2020年10月27日火曜日

厳しさと優しさと…

2021年度の新ゼミ生(18期生)が決まった。

今年は二次募集はしないので、これでメンバーは確定。

現3年生の17期生も、もうすぐ「先輩」になる。

しかし、まだまだ、である。

自己を律する厳しさ、眼前のタスクに臨む際の厳しさが全く足りていない。

そういった厳しさがない者は、そのない分だけ周囲に甘え、迷惑をかけることが多い。

そういった者は、自己に対して過剰に優しいのが常。

その過剰な分だけ人に対して優しくなれない。

自己に甘く、他者に優しくない者は、一時的に何かしらに上手くいったとしても、長期的には決して成功しない。

これは確信をもって言える。

ただ、重要なことは「他者への優しさ」の意味。

他者に対する真の優しさは、実は激しい厳しさのなかにこそ…ある。

表層的な他人に対する優しさは、決して真の意味での優しさではない。

そんな慣れ合いの優しさなんて、ゼミにはいらない。

激しくぶつかり合う中でこそ、その中で少しずつ滲み出てくるものこそ、真の優しさ。

17期生は、良くこのことに想いを致し、今後のゼミの活動に臨み、後輩に接してほしい、と思う。

これはゼミのみに努力を傾注しろと言っているのではないことに注意してほしい。

他の活動との両立に努力している連中も、その各々でできる範囲での「厳しさ」というものが…きっとあるはず。

それに挑戦し、克服してこそ、渡辺ゼミの新しい在り方が見えてくるはず。

ただ…上記は理想型。

多少の甘えを許容しつつゼミを運営していくやり方もある。

その場合は、他者に迷惑をかけない範囲でゼミ活動をしていくことになろう。

諸君が望むのなら、それでも良い。

いずれにしろ、決めるのは諸君だ。

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