現在,3年生のグループ研究論文の添削をしている。
完成までに,いつまでかかってんだか,という感じだけどね。
研究論文としての体裁がなっていないというのも,もちろんあるんだが・・・
基本的な文章作成能力がまだまだ・・・
3年生のブログ(http://ameblo.jp/watanabesemi11/)を見たり,私に今までに送られてきた,たくさんのメールの文章を読んでみたりして,まぁまぁだなと思うのは,リョウヤ,リカ,ミツオぐらいか。
論理的な文章を書くことができるってのは,社会に出て必要な能力の基礎となる,大事なこと。
11期も12期も,これから徹底的に「書いて」もらう。
徹底的に鍛えていく。
重ねて言う。
書く能力ってのは,ごくごく基礎的な能力だ。
そのうえで・・・
課題を発見する能力。
こいつが大事だ。
人と人とが織りなす特定の社会現象を鳥瞰して,余すところなくしっかりと全体像を捉えることが,第一。
次に,その現象全体を構成する諸要素を,分析的に捉えることが大事。
そうすることで,特定の社会現象に歪みが生じている場合,その歪みの源泉を捉えることが可能になるからだ。
源泉さえ捉えてしまえば,そいつを「つぶしていく」のが,課題ってことなる。
現象全体をしっかりと捉えることができなければ,歪みの源泉を見逃すことにもなりかねない。
全体を捉えても,構成要素をしっかりと位置づけることができなければ,源泉を正確に捉えられないかもしれない。
全体を俯瞰し,部分を分析する。
そうすることで,社会が真に解決を求めるような,そんな課題を,はじめて発見することができる。
課題の発見には,センスやインスピレーションもある程度必要。
それは間違いない。
しかし,課題発見能力を訓練によって高めることができるということも,間違いない事実だ。
高めていこうぜ,これから。
が・・・その前にね,文章作成能力。
こいつからだ。
ところで,社会に出てから必要な能力が,少なくともあと2つあるんだけど,3年の論文をこれからチェックしなければならんから,それらについてはまた今度。
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