2023年9月21日木曜日

失敗…

自分で言うのは当を得ないかもしれないが…

私のゼミでは、実に多くの失敗が、そこかしこで繰り返される。

実に素晴らしい。

それを私は誇りに思っている。

失敗できるということは、レベルの違いはあるだろうけれども、とにかく新たなことにチャレンジしているということである。

日々慣れたこと、ルーティンだけを繰り返しているだけでは、失敗は得られない。

ちょっと気の利いた企業では、社員を次の順番で評価する。

すなわち、チャレンジして成功した者、チャレンジして失敗した者、チャレンジせずに成功した者、チャレンジせずに新しい何事をもなさなかった者、の順である。

評価の軸は「成功」ではない。

「チャレンジ」である。

成功には様々な要因が作用するので、チャレンジしても、そうそう得られるものではない(まれにチャレンジせずに偶然成功が転がり込むこともあるが)。

一流のバッターでも10回のうち7回は凡打する。

一流のスリーポインターシューターでも10回のうち5、6回はミスをする。

いわんや凡人をや。

チャレンジして失敗したら、しっかりと内省をすれば良いだけ。

それだけ成功には近づく。

教師は、期待を裏切られ、そして残念がり、虚しさを受け容れることができなければ務まらない。

何度も何度も失敗してよい。

それはいろんなチャレンジをした、その単なる結果に過ぎないから。

しかし、同じ失敗は何度も繰り返してはいけない。

それは内省をしっかりしていないから起こる。

教師を残念がらせても後悔する必要はない。

そんもんなんの足しにもならん。

大事なことは内省。

そして、めげずにチャレンジし続けることだ。

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