本日の講師は,フォルトナ・デュッセルドルフの日本人デスクの瀬田元吾氏。
4年間ほどのお付き合いで,中大商学部に今年から新設されたスポーツ・ビジネス・プロジェクトの陰の立役者といってよく,勝手に私は盟友だと思っている。
半径70キロの大きな商業圏内に,7クラブがあり,その一つとしてフォルトナはある。
日本からはANAの直行便がデュッセルドルフ空港まで飛んでおり,空港からフォルトナのスタジアムは2キロほど。
フォルトナのスタジアムの集客数54,600人で,平均集客数46,000人。
ドイツ国民の1,600万人に好感をもたれているクラブとされている。
シーズンチケット約25,000枚!
ユースチーム専用のアカデミーセンターが2019年2月に完成。
ドイツサッカー協会から最高評価の三ツ星を獲得。
2部にいた時の予算規模50億円の時に9億円の投資を決定。
トップチームの費用は35億円ぐらい。
デュッセルドルフには日本人が7,000人いる。
日系企業が350社程度。
ヨーロッパで3番目の多さ。
日本人デスクとして日本人コミュニティとの接触は大事。
日本人選手さいんかい。
日本人小学校での特別授業や,小学生のアリーナ見学会。
日本デーへの参加,等々
フォルトナの日本語のホームページやツイッターアカウントを作成。
フォルトナジャパンTVの開設。
フォルトナ通信の製作。
日本人プレイヤーも多くプレイ(こうした日本人を日本サッカー協会につなぎ,代表に呼ばれるようにするのも日本人デスクの仕事)。
移動式サッカー教室も不定期に実施。
ドイツ語のサッカー用語の教室。
7種類のパートナーシップがある。
TOYOタイヤからのスポンサードは,瀬田氏が獲得したもので,年代の全カテゴリーをカバー!
フォルトナというクラブは,頻繁に変わる選手,会長,スポーツ・ディレクターのものでもない。
3,000人以上にインタビューし,フォルトナDNAという概念を定義。
Who are we? 絶対に変えないもの!
tradition,hometown,community(フェライン会員),respect(多様さ,寛容さ)
フェラインが否決すれば,マスコットの製作も止める!
How are we?
rough around the edges(思い通りにいかない時にも,自分の道を失わない),brave,capable of suffering(土砂降りの雨のような中でも,いつでも変わらずにサポートする),humorous
corporate designの一環として,オリジナルのフォント(fortuna sans)を開発。
色々な資料を作成する中で,フォントを統一することで,フォルトナの日常化,不変化を目指した。
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