正月,渡辺ゼミOBOG諸氏から多くの年賀状が届く。
今日もそれをつらツラツラと眺めつつ,時が経つことの速さを実感する。
子供が生まれました!
子供ももうずいぶんと大きくなりました!
三人目の子供が生まれました!
…とか聞くとね。
私も歳をとるはず。
でもね,不思議なもので,瞼を閉じると,その連絡をくれた子たちとゼミをしていた時の光景が,昨日のことのように鮮明に浮かびあがる。
あの時の涙。
あの時の悔しそうな顔。
あの時の笑顔。
あの時の嬉しそうな顔。
一年に一度,誰かが誰かのことを想いだす。
これってとても大事なことだと思う。
想いだす人がいる以上,たとえその人の身は滅びても,その人はずっと生き続けるんだと思う。
OBOG諸氏全員にハッピーになってほしいが,おそらく今,辛い環境におかれている人もいるだろう。
でも,自分のことをどこか別の空の下で想いだしてくれている人がいると思えば,何か頑張れるような気がしないかい?
私は皆のことを想いだすよ。
あの時の君らの顔を,振る舞いを。
さぁ,2021年が始まった。
新常態のなかで生きられることに喜びを感じて,何事にも挑戦する年にしてほしいな。
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