2024年12月30日月曜日

戻ってきたゼミ

今日は早朝から大学へ行き、年賀状を書ききる。

全部で300枚超。

年末、卒論指導などで忙しく、ここまで遅くなってしまったのは過去にない。

昼には自宅に帰り、大掃除。

ケルヒャーで家の周りや窓などを洗う洗う。

しかし…歳かなぁ、疲れちゃって2時間で今日は終了。

明日、大晦日だけど、大掃除の続きだぁ。


さて、ここでここ数年のゼミを振り返りたい。

振り返ると、コロナ禍が渡辺ゼミをガタガタにしてくれた。

と同時に、その本質に改めて気が付かされた。

渡辺ゼミは対面が必須であり、人と人との触れ合いの中で、互いを知り、互いを思いやり、そして助けあい、互いに高めあい、そして高い山を目指すことで成立するゼミである、ということ。

コロナ禍が猛威を振るっていた2020年、2021年。

ゼミ合宿もなし。

当然コンパもなし。

私の自宅のBBQもなし。

目指すべきプレゼン大会もなし。

追いコンもなし。

それでもしっかりと研究しようと言っても、現実は厳しかった…

ゼミ生もかなり辞めていった。

2022年、2023年はだいぶコロナ禍の影響が薄まったが、それでも一度失われたゼミの文化の伝承は、なかなか元に戻らない。

20期生がかなり頑張ってくれて、現在13名が卒論に取り組んでくれている。

コロナ禍では目標を失った4年生が、次々と卒論執筆から脱落していった。

就活が終わると、ゼミを辞めると言い出し、あぁ他のゼミでよくある現象が、渡辺ゼミにも生じて始め…ゼミに向ける想いや情熱を失った方が心が平穏でいられる、何度もそう思い、実際にそうしようと決心しかけたこともあった。

そこで、20期が踏ん張ってくれた。

妥協が一切許されず、論理的な思考を徹頭徹尾追究することを求められ、今も厳しく自分と向き合っている、闘っている。

そして、21期をよく支援してくれた。

そのおかげ、21期からはほぼ完全に、渡辺ゼミは元に戻った。

16期から5期分…

なんと長かったことか…

21期に貫徹する家族的情味。

これが醸成されるのには、コロナ禍で一時失われてしまった、渡辺ゼミの伝統的行事がすべて必要だったということであろう。

21期の19名はおそらくもう大丈夫。

全員が、立派な卒業論文を書ききってくれることを信じている。

一人ひとりが渡辺ゼミそして仲間に対して想いを持ってくれている。

私もその想いに応える。

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