一昨日の3年生のゼミでは,組織心理班を中心に行った。
組織心理班は,インプレ2020というプレゼン大会に出場することになっており,その予選資料の提出締切が昨日だったので。
渡辺ゼミは例年,日本学生経済ゼミナール大会(通称インター大会)に出場してきた。
2000人程度の学生が集う経済・経営系の学生のプレゼン大会であり,日本最大。
これがコロナ禍の影響を受け,本年度は早々と中止と相成った。
そんな中,日本大学の先生が中心になって,その代替となる大会を企画運営してくださっている。
全国から95のゼミが集ったそうだ。
学生数にすると500名ほどか。
大変有難いことであり,微力ながら私も審査員としてお手伝いをする。
このオンラインのプレゼン大会に,組織心理班は3つのグループの中で唯一出場する。
そして,昨晩,資料提出を無事に締め切り前に行うことができたとの報告があった。
よくやったね。
テレワーク環境下において,コミュニケーション不足を原因とした生産性の低下を訴える企業が多い。
これを問題意識として置く。
そして,その解決の糸口として,リーダーの役割に着目する。
こういった環境下では,メンバーをぐいぐい引っ張っていくリーダーシップではなく,メンバーに対する配慮・気づかい,共感を重視し,彼らを支え目標達成を支援するリーダーシップこそが求められていると指摘する。
サーバントリーダーシップである。
そして,それがテレワークにおけるチーム活動のパフォーマンスを促進するメカニズムを実証的に明らかにする。
まさにこのタイミングで社会に必要とされる有意義な研究。
研究は自分(達)のためにするものではない。
社会のため。
これからはプレゼンの準備。
また,本選出場を見据え,どんどん研究内容をリファインしていってもらいたい。
頑張れ!
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