2010年10月29日金曜日

卒論経過報告

おとといは,3年生がお疲れ休みだったので,4年生のゼミを久しぶりにロングランでやった。
久しぶりに6時間に及ぶゼミをして,4年生も疲れ気味のようであったが,その後の飲み会は楽しかった。

4年生だけと飲んだのは久しぶりのような気がする。
いろいろと話をしながら,彼ら彼女らとの残された短い期間を思い,時の早さとその切なさを感じていた。残り数カ月の中で,皆と一緒に立派な卒論を仕上げさせてやりたい,そう強く思った。

2010年10月24日日曜日

学内大会の結果

ジャポニカンは会計部門で優勝。
NTKは社会問題部門で優勝。
おとめんずは,残念ながら経営部門で入賞を逃した。しかし,今までで最も良いプレゼンの出来だったという。彼らは他者からのフィードバックからではなく,自己の内的基準によって,自分たちの振る舞いを評価できるようになった,ということである。私の心の中では,全グループ,優勝である。

昨日は久しぶりに朝までつきあった。
皆一様に,このゼミに入ってよかった,と言ってくれた。
私も,諸君とともに研究してこれて,心からよかったと思う。
ゼミが完全に一つになった瞬間であった。
教員として冥利に尽きる。

2010年10月21日木曜日

昨日のゼミ

昨日は,学内プレゼン大会前の最後のゼミの授業があった。
3つのグループともに,ゼミにおける最終の調整のため,本番さながらの模擬プレゼンを行った。
思わず目頭が熱くなった。
よくぞここまで来たものだ,と思った。
この水準ならば,会計部門,経営部門,社会問題部門の3冠を狙うことも不可能ではない。
グループ設立当初は,どうなるものかと不安に感じたことは一再にとどまらない。
人は成長する,それもきっかけさえ与えれば急速に。
それを体感させてくれた学年である。
あとは臆せず凛として本番に臨め!
そして戦いの後はがっつし飲もう!
しばしの休息の後は,再び顔をあげ,次の戦いに向かおう!

2010年10月20日水曜日

曇り空に思う

やっと科学研究費補助金の申請書づくりが終了。
締切ぎりぎり。
よし,これで論文執筆を再開できる。
レフリージャーナルの投稿が目的。

ところで昨日,原価計算論の授業において,学生が3限に開催された某ゼミのゼミ訪問の出席証明書をもってきた。ゼミ訪問って5・6限あるいは昼休み限定じゃなかったっけ?
だからこそ,わがゼミは正式にはゼミ訪問はその時間に設定し,3・4限については出席証明書を出さなかったんだけれど。ちょっと釈然としない。

2010年10月16日土曜日

今日で少しは楽に…

今日は…
午前たまった雑務を片付ける。
午後は科研費の申請書類を完成させる。
晩は会計士兼小説家の友人の出版記念記念パーティのため渋谷へ(遠くて行くのがおっくう)。

3年生の学内プレゼン大会の準備が一応,一段落し,来週以降,少し楽になる。
少しは研究に時間は振り向けることができるだろう。
しかし,11月は,今度は2年生のプレゼン大会準備が待っている。
学際期間あたりが,集中して研究できる貴重な時となろう。

2010年10月13日水曜日

ゼミ訪問日

今日の午後は,来年度演習Ⅰを履修する2年生に,3・4年生のゼミを公開する日である。
特に変わったことはせず,普段通りのゼミをするだけである。
昨年は,非常に激しい議論をゼミ公開で開陳し,「この議論を見て入ゼミしたのなら腹がすわっている学生だな」と思ったものだが,実際にそうだった。

現3年生は,学内大会のプレゼンファイルの提出期限(10/13,まさに本日!)が迫っていることもあり,先週の土曜日と今週の月曜日の午後から晩まで,たっぷり私の時間をかっさらっていってくれた。
正直,私にも疲れがあるが,全グループに優勝してもらいたいものである。それは後からついてくるものとはいえ,彼ら彼女らはそれに値するだけの努力をし,成果を上げつつあると,ひいき目ではあるが,思う。私が一緒に付き合った時間だけでもおそらく数十時間,彼ら自身がこの研究にあてた時間は軽く百時間は超えるだろう。
まだまだ戦い半ばであり,感傷的になるには早いが,私は正直,彼ら彼女らを誇りに思う。

2010年10月8日金曜日

学生の企業調査

今日,3年生のゼミ生が,私の知り合いが社長をしている会社を訪問する。
従業員の皆さまに質問票にお答えいただいてデータを入手し,彼ら彼女らの構築した分析モデルを検証せんがためである。
きっと彼ら彼女らにとって貴重な体験となるであろう。
最初はまともな研究ができるだろうかと一番心配した研究グループであったが,今では3つのグループの中で最も内容的に先行しているグループになっている。うさぎと亀を思い出したよ。
他のグループも負けないように頑張れ!
学内プレゼン大会はもうすぐだ!

2010年10月7日木曜日

大根の芽

今朝,起床し,2階の寝室のベランダから家の前の菜園をのぞくと,大根の発芽が確認できた。
急いで着替えて行くと,結構しっかりした芽がたくさん出ていた。
すがすがしい雲ひとつない朝。
水をやり,害虫を駆除をして,気分よく大学に自転車で向かう。

今日は会議だらけだけど,午前中は少し時間がある。
科学研究費補助金の申請書づくりをしなければ。
それと「企業経営と会計」のレジュメがまだ終わっていない。
外部での講演のレジュメの督促がきた。
書きかけの論文が,デスクトップ上でクリックされないで悲しそうにしている。
書きかけの×××にいたっては,おそらく1ヵ月程度触れらていない。
ほんと,秋は時間がない…。

最大の原因は,ゼミの3年生のプレゼン大会の準備へのお付き合い。しかし,それを通じて,みるみる彼らが成長していくのが分かるんですよね。そういった姿に接するのは,成長する野菜を見るがごとく,ほんとに嬉しいし,楽しい。
出版社の編集の人には,教育もたいがいにせい,と叱られることもあるが,趣味みたいなものだから,性分だとあきらめている。その代り,時間の使い方を工夫して,良い研究成果や良い社会還元をしなければね。

2010年10月6日水曜日

カブの芽

3日前の日曜日にカブと大根の種をまいた。
今朝5:30に起床し,菜園をのぞくと,すでにカブが小さな芽を出していた。
小さな命の息吹きが感じられた。

ブロッコリーは順調に育ち,今月下旬には収穫できそうだ。
ナスはちょっと元気がない。なぜだろう?
ネギはスピードは遅いが,着実に大きくなっている。

3年生の研究はすでに芽はでているが,なかなか大きく育つところまで行っていないような気がする。外形的には整ってきているが,心構えというか精神性というか,その辺の内面の部分がまだまだ。

今週末から来週にかけて2年生がゼミに関する相談に訪れることが多くなる。すでにアポイントがいくつか入っているし,昨日の授業も何人か参観していたようだ。まだ芽も出していない,ゆえに何がどのように育つか分からないけれども可能性に満ちた,そんなシーズたちとの出会いがもうすぐだ。
毎年のこの時期は,その出会いにわくわくする,そんな期待と若干の不安が交錯する日々である。

2010年10月1日金曜日

インナー大会

明後日3日にインナー大会がある。
10月第1週と,比較的早い時期の開催なので,例年うちのゼミは準備に苦戦する。
今年も直前の1週間は,ほとんど皆がほとんど徹夜状態のようだ。
水曜日には,私もぶっ続けで10時間ほど統計分析に付き合った。
彼らもだいぶまいっているようだが,これによって彼ら彼女らが「一皮」むければ,と思う。

インナー終了後は,来年度のゼミ生募集が佳境に向かうのでいろいろ雑事があるが,10月23日の学内大会での,今年は全グループ入賞(優勝?)を目指して邁進することになる。
この時期は,毎年,あまりに激しすぎて,冬以降は少しバーンアウト(燃え尽き症候群)みたいになってしまうほどである。

ところで,そろそろ来年度のゼミ募集に関連して,研究室にたずねてくる2年生がちらほら出始めた。
2年生たちも,ゼミ公開日に3年生の研究成果を聞くことになるだろうが,きっとその内容の高度さにびっくりすることであろう。