今日もオンラインの会議が7時間…
リアルの会議よりキツく感じるのだが,気のせいかなぁ。
さて,以前もこのブログで紹介したけれども,私の好きな谷川俊太郎の詩『未来へ』を,今のこの状況なかで,再度紹介したい。
未来へ
道端のこのスミレが今日咲くまでに
どれだけの時が必要だったことだろう
この形この香りは計り知れぬ過去から来た
遠く地平へと続くこの道ができるまでに
どれだけのけものが人々が通ったことだろう
足元の土に無数の生と死がうもれている
照りつけるこの太陽がいつか冷え切るまでに
目に見えないどんな力が働くのだろう
私たちもまたその力によって生まれてきた
人は限りないものを知ることはできない
だが人はそれを生きることができる
限りある日々の彼方をみつめて
未だ来ないものを人は待ちながら創っていく
誰もきみに未来を贈ることはできない
何故ならきみが未来だから
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