この動画はインパクトが強かった。
リオオリンピック棒高跳びの山本聖途選手、リオパラリンピック水泳の一ノ瀬メイ選手、陸上走り幅跳びの芦田創選手、車いすテニスの三木拓也選手ら、オリンピックやパラリンピックのトップアスリートらに、「イチローが嫌いだ」と言わしめている動画。
https://www.youtube.com/watch?v=RqoPPfB2DSw
イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
限界という言葉が言い訳みたいに聞こえるから
イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
自分にウソがつけなくなるから
イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
努力すら楽しまなきゃいけない気がするから
イチローが嫌いだ。
あの人を見ていると
どんな逆風もチャンスに見えてくるから
なぜ「嫌い」と言わせているのか?
もちろん、本当に嫌いなわけではない。
イチローが次から次へと偉大な記録をあっさり打ち立て続けることで、自分の弱さを直視せざるを得なくなり、抉られるような強烈なインパクトを受け止めざるを得なくなることを「嫌い」と表現しているのだと思う。
人間は弱い。
すぐに自分で自分に限界を設けてしまう。
すぐに自分にウソをつき、目を背けてしまう。
すぐに努力をするのが苦しくなって逃げだしたくなってしまう。
すぐに逆風に接すると諦めたくなってしまう。
でも…
イチローはあっさりと、一見あっさりと、
限界を超えてくる。
そして…
自分を絶対的に信じ、努力を惜しまず、どんな逆境にも立ち向かい逃げ出さない。
それを見て、衝撃を受け、胸が抉られる。
人間の弱さとイチローの強さのギャップに想いを致さざるを得なくなる。
しかし、次に来るのは絶望ではない。
でも…イチローも人間だ。
自分たちと同じ人間なんだ。
抉られた後の胸に、次に到来するのは、眩しいくらいの希望。
ひょっとしたら「自分にもできるかもしれない」と。
この動画には賛否両論あるらしいが、私は傑出していると思う。
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