2013年4月22日月曜日

失敗

今日,本年度から3年生の研究のために導入したある「仕組み」に関連して,数人のゼミ生がちょっとした失敗をやらかした。
失敗自体は,いい。
それを今後にどのようにつなげるか,これが大事。
失敗の原因を探り,それ繰り返さないようにするためにはどのようにすればよいのか,しっかりと考える必要がある。

初めてのことなので,しっかりと失敗を指摘するメールを送ったところ,該当するゼミ生5名が,なぜそのようなミスが起こったのかを説明するために,早速研究室に来た。
自発的に,である。
ミスの原因がコミュニケーション不足にあることが分かり,今後は密にメンバー同士連絡を取り合うことが確認された。
それでよい。

また,今回のことで,その「仕組み」の問題点も明らかになったので,よりリファインした「仕組み」に衣替えすることにした。
失敗によって,仕組みがより良くなるのであれば,その失敗にも意義があったということ。

10期生には,まだまだ緊張感が足りない。
これから,今回のように時々引き締めてかかろうと思う。
私は,諸君が社会に出てからもっと前に知っておけばよかったと後悔することがないよう,社会通念的におかしいと思うことは,ビシビシ指摘していくつもりだ。
しかし,諸君にそれを受け入れる準備がなければ,あまり効果はないであろう。
諸君に,その準備はあるか?

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