私のこれまでの人生における信条は…
「想いには想いで応える」
これである。
仕事において、想いがあれば大きな成果が得られるというものではない。
この世の仕事は、そんなに甘くない。
しかし、大きな成果が得られている仕事の背景には、必ず想いがある。
想いが複数の人間の間で共鳴したときに、大きな成果が得られる。
想いをベースに踏ん張る人間を見て、その想いの目指すところに共鳴して、その踏ん張りに力を貸してくれる人間が出てきて、それにさらに共鳴する人間が出てきて…大きな成果が実現するのである。
私利私欲を満たすだけの成果を目指している人間に、ついてくる人間はいない。
だから得てして、想いの共鳴の果てにある成果は、個人的なベネフィットを超えたところにある。
また…仮にそういった成果が得られなかったとしても…
人の想いに応える仕事、そして自分が想いを込めてした仕事に人がついてきてくれた仕事の場合、それ自体が楽しくて、そりゃ辛いことも多いし、思い通りにならないことの方が多いけれども、仕事をしている最中に命が燃焼しているのを感じる。
私の人生もとうに折り返し地点を過ぎた。
想いをもって仕事をしている人に応える。
あるいは自分が想いをこめて仕事をする。
それ以外に時間をかけている…
暇はない。
自分のゼミを巣立つ人間にも…
そういうふうに仕事をしてもらいたい。
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