現在取り組んでいるのは,スポーツスポンサーシップの内部効果に関する論文。
スポーツスポンサーシップを実施した企業の組織成員の心理に及ぼす影響を明らかにしようとするもの。
なぜ,スポーツ組織を資金面を中心に支援することで,その支援した企業で働く人たちの心理や行動に良い影響が及ぼされるのか?
この研究のポイントは,そのスポンサーシップの具体的な内容を詳細に組織成員に開示することの重要性に着目していること。
なぜ詳細な情報開示が重要なのか?
最近,社会心理学や消費者行動論で着目されている解釈レベル理論を,その説明理論に援用できるような気がしている。
なので,現在,当該理論に習熟しようと試みている。
解釈レベルが高次(心理的距離が遠い)の場合,より抽象的な心的心象を抱きやすく,それが低次(心理的距離が近い)場合,より具体的な心的心象を抱きやすいとのこと。
なかなか面白い理論なので,関連する論文や書物を読んでいて楽しい。
次々とインスピレーションが湧いてくる。
これこそ研究の楽しさ。
さぁ明日もひたすら研究!!
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