今年も昨年に引き続き,プルデンシャル生命保険様の寄付講座として,営業学入門という講座を開講している。
営業学という講座は既存の商学部のカリキュラムにはないものだし,その内容は社会学,組織心理学,消費者行動論,経営管理論など多岐に渡る学術分野の理論をベースとして「営業を科学する」ものである。
文系の学生の約7割の学生が営業職に就くことを考えると,再現性の高い理論を学ぶことは非常に意義が大きいといえよう。
講師の方たちはすべてカリスマ営業マンであり,バイタリティに溢れ,講義も非常に上手。
昨年の講座の素晴らしさが伝わったのか,今年の履修者は360人と昨年の1.5倍に増えた。
本日の講師の先生は,プルデンシャル生命保険の方に加え,電通の局長の方,ベリタステクノロジーの役員の方においでいただき,「営業」について熱く語っていただいた。
そのなかで,次のお言葉が非常に印象に残っている。
「金銭的報酬は次の自分に出会うための手段である」
営業マンは成果をあげると,比例して報酬が上昇する。
講座においでいただくカリスマたちは,それこそウン千万円,場合によってはウン億円を稼いでおられるだろうが,興味深いのは金銭的報酬は目的ではなく,手段だと捉えられておられるということ。
実に興味深い。
カリスマ営業マンの研究。
…なんて面白そうだなぁ。
彼らって,ボランティアなどの社会貢献活動にも積極的に取り組んでいるし,スポーツや趣味にも全力で取り組んでいるだよねぇ。
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