今日の日経新聞朝刊の「経営の視点」というコラム。
その中でキリンビールにおけるビジネスシステムの破壊と再生を担った,マーケティング部長の言葉に共鳴した。
「これまでは反対者が一人でもいると動きが止まった。リーダーは半分からは嫌われる仕事」
大学の教員は研究者であると同時に教育者でもある(と信じたい)。
ゆえに各々が主義主張をお持ちで,これは容易には変わらない。
昨年は,あまりにも激しい外部環境の変化の中で,何とか少しでも望ましい方向に進めるよう,学部を適応的に変革することに必死だった。
その過程では,ややもすれば強引だと思われるような進み方をせざるを得なかった時もある。
教授会に上程した議題はほぼすべて通していることからも,そのように捉える向きを助長しているかもしれない。
しかし,熟慮の上での議題選択であり,コンセンサスが得られないと思われる議題は上程せずに,十分にご説明すればご理解がいただけると考えた議題しか上程していないだけである。
しかし,上記のマーケティング部長ではないが,私も諸々覚悟のうえである。
来年もその覚悟は揺るがない。
0 件のコメント:
コメントを投稿