子どもの頃,陰で悪さをすると,良く大人にお天道様が見てるぞ,と言われたものだ。
子ども心ながら,なにやら神様や仏様の怒りが恐ろしく感じたものだ。
曲がりなりにも教育者の末席を汚すようになった今,私を陰に陽に見つめていてくれるのは,お天道様ではなく,10年以上前に亡くなった高校教師だった「伯父の眼」である。
教師としてまっとうな道を歩んでいることができているか,常にその眼を意識してきたはずだった。
だが,やはりまだまだ駄目だ・・・
どうして,子どもたち次第で,自分の努力量を変えてしまおうなんて思ったんだろう。
そんなもん教育でも何でもなかろう。
忙しさとかなんてのは理由にならない。
いつになったら,私はあの眼に真正面から向かいあうことができるのだろう。
今はまだ顔向けできない。
でも,いつか,きっと・・・
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