2015年9月3日木曜日

最後の最後

インナー予選で実証の段階まで進む予定だったアンカリング班を除き,本来であれば,8月31日の第4弾でインナー出場の可否が判断される予定であった。
しかし,その段階で出場のOKサインがでたのはゼロ。
結局,9月2日に正社員登用班と健康経営班は追加でゼミをすることに。

その段階で,ようやっと正社員登用班の予選出場が認められることに。
正社員登用班は,私の指摘をよく咀嚼し,それを活かすとともに,おそらく相当の努力をしたのだろうが,論理構成,ファイルデザイン,そして事例研究の部分も私の想定を超える水準に仕上げてきた。
この間,中心となって努力した4人には賛辞を送りたい。
めったに褒めないが,統計的にモデルを検証する段階まで到達していないのに,予選通過の可能性を感じさせる水準まで突き抜けてくれた。
13日の本番までに,プレゼンの練習を繰り返すとともに,変数の測定(変数の定義をしっかりして,それをどのように測定するのか,つまり質問票の作成)のセクションに取りかかって欲しい。

さて,健康経営班は,9月2日の段階でまったく出場水準に達していなかった。
やるべきことをやっているのなら,時間をとってやらなくもない。
しかし,そうでないのに,ただ出場したい,他のグループに負けたくないといった気持ちだけで,時間ばかり要求されても無理な話しだ。
これまでの経緯を踏まえると,おそらく出場水準に達する可能性は10%もないと思うが,明日の9時から1時間だけ健康経営班のファイルをチェックしよう。
それでOKサインがでなければ,もうアウト。
あと数時間をどう過ごすか。

アンカリング班は唯一,統計的な実証段階まで進んだ。
本日,統計のレクチャーをしつつ,分析を行ったが,結果は良好。
こんなに綺麗に交互作用効果が発現してくれるなんて・・・。
コンテンツは整った。
・・・が,この班も私の指摘や示唆をほとんど理解せずに,ただ何となく形式的に文字を連ね,ファイルを作っているだけ。
自分で考えていない。
素人に自分達の研究を分りやすく伝えるために,どうしたらいいのか。
よーく考えなきゃ駄目だ。
うまくまとめることができれば,この班も予選突破の可能性がある。
が,やるべきことは山ほどある。
明日までに間に合うか。
明日は10時から4年生のゼミをロングでする予定だが,自分達で4年にお願いをして,時間をもらうことができたのなら,最後の本当に最後のファイルチェックをしてあげよう。
想いだけじゃ出場はできない。
想いを力に変え,全員の力を結集しなければならない。

君らはある意味幸せなんだ。
研究をすることができるんだから。
私は今週,ほとんど自分の研究ができていないんだ。
私の想いも無駄にしないでほしい。

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