2015年8月31日月曜日

3年生夏ゼミ 第4弾

4回目か・・・
本日も13時から21時過ぎまで,3年生の夏ゼミ。
13時から15時まで,正社員登用班。
問題意識の流れは概ねOK。
ファイルのデザインは,論理的な整合性もバランスも概ねOK。
ただし,研究対象とする非正規社員を2つのタイプに分類することにしたので,モデルⅠとⅡに大別することに。
同班については,19時から20時まで,再度のチェックを行ったが,若干の修正と,事例研究の部分を加えれば,一応完成。
「一応」というのは,インナー大会の予選としてはまぁ許容できるレベルでの完成という意味で。
本選に進むことができたとしたら,まだまだ改善しなきゃならんことは,たくさんあるけれども。
明後日の午後に最後のチェックをすることに。

15時から17時からは,アンカリング班。
問題意識の流れは確認済みだったが,それが確認できているのに,ファイルのデザインは全然ダメ。
一から見直さなきゃダメだ。
まったく苦悩が滲み出てこない。
何度も何度も言っていることだが,「なんとなく」は徹底的に排除しなさい。
数十枚に及ぶであろうパワポのシートの中,無意味な文章はただの一文もない。
すべてに意味があり,それぞれに配置される適切な場所がある。
どうすればストレスなく理解してもらえるのか,常に頭をまっさらにして考えなければならない。
もう口だけの「分った」はいらん。
行動で示しなさい。
同班は20時から21時半ごろまで,再度のチェック。
問題意識のファイルデザインは,後日再々度チェックすることに。
とりあえずモデルは完成し,質問票できたので,データ収集の開始は認めることに。
ただし,これからが大変だ。
4日のファイル提出期限まで,この班はスクランブル体制をしかなければ,最悪出場辞退もありうると覚悟した方がいい。

17時から19時までは,健康経営班。
問題意識とリサーチクエスチョンの連結が不十分という指摘から開始。
前途多難なり。
この班はとにかく時間がかかる。
ある主張に対して,私が「要はこういうこと?」と短い言葉に要約して確認すると,それに対して「あーだ,こーだ」と再主張してくる。
で,それをめぐり時間をかけて議論して,結局,私の要約のとおりであったというようなことが続出。
君らは,自分達の主張の本質を自分たち自身でしっかりと理解できていないのかもしれないぞ。
モデルは全然まだまだのレベル。
時間がいくらあっても足りないぞ。
構成概念の再検討からの再出発する必要があるのだから,頭をもっと柔軟にしなきゃ。
この班も明後日,モデルとファイルデザインをまとめて再チェックの予定。
そこで,目途がたたなきゃ,出場は厳しいぞ。
今日の議論の中で,完成の芽が見えてきたから,何とか頑張れ!
全員で力をあわせてな。

2015年8月30日日曜日

インナー前の・・・

明日は今夏4回目の3年生の夏ゼミ。
インナー大会のプレゼン資料の提出期限が9月4日に迫っているなか,おそらくこれが最後の夏ゼミ。
大会に出場できるレベルにあるかどうか。
明日,それが判断される。
もし,否となれば,そのグループは出場を辞退しなければならない。
できれば,3つのグループすべてに出場してもらいたいが・・・。
明日の午後まで最善を尽くしてほしい。
妥協せずに限界までチャレンジしてほしい。

ロジックに曖昧さを残してはいけない。
なぜそのような主張につながるのか,納得いくまで議論してほしい。
あともうひと踏ん張り!

2015年8月29日土曜日

学会なう

今日は朝から学会。
面白い研究報告もあれば、はっきり言って、うちのゼミの卒論研究よりひどいのもある。
いや、自分で言うのもなんだが、うちの卒論研究は大学院レベルにあると思う。
いったん就職しても、向学心があって、センスのある子は、社会人大学院かなんかに通えば、十分研究者になれると思う。

向学心っていえば、何度もダメ出ししても食らいついてくる子には、どんなに忙しくても時間は捻出する。
今明治大にいるのだが、これから御茶ノ水の中大の記念館で、3年のグループワークを見てやることになっている。
本当は聞きたい報告があるのだが、君らが足掻きに足掻くなら、付き合ってやるさ…。

さて、今日聞いた面白い言葉。
「安定した結果がもたらされているように見えるのは、同じことの繰り返しによるためではなく、常に変化しているためである(Reason,1997)。」

2015年8月28日金曜日

私も・・・

ゼミ生諸君に負けてはいられないので,私も今日は一日論文執筆に勤しむ。
久しぶりにまとまった時間がとれて(いや創って),一気に「一応」半分くらいは書き上げた。
おそらく,もうしばらくこんな日はないので,本当に貴重な一日だった。
明日は,産業組織心理学会に出席。
パソコンを持ち込み,隙間時間には執筆を続ける。

晩はちょっと楽しみな集まりがある。
ひょんなことから大学院時代の同期と後輩と集まることになったのだ。
コンサルタントやらカウンセラーやら高校教師やら,15年から25年ぶりに会う。
昨年から今年にかけて,本当にたくさんの人と知り合って,色々な展開が仕事の上でも,私生活の上でもあった。
きっと,今度も何かウキウキするような展開が待っていると嬉しい。

最近は,どんなに忙しくても,寝る前に30分でも文学書を読むことにしている。
日中に遭遇した嫌なことやイライラすることが,リセットされるような気がする。
今は小山田浩子の『穴』。
150回の芥川賞の受賞作。
私,あまり女性作家の純文学は読まんのだけど。
まだ,最初の方なので,感想は言えんけど,面白い文体っていうか,書き方をする人だね。
改行が少ない。
けど,流れるように読めちゃう。
今晩も寝る前が楽しみだ。

今が4合目ぐらい

3年生のグループワークというの名の山登りは,今が3~4合目ぐらい。
辛いだろう。
手を伸ばすと腕の先が見えなくなるくらいの,そんな靄がかかってはいないかい?
それとも,とても越えられないくらいの崖が眼前に立ちはだかっているかい?
困難に直面して途方に暮れてしまう…。
なによりも先が見えないのが辛い…。
登っても登っても,山頂に近づいているのか…?
登っているつもりで,実は下ってしまっているのではないか…?
絶望的な気持ちになる。
もう引き返したい。
戻りたい。
誰かに助けて欲しい。
叫びだしたくなる。


気持ちは痛いほど分かる。
分かるけれども…
ここが踏ん張りどころだ。
君たちの足で踏ん張るんだ。
君たち自身で踏みとどまんるんだよ。
丹田にぐっと力を入れ,深呼吸して,前を睨みつけろ!

いいかい,君らの先輩たちは,その山々を乗り越えてきた。
登った者しか見ることができない「何か」を見てきた。
君らの先輩に共通するものは何だと思う?
眼だよ。
皆,同じ良い眼をしている。
性格も行動パターンも違うけれども,共通するのは,その「何か」を見てきた眼だ。
揺るがない眼だ。
見る者が見たら,その眼のなかにある「何か」に必ず気づく。
そして,その「何か」の果てに想いを致す。
それだけで,人が人を理解するのに充分だ。


君らにも絶対にできるはずだ。
見ることができるはずだ。
ここで踏ん張れ,苦しんだその先に必ず道がある。
諦めずにあがき続けてやれ。
苦悩の果てに,なぜこの道に気づかなかったんだという感じで,ふっと自然に道が見えてくるはず。
登ろう,その山を!
そして…その先を見てやれ!



私は疲れた時,たまにsuzumokuの唄を聞く。
「素晴らしい世界」を聞くと,心が落ち着く。
君らに。


帰り道 頭をめぐるのは
明日の不安ばかり
駆け巡る風の潔さが羨ましくなるよ

僕らが見つめている世界はいつまでも
光も闇も抱え続けているから
迷うことくらい 何度もあるさ
涙が浮かんだら そのまま流せばいいよ

2015年8月27日木曜日

どっちも正念場

今日は午前中にサッカークラブ経営チャレンジ講座。
そろそろ広報,飲食環境の整備,イベントのアレンジなどは,概ね準備完了に近づいている。
そうそう,お笑いのパンサー尾形さんが最近,我々の活動について,ツイッターなどで宣伝してくれている。
これも学生たちの頑張りによるもの。

さて,これから早急に固めなければならないのは,ホームゲーム当日(9/12)の人的資源の時系列フォーメーション。
開場前のテントの設営などの準備から,開場後の売り子やステッカーなどの無料配布物を配布する人などなど・・・。
人手が十分ではないので,私のゼミの4年生にもヘルプをお願いする予定。
とてもじゃないが,講座の受講生だけでは足りないので。
しかし,面白いもんで,4年のゼミ生に協力をお願いしたところ,8名が快諾してくれたんだけど,その全てが女性って・・・。
4年女子には,いつか借りを返さないとな。

午後には2時間かけて,3年のグループワークのチェック。
まだまだだな。
ロジックに曖昧な部分は決して残しちゃいけない。
「なんとなく」は大敵。
どうしてそうなるのかを,必ず何度も問い返し,誰もが納得できるようなロジックを組み立てていかなきゃ。
「これでいいや」も駄目。
限界まで検討を繰り返し,最善を目指すべし。
ここらで突き抜けてみせーよ。

2015年8月26日水曜日

うらやみはしないが・・・

このブログに対する下記の国からのアクセス数が,週間で上位を占めている。
アルバニア,ブルガリア,ポルトガル,モルドバ,ルーマニア,ギリシャ・・・
うちのゼミのツイッター(https://mobile.twitter.com/)をご覧の方はご存じであろうが,4年のリョーヤが今世界を旅している。
奴からのアクセスってこと。
私もまたいつか世界を旅してみたいものだ。
そんな日が来るのかなぁ。
かつて6期のガンちゃんが世界中を旅している時にも思ったもんだ。
思いたくはないが,ついついうらやましく思ってしまいそうになる。
「うら」は元々アイヌ語で,「心」を意味する。
「やむ」は「病む」。
だから「うらやましい」と思うということは,心が病んでいるということに他ならない。
病んでんのかなぁ。
まとまった休みなんか,ここ何年もとっていない・・・。
休みが必要な気もするなぁ。
忙しすぎなんだよな。
いい加減にしないと。
今,たまたま教育テレビで,ノルウェーのスローTVなるものが紹介されている。
スローTVとは・・・
例えば,7時間,ただ電車の運転席から見える風景を放送し続ける番組。
なんと,120万人のノルウェー人が視聴したそうだ!
その他にも,8時間,豪華客船から見える光景を流し続ける,とか。
暖炉で火が燃えている映像をひたすら流し続ける,とか。
凄い国だね,ノルウェーって。
そういえば,ノルウェーて,働く人の95%が仕事をしていて楽しいって感じているらしい。
 
 
 
今日は,晩にバスケ部に顔を出した。
一部所属の国士舘大学との練習試合のベンチに入るために。
 
結果は快勝!
相手の動きが鈍く見えたよ。
それだけ中大の動きが早かったってことだね。
声も出ていたし,1年が活躍するから,上級生も刺激を受けているみたい。
 
 
さて,明日はサッカークラブ経営チャレンジ講座の授業と,3年のグループワークがある。
限られた隙間時間に,論文執筆も進めるぜ!