今日は全部で8つの会議とミーティングがあった…
朝7時から10時までが,自分の仕事ができる時間。
それ以外はびっしりと予定が…
流石に疲れたわ…
ところで,明日のは2年生がゼミを訪問する日。
いよいよゼミ募集が本格化する。
そこでゼミについて想う。
渡辺ゼミには伝統と呼ばれるものが幾つかある。
毎年,研究プレゼンの全国大会に出場するだとか,卒業論文発表大会に多数出場するだとか…
しかし,想う。
伝統とは「変わらない」ということではない。
日本には,100年以上存続している企業が実に多い。
しかし,これらの企業は,ただ変わらずに,同じ製品を同じようにつくり続けてきたわけではない。
実は変化し続けている。
あるプロフェッショナルは言う。
伝統とは「ファンを維持し続けることだ」と。
ファンの嗜好は時代と共に変わる。
したがって,それに応じて,時にその変化を予測して先んじて,組織を,製品を,サービスを,人を変え続けなければならないのだ。
渡辺ゼミも変わる時期かもしれない。
最近,私は二兎を追う者は一兎をも得ずということを信じない。
二兎を追い二兎とも得る。
そのために何が必要か。
オンとオフの切り替えの早さと,オンの時の集中力。
あとはスケジューリング能力。
そして,オフの時の軽い楽観主義的思考とオンの時の防衛的な悲観主義的思考。
これさえあれば…
私はまだまだ徹底できているとは言えないが…
研究,教育,大学行政,趣味(テニスや農作業),家族との時間…すべてで完璧を目指している。
ゼミ生にも,ゼミ以外のところで全力を尽くすものがあって欲しいと思う。
しかし…それを理由にゼミ活動を疎かにもして欲しくない。
が,しかし…ゼミ活動のレベルにも,いくつかあってもいいのかな,とも思う。
チームSと,チームAと,チームZとかね。
3年生の活動について言うと,チームSは,かつて全国大会で優勝したような研究水準を目指す。
チームAは,3年次にそこまでガチに研究をせず,企業に研究課題を提示していただき,その課題解決に1年間臨み,1年後にその企業の方を前にプレゼンして,フィードバックをもらって活動終了。
SとAは4年次は,ともに高水準の卒論の完成を目指す。
チームZは,極端にゼミ以外で忙しい連中,例えば体連に所属して部活にも一生懸命な連中が所属し,2年間かけて卒論研究に取り組む。
じっくりと研究テーマを探索し,方法論を修得し,最終的にはそれなりに高い水準の卒論を仕上げる。
ま,思いつきだが…ちょっとゼミの一体感が薄れるかなぁ。
…先ほど,某強豪体連部活の連中からゼミ相談を受けたので…考えてみたわけで。
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