2020年4月30日木曜日

4年のゼミ 2回目

今日はオンラインゼミの2回目。
すっかり学生たちもWebexの扱いに慣れてきて,ゼミとしては十分に機能できている。
それどころか,むしろ16期の発言量はずいぶんと増えて,以前よりいいかも。
とことで,就活は今年は随分と厳しい状況のようだ。
うちのゼミのOBOGには人材関連企業に勤めているのが多いけれども,来週以降の4年のゼミの時間にでもオンラインで参加してもらって,就活相談会みたいなものを開催してくれないかなぁ。

ところで卒論発表。
シンの研究は。
オンライン型と面接型では,交渉の成功などに及ぼす影響が異なるのでは,というリサーチクエスチョン。
ちょうど就活においてもオンライン面接等を皆経験しているので,その経験に基づき議論した。
個人によってオンラインの方が良いか面接型が良いかが異なっていた。
パーソナリティも重要な影響要因なのかもしれないね。

次はタカキ。
組織におけるハブ人材の効果に関する研究。
危機時におけるハブの形成と効果に関する研究をレヴューしていたが,それはそれで面白いとは思うのだが,定常時でもハブの効果は指摘されているので,むしろそっちをレヴューした方が良いかも。

2020年4月29日水曜日

中大が最も

昨日、中大が総額13億円の学生支援を行うことが発表された。
オンライン授業による学修環境の充実のために、全学生に対して給付する。
当然のことながら返却義務はなし。
どこかの大学のように経済的に困窮している学生だけにではなく、全学生に対して与える。
早稲田は総額5億円だが、中大は13億円。
望むらくはもう少し早く…といったところだが、その他にも支援パッケージは複数用意されている。
商学部の学生にはこれからWi-Fiルータの貸与も行われる予定。
オンライン授業も一週間が経ち、学生は急速にその環境に慣れてきているようだ。
5月末でこれが終了するかはまだまったく分からないが、何とか集合型の授業と同じくらいのクオリティの授業を提供していかなければならない。

2020年4月27日月曜日

さぁ明日が楽しみ

今日もオンライン会議で6時間半…
これってリアル会議より疲れる…
がしかし、今日はは大きな意思決定がなされた。
やればできる!

さて、こんな状況の中、今年の3月に卒業したばかりの15期生からの手紙が届く。
同期入社250名の代表として、社内報で紹介されたとのこと。
こういう報告は嬉しい。
疲れた頭を和ませてくれる。
さぁ明日もビシッといこービシッと!

2020年4月26日日曜日

これもチャンスかも

今日も午前中4時間,畑でたっぷり汗を流す。
テニスなき今,これが最大のストレス発散。
土と戯れていると本当に無心になれる。
家族でお昼を食べて,シャワーを浴びて大学へ。
奥多摩の村の連中との急ぎのミーティングと,あるスポーツ組織との協定に関する資料創りやら,オンライン授業対応やらをこなす。
奥多摩との課題解決型授業は,このコロナ禍を受けて,従来通りの授業はできない。
この実習を伴う授業は実際のところ厳しい…
しかし,これはチャンスかもしれない。
新たな発想から新たな地域創生の芽が生まれるかもしれない。
本年度は檜原村,小菅村,丹波山村のプロジェクトを合計して,180名近い学生が履修する。
いずれ商学部の目玉になってもらいたいものだ。
おっと,今晩は家族で食事。
協定書づくりに手間取ったが,急いで帰らないと。

まことに小さな国が…

今日は4時間、畑仕事。
畑で土と戯れていると、散歩中の事務方と出会う。
それも二人と。
こんな偶然あるんだね。
その後、大学で重要な文書の作成に取り掛かる。

晩は久しぶりに小説を読む。
ゼミ生よ、今般の事態を受け…「坂の上の雲を」読みたまえ。
気持ちがこれだけ高揚する文章を書ける小説家は、現代にはそうはいない。
この前文の秀逸さ。
素晴らしいとしか言いようがない。
渡辺謙のナレーションも素晴らしい。
https://www.youtube.com/watch?v=sqhCtr15FQE
この素晴らしい文章…



まことに小さな国が
開化期を迎えようとしている。

小さなといえば、
明治初年の日本ほど小さな国は
なかったであろう。

産業といえば農業しかなく
人材といえば三百年の間
読書階級であった旧士族しかなかった。

明治維新によって
日本人は初めて近代的な
「国家」というものを持った。
誰もが「国民」になった。

不慣れながら「国民」になった日本人たちは
日本史上の最初の体験者として
その新鮮さに昂揚した。

この痛々しいばかりの昂揚が分からなければ
この段階の歴史は分からない。

社会のどういう階層のどういう家の子でも
ある一定の資格を取るために
必要な記憶力と根気さえあれば
博士にも官吏にも軍人にも教師にもなりえた。

この時代の明るさは
こういう楽天主義から来ている。

今から思えば実に滑稽なことに
米と絹の他に主要産業のないこの国家の連中が
ヨーロッパ先進国と同じ海軍を持とうとした。
陸軍も同様である。

財政の成り立つはずがない。
が、ともかくも近代国家をつくりあげようというのは、
もともと維新成立の大目的であったし
維新後の新国民達の少年のような希望であった。

この物語は、その小さな国がヨーロッパにおける
最も古い大国の一つロシアと対決し
どのように振る舞ったかという物語である。

主人公は、あるいはこの時代の
小さな日本ということになるかもしれない。
ともかくも、我々は
3人の人物のあとを追わねばならない。

四国は伊予松山に、三人の男がいた。
この古い城下町に生まれた秋山真之は
日露戦争が起こるにあたって
勝利は不可能に近いといわれた
バルチック艦隊を滅ぼすにいたる作戦を立て
それを実施した。

その兄の秋山好古は
日本の騎兵を育成し
史上最強の騎兵といわれる
コサック師団を破るという奇蹟を遂げた。

もう一人は、俳句、短歌といった
日本の古い短詩型に
新風を入れてその中興の祖となった
俳人、正岡子規である。

彼らは明治という時代人の体質で
前をのみ見つめながら歩く。
登って行く坂の上の青い天に
もし一朶の白い雲が輝いているとすれば
それのみを見つめて坂を登って行くであろう。

2020年4月25日土曜日

一本道

詩人。
歌の巧拙は関係ない。
この詩がどれだけこの数十年の間、多くの後の歌い手に影響を与えたことか。
この人がいなければ、今の日本の音楽業界はまったく別の様相を呈していたかもしれない。
私が好きなオールドファッションの長渕剛も、この詩で志を高めたという。
だとすると、友部正人がいなければ、私も…

だが…つまるところ
俺とあいつが分かってりゃいい。
この詩のことを教えてくれたあいつも…もういない。
が、あいつもどこがで聞いてくれているのを感じる。
どこへ行くのか…この一本道
もうすぐ夜が明ける…か
https://www.youtube.com/watch?v=HrBTZvO7E8k
https://www.youtube.com/watch?v=XoejFRSY-RY
長渕剛のカバー
https://www.youtube.com/watch?v=EpjddZqpNEI

OBOG諸氏も詩を読むといい。
谷川俊太郎
中也
朔太郎…

悲しくてやりきれない

悲しくてやりきれない…
ザ・フォーククルセダーズ。
俺の年齢よりさらに上の世代の歌。
良く知られた歌。
でも…この歌が「イムジン河」を逆回しにした歌って知っている人、どれくらいいる?
イムジン河…は朝鮮半島の分断の悲しみの歌。
この歌が政治的な圧力で発売禁止になり、それで出た歌が「悲しくてやりきれない」
彼女の歌うたい、実にいい。
https://www.youtube.com/watch?v=VftX7xhae8I


2020年4月24日金曜日

ビジチャレ1回目

今年のスポーツ・ビジネス・チャレンジ講座が始動した。
計31名の連中と。
今年で6年目。
しかし…今年は視界が全く晴れない。
どころか…暗闇の中を歩くようだ。
彼らの舞台である関東リーグ1部は,既に前期の中止を決定している。
講座の連中がプロデュースしようとしている試合は後期だが,それも中止になる危険性が高い。
また,仮に開催することになったとしても,無観客試合になる可能性もある。
そんな状況の中で,今日は,これまでのビジチャレ生の活動について簡単に説明するともに,今後の方針について意見交換を行った。
はっきり意見を言える学生も多いし,期待したいね。
この危機的な状況なかからこそ,何か新しいイノベーションが起こるかもしれない。
始まった以上,やれることをやるだけ。
今はもう不安より,ワクワクしかない。
今年もチャレンジ!チャレンジ!チャレンジ!

2020年4月23日木曜日

3年のゼミ1回目

まずは管理会計班
リモートワークにおける創造性を促進する管理会計…
大それたテーマだけに,面白いは面白いが…
どこまでできるか…
リモートワークの場合,その努力の過程が見えないだけに,結果のみが問われる程度が相対的に高まる。
だとすると,その結果の測定に管理会計は寄与し得る。
オンラインのバーチャルチームを前提として,創造性を高める仕組みを探索したいというのも分かる。
しかし,その「仕組み」として管理会計が寄与し得るのか…
物凄い難しいテーマだが,それだけにとても面白い。

次にスポーツビジネス班。
この班は先行研究のリテストと,新たな独立変数を考案してより説明力の高いモデルの構築を目指す。
Jリーグの観客数に影響を与える要因は何か?
開催月,気温,スポンサー数,得点数等々を新たな変数として加えようとしているが,まだまだ根拠が弱い。
「なぜそれが?」ってのをもっと説明できないと。

最後にリーダーシップ班。
こちらもバーチャルチームを前提とした研究。
バーチャルの世界におけるリーダーシップとは?
タイムリーかつ社会的意義のある研究なので,是非頑張って取り組んでもらいたいね。
まだ資料読み込みの段階だけど,そんなに焦らなくて大丈夫だから!

4年のゼミ1回目

先週テストしているので,円滑にWebexを利用したオンラインゼミがスタートした。
4年生の発表はユズから。
ミドルマネジメントの逸脱的行動に関する研究。
トップの方針通りに動くのではなく,時に組織のためのを想い,トップの意思とは反した行動をとることのできるミドルマネジメント。
そのミドルの逸脱的行動の先行要因と結果要因を明らかにしようとする研究。
これは面白いね。
逸脱的行動の定義をしっかりする必要があるし,類似概念との関係整理が必要。
また結果要因についても,ミドルを取り巻く組織成員への好影響を措定する方向でも面白いと思うのだが,やはり全社戦略の修正を迫る場合もあるだろうから,何とかそういった効果についても考えることができれば素晴らしい。

オンラインゼミがどんな様子かOBOGも気になるでしょうから,スクショを見せましょう!



2020年4月22日水曜日

いよいよ

明日からオンライン授業。
昨日も書いたが…
やることはやった…と思う。
あとはこれからリファインしていくだけ。
ゼミも明日はオンラインで実施する。
オンラインだから、ゲストも呼びやすいし、OBOGにもミーティングコードとか教えちゃおうかな。
喧しくなるだけか。

2020年4月21日火曜日

もうすぐ…

ここまで来た。
明後日から全授業オンライン化が開始される。
不安は尽きない。
しかし、教職員は全力で準備をしている。
とはいえ…誰もが経験したことのない領域。
何が起こるか…
しかし、現在、様々な事態を想定して、それへの対処案を策定している。
かなりキツイ状況だが…
前を向いて、この経験知を活かした新しい学びの実現に視野を転じたい。
それができる大学とそうではない大学で、コロナ後の姿がきっと全く変わる。
それを想うと、少々疲れた体に、ストレッサーにまみれた環境の中でも、沸々と闘志が湧いてくる。
今日、ちょっとした意思決定をした。
大丈夫、まだいける。
あれを躊躇なくできるなら。

2020年4月19日日曜日

今日は一転

昨日とはうって変わって今日は晴天。
午前中に3時間ほど、畑仕事をする。
ちょっと早いが、トマトとキュウリの苗の植え付けをした。
朝晩の冷え込みに備えて、保温カバーも忘れずに。
















午後は大学でオンライン授業に関する仕事。
一つファイルを完成させる。
本当はもう一仕事したかったんだけれども、娘二人が韓国料理を作ったというので、帰宅。
いや、良い休日でした。

2020年4月18日土曜日

今年は風雨が…

昨晩から凄い雨。
ジャガイモ畑が水没しそうになったので,朝からそれを救出する作業をこなす。
水の逃げ道を作る。
明日は根がむき出しになったところを修復する。
そろそろ夏野菜の苗の植え付け時期だけど,まだ朝晩が冷え込むからどうしようか悩んでいる…
でも,ホームセンターがまだ休業にならないうちに,やってしまいたいんだよね。
ちょっと嫌な予感がしているから。

さて,ジャガイモ救出作業が終了してから大学へ。
オンライン授業対策の仕事。
最近,こればっかだな。
おかげでWebexもZoomもだいぶ詳しくなってきた。
今度の木曜日に向けてできることは,とにかく徹底的にやっておかないと。

2020年4月17日金曜日

前を向くだけでも辛いことが時にはある

Now listening 半崎美子 明日へ向かう人

https://www.youtube.com/watch?v=7UBkNYAPcpk&list=RD7UBkNYAPcpk&start_radio=1

季節はずれの桜のように冬に負けない人になって
苦しい時こそ根を張って
春を待たずに咲き誇ろう

遠い空に光る星
先を急ぐあなたを照らせ
立ち向かうその背中を
優しく讃えるように

前を向くそれだけでも辛いことが時にはある
それでも進むことをあきらめないで

時にしだれる柳のように風に負けない人になって
悲しい時こそ手を取っって
何も言わずに揺れていよう

西の空に沈む陽よ
明日へ向かうあなたを照らせ
傷ついたその背中を
優しく支えるように

声を枯らして泣いても辿り着けない場所がある
それでも生きることを
信じることをあきらめないで

前を向くそれだけでも辛いことが時にはある
それでもあなたは進むことをあきらめないで

悔し涙を流した時
心の奥が熱くなった
嬉し涙を流した時
胸の奥が熱くなった

なんか戻ってきた…

先月末ぐらいからオンライン会議が始まり、最近教職員も慣れてきた。
そのせいか…一時期激減した会議数が、また増え始めてきた。
オンラインって結構疲れるんだよね、特に主催者の場合。

ところで、今日、スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習のオンライン授業テストを行った。
バイトなどでやむを得ず不参加の学生を除き、30名の学生が参加。
概ね良好。
これならやれるかも。
今後は授業中にグループワークなどもやりながら、例年通りとはいかないまでも、それなりのレベルのパフォーマンスをどうやったら実現できるか…
考えろ、考えろ、考えろ…

2020年4月16日木曜日

久しぶりにゼミの連中と

今日の午後、本当に久しぶりにゼミの連中の顔を見ることができた。
まずは4年生のゼミ生と接続テスト。
全員円滑につなぐことができた。
少しホッとする。
グーグルドライブに16期生の共有ドライブを作成して、今後はそこを資料バンクにすることに。
皆、そこにアクセスでき、資料等アップすることができるようインストラクションした。
就活の状況も確認。
皆、一様にちょっとだけ苦戦しているようだ。
こんな状況では企業人事ももろもろ混乱しているのだろう…
次は3年生とつなぐ。
3年は20名もいるので、1、2名ちょっと接続状況が悪い人もいたが、概ね環境は良好。
これならやっていけるだろう。

皆と触れ合うことができて、少しストレスが和らいだ。
やっぱゼミがなきゃ、ね。
今度オンライン飲みをすることを約束して、皆と別れる。
さぁ明日はビジチャレの学生との接続テスト。
こっちはほとんど全員2年生だから、どうかなぁ。
ゼミと違って、直接コミュニケーションがほとんどない子ばっかりだからね。
でも、楽しみだ。
一緒に新しい価値を産み出していきたい。

2020年4月15日水曜日

断腸の思い

今般のコロナウィルス禍は私の大事な講義も奪っていった。
プロデュース論とJリーグビジネス論Ⅰの開講を取りやめることになった。
オンライン授業への対応は、専任の大学教員でも難しい。
現在多くの教員はその準備に追われている。
これをただでさえお忙しい実務家の講師に強いることは到底できない。
この悔しさをどう表現すればいいのだろう…
Jリーグビジネス論ⅠにはJリーグの村井チェアマンに昨年に続きご出講いただくことになっていたのだが…
チェアマンからは、来年度は必ずやりましょう!と温かいお言葉を頂戴したが、ただただ悔しい。
残念な思いをする学生もきっと多いだろう…
本当に申し訳ないが、未曽有の災厄が理由では…

明日はゼミのオンライン授業のテストがある。
例年以上の充実したゼミになるよう、工夫を重ねていきたい。
悔しさをゼミの授業環境と内容の充実のためにぶつけたい。

2020年4月13日月曜日

スポーツ・ビジネス・チャレンジも…

今年のスポーツ・ビジネス・チャレンジ演習の受講生は,4月募集の合格者も含めて,総勢32名。
まだ2名から返信がないが,ほぼPC保有,1名保有していないがWifi環境はあるし,PCを購入予定だし,何とかなりそう。
よし,あとはどのように進めるか,だな。
未知への挑戦!
と息巻きたいところだが,今日は8時間ぶっ通しでオンラインとライブの会議。
もう脳ミソが機能しないわ…
もうひと踏ん張りして,ぐっすり寝て,また明日フルスロットル!

2020年4月12日日曜日

Q&Aが…

オンライン授業の開始まで残り12日。
迫ってきた。
多くの先生方は、これに備えて鋭意準備を進めてくれていることだろう。
ただ、ほとんどの先生がオンライン授業は未経験。
色々な質問が寄せられている。
そういった疑問に迅速にお答えして、授業準備に反映してもらいたい。
ここまでオンライン授業対策委員会を短期間のうちに8時間実施してきたけれども(もちろん、オンライン会議で)、これまでの委員会での議論に基づき、本日一日かけてオンライン授業の実施に関するQ&Aを作成した。
明日のオンライン授業対策委員会で議論して、すぐに商学部の先生方に発出したい。
とはいえ、新たな疑問が生じてきたならば、すぐさま委員会で対応し、Q&Aをリファインしていきたい。
委員会の委員各位は、実に献身的に対応していただいており、感謝しかない。
こういう人達との仕事は、まぁ内容は大変は大変だけれども、実に楽しいもんだ。
だから、私も頑張れる。
さぁ明日は、ロングが想定される全学の重要会議が3つ。
ビシッといこービシッと!!

ゼミは問題なしと

3 年生と4年生のゼミ生に確認したところ…
全員パソコンを保有しており、またWiFi環境も整っていることが分かった。
一安心。
これでライブ型でゼミを実施することができる。
今週、Webexを利用してオンライン・ゼミのテストを行う予定。
大丈夫、これが新しい渡辺ゼミを創りあげるきっかけになるかもしれない。

ところで、スポーツ・ビジネス・チャレンジの方はというと…
PC保有とネット環境を質問する私のメールに返信してくれた学生の全員が、WiFi環境を保有していた。
1名だけPCを保有していなかったが、購入予定とのこと。
ただ…30名の履修生のうち10名ほどの返信がまだない。
最近の学生はメールをあまり使わないからなぁ。
まずもって迅速にコミュニケーションがとれる手段をなんとかしないと。

2020年4月11日土曜日

ちょっと弱気になりつつあったが…

実務家とのインタラクションを前提とした講座をこれまで随分と構築してきた。
いわゆるPBL(Project-Based Learning)型の講座である、
その教育的効果の大きさは、これまでの自分の実践において肌感でも理解できたし、社会的にも大きく求められていた教育方法だったから。
インタラクションは絶対的に大事で、そのことの信念は揺らぎないが…
フェイストゥフェイスのインタラクションを前提としてきた、これまでのPBLは、この災禍の中では機能しない。
ビジネスチャレンジという、学生がサッカークラブ経営にチャレンジする講座を、これまで5年間続けてきた。
学生が自律的に社会・会社とインタラクションを主体的に行い、これまで大きなパフォーマンスを上げてきた。
しかし、社会と断絶せよと、そして人は集まるなと、そういう災禍の中にあり、どうやってこの講座を維持できるのか…
相当に悩んだ。
しかし…ここで負けるわけにはいかない。
一時弱気になったが、今日、長い付き合いの仲間たちと電話で話し、吹っ切れた。
ここで負けるわけにはいかないのだ。
32名の受講生とともに、日本のスポーツ界のために、今できることをやる。
私には支えてくれる仲間がいる。
ならば、闘える。

2020年4月10日金曜日

口元が…

商学部のオンライン授業をどのように実施していくのか…
この点について考える委員会を組成したのが1週間前。
それから3回、委員会を重ね、議論すること8時間近く。
月曜日には第4回目も。
この連中はもう戦友。
その連中と徹底的に議論していく中で…
ようやく見えてきた方向性がある。
学生にも教員にもできるだけ混乱なく、オンラインの授業に移行してもらうのにはどうすればいいのか、ここの所そればかりを考えている。
オンライン会議も色々なシステムで試している。

ところで、さっきNHKでも報道していたけれども、最近はオンライン飲みがはやりだとのこと。
最近は、学部のことを考えるのに必死で、ゼミの連中とコミュニケーションがとれていない。
Zoom飲みでもするか、16期、17期。

ところで、こんな戦場のような最中、10期のゲティからお子さんが産まれたとの連絡が。
口元が良くお母さんに似ている。
思わず微笑む。
ゲティ、ありがとう。

2020年4月9日木曜日

形態は変われど…

連日、会議。
戦場のようなものだな…
集合式の会議はなくなり、形態こそ変わったが、オンラインでの会議が連日のように続く。
少し目途が立ってきた感はあるな、オンライン授業の。
しかし、明日もその関連の授業。
かなりキツイが、ゼミのOBOGが勇気づけてくれるので、精神的には全然大丈夫。
テニスができななったので、むしろ肉体の方が心配だが…
これもポジティブにとらえようと思っている。
今までただ走るだけなのは嫌いだったのだが、走ってみようと思う。
浦和レッズの方にいただいたジャージでも着て、週に2、3回。
しっかり体力をつけて、今の状況のなかで、やれることをやりきり、前向きに生きていく。
明日もビシッといこービシッと!

2020年4月7日火曜日

覚悟はしていたが…

緊急事態宣言が発令された。
これで大学もほぼ封鎖。
しかし…やらなければならないことは山ほどある。
特にオンライン授業への備え。
そして、おそらく不安や心配事をいっぱい抱えているだろう新入生への対応…
教授会もオンラインでやることになるだろう。

立命館大学では、授業支援システムのmanabaがパンクしたという。
中大もmanabaを利用している。
最大限の配慮をしなければ…
オンライン授業を先行して実施している大学からは、不具合が発生しているとの報が続々入ってきている。
現在、大学が直面している難局は、学生運動が吹き荒れていた頃以来のものだろう。
とにかくここで踏ん張らなければ…
しかし、もうストレス解消にテニスもできない…
健康管理もしっかり考えなければならないが、さて、どうするか…

2020年4月6日月曜日

今後の中央大学の…

今後の中央大学の教育の在り方を決める大事な会議が続く。
今日もリモートで6時間会議。
色々と課題はあるが、それを一つずつ潰していき、できるだけこれから生じるであろう混乱を少なくしなければ。
明日からは学生の大学への入構を一斉に禁止する。
教職員も原則ダメ。
非常事態宣言がでれば、さらに規制も厳しくなる。
春学期、すべてオンラインも覚悟しなければならない…
オンライン授業は、対面授業をただインターネットに載せれば良いというものではなく、まったく別物と理解した方が良い。
新たなものを創り上げるぐらいの気持ちが大事なのかも。

そんなこんなで張り詰めた日々が続くが、今日レオの酒が届いた。
少し今日、飲むかな。


2020年4月5日日曜日

ギリギリか

明日は重要会議が2つある。
そのための資料がようやく完成。
が,想定より時間がかかってしまった…
他の仕事まで手が回らなかった。

しかし…止まらないな,感染者数増加の勢いが…
このままでは大学への入構を厳しく規制することも必要かも。
とにかく今は動かないこと。
肉体は動かさずとも精神は鍛えられるし,知恵もつけられる。
創意工夫すれば,ね。

2020年4月4日土曜日

研究室の机の上には

私の研究室の上の右端には,年賀状の山がそっと置かれている。
時間ができたら,その数百枚の年賀状の住所をチェックし,住所変更があれば,それをはがき作成ソフトに反映させようと思っているのだが…
それはまだ置かれたままで,正月以降,その山を毎日横目に見ながら,仕事をしている。
出張や都心で仕事があった時以外は。
心がちょっと沈む。
レオの酒は届いているかな,今日,帰ったら。
今晩はそいつでもいただこう。
さて,もう一仕事。

2020年4月3日金曜日

この試練を乗り切れば…

感染者の増加が止まらない…
本当に米国のようになるのか…
そのようになったら大学の授業は,完全オンライン化を目指さなければならない。
パワポの資料などをナレーション付きで配信し,それ関してメールや掲示板を通じて質問などを受け付ける資料提示型や,課題を提示したり,教科書を読ませたりして,自習させ,学習した内容についてメールや掲示板を通じて質問をうけつけるという自習中心型のようなやり方は,続けることができない。
より高度なオンライン授業に全体としてシフトしていかなければならないだろう。
その時に心配なのが,PCを保有せず,整ったWiFi環境を準備できない学生の,スマホのギガ死。
双方向型(ライブ型)や動画配信型(オンデマンド型)をスマホで受講した場合,データ通信量がとてつもなく使われてしまうため,すでに容量(ギガ)が足りなくなってしまうのだ。
今日,ソフトバンク,ドコモ,KDDI3社は,スマートフォンで月間のデータ使用量の契約上限を超えて通信を行ったユーザーに対し,通信速度が低下しないように無償で通信制限を解除することを発表した。
通信制限が掛かった場合に,ユーザーが通信できる容量を追加で購入できる「1GB追加オプション」(NTTドコモ)などのサービスを50GBまで無償で受け付ける仕組みだそうだ。

しかし,それでも全科目をライブやオンデマンドにしたら,とてももたない…
現在WebEXやZoomの採用を検討しているが,もっとデータ通信量が低くて済む,良いオンライン授業(会議)システムがあれば,ぜひ教えてほしい。
詳しい方,よろしくお願いします!

しかし,もしうまくライブやオンデマンドに移行することができれば,大学の講義の質が全体的に向上する可能性もある。
しかし…大変な道のりだ…

2020年4月1日水曜日

誰に聞いたのか

最近,暗いニュースばかりで,また飲みにも行けないので,さらにテニススクールも休みが多くなったので…ちょっとストレスフルだったが…
14期の天然君がほぼ1年ぶりに連絡をくれて,私の好きな日本酒を送ってくれるという。
コロナ問題で色々大変だろうからって。
なんか嬉しい。
あの天然からの思いがけない連絡と申し出だからこそ。
でも,富山出身の5期生からいただいてから好きになった酒を,どうやって知ったのかな?
このブログに書いたことがあったっけかな?
とにかく,そうやって調べてくれたことも嬉しいねぇ。
ありがたくいただくよ!
本当にありがとう!
明日もビシッといこービシッと!!

まだまだプレイヤー

本日,科学研究費補助金の交付内定の連絡がきた。
学部長になったからって研究を停止なんてしない。
寝る時間や休暇を削ったって,ね。
ただ,コロナ問題はきつい…
少しは落ち着くまでは,隙間隙間での研究にならざるを得ないか…
が,とりあえずはこれで4年間は,十分な研究資金を確保した。
まだまだ頑張る!

ピンチこそチャンス

授業開始日が2週間遅れることは既報。
4月9日から23日に延期された。
その2週間は特別休講期間ということで,一切の授業はしてはならない。
そして,本日付で大学から公式に発表されたのは…
4月23日から5月6日までの2週間を,特別措置期間とするということ。
この期間は…何とすべてオンライン授業で実施する。
とはいっても,実はオンライン授業というのは幅が広い。
まず念頭に浮かぶのは,ライブ配信し学生とインタラクティブに授業を行う形態。
次には,あらかじめ授業の動画を収録しておいてそれを配信するという,いわゆるオンデマンド型。
さらには,パワポの資料などをナレーション付きで配信し,それ関してメールや掲示板を通じて質問などを受け付けるというものも資料提示型もオンライン授業。
さらにさらには,課題を提示したり,教科書を読ませたりして,自習させ,学習した内容についてメールや掲示板を通じて質問をうけつけるという自習中心型もオンライン授業の一種。

特別措置期間のオンライン授業への対応・対策のために,連日会議…
明日もオンライン会議。
教科書をどのように学生に購入してもらうかなど,検討しなければならないことは,多岐多様に渡る。
しかし…オンライン授業が根づくきっかけになるかもしれない。
これはチャンスでもある。

ゼミもライブ型のオンラインでやるぜ!