まずは昨日のFortuna DNAの回の振り返り。
学生をファシリテーターに指名して,結構盛り上がる!
有意義な会になりました!
次にフォルトナ所属の日系のアペルカンプ・真大・カール選手の動画をご紹介いただく。
それからユースアカデミーのダイレクターの方からの歓迎の言葉。
ユースアカデミーセンターはドイツ語で,Nachwuchs Leistungs Zentrum(NLZ)と言われる。
ところで,NLZとは下部組織ではない。
ブンデスの1・2部はNLZの設置が義務づけられている。
3・4部でも条件をクリアすれば,NLZを保有することができる。
NLZはドイツサッカー協会の育成プロジェクトの最高峰に位置している(特に優秀な若い選手が集う場所)。
アカデミーの構成は,ダイレクター,チーフ3名,監督・コーチ56名(10名常勤),健康に関する常勤スタッフ10名(1名常勤),施設運営スタッフ6名,教育スタッフ9名,ビデオ分析3名,12のルートでドライバー24名,好か運ティング19名(2名常勤)。
NLZの選手203名で,スタッフが131名!!
どんだけ恵まれているの!
半径52㌔以内にNLZを持つクラブが11チーム!
競争関係も厳しい!!
2002年設置が義務づけられたが,当時フォルトナは3部・4部を行き来していたので,フォルトナは義務化から遅れること7年後の2009年にNLZ設置。
2019年にフォルトナは刷新され新しいNLZが完成!
NLZでしていることは様々!
メンタルケア,データ分析,医療面の管理,戦術理解,練習着の手配,契約&移籍(U9からU14までは契約書ではなく同意書,U15以上は契約書を交わす,U9からU11までは移籍金は発生しないが,それ以上は発生することも)…
構成は…
基礎段階(U8~11)
発展段階(U12~16の途中まで)
結果を求められる段階(U16の途中からU19の途中まで)
プロへの準備段階(U19の途中からU23まで)
歯車を連動
タレントチーム(U13~15のタレント)トレーニング(トップの練習に参加),スポーツ協議委員会,スカウティングとの定期的なミーティング,医療チームとの意見交換,トップチームのチームマネジャーもNLZの会議に参加,アスレチックチームとの意見交換,スポーツ心理チームとの意見交換,ビデオ分析チームミーティング等
OGS(教育サポート)フォルトナオリジナル!
日本で言う学童保育。
週5回まで使用可,トレーニングは週3回,バスで送迎,栄養管理,プロジェクトデー(サイクリング,社会科見学等々),サッカー以外のスポーツにも挑戦(体の柔軟性を高めるため),在デュッセルドルフ以外の子供も利用可,費用は月90€(食事つき,普通のデュッセルドルフの学校のOGSの平均費用は150€)
基礎段階での試合(フニーニョ),リーグ戦は行わない!
4つゴールがあり,1対1,3対3,5対5,7対7等。
少人数の試合。
全ての選手が結果に責任を持つ。
年齢と目的(週ごとに目的を変える)に応じて対戦相手やゲーム形式を決定。
数多くの1対1。
固定ポジションなし。
選手たちは個の戦術だけではなく個の技術が鍛えられる。
数多くの成功体験とゴール体験。
個の育成。
フェアプレー&楽しさが大前提にあり,その背景に結果がある。
選手の育成が最優先!!
フォルトナが先行し,ドルトムントやシャルケなども後追い。
最後の質疑応答も活発!!
途切れることなる質問がでて,盛り上がる!!
また明日が楽しみです!
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