スポーツ産業学会主催のプレゼン大会…
スポビ班は残念ながら決勝に進むことはできなかった…
出場する大会としては,研究の方向性にずれがあったかなぁ。
とにかくスポビ班のメンバーたちは,ここまでよく頑張ったよ。
私は君らが一つの価値あるモノを創造するために,ここまで頑張ってきてくれたことを,本当に嬉しく思っている。
今こそ,ロバート・ヘンリの言葉を君らに送りたい。
美術教師であるヘンリは言う。
絵を描くことの目的は絵を完成させることではない。
そりゃ完成した絵には意味がある。
しかし,それは副産物に過ぎない。
では,絵を描くことの目的は何か?
普通に存在している以上の状態(a more than ordinary moment of existence)に到達することである,とヘンリは言う。
つまり無我夢中で,時間が経つのも忘れるような状態であり,高い次元で活動している状態である。
君らはきっと何度か,そのような状態に到達したはずだ。
それでいい。
それでいいんだ。
結果を意識することは大事だが,もっと大事なものがあるんだ。
普通に存在している状態に到達したことがない人生なんて,人生ではない。
美しい花を見て自然にみとれる。
素晴らしい景色を見て自然に感動する。
そんな経験のない人生が虚しいものであるのと同様に,普通に存在している状態に到達したことがない人生なんて,いくら名誉や金銭に恵まれても,虚しい,虚しい。
君らには,人生を振り返った時に,あぁ虚しいものだったなんて,決して思って欲しくない。
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