ゼミ選択の時期になりました。
既に何人かの2年生が研究室訪問をしてくれましたが,もし渡辺ゼミを候補の一つに考えている2年生がいれば,是非遠慮せずに研究室を訪問してください。
どんな質問でも応えますからね。
さて,研究室訪問をしてくれた方には口頭で説明できますが…
候補にするかどうかに迷っている人のために,このブログで渡辺ゼミの紹介をして行きたいと思います。
まずは渡辺ゼミのOBOGの就職先についてお話したいと思います。
渡辺ゼミのOBOGは現在116名いますが,私がワシントン大学で在外研究を2年間する前後で,ちょっと傾向が異なります。
在外研究前の渡辺ゼミ1期生から4期生は全部で29名です。
ゼミのガチ度はまださほど高くなく,プレゼン大会にも参戦していませんでした。
また,一部の例外を除いて,ほぼ全員が管理会計の研究を行っていました。
ということもあり,1~4期生の就職先を分析すると,6名が会計のプロになっています。
会計士が5名,税理士が1名。
次に人数が多い分野が,製造業で5名ですね。
日清食品,日立アプライアンス,旭化成,統一(台湾の食品製造業),凸版印刷。
銀行が2名いて,農林中央金庫と静岡銀行。
あとは分野がバラバラで,起業家になっている者,大学の研究者になっている者,公務員になっている者,京セラ系のKCMCというコンサルティング会社に就職した者もいます。
民間企業では,京急電鉄,オリックス,日本タリーズなどですね。
主婦になっている者もいますし,変わりどころだと銀座のバーのマスターになり,日本一を目指している者もいます。
在外研究後,渡辺ゼミが再開したのは2007年からでした。
5期生から,昨年卒業した11期生までで,全部で87名でした。
5期生と6期生はさほどではなかったけれども,7期生からはガチ度が高まっていきます。
学生たちのプレゼン大会への出場意欲が高まり,出る以上は勝利を目指し,研究水準を上げることが必要になっていったからです。
プレゼン大会での実績は,また別の機会に述べたいと思います。
さて,就職先です。
最大勢力は金融系で,15名です。
実家のある地元の金融機関が多いかも。
第一生命保険,群馬銀行,三井住友カード,北洋銀行,東洋証券,八千代銀行2名,クレジットセゾン,アメリカンファミリー生命保険,東日本銀行,みずほ銀行,三井住友銀行2名,トヨタファイナンス,日本銀行。
製造業も同じく15名。
みつかん,日本精工,大成ラミック,バイオメット・ジャパン,参天製薬,ブリジストン,グラクソスミスクライン,旭化成,日本製鋼所,KHネオコム,村田製作所,塩野義製薬,ダイナックス,鍛冶田工務店,JXエネルギー。
9期辺りからの若い期において,急激に増えている分野は,人材系企業です。
11期の4名がインテリジェンスに,クイックに1名,Speeeに1名。
この傾向は今年の4年生の内定先にも表れており,2名がやはりインテリジェンスに,1名がクイックに進むことになっています。
その他にも人材系企業では,ビズリーチ,マイナビ,パソナ,パナソニックエクセルスタッフなどがあげられます。
ここ数年は組織心理学系の卒論を書く学生が増えている影響を受けているものと思われます。
ある程度,まとまっている分野を上げるとすると,公務員が3名。
コンサル系が5名で,アイディーエス,IMSジャパン,帝国データバンク,大和総研,東京商工会議所,神奈川県信用農業協同組合連同会。
教育系企業が3名で,三幸学園,ベネッセ(2名)。
会計のプロフェッションが2名(税理士1名と会計士1名)。
あとは分野も職種もバラバラ。
日立システム,日本コカコーラボトリング,KPMG,テイクアンドギブニーズ,成城石井,住友倉庫,コベルコシステム,ガリバー,SCSK,大塚家具,電通デジタル,日本紙パルプ商事,富士急行,三井不動産リアルティなどなど。
大学院の博士課程で研究を目指している者も1名いますし,40ヶ国以上を旅して未だに世界を放浪している者もいます。
以上が,渡辺ゼミの就職先の概要です。
おおざっぱに分析すると,近年は人材系企業,研究・コンサル系企業,教育系企業,製造業でも人事職に就く者が増加しているようです。
組織心理学系を研究する者が増え,研究ガチゼミで身につけた分析能力や思考能力の高さが影響しているものと思われます。
反面,会計職に就く者が,渡辺ゼミ前期と比べて減っているように思われますが,現4年生に1名,現3年生に1名,会計士を目指している者がいます。
どうでしょう,参考になりましたか?
0 件のコメント:
コメントを投稿