本日ご登壇いただくのはオリジナル10の鹿島アントラーズ!
これまでなかなか機会がありませんでしたが,ようやっとアントラーズにご出講いただけることに!
ご登壇者は,マーケティング部門の責任者の春日洋平氏。
まずは自己紹介の後,アントラーズの歴史についてご説明いただいた。
Jリーグの創設にあわせて加盟することは,ほぼ100%無理と言われる中,ジーコを補強し,サッカー専用スタジアムを創り上げ,ギリギリで加盟の実現にこぎつける。
黄金時代は…
第1期は,セレソン(元ブラジル代表)の躍動時期(1996-1998)。
第2期は,日本代表組の台頭時期(2000-2002)。
第3期は,クラブとしての成熟時期(2007-2009)。
この間,全13冠を獲得している。
その後もクラブワールドカップなどでの活躍もあり,現在までに20のタイトルをホールド。
そして,2019年にメルカリがクラブ経営権を獲得!
普遍的なバリューを胸に挑戦し続ける(伝統と革新の相乗効果)!
この考え方に最も適していたのがメルカリであった。
次は,事業環境の変化について。
最大の変化は,2017年シーズンのDAZN参入によるリーグ財政インパクト。
「放送」から「配信」へ。
2017年はJリーグのデジタル元年。
DAZNとの2017-2026年独占配信権契約によって得た2,100億円を…
優勝,強化配分金の増額(優勝クラブは賞金+強化配分金で合計18.5億円を獲得),
放映権均等分配金の増額(J1クラブには従来の約2倍となる3.5億円に増額),
外国籍登録選手枠の拡大(従来の3+アジア枠1+提携国枠1から19年以降は5に拡大),
サマーブレイクの設定(夏季中断期間を設定し国際交流を促進し,経験と収益を向上)
国内リーグは「共存」から「競争」へ!
鹿島の周辺環境は最悪!
コア商圏における人口は約78万人!
J1平均は約700万人!
アクセスも最悪!
この後に,事業の話になるわけだが…
その前に学生に投げかけられた質問とその答えにサッカービジネスの本質が!
アントラーズのValueは…
Go Bold(大胆にやろう)
All for One(全ては成功のために)
Be a Pro(プロフェッショナルであれ)
ミッション達成を目的とした戦略及びアクションを設計し,これらの3つの行動指針を持って推進!
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