今日の3年生のゼミは実に素晴らしかった。
一つのグループが、集合的感謝をテーマに定めて研究をしているのだが、その発表内容もしっかりと創りこまれており、さぞ時間をかけ議論を重ねたのであろうことが伝わる素晴らしいものであったのだが(先週までと大違い!!先週、研究の「型」を熱弁したのだが、それをしっかりと受けとめて実践してくれた!!)…
その研究内容を実験するために、グループ内であるメンバーが他のメンバーに言葉にして感謝し、かつグループを越えてあるゼミ員が他のゼミ員に言葉で感謝するというのをやったのだが、感謝の念が伝播してゼミのなかで共有され、まさに集合的感謝が促進されるという現象を体感できた。
暖かい空気が流れ、実に良い心持ちであった。
さらに、大学の教員としてこれほど嬉しいことはないのだが、その集合的感謝を研究しているグループは昨晩徹夜をして発表資料を創りこんだようなのだが、それが楽しかったと言ってくれた。
研究がだんだんと楽しくなってきた、と。
嬉しいねぇ。
実に嬉しい。
それこそゼミにおいて目指している究極の目標だから。
そこに至るまでには、さぞ多くの努力を傾注したことだろう。
私の信条は、想いには想いで応える、行動には行動で応える、というもの。
彼らには思いっきり応えてあげたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿