本日は商学部の会計学科と商業貿易学科の入試日。
私は学部の責任者として,終日大学で待機。
試験というのは,ある意味残酷なシステムである。
受験生は,この日のために日々必死に努力してきたことであろう。
しかし,その努力の成果をたった数時間の試験で問おうとするのであるから,そこには運も影響するであろう。
数日後には合否の結果がでるが,PCの画面の向こうには,喜ぶ人と悲しむ人が場所と時空を超えて入り乱れることになるであろう。
大きな挫折を経験することになる人もいるかもしれません。
そんな人には,次の言葉を贈りたい。
南アフリカで黒人差別政策(アパルトヘイト)の撤廃を叫び,27年間の獄中生活にも負けず,最後には南アフリカの大統領になった,ネルソン・マンデーラの言葉。
人生最大の栄光は
一度も転ばないことではない
転ぶたびに
立ち上がることである
また,『孟子』の一節も好きで,時々頭に浮かべます。
天のまさに大任をこの人に降さんとするや
必ず先ずその心志(しんし)を苦しめ
その筋骨を労し
その体膚(たいふ)を飢えしめ
その身を空乏(くうぼう)にし,
行うこと
その為さんとするところに
払乱せしむ
【天が,その人に重大な仕事を任せようとする場合には,必ずまず精神的にも肉体的にも苦しみを与えて,どん底の生活に突き落とし,何事にも思い通りにならないような試練を与えるものである。】
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