が・・・意外とイケた。
アカウンティング入門も,いつになく舌のまわりが良く,いい講義ができたんじゃないかなと思う。
5限の課題演習(2年次ゼミ)の前も,気力体力充実の状態。
小菅村の活性化プロジェクトに取り組んでいる学生に,今日は一つ提案した。
村の物産を使い,活性化を企図しているとはいえ,今のように企業にただ商品企画案を持ち込むだけでは,有象無象を含む数多の街の「企画屋」とあまり変わりが映えしない。
学生らの提案にのってくれる企業に巡り合うには,僥倖を当てにするしかあるまい。
我々の活動を,夢の実現のための「運動」に昇華させることも一考に値しよう。
秋岡芳夫元東京工業大学教授による「一人一芸の村」運動のような,夢のある運動の魁たらんとする気概を持とう。
最初にその運動のことを教えてくれたのは,友人のGちゃん。
興奮した。
それに倣う必要はないが,それに啓発された全国の村々を対象にした「一村××」運動の展開。
××のところに何が入るのかは,学生自身が案出しなければならない。
来週の授業では,夢のあるビジョン案を期待したい。
全然関係ないけど,最近また中原中也の詩を,ない暇を探し出し,時々眺めている。
「少年時」って詩,昔,何度口ずさんだことか
庭の地面が、朱色に睡つてゐた。
地平の果に蒸気が立つて、
世の亡ぶ、
麦田には風が低く打ち、
おぼろで、灰色だつた。
田の
夏の日の
誰彼の
私は野原を走つて行つた……
私は希望を唇に噛みつぶして
私はギロギロする目で諦めてゐた……
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