延長したいと思います。

2019年10月12日土曜日

皆さん大丈夫でしょうか?

物凄い雨量だった。
八王子市はもうほぼ雨は止んだ…
しかし,昨日からの降水量は凄まじかった。
八王子の浅川は氾濫している模様。
多摩川も一部氾濫し,床上浸水などの被害が出ている模様。
中大生は大丈夫だろうか?
避難所に身を寄せている者も多いだろう。
渡辺ゼミのOBOGは無事であろうか…

明日は少なくとも午前中は交通網もマヒしているだろう。
地盤がゆるんでいるだろうし,まだまだ安心することはできないだろう。
明後日の月曜日は講義日だが,台風一過ということで,安易に通常通りとしていいいのか,よく考えなければならないだろう。

17期生候補

今年も,来年のゼミ生の募集が始まっている。
一次募集の一回目の結果発表があった。
20名が応募してくれた。
その後,研究室訪問希望のメールがあり,もう少し応募者は増えそう。
色々と情報があるなか,応募してくれた学生たちを大事にしたい。
できる限り多くの学生を合格にしたいと思っている。

さて,ところで,晩から中大のシステムがおかしいらしい。
心配しなくていい。
悪いようにはしないから。

2019年10月10日木曜日

またか…

また台風。
先週末,ダイコン,カブ,エンドウ豆などの種を蒔き,ちょうど発芽したばかり。
浸水し,芽が流されてしまう。
ブルーシートを被せて,守ろうと思うのだが…
暴風雨で飛ばされてしまうリスクも…
まったく…
ただでさえ時間がないのに,余計な時間が必要に…
明日の早朝は,降り出しているであろう雨のなか,ずぶ濡れになりつつ対策を講じなければならない。
まったく,もう!

2019年10月9日水曜日

あともう少し…

まだもう少し、重い荷物を背負って、全力で走ることになった。
体力の限り走ろう。
頑張る。

2019年10月8日火曜日

営業学入門第3回目!

本日の講師の先生は品川支社の小松崎氏。
テーマは「オープニングインタヴュー」と「ファクトファインディング」。
まずは1本10,000円のボールペンを営業するというワーク。
学生は隣の学生に対して,その高価なボールペンを売り込みます!

最初に,オープニングインタヴュー(OI)を通じて「問題を感じてもらう(不満)」。
第二に,ファクトファインディング(FF)を通じて「こうしたいと思ってもらう(欲求)」。
第三に,プレゼンテーションを通じて「こうしようと決めてもらう(決心)」。
最後に,クロージングを通じて「お金を出して買ってもらう(購入)」。
今日の講義では,最初と第二のプロセスを学ぶ。

誰かが指摘しないと気づかないケースは多いが,そこにおいて営業の役割が重要!
まずはOIについて。
まずは「一般的なあり方を説明」し,「具体的な例を用いる」。
ここである状況でたいていの人が抱える問題点を指摘するということ。
そして,お客さんから「聞き出し話を」させ,「本人にあてはめ,考えさせる」。
ここで,その問題点を見込み客自身に当てはめてみるということ。
以上の手順を踏むOIだが,注意点もある。
それは「あきさせない」こと。
そのために,場所,見た目(身だしなみ),礼儀,ユーモア,配慮が必要になる。

次にFFについて。
潜在ニードと顕在ニード。
意識全体を100%とした場合,顕在ニードの割合は7%程度であると言われている。
残りは潜在ニード。
気づいていないニードに気づいてもらうことを,ニード喚起という。
必要なスキルは,傾聴力と質問力。
ポイントは「即答しないこと」,「一杯共感してあげること」。
FFがうまくいくと…
商談がスムーズに進み,
周りの人に話したくなり,
喜んでもらえるので自分のエネルギーになる。



2019年10月7日月曜日

今年のゼミ募集の状況

今年,これまで研究室訪問をしてくれた学生たちには,かなり特徴がある。
スポーツをバリバリやっている学生が多いこと。
チアリーディング部,ワンダーフォーゲル部,そして駅伝部。
総じて色々な活動を同時並行で行っている学生が多いようだ。
どうやったら,そういった部活や様々な活動と,ゼミ活動を両立させるか?
新たな渡辺ゼミのあり方を模索しなければならないだろう。
特定の時期になってから必死になって,何とかプレゼン大会等の締切に間に合わせるやり方は,もう通じないだろう。
一人ひとりが,オンとオフをしっかり切り替え,春からしっかりとゼミの研究をするときには,集中して取り組むことが必要であろう。
スポーツビジネスの研究グループについては,研究テーマの設定をこれまでのやり方と変えて,例えばJリーグのクラブ関係者と私と一緒にミーティングをして,3月中にはテーマの設定を完了させてしまうということも考えられる。
とにかく2020年度は,新生渡辺ゼミに挑戦することになるであろう。
私もとても楽しみだ。

そうそう今日からゼミのエントリーが始まっているそうだが…
研究室訪問をしてくれたことは,応募者が多数の場合には,有利に働きます。
今日だけで6名も来てくれました。
ですので,明日か明後日,あるいはエントリーが締め切られた後でも,どうぞアポをとったうえで研究室を訪問してください。

本日の研究室訪問

ゼミ選択の時期ですが,関心を持っているゼミに関するリッチな情報をゲットして,できるだけミスマッチを防ぐためにも,先生の研究室を訪問することは,とても大事。
是非,2年生は,先生にどんどんアポをとり,できるだけ研究室を訪問してほしいものです。
各先生にはオフィスアワーといって,学生の相談を受け付けるコマが設定されていて,その曜日時限はきちんと公開されています。

さて,本日,私の研究室訪問のスケジュールです。
①14:30~15:00
②15:10~15:40
すでに①は2名,②には3名の予約が入っていますが,まだ研究室には入れますので,今からでも私にメール(wtakeo@tamacc.chuo-u.ac.jp)で連絡してください!

2019年10月6日日曜日

海外で学ぶということ…

今から約30年前,痛烈な挫折感に苛まれた。
大学院の試験に落ちた。
で,1年間,猛烈に勉強し,翌年の試験では周囲を見返したった。
合格後の数か月間のモナトリアムで,アフリカに行った。
だいたい1が月半ぐらいかな。
ケニアのナイロビからモンバサに向かうバスが途中エンコして,肉食獣のケモノの鳴き声が聞こえる中,真夜中にサバンナのど真ん中に放り出された。
そんな時,黒人の同乗者たちが,カセットデッキを大音量にしてBob Maleyを流した。
それが下記の曲。
No woman, no cry
https://www.youtube.com/watch?v=pHlSE9j5FGY
Buffalo Soldier
https://www.youtube.com/watch?v=S5FCdx7Dn0o
泣いてた連中もいた。
俺も連中と抱き合ってさ。
なんか…妙に感動した。
空に満天の星…日本じゃ想像できないような,そりゃ凄い星たちが目の前にいてさ…
日本だと星って上にあるじゃない?
でも,アフリカだと,立って目の前に星があんだよね。

外を見てきたいなら,行けばいい。
さっさと行ってこい。
その代わりこの数年間にあったことは忘れなさい。
俺も忘れる。
二度と連絡をしてくるな。
そのくらいの気持ちで闘ってこい。

2019年10月4日金曜日

さてこれから

今羽田に向かっているところ。
これから今年3回目の長崎。
今回は県庁や市役所の方々と色々と実務レベルのお話いしてくる予定。
しかし明日も予定があるので、長崎市の滞在時間は15時間ぐらいか…
限られた時間だけれども、有意義なものにしたい。
さぁ、ビシッといこー、ビシッと‼︎

研究室訪問

昨日はゼミ訪問の日。
想定以上にたくさんの学生が集まってくれた。
2年生にはしっかりとゼミ訪問をして、先輩や先生の説明を聞き、雰囲気や相性レベルまで確認した上で、ゼミ選択をして欲しいものだ。
研究室訪問の予約もドシドシ入ってきているが、なかなか時間の確保が難しいので、少しでもうちのゼミに関心がある人は早目にに連絡してください!
過去のゼミ生の卒業論文や3年生のグループ研究論文、追いコンの時に卒業生が私に贈ってくれた色紙の数々、過去のプレゼン大会の表彰状やトロフィーの数々などなど見せますし、質問に対しても本音でお答えします!

2019年10月3日木曜日

2019年10月3日の4年のゼミ

SNSを通じて部門外への知識提供行動が,組織全体の知識創造に及ぼす影響と,当該行動に影響を及ぼす影響のメカニズムの解明って感じの研究。
まずなぜ「部門外」なのか,そして「部門外」というのは何を指しているのか。
またここで言う「知識」って何か,情報とは違うのか。
また「SNS」って縛りに拘ると,成果変数をどのように捉えるのかという点が頗る難しくなることを,しっかり理解しておかなくてはならない。
部門外よりもむしろ,同じ部門だけれども距離的な問題でSNSが有効に機能する場合を想定した方が,意義があるかも,だね。

2019年10月2日水曜日

伝統とは…

今日は全部で8つの会議とミーティングがあった…
朝7時から10時までが,自分の仕事ができる時間。
それ以外はびっしりと予定が…
流石に疲れたわ…

ところで,明日のは2年生がゼミを訪問する日。
いよいよゼミ募集が本格化する。
そこでゼミについて想う。
渡辺ゼミには伝統と呼ばれるものが幾つかある。
毎年,研究プレゼンの全国大会に出場するだとか,卒業論文発表大会に多数出場するだとか…
しかし,想う。
伝統とは「変わらない」ということではない。
日本には,100年以上存続している企業が実に多い。
しかし,これらの企業は,ただ変わらずに,同じ製品を同じようにつくり続けてきたわけではない。
実は変化し続けている。
あるプロフェッショナルは言う。
伝統とは「ファンを維持し続けることだ」と。
ファンの嗜好は時代と共に変わる。
したがって,それに応じて,時にその変化を予測して先んじて,組織を,製品を,サービスを,人を変え続けなければならないのだ。

渡辺ゼミも変わる時期かもしれない。
最近,私は二兎を追う者は一兎をも得ずということを信じない。
二兎を追い二兎とも得る。
そのために何が必要か。
オンとオフの切り替えの早さと,オンの時の集中力。
あとはスケジューリング能力。
そして,オフの時の軽い楽観主義的思考とオンの時の防衛的な悲観主義的思考。
これさえあれば…
私はまだまだ徹底できているとは言えないが…
研究,教育,大学行政,趣味(テニスや農作業),家族との時間…すべてで完璧を目指している。

ゼミ生にも,ゼミ以外のところで全力を尽くすものがあって欲しいと思う。
しかし…それを理由にゼミ活動を疎かにもして欲しくない。
が,しかし…ゼミ活動のレベルにも,いくつかあってもいいのかな,とも思う。
チームSと,チームAと,チームZとかね。
3年生の活動について言うと,チームSは,かつて全国大会で優勝したような研究水準を目指す。
チームAは,3年次にそこまでガチに研究をせず,企業に研究課題を提示していただき,その課題解決に1年間臨み,1年後にその企業の方を前にプレゼンして,フィードバックをもらって活動終了。
SとAは4年次は,ともに高水準の卒論の完成を目指す。
チームZは,極端にゼミ以外で忙しい連中,例えば体連に所属して部活にも一生懸命な連中が所属し,2年間かけて卒論研究に取り組む。
じっくりと研究テーマを探索し,方法論を修得し,最終的にはそれなりに高い水準の卒論を仕上げる。
ま,思いつきだが…ちょっとゼミの一体感が薄れるかなぁ。
…先ほど,某強豪体連部活の連中からゼミ相談を受けたので…考えてみたわけで。

2019年10月1日火曜日

2003年のゼミ

2003年の渡辺ゼミは4期生。
2005年4月からシアトルのワシントン大学で在外研究をすることになっていたので,4期生の卒業を待って渡米。
したがって,4期生には後輩はいない。
渡辺ゼミ草創期の最後の期と言ってよい。
いわゆる草創期の頃の私はまだ30歳台前半。
若かった。
ゼミ生との関係も,兄弟って感じだった。
ところで,この頃の合宿はというと…とにかく若かったなぁ…
三泊四日の合宿で,途中レクリエーションのテニスをするぐらいで,とにかくゼミ,ゼミ,ゼミ…
四日目は,現在は午前中にゼミをして終了しすぐに帰宅するのが普通だが,草創期は四日目も夕食時ごろまでゼミをした。
だから帰宅はだいたい夜中。
で,毎晩,ほぼ朝まで酒を飲みながら議論。
学生は前日朝まで飲んだら,翌日は少し早く寝るってこともできただろうけど,私は毎晩付き合っていたので,三泊四日でトータル5時間ぐらいしか寝ていなかったと思う。
それも普通に,いや普通以上に酒を飲みながら。
語り合いながら飲むので,眠くならないんだよね。
それでも日中のゼミでは,普通に議論していたんだから,本当に若かった。
しかし,告白すると中大での渡辺ゼミ16期の歴史の中で,ただ一度,朝約束の時間に起きることができずに,学生に起こされたことがあった…
後にも先にもこの時だけ…
今は偉そうに渡辺ゼミ合宿4原則とか言っているくせにね…

ところで,4期生のある女子で,とにかく寝ない子がいた。
おそらく三泊四日で私より寝ていなかったと思う。
それでいてゼミ中も絶対にうとうとしない。
これは凄い特技だと思う。
この子は,今でもよく合宿に遊びに来てくれる。
大手印刷会社に長く勤め,今は確かお茶(お花だっけ?)の先生になっている。

今の夏合宿はというと…
だいたい夜中の1時か2時には寝ているなぁ,毎晩。
健全そのもの!
酒も飲めなくなったし,学生もそもそもあまり酒を昔ほど飲まなくなったし…
だから体は全然楽なんだけど…
ちょっと昔が懐かしいなぁ。

営業学入門第2回

今日の営業学入門の担当講師は,栃木からわざわざお越しいただいた小倉崇志氏。
シアトルの大学に通われ,スタバにお勤めになられていた(最初はスタバの1号店でバリスタをやられていたとのこと,あのイチローにもサーブをしたことがあるとか)ということで,とても親近感。
私もシアトルに2年ほど住んだことがあり,スタバの1号店にはもちろん何度も行ったことがあるから。

営業を科学する。
そもそも営業とは「売り手」&「買い手」
しかし,ややもすると「売り手」vs「買い手」の枠組みで捉える人もいる。
営業がAIにとって代わられることはない。
ただし,営業パーソンがAIを使いこなしていくことは大事だろうが。

営業が売るのは…お客様の問題を解決すること!
その解決を通じてお客様の欲求を満たしてあげること。
昭和の営業:気合,推進力,強いメンタルとフィジカル,笑顔,気遣い,ユーモア(生まれつき,生い立ちで結構決まってしまうもの)…これらを通じて実現を目指すのは「量」。
しかも圧倒的な量。
プルデンシャルの営業:専門知識,技術,情報,知恵,自己分析(ここまでINPUT),それから,コミュニケーション能力(これがOUTPUT,心理学と深くリンクする)。
これらは後天的にいくらでも獲得できるもの。

営業のステップ(必要な力)
1:相手が抱える問題が何かを正確に捉える(傾聴力,質問力)
2:相手の心理を理解する(洞察力)
3:解決策を提示する(伝える力)
4:気持ちよく決断して行動・購入していただく(説得力)
以上の力は,心理学やコミュニケーションの理論を学べば,誰でもできるようになる(後天的かつ安定的)。
つまり…再現可能性・汎用性が高い!
だから…営業=科学!

さて,少し買い手側に焦点を当てると…
人はなぜ買うのか…
不満(問題を感じ)→欲求(こうしたいと思う)→決心(こうしようと決める)→購入(お金を出して買う)
売り手は不満,欲求,決心のプロセスを通じて,課題を正確に把握・定義,適切な解決策を提示することで,気持ちよく決断して行動してもらう。

顧客は何を求めているのか?
我々は何を提供すべきなのか?
コンビニコーヒーを飲むことに何を求めているのか…コーヒーそのもの
スタバでコーヒーを飲むことに何を求めているのか…サードプレイス(家でも会社でもない)
スタバは大人数で来ないのでごちゃごちゃしない,席の距離が近いので会話が聞こえちゃうから会話に悪口がない。
ホテルのラウンジでコーヒーを飲むことに何を求めているのか…もてなされているという感覚あるいは会話の内容が漏れない空間

顧客が求めているのは…モノ・サービスを通じて得られる価値
「手軽,便利,安価」「プライド,承認,理解」「快適,安全,安心」「体験,物語,感動」→これらが人の欲求を満たす!

顧客が求めている価値を単に提供・提案するだけなのは…二流三流の営業マン
顧客が気づいていない価値に新たな気づきを提供するのが…一流の営業マン
気づいている価値を提供するとともに,新たな価値に気づかせ提供してくとともに,最後は気持ちよく行動を起こさせることができるのは…超一流の営業マン

営業とは,人と心でつながり,感情を共有し,人を動かすことができる仕事!

2020年度の演習Ⅰの募集に関連して

最近,大学に早朝に来てから晩まで,ほとんど息つく暇もない。
毎日があっという間に過ぎていく。
そのためにやるべきことがなかなか,できていない。
ゼミ募集に関する情報開示も,そう。
ホームページのアップデートが全然できていないし…
http://c-faculty.chuo-u.ac.jp/~wtakeo/
ま,過去データは載っているの,うちのゼミに関心のある子には少しは意味があるだろうけれど…
とにかく,今週の木曜日(3日)に実施予定のゼミ訪問とゼミ相談会のスケジュールを急ぎ作成しましたので,どうぞご覧ください。
ゼミ選びにあたっては,ゼミ要項は重要な情報源だけれども,それだけで決定することは非常に危険。
ゼミの風土というか雰囲気を実際に体感して,教員と直接話してみることがとっても大事。
ゼミは大学生活の後半の意義を決定する大きな要因の一つ。
しっかりとゼミ選択をしてもらいたいものだ。
ミスマッチは,学生にとってもゼミにとっても,どちらにとっても望ましくないものね。
なお,いくら多忙でも,アポさえとってくれれば,研究室訪問を歓迎します。
既に何人か訪問してもらっていますが,ミスマッチ回避のためにも是非連絡をしてください。
また,訪問してくれた学生は,選抜の際には優遇します!



2019年9月30日月曜日

10月25日のゼミ連主催の講演会

10月25日の17:00からゼミ連主催で,外部講師を招いた講演会が開催される。
私のお友達の森本千賀子さんが先生。
NHKのプロフェッショナルにも出演されたことがある,カリスマ・ヘッドハンター。
https://www.youtube.com/watch?v=84ovfXtLBeY
この人,本当にスーパーウーマンで,お会いするといつもエネルギーを頂戴している。
ゼミ連の担当者から相談を受けて,彼女を紹介したのだが,是非お願いしたと要望され,お声掛けしたところ…
ものすごーく多忙な方なのだけれども,簡単にご快諾いただいた。
是非,皆さん,ご参集ください。
普通,タダじゃ聞けないお話が聞けますよ!
しかし…残念なことに,ちょうどその日のその時間には,私のゼミの面接が行われることになっていて,私自身がお聞きすることができない!
冒頭,何としてでもご挨拶に伺おうとは思っているのだが…本当に残念!
面接が夜まで行われる予定なので,お食事もご一緒できない…
必ず別日に御礼しなくては…
その折には,またゼミのOBOGを誘ってやろうかなぁ。
今までも2回ほど,OGを中心に晩御飯をご一緒したことがあるけれども,皆一様に興奮していたなぁ。

2019年9月29日日曜日

3年のグループワーク

スケジュールより10日ほど遅れて…
ようやっと3年生の人事異動を研究しているグループが質問票をほぼ完成させることができた。
あとは微細な修正と体裁を整え,WEB上に質問票を反映させる作業をするだけ。
このグループのデータ収集のためには,私がライン上でつながりのある社長さんに直にお願いしていたので,何とか間に合って良かった。
なんせこっちがスピーディな対応をお願いしていて,いざ質問票をまずは確認したいと言われた時に,まだ完成していないでは洒落にならないから。
この会社は,フリーエージェント(FA)制を導入しているのだけれども,通常のFA制度の場合,異動前の部署で数年間勤続していないとFA権は獲得できないのだが,なんとそういった年数縛りがない。
そのため結構な社員さんが異動を経験している模様。
できれば200~300人分のサンプルを頂戴したいものだ。

他のアメーバ経営を研究しているグループも,6割ほどの完成度ってところ。
明日の0限の臨時ゼミで何とか完成を目指す。
こちらも7,8年お付き合いがある,四国の会社にデータ収集の協力をお願いしてしまっているので,何とか明日には完成させないと。
その会社のアメーバ経営の運営責任者の方は,いつもこのブログをご覧いただいているようなので,ここで現状を暴露してしまった以上,何とか明日には!

もう一つのグループはまだNoチェックだが,こちらは先行研究のモデルを発展させた,修正モデルを構築しているので,モデルの構成要素の中には測定尺度が存在するものも多く,何気にそれほど時間はかからないかも。

さて,明日は学部長会議や理事会の他,ミーティングやゼミ相談もあり,朝から晩までスケジュールはびっしり埋まっている。
気合を入れて,ビシッといこービシッと!

2002年の渡辺ゼミ

この年に入ゼミしてきた連中は渡辺ゼミ3期生。
当初,中国,台湾,韓国からの留学生がおり,最も渡辺ゼミの期のなかでも国際性が豊かだった。
韓国の留学生は,年齢の関係で国家公務員の試験を受験できなくなってしまう日が近づいているということで,3年生でゼミを辞めてしまったが…
その後,公務員にはならずにロッテ系の企業に勤めたが,研究室に2度ほど遊びに来てくれて,そのたびにおっきい壺に入った蜂蜜をお土産に持ってきてくれた。
昨年の夏合宿には,焼酎のボトルを4ダースくらい送ってくれた…が,そんなに飲めんよ(苦笑)。
今でもまだ,その時の焼酎は残っており,我が家にある。
うちでBBQをする際には,活躍している。

ゼミ長は,私のゼミに入っていなければおそらく絶対に選ばなかったであろうキャリアを歩んでいる。
京セラ系のコンサルティング会社で,アメーバ経営システムを販売している。
律儀な男で,ゼミ合宿にはほとんど毎回参加してくれる。
そして,いつも朝まで学生たちと語り合ってくれている。
卒業後,二人っきりでも何度もあっており,たぶんOBOGのなかでも最多だと思う。

変わった奴の紹介をもう一人。
学生時代,公認会計士の受験勉強をしていたが…
なんせ競馬が好きすぎて,勉強に身が入らない。
地頭はピカ一。
頭はそりゃ良かった。
そして…正直なやつだった。
合宿の帰りに告白した。
「先生,実はゼミ合宿をさぼろうと思っていました。私の持ち馬(もちろん1頭の数百分の一相当分だが)の初出走の日が,合宿の日程と重なっていたのです」と。
ま,結局合宿にフルに参加したのだが,渡辺ゼミの合宿をさぼるか悩むほど,競馬が好きだったということ。
そもそも,お前何で会計士になりたいんだって聞いたら,馬主になるためですって答えていたくらい(いまだにその因果関係は不明だが…)。
そんな奴も4年で合格できなった時には,流石に焦った模様。
卒業前に研究室に来て,こう言った。
「卒業後は,気合を入れて受験勉強をします。絶対に今年合格するために,好きなチョコを絶ちます」と。
本人は,まったく真剣なわけだが…
こっちは思わず吹き出してしまった。
こいつが合宿係になると,夜のコンパ用のおつまみがチョコだらけになり,私なんか食べる物がなくて,そりゃ困ったもんだ。
チョコ絶ちが効いたのか,卒業した年に試験に合格し,いまや監査法人でも若手を引き連れて,リーダーとして活躍している。
こいつもゼミ合宿に来てくれたり,ビジチャレの試合を部下を引き連れて何回も見に来てくれている。
まだ,独身。
嫁さん,見つけてやらなきゃなぁ。

2019年9月28日土曜日

2期の異端児

初期の渡辺ゼミを象徴するのが,前の記事で書いた2期のゼミ長だとすると…
こいつは別の意味で,渡辺ゼミを象徴する奴だった。

入ゼミの経緯もいい加減。
ゼミに入ってからもいい加減。
卒論を書かずにゼミを卒業した気になっているのも,こいつだけ。
OBになってからもゼミ合宿に参加しては泥酔しては,現役生に迷惑をかけてばかり。

そんな奴でも,忘れられん。
今では日本一のバーテンダーを目指して,銀座で修行してやがる。
いや…もう自分の店を持ったっけ?
そんな現役の頃はダメダメだった奴も,時々私を想いだしてくれる。
うん…ここ数年,連絡がないけど…
奴と一番直近で会ったのは…海洋大の最寄り駅のバーだったっけか…
あの時はなぜか同期の大学の先生になった2期生の女の子と一緒だったっけ。
いや…それは前すぎる…その後も会ったような…
うん…3,4年前にゼミ合宿に来てくれたかな…
いずれにしろ最近は会っていない。
でも…野郎は間違いなく,記憶に残るゼミ生だった。
な,鳥取!?

2001年の渡辺ゼミ

渡辺ゼミ2期生も変わった連中ばかりだったなぁ。
ゼミ長は元ヤンキー。
当時は中大に夜間部があり,奴も夜間部だった。
髪の毛は金髪でそれをスーパーサイヤ人みたいにおったてていて,デカい図体にドカジャンをはおり,いかにも現場から大学へ来ましたって恰好だった。
そんな格好の野郎が,一回も授業に休まずに出席してくるので,否が応でも目についた。
10月のある日,奴が授業終了後,教壇に向かって歩いてきた。
そして,予想通り,こういった。
「先生のゼミってどんなことするんですか?」

そして,奴は私のゼミに入った。
素晴らしいリーダーシップの持ち主であったため,自然な流れでゼミ長になった。
ある合宿での一コマ。
晩に酒を飲みながら,奴にふと聞いた。
一度も休むことなく毎回私の授業にしっかりと出席していたが,私の授業はそんなに楽しかったか,と。
奴は答えた。
先生の授業は楽しかったけれども,俺は先生の授業だけではなく,すべての授業において一度も欠席せずに出席している,と。
そして,続けてこう言った。
先生によってはクソつまらない授業もあったけれども,そんな先生でも年に1回ぐらいは「良いことを言うんですよ」と。
そして,聞いた。
君はそのあるかないか分からない機会に備えるために,授業に毎回出席していのか,と。
答えは分かりきっていたが,予想通り…「そうです」。
その時に,鳥肌が立ったのを今でもよーく覚えている。

大学生だったころの私は,自信をもって言えるが,大変不真面目であった。
大学の授業にまともに出席した記憶は…ほとんどない。
2期のゼミ長の話を聞き,鳥肌が立ち,その後に襲ってきたのは,痛烈な「後悔」であった。
私は多くの貴重な気づきの機会を,自ら放棄してしまった。
大学時代,周囲に流されずに,もっと大学の授業に前向きに取り組んでいれば,今の私はもっと…

そして,次に襲ってきたのは,痛烈な「恐怖」であった。
学生の中には,そんな学生もいる。
しかるに,現在の私はそんな学生に応えられるような授業を展開できているのか,と。
これが私の現在の授業改善の強力なエネルギーとなっている。

2期のゼミ長は,卒業後,就職氷河期のなか,倍率何百倍もの食品会社に就職した。
とんとん拍子に出世し,長く経営企画室に勤め,まだ30歳台だけれども望んで関連会社に出向し,そこで経営幹部をしている。
いずれ本体に戻り,もっと偉くなるだろう。
忙しいだろうに,良くゼミ合宿に顔を出してくれた。
今,関西にいるから,ここんとこ会えていないが。
学生からも学ぶことがたくさんある。
それを教えてくれた記憶に残る学生だった。

2019年9月27日金曜日

草創期から…飛ぶが

本当に嬉しいことが今日…あった。
その昔…5,6年前のゼミ生である9期生に困ったちゃんがいた。
3年生の夏合宿の時に,直前でゼミを逃亡した男。
本来,渡辺ゼミの夏合宿を無断で欠席したら,大ごとなのだが…
この男,本当に優しい男で,ゼミ生から愛されていた。
もちろん,私からも。
合宿から大学に戻るバスの中で…
一枚の紙が座席の間を静かに回る。
その男に対する手紙。
戻ってこいという皆の想いが詰まった手紙。
最期に私のところにその紙は回ってきた。
じっと大勢のゼミ生のその男に対する言葉を眺め,思わずこみあげてくるものがあり,こう一言書いた。
「許す」と。

その男はゼミに戻ってきた。
そして頑張った。
しかし…その男は今思うと晩成型で,その当時はまだまだ未熟だった。
4年生の冬のゼミの時,彼は号泣した。
俺にはこのゼミのレベルの卒業論文は書けない…と。
しかし…仲間は諦めなかった。
そして…私は諦めなかった。
結果として,彼も…諦めなかった。
そして,立派に卒業論文を書き上げ,オイコンで…別の意味で号泣して卒業していった。

この男。卒業してからも私に迷惑をかける。
学部生の頃も私の時間を多く奪っていったのに…
今でも30分でいいので会えませんか…とちょくちょく研究室にやってくる。
今日も…ちょうどゼミ募集の時期で,2年生がゼミ相談に来ているところ…その男はまたやってきた。
私が大好きな日本酒を2本も持参して…
そして,彼はこういった。
もう1回,大学に通いたいです。
来年…必ず夢をかなえます…と。
中央大学にはない…そんな学部のある大学に…
卒業して5年,随分と彼は成長した。
昔のちょっと(いや…たくさん)頼りなかった,彼はそこにはいなかった。
しっかりと自分なりのディシプリンを確立し,大きな夢に向かって力強く歩み,そして随分と論理的な思考能力も高まっていた。

その夢の実現を応援したい。
心から。
1時間弱話して,私はビジチャレの反省会に向かわなければならなかった。
ペデ上で彼と強く握手した。
そこで別れ,5号館に向かう2分の間,後ろを別方向に向かって歩く…彼を想った。
早朝起床し,仕事の前に2時間近く受験勉強し,会社からあがり,深夜にかけてまた数時間勉強する,そんな生活を毎日送っている彼を。
頑張れ,頑張れ,頑張れ,頑張れ,頑張れ…と。

2分後,5号館の前に立ち,まだ若き20歳前後の学生と立ち向かう。
ビジチャレの反省会についてはまた書く。
今日は…彼にもらった彼の実家の造り酒屋の酒を「少し」飲む。
今も闘っている彼を想い。

2019年9月24日火曜日

渡辺ゼミ草創期の想い出に残る学生について

私が中央大学で初めてゼミを担当したのは、今から19年前の2000年。
4月募集ということもあり、応募者は4名で、その全員を合格させた。
人数が少ないので、研究室で毎週ゼミをした。
それが渡辺ゼミ1期生。
途中で1名辞めてしまったが、残りの3名とは、今でもつながりがあり、うち2名とは少なくとも年に1回は会っている。
1名は理科大を卒業して商学部に3年次編入してきた変わり種で、今や40歳半ばになり、自分で会社を手広く経営していて、都心のど真ん中でリッチな暮らしをしている。
もう一人も東北学院大の法学部を卒業後、商学部に編入学してきた組。
本が好きな奴で、読書会をすると、彼の発言には自然と皆耳を傾けていたっけ。
今は国家公務員としてバリバリ働いている。
最後の一人は大人しい奴だったが、芯はしっかりしており、今は会計士として偉くなっている。
想い出に残る期だなぁ。

営業学入門第1回目!

初回の講師は営業本部長兼執行役員の秋目哲郎先生。
第1回目はオリエンテーションとして,営業という仕事とは?を解説してもらいます。
さて,早速,講義に入りましょう…
文系の大卒の70%が新卒で営業職に配属される。
営業には負のイメージがついて回る…ノルマがきつい,体力勝負,頭を下げて買ってもらう,口下手には向かない,等々。
しかし…営業は科学できる!営業は心理学である!
例えば…電話アポイントメント
①自分の名前と社名を明らかにする。
②好感を持ってもらう。
 例えば,「今少々お時間をよろしいでしょうか?」と一言。
③電話した目的を言う。
 ここにもコツがある。
 第三者の影響力を使うとか,決定は見込み客に任せるとか…
④面談のアポイントを確認する。
 相手に委ねてはダメ。
 選択肢一つもダメ。
 二者択一を使う。
⑤反対を処理する。
 Yes-But法とか,ブーメラン法。
⑥アポイントを確認する。
⑦感謝の意を表す。

人の基本的欲求と基本的弱さを理解することが大事。
弱さとは…物事を先にのばす,一番抵抗の少ない道を選ぶ,責任を回避し現実に直面しようとしない,お金を貯めようとする意志力に欠ける,先行きを心配する。

顧客の立場に立つという姿勢も大事。
購入過程における心理を理解することも大事。
嫌悪・否定・無関心の人にいかに関心を持ってもらうかが大事。
関心を持つと,今持っていない商品であれば,持っていないことは不安になり,持っている商品であればそれが古くなっていることに不安になる。
そして持っていないことや古くなっていることに不満を感じるようになり,その不満が持ちたいであるとか新しいのが欲しいといった欲求を産むことになる。
欲求はやがて複数の商品を比較することにつながり,やがて決心し,購入に至る。
トップセールスマンは,否定や無関心から,その後のプロセスに引き上げてくるそうだ。
普通のセールスマンは「関心」から。

心には癖がある。
同じ現象を見ても人によって異なる見方をしてしまう。
靴屋がアフリカに行った。
Aという男はこう言った。
「誰も靴を履いていない。売れるわけない。」
Bという男はこう言った。
「誰も靴を履いていない。これはたくさん売れるはずだ!」

プルで共有されている言葉。
「論理を用いて感情に訴える。」

さぁ来週からは世界最高峰のメジャーリーガー級の方々の講義が始まります!

2019年9月23日月曜日

私にとっての研究

研究は社会の発展のために行われるべきだ。
それは当然のこと。
それは前提の上で,私は私が自ら選んだ研究テーマに取り組む。
換言すれば,やりたくない研究はしない。
それから締切を意識することも嫌いだ。
論文を執筆する場合は,締切日のはるか以前から計画的に取り組み,締切直前になってから,焦って執筆することがないように,いつもしている。
締切を守ることが目的化して,本来の目的がどこかにいってしまうことを恐れる。
私は自分の弱さを良く知っている。
締切日のできれば一ヵ月前には完成させ「寝かせる」。
完成させた後,一定期間その論文から離れることを「寝かせる」と言っている。
2日間ほど間を置いてから改めて読み直してみると,粗が見つかったり,別の視点に気づいたりする。
それを何度も繰り返す。
そのプロセスは実に楽しいもんだ。
自分の論文が成長していくのが,目に見えて分かるからだ。

できればゼミ生もそのように研究してほしいと思っている。
研究というのは,実に楽しいものだし,それを実際に体感してもらいたい。
だから締切が定まっている研究は,本当はあまりしてほしいとは思わない。
いや締切があってもいい。
でも,ならば,しっかりとした計画を立てたうえで,それをしっかりと遵守できるように取り組んでもらいたい。
もしそのように進捗させてくることができなかったのなら…
そして,それでもどうしても締切を守りたいと切望するのなら…
限られた時間のなかで,何をすべきなのか,しっかりと見据えたうえで,「その範囲内でできる水準の研究内容」で納得してもらうしかない。
誤解してもらいたくないのは,その水準の研究であっても,論理的に矛盾しないようにロジックを組み立てていき,一定のまとまりのある研究を創りあげていくことは,それなりに大変であり,決して簡単なことではないということ。
私からのフィードバックをベースにして皆で行った議論を通じて得られた理解やロジックを,しっかりと一つひとつブロックのように積み上げ,完成を目指さなければならない。
このことをよく理解してほしい。

2019年9月22日日曜日

金曜日の研修会

一昨日,山中湖の湖畔で行われていた某大手生命保険会社の研修会に参加してきた。
カリスマ営業マン6人をお話を,そのカリスマが有望と見込んでピックアップした若手中堅の有望株たちと一緒に聞いてきた。
9時から17時まで,本当に楽しかった。
一切集中は途切れなかった。
一言一言が重かった。

例えば…
「何となく契約してくれてしまうことがある…それが怖い」なんて,まさか生命保険の営業マンから聞くとは思わなかった。
また,顧客から信用されて,「あなただから加入する」ではダメだともおっしゃっていた。
毎年,継続的に新たな顧客を獲得していく人は,そんなことに依存しないわけだ。

また,感情に打ち克つことの重要性についても,実に興味深かった。
人は成長するまでに,無数の感情に打ち克つ必要がある。
克己心,ディシプリンを持ち,その全てを乗り越えた時,見える光景はどんなものであろう?
感情が生じる度に人生の分岐点を迎えている…
重い言葉だ。

2019年9月21日土曜日

ゼミの紹介動画

渡辺ゼミも,今年の募集で,ついに17期生。
岡山大学のころもあわせると,19期か…
来年で教員になってから25年目。
あっという間だったなぁ。

さて,17期生向けの16期生作成の動画が完成したようだ。
どうぞご覧ください!
https://youtu.be/XMRp3JihKbQ

悩んでいる君へ

人は悩む。
私も悩む。
それも良く,ね。
高校生の頃,気の置けない友人から,お前の趣味は悩むことだな,とよく言われたものだ。

自分の居場所をどこに求めるのか,自分らしく生きていくためには,とても大事なことだ。
しかし,その居場所に居続けることが,常に楽しいばかりではない。
辛くてその場から逃げ出したくなることもある。
自分が「自由」に振る舞える場所を探そうとする。
しかし…自由とは何だろう?

下記の言葉は経営学の泰斗であるピータードラッカーのもの。

「自らの果たすべき貢献は何かとの問いからスタートする時,人は自由になる。
人は責任を持つがゆえに自由になるのである。」

2019年9月19日木曜日

しょうがないなぁ…again

いやー今週は月曜日が休みだったのに,会議が本当に多い。
火曜日11時間,水曜日5時間半,今日は2時間強。
18時間半か…
さて,そんな中,今日も3年生の臨時ゼミを実施。
まぁモデル完成にどのグループも近づいているが…
まだ未完成。
3連休中にもう1回見てあげなきゃならんかな。
しょうがないなぁ…
台風が近づいているらしいので,できるかどうか分からんが…

明日は某大手生命保険会社のカリスマ営業マンが集まる研修会に参与観察する予定。
4年の卒論のための調査協力も兼ねているが。
どんな研修が行われるのか,凄く楽しみですなぁ。
ただ,9時に山中湖に着かなければならないのが,ちょっと辛いが…
今日は早く寝ましょう。

2019年9月17日火曜日

最長不倒かな…

今日は早朝8:30から会議。
で,最後の会議が終了したのが,20:30.
昼御飯を食べたのは14:00。
休憩時間は1時間。
…11時間,会議…
流石にこれは堪える。
今日ははよ寝よ…
ここでもうひと踏ん張り!

2019年9月16日月曜日

しょうがない…

本日は,当初予定になかったが,合宿で必要性が認識され急遽行われることになった夏ゼミ第4弾。
今日で,モデルどころか,質問票も完成させていなければならなかったわけだが…
いまだモデルが完成したグループはなし…
しかし,それでもインター大会に出場したいと言う。
想いは何かを成し遂げるときに必要だけれども,想いがあるからといって成し遂げられるとは限らない。
どうすんだ。
今日だけじゃなく,先週の土曜日も,秋卒業後に後楽園キャンパスでもゼミをしてあげたのに…仕上がらない。
正直,16期生が何を考えているのか,全く分からない。
いや,分からなかった。
今日のゼミ後,君らとはこれまであまりコミュニケーションをとってこなかたので,何を考えているのか分からんから,インターになぜ出場したいのか,その理由と想いをメールで連絡せよと言ったところ…
現時点で12名から連絡があり,少しは16期の考えていることが分かった…ような気がするだけかもしれんが。
口では何とでも言えるからね。
すでに口だけで行動が伴わなかった経験あり,だしね。
しかし…しょうがない…
奴らの現状を考えると,夏ゼミ第5弾あるいは6弾すらも必要かもな。

明日も早朝8時半から会議で,終日会議だらけ。
明後日もそう。
金曜日は早朝7時前には山中湖に向かい,某企業の研修会を参与観察させてもらう予定。
木曜日は少しは余裕があるが…
そういった時間には,会議の準備や研究もしなければならないわけだが…
しょうがないなぁ…

2019年9月14日土曜日

何だろう?

今日、昼間過ぎの数十分の間に、アメリカから800回ぐらい、このホームページにアクセスがあった…
何だろう?
ちょっと怖いわ…

2019年9月13日金曜日

秋卒業式

明日は秋卒業式。
昨年は,その存在を学部長初年度だったため認識するのが遅れ,すでに夏合宿の予定を入れていたため,この秋卒業のために石和温泉から半日合宿を中抜けして参列した。
今年は夏合宿の日程を決める際に,この秋卒業式を意識したので,重なるのを避けることができた。
午前中に後楽園キャンパスへ移動し,秋卒業式,そしてその後の祝賀会へ出席。
…で,その後,3年生のグループワークをチェックしてあげることに。
3時間ほど見てあげられるかな…
…で,その後,東洋大学へ移動し,バスケ部のリーグ戦のベンチへ入る。
ここまで4連勝できているが,いつ流れが変わるか分からない。
しっかり,カツを入れてきたい。
…で,その後,新宿に移動し,最近行きつけの店で,大学院時代の同輩や後輩と懇親会。
なぜか「渡辺会」とか称して,年に1回ぐらい集まっている。
気のおけない仲間なので,ストレス発散ができる。
さぁ,明日も長い一日になりそうだ。
これから本を読んで早めに寝よう。

歳をとったのかなぁ

今まで1期たりとて,同じゼミの期はなかった。
外から見ると,どの期も「渡辺ゼミ」的って見られるんだろうけれども,私から見ればそれぞれ全く違った。
どの期にも思い入れがある。
昨日,手紙を紹介した11期の連中が卒業に際して,私に送ってくれたビデオ。
https://www.youtube.com/watch?v=iIr9HYjAcD0
久しぶりに見たけれども,とっても元気をもらったよ。
どうもありがとう!

それ以前の連中のビデオも懐かしいわ。
https://www.youtube.com/watch?v=ISB4uG69xYQ&t=1s
https://www.youtube.com/watch?v=xxViCaOywfQ&feature=youtu.be
https://www.youtube.com/watch?v=5_rLV0B9BXM

私の好きなマンデーラの言葉。
人生で大切なのは
生きてきたという
それだけのことではない。
これまで送ってきた人生の価値を決めるのは
他人の人生に
どのような違いをもたらしたかということなのだ。

まだ…信じてみるか。

2019年9月12日木曜日

2016年3月のブログ

私は,公言しているが,ネルソン・マンデーラが大好きで,彼の名言を何かにつまった時には読むようにしている。
たまたま彼の本を大学に置きっぱなしにしていて,でも今晩彼の言葉に触れたくって,「マンデーラ」で検索したら,2016年3月に私がこのブログで書いた記事がヒットした。
その月は…11期生が卒業した年だった。
で,彼らの手紙をここにさらしてしまったことを想いだす。
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/yk.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/mo.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rh.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rhi.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/ny.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/mw.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/mk.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rt.html
http://wtakeo.blogspot.com/2016/03/rm.html
などなど
オイコンの際に,彼らに送った手紙に対して,メールで返信してくれたのを,あまりにも感動したので,このブログにさらしてしまったのだ。
久しぶりに見たけれども,やっぱり想いがこもっている。
この連中には,膨大な私の時間をささげたけれども,そしてそれによって私の研究活動も多大な影響を受けたけれども,一切の後悔はなかった。
奴らとは合宿でも一緒に風呂に入って,本当によく話をしたもんだ。
懐かしい。

2019年9月10日火曜日

心意気

現パナソニック,旧松下電工の創業者の松下幸之助翁。
私が大好きな経営者。
その幸之助翁の講話のうち大好きなものが幾つもあるが…
第一は「ある車夫の心意気」というもの。
以前にもこのブログに触れたことがあるが,内容はおおむね下記の通り。

まだ自動車もない人力車の時代。
大阪駅の駅頭にならぶ人力車の車夫の中のある青年の話し。
ある日,細かい車賃を持たない客が,おつりを祝儀としてその青年に与えようとした。
しかし,その青年は,そのお金の受け取りを拒絶し,おつりをしっかり返したという。
松下幸之助はその話しを聴き,いたく心を打たれたという。

「その車夫は偉いと私は思うたんです。
たくさんの車夫のあるうちには,その五銭の,いわゆる祝儀に属するようなものをもろうて喜んでおる人もたくさんある。
しかし,その青年は,十五銭の車代を二十銭もらうということは許されないことだと感じたんでしょうね。
そこに私は,その青年の心の豊かさと申しますか,偉さと申しますか,正しさというものがあろうかと思うんです。
ただなにがなしに十五銭のところを走ったからというて五銭多くもらうということは,一人前の男子として潔くない。
そういう意味の金をとってはならない,というようなところに,その車夫の青年の心意気があったとでも申しますか,まあそういうことであった。
その人が後にえらい成功しはったんだと,こういうことを聞いたのが,私の耳にこびりつきまして,非常に私は感動をしたんであります。
この青年に負けないような心意気をもって仕事をしなくちゃならない,この青年に恥ずかしくないような商売の仕方をしなくちゃならないというのが,私の胸を始終,支配しておったと思うんであります。 
今日,幸いに多くの方々からごひいきをこうむって,今日の私の仕事が成り立っておりますことも,私はそういう意味の公明正大な心持によって経営されておるところに,ごひいきを頂戴いたしておるんだというような感じをいたしておりまして,ただ一言,その時に聞いたその感動は,今日も私の胸に脈々として生きておるんであります。」

幸之助翁は,分を越えた評価や報酬,待遇を甘んじて受けること,あるいは,それらを望むことを,「貧困である」と切り捨てる。
潔さ,公明正大さ。
世の中で多くの人に支持され,そして自分の夢を実現させるためには,それらが絶対に必要だ。
貧困な考えで,一時的に得をしたような気がしても,いずれボロがでる。

私はこの講話を初めて聴いた時の,鳥肌が立つような感動を今でも忘れない。
古臭いと言う向きもあるかもしれない。
しかし,私はこの精神性こそ,今の学生に,いや今の日本人に足りないことだと思っている。
自分(達)さえ良ければいい。
得をすれば良い。
皆がそう考えて行動したら,コミュニティはどうなるのか?
同じ道を,同じ轍を,この国は繰り返すのか?
そういう人間を…量産してどうなる?

2019年9月9日月曜日

ビジチャレ 目標には届かなかったけれども…

一昨日の土曜日。
ビジネスチャレンジ講座の学生がプロデュースした東京23FCの試合が行われた。
メインイベントは,ちびっこワールドカップとワクワクちびっこランド。
アジアンフードフェスティバルということで,アジア各国の
学生たちは成功するかどうか不安で,前日はほとんど眠れなかったそうだ。
一週間ほど前から,夢にまでイベントのことが出てきていたそうだ。
かほど左様に一生懸命に取り組んできたということ。
実は正直に言って,私も不安で,夢にイベントの失敗ケースが出てきて,目が覚めてしまったことも。

さて,試合当日。
2つの台風に挟まれながら,奇跡的に晴れ!
しかし…晴れすぎ…
とにかく暑かった!
少し動くと汗がふき出す始末。
とにかく学生たちやイベントに集まった子供たちの熱中症をケアしなければならなかった。
13時に集合し,すぐさま準備作業を開始。
まずはちびっこワールドカップ。
本当にたくさんの子供たちが集まってくれました!
約200名!
下の写真はインド人の子たち。
外国のお子さんも1割ぐらいいたかなぁ。

























たくさん集まりすぎてしまって,受付に時間がかかり,とても大変だった。
オペレーションの想定に甘さが少しあったかも。
また,試合開始後も,急遽オペレーションの一部を変更することになったが,迅速な対応ができて良かった。
サッカーテニス,鳥かご,ボール出し,ドリブルレース,フリーキックゲームなどのその他の催しも,東京23FCの選手の協力もあり,順調に終了。
まずはホッとした。

次にちびっこワクワクランド。
ワールドカップ終了後,子供たちに楽しんでもらうために重要な役割を担うイベント。
当日までの準備作業の進捗からいって,とっても心配していたが…
商学部事務室の方々のお手伝いもあり,こちらも順調に進み,子供たちにとっても喜んでもらえた。
素晴らしい笑顔だったなぁ。

アジアンフードフェスティバルも,大繁盛で,こちらも大成功!
お店の方に感謝してもらえるほど,良い売れ行きだった模様。
売上が芳しくなさそうなお店があれば,学生がスタジアムまで注文取りに行き,品物を座席まで運んであげるといった行為を自発的に行っていた。
これには感心した。

試合はといえば…ロスタイムで劇的な勝利。
一部残留に一歩前進。
この劇的な勝利は,本日初めてスタジアムに足を運んだ人がリピーターになるきっかけになるかもしれない。

さて,動員数については…1,633名。
目標の5,000人には遠く及ばなかったけれども,今年の東京23FCのホーム試合のなかで,最多動員。
有料試合としては最高の結果と言える。
試合の模様はユーチューブでも見ることができます。
ちびっこワールドカップの模様もチラッとでています。
https://www.youtube.com/watch?v=MweaqinGYDc&t=318s

試合終了後は,学生たちと打ち上げ。
喉が渇いていたんだろうなぁ。
物凄い勢いでソフドリを飲んでいた。
皆,1日たくさんの汗をかき,動き回り,とっても疲れていたので,1時間半ほどで解散。
今月末には,しっかりと反省会も行う予定。

毎週の授業では,時に私に叱責されることもあった。
時に,なかなか思う通りに進捗せずに,やる気を失いそうになった時もあったろう。
それでも全員,一人も欠けることなく,最後までやり遂げ,立派な結果も残した。
私は講座生全員を誇りに思う。
この経験は必ず今後に活きると思う。
是非,講座終了後も,前を向き,精一杯何事にもチャレンジしていってほしい。