2019年7月21日日曜日

花火…

今日は終日大学でレポートの採点。
Jリーグビジネス論で約450枚,プロデュース論で約400枚。
今日で約100枚終了…
来週中には全部完了させるつもり。

さて,昨日は名古屋で仕事で休みなしってことで,今日の晩は気晴らしに映画を見た。
小説では読んだのだが,映画では見ていなかった「花火」。
なかなか面白かった。
最期にエンドロールで流れた主役2人による「浅草キッド」が,心地よい余韻にひたらせてくれた。
ビートたけしの唄で,前から大好きだったのだが…
今から約30年前のことを想いださせてくれた。
あの頃,調布の私の家に,時々5,6名がとっかえひっかえ集まり,夢を語り合い,時に激論した。
若かった…
弁護士を志す連中,映画の美術監督やミュージシャンを夢見る連中,そして大学教員を目指す者…,いろんな奴がいた。
ほとんどのものは志半ばで道を変えた。
死んだ者もいる。
もちろん,夢をかなえた者も数名いるが…

花火を見た…
お笑いを目指したものは,例え志半ばで挫折したとしても,普通の人間に比べれば,人を抱腹絶倒させる技術においては圧倒的なんだと…
そう主人公が言っていた。
そして…俺らは凄いんだと…

…さ,明日が迫っている。
学部長会議や重要な会議が目白押し。
そこにはあの頃の自分が想像だにできなかった現実が待っている。




お前と会った 仲見世の
煮込みしかない くじら屋で
夢を語ったチューハイの
泡にはじけた 約束は
灯の消えた 浅草の
コタツ1つのアパートで
同じ背広を 初めて買って
同じ形の ちょうたい作り
同じ靴まで 買う金は無く
いつも 笑いのネタにした
いつかうれると 信じてた

客が2人の 演芸場で
夢をたくした100円を
投げて真面目に 拝んでる
顔にうかんだ おさなごの
むくな心に またほれて
1人たずねた アパートで
グラスかたむけ なつかしむ
そんな時代も あったねと
笑う背中が ゆれている
夢はすてたと 言わないで
他にあてなき 2人なのに

夢はすてたと 言わないで

他に道なき 2人なのに

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