2014年11月29日土曜日

退場

本日は,午前中に大学院の授業をした後,南甲倶楽部の若手経営者とランチをしながら夢のある話しをした。
名残りを惜しみながら,3限の原価計算論の講義へ向かう。
しかし・・・
授業開始後もしばらく私語を止めん連中がいて,久しぶりに教室から退出させた。
その連中は,いつも受講態度が悪く,あわせて一本という感じ。
来年の講義では,下の写真のような小旗を,私語をしている連中の机に置いてやろうかな。














そして,二回目に注意されたら,赤い旗を出し,教室から退場!
授業中に何度も言っているが,私語の無い静穏な授業環境を望む学生は実に多い。
実際に,無記名の授業アンケートなどでも,静かで集中できてとても良かった,という意見が非常に多い。
自分たちは小さい声でしゃべっているつもりでも,周りの連中からすれば,実に耳障りで,教師の声を聞き取りにくくするもんだ。
この間,大教室の授業の参観をして,改めてそう思ったわ。
私語をする連中が,授業についてこれなくなるのは自業自得としても,その周囲の学生はいい迷惑だ。
私は,真面目に聞こうとする学生のために絶対に静穏な環境を維持する
そのために厳しい態度をとること厭いやしない。
別に,それによって注意をした学生からどう思われようと,全く構わない。
昔,ある先生から聞いた言葉が心に残っている。
教師は学生から嫌われるくらいでないと駄目だ,ってね。

ところで,最近,私,そして私のゼミは,とてつもなく厳しい,という噂が,学年を問わず浸透しているようだ。
そのおかげで,3年生のゼミも2年生のゼミも,その厳しさを覚悟した,実に気骨のある人間がエントリーしてきてくれるので,かえって助かってはいるが。
しかし・・・一つ言いたいことがある。
私のゼミ生たちの名誉のために。
彼らは,私に尻をひっぱたかれて,研究に従事しているわけではな決してない。
私のゼミには理念がある。
そして,その理念に共鳴した学生たちが,目指すべき目標を自ら掲げ,そして,自らそれにコミットしている。
私は理念の浸透を促しはするが,目標設定と目標遂行行動を「強いる」ことは決してない。
学生たちは,自発的に目標達成に勤しんでいる。
掲げている目標がすこぶる高いので,そりゃぁ,その達成を目指すプロセスは厳しいものにならざるをえない。
しかし・・・私のゼミ生たちは,決して強いられて何かをしているわけではない断じてない。
彼らは自ら,自らの行動を律している。
だからこそ・・・目標を達成できれば泣いて喜ぶし,できなければ泣いて悔しがるのだ。


さて,明日は,今週三回目のベーシック演習のゼミ。
来週のドンキホーテ本社でのプレゼンがあるが,一年生の研究をよりよくしたいという求めに応じてのこと。
午後は,高大連携のテーマを中心にした学部執行部の集中討議。
こいつは長くなりそうな予感。
明日も頑張るぞー。

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