2024年10月23日水曜日

大会参加記...成長ノートその3

一定水準以上の強度で,何かを成し遂げた人間だけが到達できる領域。

その域に,渡辺ゼミ21期生の3年生は到達しているようだ。

教員冥利に尽きるが,私は彼女ら彼らが一生懸命山登りをするのに伴走しただけだ。

渡辺ゼミにガチゼミというレッテルを貼り,何やら学生は教員に努力を強いられているといった解釈をする人もいるようだが,ゼミ生の名誉のために,これだけは絶対に言っておきたい。

彼女ら彼らは,強制的にやらされるほど弱い人間ではない。

自発的に目標を設定し,それに向かって仲間達で支えあい,先輩に支えられ,自分たちの力で山登りをしている,実に強い人間たちである。

むしろ彼らの支援を求める声に,忙しさを理由に,時に応えることができなかった,私の方こそ弱い人間だ。

渡辺ゼミ生の名誉のために,これだけは断言したい。

彼らは自律的な動機づけで,高い山を登ることができる,勇気ある強い人間だと。

今朝,また彼女ら彼らから勇気をもらった。


スポーツビジネス社会貢献班男子

SPJとインター大会の予選を終え、なんの結果も残せなかったことは本当に悔しいですし、他の大学の発表を見て、なんで自分たちが負けたんだろうと思うところもあります。表彰式が終わり、自分たちの名前がなかった時、すごく胸が締めつけられました。それだけ、研究に時間や思考を費やしてきましたし、クオリティも高めたつもりだったので、憤りややるせなさでいっぱいだったのが、大会直後の率直な気持ちです。

インターの点数で発表技法や自分が主に担当した質疑応答で一位と点差をつけられたこと、SPJでももっとうまく発表できたんじゃないか、審査員の先生の最後の問いに言い淀んでいなければと発表の準備不足に後悔もあります。結果は残念なものとなってしまいましたが、研究の過程は本当に自分の人生にとってかけがえのないものになったと思います。ゼミに入る前の自分は楽な方に逃げる人間でした。大学では簿記から逃げ、正直、ゼミに入った当初は続けていけるか不安でした。

それでもここまでこれたのは、ひとえに周りに恵まれたからだと思います。4月の頃は先行研究レビューで論文を読むのがかなり辛く(今でも好きにはなれませんが)、サボりたくなる時もありましたが、一生懸命に取り組んでいるゆみ、かなこ、りな、はやとがいたから、自分も逃げずにやってこれたと思います。みんなで集まったフォレゲや5号館、徹夜や議論が白熱して雰囲気が悪くなってしまったこともいい思い出です。

研究に必死に取り組み、自分たちの研究が忙しいにも関わらず、僕らの研究を見てくれたりと支えてくれ、尊敬しかない同期達。チューターの颯太さんをはじめ、卒論があるなか、自分たちのために時間やアドバイスをいただき、かっこいい背中を見せてくれた20期の先輩方には感謝しかありません。

渡辺先生にも感謝しかありません。多くの授業を持ち、新学部創設など本当にお忙しい中、私たちのために、時間をつくって臨時ゼミ開いていただき、先生の指導があったからこそ研究を高められたと思います。大会直前のお言葉に何度も気持ちが奮起し、最後まで研究をやり遂げることができました。

まだ半年の付き合いではありますが、渡辺ゼミで出会った人たちは一生付き合っていくんだろうなと確信しています。今後はインター決勝に進んだ管理班、感動班を全力でサポートし、学内大会に向け組織班とともに頑張ります。


スポーツビジネス感動班女子

振り返ってみると、大学1,2年の頃は授業もろくに行かず特にやりたいこともなく、バイトして遊び呆けてる人生でした。そんなちょうど1年前、渡辺ゼミに出会いました。本格的に3月の春合宿から始まりましたが、論文を読んでそれをパワポにまとめてこいという、以前の私にとっては無理難題を押しつけられ、このゼミで本当にやっていけるのかと不安しかありませんでしたが、4月からグループ研究が始まり、私の生活は一変しました。今まで論文というものを一度も読んだことがなかったし、春合宿の時点では自分が発表する論文も全然理解できない状態だったのに、むしろ読むことが楽しくなってきて、自分で言うのもなんですが驚異的成長でした。研究が停滞してどうしたらいいのか分からなくて、正直投げ出したいと思ったことは何度もありました。だから今こうして大会に出場できるほどまでになることができたことは、本当に現実なのかと疑ってしまうくらいです。

私たちがここまでこれたのは渡辺先生、20期の先輩、同期の支えがあったからです。

先生には毎週のフィードバックから調査依頼、要旨論文の添削など、本当に本当にたくさん助けていただいて、感謝してもしきれません。先生がいたからここまで続けてこれたし、渡辺先生じゃなかったらこのレベルに到達できていないです。正直インターもSPJも、他校の発表を見ると渡辺ゼミはレベルが全然違うなと感じましたし、渡辺先生の偉大さを改めて実感しました。まだ半年しか経っていないのに、先生のもとで研究できて本当によかったと心の底から感じています。春合宿でたくさん寝てしまって、続けられるか心配されていたとは思いますが、私は必ず4年の最後まで続けるので安心してください!!

また、20期の先輩に助けられたことも何度もあり、困ったことがあればすぐに駆けつけてくれました。班員なんじゃないかってくらい熱心に考えてくださって、こんなに素晴らしい先輩がこの世には存在するのかと思いました。自分が20期の先輩のようになれるとは到底思えなくて、尊敬しかないです。

最後に同期のみんな。他のグループからも貴重な意見をたくさんもらってここまでできたので、本当にすばらしい組織にいるなと改めて感じました。大会当日もお互いに応援して励まし合いながらできたこと、共に悔しんだり喜んだりできたことがすごく嬉しくて、泣きそうになりました。

ずらずらと思ったことを書いてしまいましたが、とにかく何が言いたいかというと、渡辺ゼミに入って本当によかったです。過去最多の21期の応募者の中から、私を選んでくださり本当にありがとうございます!!これからも先生に頼ってしまうことは死ぬほどあると思いますが、引き続き頑張りますのでどうかよろしくお願いします!🔥


スポーツビジネス社会貢献班

以下大会を終えての所感です。まず、同日開催になってしまった2つの大会を無事に終えられてホッとしています。結果としてはどちらもパッとしないものになってしまいました。

SPJに関しては審査の基準が渡辺ゼミの研究とは合わなかった、それに尽きると思います。ガチガチに緊張した中本番を迎えましたが、その緊張を力に変えて100%の力を発揮できたと思います。手応えがあっただけに、今回結果が着いて来なかったのは正直ショックでした。ですが、他校の発表を聞いていても研究の質も発表も負けていなかったと思います。

一方でインター大会ではスライドの共有ミスで慌ててしまったり、SPJの会場から出場したのもあってオンラインでの一体感が上手く表現出来なかったりと準備が不足していた部分がありました。結果的には、インターの方が研究内容をしっかり評価してくれる大会だっただけに、やるせない気持ちです。もし、インターで成功して、SPJで上手くいってなかったら…。そんなタラレバも頭をよぎりましたが、やれる事をやってぶつかった結果なので、今はやりきったことへの清々しいしさを感じています。

そして、僕たち社会貢献班は、全体的にバランスが良い班構成だったと思います。率先して研究の方向性を引っ張ってくれるリーダーがいて、情報収集や論文のレビュー、論理的思考力など。お互いが得意で他のメンバーの苦手を埋める、そんなグループです。思い返せば軌道に乗っていたテーマを修正したり、結果要因がなかなか決まらずに足踏みしたり。上手くいかないことの方が多かった中で、班のみんなの存在が自分に取って大きな力になっていました。みんなの頑張る姿があったから、自分を支えてくれて頼りにしてくれたから最後まで一緒に走り抜けることが出来ました。みんなありがとう。

大きな大会は終わってしまいましたが、これから学内大会に向けて観戦意図まで含めた分析を行うと共に、課題だった考察を練り直そうと思います。また、決勝に向けて2班のサポートにも注力します。研究に協力するのはもちろん、決勝の舞台仙台は高校時代過ごした場所でもあるので、宿泊先の手配等でも力になれるかと思います。卒論に向けても気になるテーマがいくつかあるので、片手間でもリサーチを始めたいです。今回の悔しさをバネに学内大会と卒論ではいい結果を残せるよう努力します。

また、研究を進めるにあたって先生には感謝しきれない程のお力添えを頂きました。時に厳しく、でもそれでいて暖かく、僕たち21期の研究をサポートしてくださり、本当にありがとうございます。大会中もたくさんのメッセージをくださり、リラックスして本番に望むことが出来ました。大会の結果が出てからも激励の言葉をいただいて、沈んでいた気持ちから立ち直る勇気をいただきました。

これから社会貢献と組織は学内大会、管理とPOPはインターとアカコンと大会が続きます。ゼミ生一同、これまで以上に研究に熱を注ぎますのでご指導ご鞭撻の程お願いいたします。

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