プロデュース論の本日の講師は,めちゃイケの「ガリタ」でおなじみで,日本一有名なプロデューサーと呼ばれたフジテレビジョンの明松功氏。
3年前に制作現場を離れ,現在は営業部所属だけれども,その当時は制作現場を離れることがとても嫌でフジを辞めようとも思われたそうだ。
しかし,現在は営業としてバリバリやられているとのこと。
まずはレギュラー番組のCMのことについてご説明いただき,それから現在重要度が増している特番の番組内露出について解説していただいた(しかし,ステマとの誤解や疑念が持たれないように留意しなければならない,民放連 放送基準第92条)。
その後,テレビ局のビジネスモデルについても近江商人の「三方よし」に関連づけて言及していただいた。
売り手:テレビ局
買い手:スポンサー
世間:視聴者
この三方がよしとならなければならない。
スポンサーは視聴者の外にいなければならない(金を払っている買い手とサービスを受けるものが一致しないということ)。
スポンサーは視聴者が楽しんでこそ喜んでくれる。
テレビ局の新しいビジネスパターンとして「アドフュージョンドラマ」を電通と一緒に発案。
視聴率をあげて,CMを高く売るのとは別物。
テレビ局としては番組として面白く活用し,代理店として見るっきゃないCMを実現する。CM離脱しない率98%という記録をたたき出したという。
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