2012年5月31日木曜日

リバイバル

金八先生

昔,良く見た。
最近,再放送されて,懐かしくそれを見た。
その中の,セリフ…

問題が起こったっていいじゃないですか。
彼らはまだ未熟なんです。
だから間違うんです。
間違ったら
繰り返し繰り返し
それが間違いだと
教えてあげる
それが「教育」なんです。

たとえ世間がどうであれ
教師が生徒を信じなければ
教師は何のために存在しているんですか。
教師にできることは,子供を愛してあげることなんです。
子供を信じてやること,信じきってあげることなんです。
僕は未熟な教師ですが,この馬鹿正直さは最後まで貫きとおしたいと思っています。
答えが出るまで,それは時間がかかるかもしれませんが,しかし我々教師が体ごとぶつかっていけば,彼らは必ず分かってくれるんです。

そして
もっと正直にいえば
教師が生徒を信じられなくなったら
教師は教師を辞めるべきなんです。

諸君はいい生徒ではなかった。
むしろ・・・悪い生徒だった。
しかし・・・悪い生徒の中にこそ,美しい魂が宿っていることを,諸君は私に教えてくれた。
どうも本当にありがとう。
どうも本当にありがとうな。

2012年5月30日水曜日

シューカツ

我がゼミの4年生も多くが,シューカツを終えつつある。
傾向を分析すると・・・
ちょっと癖がある学生はなかなかうまくいかないようだ。
癖も極端に目立つ「くせ」ならば,個性と認識され,そういう学生はまた極端に早く決まったりする。
実際,現在「放浪している野郎」は,髭面でシューカツしてても,あっという間に決まった。
言い方は悪いが,中途半端な「くせ」ならば,矯正する方向で働きかけていれば,と思わなくもない。
自分が,過去,中途半端な「くせ」の持ち主であったことから,「くせ」のある学生を「個性の尊重」という美名のもと,放置してきた。
全員が全員,爽やかではきはきして,前向きで,健全! なんて世界は気持ち悪い,とすら思っていた。その思いから,多様な人材を許容するゼミだ,なんて放言してきたが,間違っていたのかもしれない。
本当に学生のことを思うのならば,中途半端な個性ならば,敢然と矯正する方向で働きかけを行うべきだったかもしれない(それがうまくいく,いかないは別として)。

1年生への接し方も…悩む。

2012年5月29日火曜日

火曜日は

火曜日の一般的なスケジュール。
8:45に研究室から講義控室に向かい,それから8号館の教室へ。
1限の講義を終え,11:10に研究室に戻る。

すぐに大学院の講義のために,2号館の5階に向かう。
2限の講義開始時間の11:00には,教室移動に時間がかかり間に合わないため,いつも11:15から開始している。
12:45に講義を終え,研究室に戻り昼食をとる。

休憩をほとんどとる間もなく,13:30から,今度は大学院のゼミを研究室にて行う。
リスクやレピュテーションについて,マンツーマンで議論する。
結構,私自身も刺激になって楽しい。
が,いつもちょっと早めに,14:30にはゼミを終わらせてもらっている。
機会を見て,足りない分はまとめてゼミをするつもり。

14:37には,研究室を出て,東洋大学に向かう。
電車を乗り継ぎ,16:05に東洋の講義控室に到着。
授業資料の印刷依頼などをしてから,16:15に教室に向かう。
16:20からの5限の授業,18:10からの6限の授業をこなす。
20:00ごろの電車に乗り,21:30近くに自宅に到着。
食事をして,風呂に入り,そして今パソコンに向かう。

疲れた…。
いつものことだけど。
でも…今日は何となくいい気分。
いつもは,電車の中はストレスのたまる出来事が多いけど。

ちょうど曙橋駅あたりで,おばあさんが電車に乗り込んできた。
それから1時間近く乗っていなければならないので,座っていたいという気持ちも強かったけど,席を譲ろうと腰を上げようとしたら,隣に座っていた女性に先を越される。
バツが悪い心持ちになりそうになったが,良く見るともう一人おばあさんが。
勢いのままに席を譲る。
席を譲った二人が顔を見合わせて,無言で笑顔を交差させた。
それだけのこと。
でも…。
さぁ明日も一日中ゼミ。
頑張ろう!

2012年5月28日月曜日

晴天の月曜日

昨日は・・・
前日の日帰り神戸出張の疲れをものともせず
6:00に起床し,2時間念入りに野菜の手入れ。
8:30から1時間ほど,息子とその友達にサッカーをコーチ。
10:00から2時間,家族でテニス。
シャワーを浴び,昼食をとってから,しばし午睡。
14:00から2時間ほど,また野菜の手入れ。
雑草取りなどやることはたくさんある。
晩は家族で外食し,家族でテレビなどを見て,早く寝る。

で,今日は5:30に起床(だんだん早くなっていく)。
野菜に水やりして,大学へ。
早朝の空気は凛としていて清々しい。
生きるパワーをもらえている気がする。

さて,図書館を開く9:00をもって,今日は一日図書館にこもります。
さすがに50年間分の論文レヴューは時間がかかります。

2012年5月26日土曜日

神戸

今日は良い天気ですね。
爽快な気分で,朝,畑の世話をする。
メロンは絶好調。
このままの調子で行ってくれたら,今年は豊作になる。
子供たちが喜ぶだろう。

さて,今日は日帰りで神戸に出張。
結構,つらいけど,まぁ仕方ない。
新幹線の中でいろいろたまった仕事をしよう。
きっとシンポジウムも有意義なものとなるであろう。
行ってきます!

2012年5月24日木曜日

ソフトボール

昨日,ゼミの時間をつぶして,ゼミ連主催のソフトボール大会に向け,練習をした。
8期と9期の対抗戦もした。
私は人数の関係上,8期のチームに入ったが,そのせいか8期が二連勝。
9期チームは女の子が多いからしょうがないんだよね。

とにかく皆で汗を流し,応援しあい,とても楽しい時間でした。
でも…いつか一緒に練習できなくなる時が来るんだろうか…歳のせいで。
そうならないよう,肉体も精神もつねに健全に維持できるよう,日々精進しよう。

ところで,昨日,ゼミ生の卒論相談を受けた時に紹介した本。
精神の健全さを維持する秘訣が書いてあるので,ぜひ皆も読んでみましょう。

マーティン・セリグマン『オプティミストはなぜ成功するか』講談社文庫

セリグマンは,アメリカの心理学会の会長まで務めた人で,学習性無力感研究の大家。
その後,それまでの心理学が,人間の心理に生じる負の部分をいかに解消するかという点に焦点を当てすぎたことを反省し,正の部分をいかに伸ばすかに焦点を当てた「ポジティブ心理学」を提唱した人。
この人の今までの実験などを簡潔に紹介しつつ,いっかんして楽観主義について述べている。
一読を。

2012年5月21日月曜日

書庫と1年生

今日の月曜日も書庫にこもった。
選考研究のレヴューもまぁまぁ進んだ。
あともう少しだ。

夕方は1年生の訪問を受ける。
1年生のグループワークも,熱心なリーダーが強く推進してくれている。

一昨日,久しぶりに会った同期にも質問されたことであるが,「今の学生,昔と変わった?」。
そういった質問には,次のように答えることにしている。
「まったく変わっていない。むしろ昔より熱心。多少依存的なところもあるが,それは指導でいくらでも解決する。」

2012年5月20日日曜日

刺激

昨日の土曜日は,息子の運動会を途中で抜け出し,産業・組織心理学会の研究会に参加した。
研究会のテーマが3年生のグループワークに関連していたので,そのグループの学生たちも聴講させてもらった。
内容的に非常に参考になったであろうし,また,ああいう一流の専門家の話しを聞くことできて,とても刺激になったことと思う。
この経験を是非,これからの研究に活かしてほしいものだ。

研究会終了後,喉をうるおしながら,しばしゼミの学生と議論をする。
それからゼミの同期会へ。
20数年ぶりに会う友人もおり,昔話に花が咲いた。
皆,容姿も含めてあまり変わっておらず,まるで昔に戻ったかのようだった。
楽しい時間はあっという間に過ぎたが,暖かい心持ちのまま帰りの電車に揺られた。

2012年5月18日金曜日

昨日は・・・

久しぶりに商学部の教員10名とテニスをした。
4時間,ほぼぶっ続けで,組み合わせを変えつつダブルスをした。
ご高齢の方もおられるが,皆,元気。
しかし,さすがに4時間したのは,私を含む5名ほど。
ちょっと疲れた・・・。
終了後のビールは,信じられないくらいおいしかったけど。

明日はゆっくりしたいところだが,息子の運動会。
終わるか終らないかぐらいの時に抜け出して,都心に向かい,学会の研究会に参加。
で,晩は昔のゼミの仲間と久しぶりに会う予定。
13名くらい集まるらしい。
20年ぶりぐらいに会う人もいる。
とても楽しみ。

2012年5月16日水曜日

1年生

今年の1年生のゼミは,例年とやり方を変えている。
仮説検証型のミニ実証研究に,1年間に4回ほど取り組んでもらおうと思っている。
問題意識をもち,研究目的を定め,それを達成するための研究計画(方法)をしっかりと立案し,グループで協力し合って,それに取り組む。
この経験を数度繰り返す。
その都度メンバーを変えて。

これによって2年次以降の研究活動に自律的に取り組むことのできる,自己調整サイクルを身につけてもらえれば,と思っている。
研究の面白みさえ知ってもらえれば,あとは興味のあるテーマに巡り合えさえすれば,学生本人が主体的(言い方を換えれば,ほっといても勝手)に研究に取り組む,ということである。

今日は,最初のグループが形成され,研究テーマもほぼ定まった。
学生の中から率先してリーダーとして立候補する人間が何にも出て来て,その学生がテーマを提案し,そのテーマに関心のある学生が集い,グループが出来上がった。
授業中に最初のグループワークが行われたが,皆,意欲的で積極的だ。
これから期待できる,そう思った。

2012年5月14日月曜日

文献サーベイ

今日は研究日。
やむをえない事情から学生3名の訪問を受けたが,基本的には研究のみ。
図書館にこもり,古い文献のサーベイを行った。
授業期間中はなかなかゆっくりと文献にあたる時間もないが,今日は図書館の地下の書庫にこもり,ひたすらサーベイ。
昔々の院生時代のように。
あの頃は,ひたすら研究に専念し,当時はそんなことを思う余裕すらなかったが,今思えば何と幸せであったことか。
毎日のように書庫にこもり,ひたすら読み,考えた。

今の学生や院生には,それができる幸せを伝えていきたい。
今しかできないことを,今やる,このことである。

2012年5月12日土曜日

最近

野菜が可愛く見える。
しかし・・・
ここんとこ朝晩けっこう寒いし,雨も結構まとまって降るし,野菜が弱まっている。
うどんこ病とか,うらめしい。
今日も午前中は世話をしっかりする。

で,ダルビッシュの試合を見て,ちょっと力を貰い,午後に大学へ。
煮詰まりつつも,牛歩のようだが,徐々に論文も進捗する。

さて,明日は母の日だね。
行ってこようかね,花でも持って。
電車に乗ってことことと,実家へね。

2012年5月11日金曜日

予感

変わろうとして変われなかった学部が,ようやく変わることができそうな予感。
そんな予感を感じさせるような会議だった。
時間が経つのが早く感じられるような会議は,13年目にしてひょっとしたら初めてだったかもしれない。
当たり前のことが当たり前のように出来る組織へ。
きっとそんな組織へ変わることができる。

春の静謐な空気のなか,未来の希望に寄り添うことができるなんて,なんと素晴らしいことだろう。

2012年5月9日水曜日

放浪の旅

6期生の彼だが・・・。
あの1年間にわたり海外を放浪し続けている彼のことである。
今は,ボリビアのラパスにいるという。
これからペルー,メキシコ,キューバを回る,という。
7月には帰国するとのことであるが,実に1年3ヵ月以上か・・・。

何ともうらやましい。
・・・いや,うらやむまい。
アイヌ語で「うら」とは「心」を意味する。
そして「やむ」とは「病む」である。
最近の多忙さから,私の心は病んでしまったか・・・。
いや,奴が凄すぎるのだ。
何しろ,何十カ国を回っているんだ,奴は。

帰ってきたら,ゼミで講演をさせよう。
きっと面白いぞ。
私が一番楽しみにしているかも,その時を。
その時は,OBにも声をかけるとしようか。

とにかく
無事に帰ってこいよ。
渡辺ゼミは,自宅のドアを開けて帰宅した時が・・・,だろ?

夏野菜

一応,夏野菜の植え付けはほぼ終了。
下記の写真の通り。
真ん中の手製ハウスの中には,メロン類とキウイ。
左は各種トマト(ミニ,一般的な桃太郎トマト,フルーツトマトなど)と,ゴーヤ,モロヘイヤ,そしてイチジク。
右は男爵いも。
ハウスの奥は,各種キュウリなど。













で,こっちの畑は,右になす類と落花生,あとオクラ。
真ん中はブロッコリー類と枝豆。
左はいんげん類。



さて,今日はゼミの日。
夕方には,アメーバ導入企業の役員の方に来ていただいて,その導入に関して御講演いただく予定。お忙しい中,本当に感謝です。
学生諸君は貴重な話しを聞くことができるでしょう。

2012年5月7日月曜日

月曜日

今日は研究日。
だが,うまいこと進まない。
スランプ。
進まないから,焦る。
何しろ授業期間中に研究にあてる時間は限られている。
しかし,焦ると,気持ちから余裕が失せるので,なおさら進まない。

そんな中,3年生のグループワークの相談を受ける。
彼ら彼女らの必死さが伝わる。
次第に議論が熱を帯び始め,気づくと2時間近く経過。
これは,やむをえない。
8期生とは,一緒に高みに立とうと約束したからね。

そして今晩はテニスのスクール。
これも,やむをえない。
ストレスをスポーツで発散しなければ,精神の健全さが保てないからね。
 そんでもって夜はしっかり寝て,早朝,しっかりと集中しましょう!
少ない時間でも,研究に集中できるようにならなければ,ね。





2012年5月5日土曜日

7期生 続

昨日,7期生と一カ月ぶりに会った。
ほとんどがまだ研修中で,本格的な仕事はまだのよう。
でも,皆一様に元気そうな顔をしており,安心した。
会社の同期と仲良くできているようで,なによりだ。

とても楽しい会だった。
帰りは幸せな心もちで,電車に揺られた。

2012年5月3日木曜日

OB戦

今日は,中大バスケ部の現役とOBの試合があった。
OBといってもほとんどプロか実業団の選手。
例えば,JBLとbjリーグの選手は…
三菱ダイヤモンドドルフィンズの五十嵐圭選手。
アイシンシーホースの柏木真介選手。
東芝ブレインサンダースの小野元選手。
リンク栃木ブレックスの伊藤俊亮選手。
トヨタ自動車アルバルクの小野龍猛選手。
そして千葉ジェッツの中村友也選手などなど。

プロの選手は既にシーズンオフに入っているため,本調子ではなかったかもしれないが,素晴らしい技術とスピードで魅せてくれた。
現役の学生も,中盤までずっとリードするなど頑張ったが,OB戦で最強のメンバーが揃ったとされる今年のOBチームにはかなわなかった。

OB戦に先立ち,ジェッツの中村選手による市内の中学生に対するバスケのクリニックが行われた。
うちの娘のチームも招かれ,素晴らしい指導を受けることができた。
なにしろ身長198cmの選手と一緒にコートに立つだけでもなかなかないことなのに,そのプロの選手に2時間もみっちりクリニックを受け,そして一緒に試合をすることができるなんて…。
子供たちは最高の経験をすることができた。
OB戦も感激ものだったろう。
試合終了後に,プロの選手にサインをもらい,写真を一緒に撮ってもらえたこともいい思い出になったことだろう。

今度のリーグ戦には,うちのゼミのOBOGを誘い,一緒に応援しようかな。

2012年5月2日水曜日

雨の水曜日

よく降りますね。雨。
今晩にかけて豪雨になるそうなので,畑が心配。
今年はメロン系の果物は,自作のビニールハウスで育てているので,大丈夫。
でも,トマト,枝豆,インゲンなどに悪影響がなければいいけど。

さて,今日はゼミの日。
1年生は,実質的には初回。
先週は自己紹介程度だったからね。
今日は早速,アンカリング効果の概説し,4回ぐらいかけて,基本書の抜粋の読み込み,実証データの入手・統計分析・解釈までやってもらう。
1年生に,このプログラムはかなりチャレンジング。

4年生は,卒論報告に,この時点としては,熱心に取り組んでいますね。
欠席も少ないし。
でも早く全員がシューカツを終了させ,より力を入れて取り組めるようになってほしいものです。

3年生のグループワークは,この時期としては,かなり進んでいると言えますね。
昨年は,この時期にようやっとテーマが決まったのに対して,すでに文献の読み込みも始まっているようですしね。期待できますね。