私は実に失敗の多い人生を生きてきたと思う。
まったくもって優等生はでなかった。
もし失敗の後,やり直しがきかなかったとすると,私はここまでやってこられなかったし,きっと今のようにやりがいのある人生を送ることはできていなかったかもしれない。
私の人生には,敗者復活を是としてくださる師匠が何人かおられたし,それを許容してくれる親がいたし,環境があった。
そんな私が一回の失敗で,誰かを見捨てることがあるであろうか?
もし,そんなことをしたとしたならば,それは私の人生そのものに対する否定と等しい。
失敗は繰り返さないことが大事であり,しないことが大事なのではない。
私はどんなことがあろうと,学生を信じるし,それができなくなった時には,私はおそらく教員を辞めるであろう。
失敗は,成功に一歩近づく,そんな大事な道程の一つである。
私は,決して初っ端の失敗で見切ったりはしない。
…が,繰り返したならば…
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