2020年11月22日日曜日

スポビ班の結果

スポーツ産業学会主催のプレゼン大会…

スポビ班は残念ながら決勝に進むことはできなかった…

出場する大会としては,研究の方向性にずれがあったかなぁ。

とにかくスポビ班のメンバーたちは,ここまでよく頑張ったよ。

私は君らが一つの価値あるモノを創造するために,ここまで頑張ってきてくれたことを,本当に嬉しく思っている。

今こそ,ロバート・ヘンリの言葉を君らに送りたい。

美術教師であるヘンリは言う。

絵を描くことの目的は絵を完成させることではない。

そりゃ完成した絵には意味がある。

しかし,それは副産物に過ぎない。

では,絵を描くことの目的は何か?

普通に存在している以上の状態(a more than ordinary moment of existence)に到達することである,とヘンリは言う。

つまり無我夢中で,時間が経つのも忘れるような状態であり,高い次元で活動している状態である。

君らはきっと何度か,そのような状態に到達したはずだ。

それでいい。

それでいいんだ。

結果を意識することは大事だが,もっと大事なものがあるんだ。

普通に存在している状態に到達したことがない人生なんて,人生ではない。

美しい花を見て自然にみとれる。

素晴らしい景色を見て自然に感動する。

そんな経験のない人生が虚しいものであるのと同様に,普通に存在している状態に到達したことがない人生なんて,いくら名誉や金銭に恵まれても,虚しい,虚しい。

君らには,人生を振り返った時に,あぁ虚しいものだったなんて,決して思って欲しくない。

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