今日はスポーツ産業学会に参加後,まっすぐ帰宅。
リアルタイムで久しぶりに「プロジェクトX」を視聴。
今日は「トットちゃんの学校」。
黒柳徹子を始め,個性的な卒業生を輩出した小学校「トモエ学園」の物語。
「先生」の素晴らしさと怖さを改めて感じた。
教師の一言がその子の一生を変えることがあるなんて…
こんなに素晴らしい職業はないと思うと同時に,こんなに恐ろしい職業はないとも思う。
私の場合…
小学校3・4年生の時に通っていた品川区立第三日野小学校の一之瀬誠先生。
私のことをとにかく褒めてくれた。
本が好きだった私をとにかく褒めてくれて,動物小説家の椋鳩十先生のことが特に好きだったのだが,一之瀬先生が勧めてくれたおかげで,その後椋先生とお手紙のやり取りをして,そのやり取りを踏まえて,椋鳩十研究(みたいなもの)を夏休みの自由研究でやって,学校で賞をもらったっけ。
ご存命なら80歳を超えていらっしゃると思うが,お会いしたい。
大人になってから第三日野小学校に訪問して,一之瀬先生のことをお尋ねしたのだが,卒業生でもないので(5・6年生は別の小学校に転校したため),教えていただけなかった…
一之瀬先生がいらっしゃなければ,私は本というものに,あれほど親しむことはなかっただろう。
人より優れていたのは,とにかく本を乱読していたことぐらい。
でも,それが今の職業につながっている。
一之瀬先生がいなかった今の私はいない。
一言,感謝の言葉を伝えたい。
叶わないことだとは思うが…
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